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シドニー五輪女子マラソンを斬る!

【シドニー五輪女子マラソン出馬表(上位陣のみ)】

※勉強不足のため、間違い等あるかもしれませんが大目に見てくださいね。
☆シドニー五輪女子マラソン(9/24)

世界最高:テグラ・ロルーペ 
2’20”43(99ベルリン)
日本最高:高橋尚子様    
2’21”47(98アジア大会)
五輪記録:ジョアン・ベノイト
2’24”52(84年)
本紙 BIB 選手名 99年以降の自己ベスト 直近の成績 寸評
2402 テグラ・ロルーペ ケニア 2’20”43 00・4・16ロンドン
@ 2’24”33
00・1・1ローマミレニアム
@ 2’32”04
99・9・26ベルリン
@ 2’20”43
アップダウンの
克服如何
2341 山口衛里 日本 2’22”12 00・4・30シドニー
A 2’36”48
99・11・21東京
@ 2’22”12
99・1・31大阪
J 2’32”15
乗せると十分
一発ある
2338 高橋尚子様 日本 2’22”19 00・3・12名古屋
@ 2’22”19
98・12・6アジア大会
@ 2’21”47
98・3・8名古屋
@ 2’25”48
今こそ世界最強
の証明を
2831 リディア・シモン ルーマニア 2’22”54 00・4・16ロンドン
A 2’24”46
00・1・30大阪
@ 2’22”54
99・8・29世界選手権
B 2’27”41
末脚生かす
展開次第
2397 ジョイス・チェプチュンバ ケニア 2’23”22 00・4・16ロンドン
B 2’24”56
99・10・24シカゴ
@ 2’25”59
99・4・18ロンドン
@ 2’23”22
東京の坂で
負けているだけに
1673 ファツマ・ロバ エチオピア 2’23”25 00・4・17ボストン
B 2’26”27
99・11・21東京
A 2’27”05
99・8・29世界選手権
C 2’28”04
サラー症候群
克服なるか
2405 エスタ・ワンジロ ケニア 2’23”31 00・1・30大阪
B 2’23”31
99・8・29世界選手権
J 2’29”36
99・1・31大阪
B 2’25”40
終盤にスタミナ
切れなければ
1210 マーリーン・レンダース ベルギー 2’23”43 00・4・9パリ
@ 2’23”43
99・9・26ベルリン
A 2’23”58
98・9・20ベルリン
@ 2’25”22
フォーム的にアッ
プダウンどうか
× 2248 マウラ・ヴィチェコンテ イタリア 2’23”47 00・5・21ウィーン
@ 2’23”47
99・3・21ローマ
@ 2’29”36
98・10・11カルピ
@ 2’31”23
遅れてきた挑戦者
どこまでやれるか
2571 アドリアナ・フェルナンデス メキシコ 2’24”06 00・4・16ロンドン
C 2’25”42
99・11・7ニューヨーク
@ 2’25”06
99・4・18ロンドン
A 2’24”06
起伏あるNYで
勝ってるだけに
1667 エルフェネッシュ・アレム エチオピア 2’24”47 00・4・9長野
@ 2’24”55
00・1・30大阪
C 2’24”47
99・8・29世界選手権
D 2’28”52
長野の下りもOK
あなどれない
2774 マヌエラ・マシャド ポルトガル 2’25”09 00・4・16ロンドン
H 2’26”41
99・8・29世界選手権
F 2’29”11
99・4・18ロンドン
B 2’25”09
灼熱の女王も
この気候では
1388 任 秀娟 中国 2’25”32 00・4・2Jinan
@ 2’25”32
97・10・4北京
D 2’28”52
見事復活も
勝ち負けまでは
回避 3079 フランシスカ・ロシャ・モザー スイス 2’25”51 00・9・2ユングフラウ(高地)
A 3’28”01
99・4・19ボストン
A 2’25”51
98・11・1ニューヨーク
D 2’32”37
1101 ニコル・キャロル 豪州 2’25”52 00・1・16ヒューストン
途中棄権
99・12・5カリフォルニア
@ 2’29”21
99・8・29世界選手権
途中棄権
重戦車だけに
スピードに不安
回避 2235 マリア・グイダ イタリア 2’25”57 00・4・16ロンドン
F 2’26”12
99・10・10カルピ
@ 2’25”57
99・5・2トリノ
@ 2’28”28
1123 ケリン・マッキャン 豪州 2’25”59 00・4・16ロンドン
D 2’25”59
99・8・29世界選手権
23 2’38”31
99・4・18ロンドン
F 2’28”44
暑くないのは
好材料だが
2986 ワレンチナ・エゴロワ ロシア 2’26”26 00・4・9長野
A 2’26”26
99・11・21東京
B 2’28”06
99・4・18長野
@ 2’28”41
歴戦の強者も
スピード不安
2411 イリーナ・ボガチェワ キルギスタン 2’26”27 00・6・4ロックンロール
D 2’34”18
00・4・17ボストン
A 2’26”27
99・10・24シカゴ
D 2’27”46
ロバに先着の
真価問われる
2960 リュボフ・モルグノワ ロシア 2’26”33 00・4・16ロンドン
G 2’26”33
99・11・21東京
M 2’37”54
99・10・17アムステルダム
A 2’29”21
ハーフで好走
要注意
× 2330 市橋有里 日本 2’27”02 99・8・29世界選手権
A 2’27”02
99・11・21東京
A 2’28”19
97・11・30東京
E 2’31”25
どこまでパワー
アップできたか
1920 ソーニャ・オベレム ドイツ 2’27”25 00・5・21ウィーン
B 2’27”25
00・1・30大阪
G 2’31”03
99・8・29世界選手権
E 2’28”55
消極策では
活路見えず
1903 クラウディア・ドレーアー ドイツ 2’27”55 99・11・21東京
I 2’32”08
99・8・29世界選手権
H 2’29”22
99・5・16ハノーバー
@ 2’27”55
1554 マルタ・テノリオ エクアドル 2’27”58 00・4・17ボストン
H 2’31”49
99・4・19ボストン
D 2’27”58

【リーフの懺悔(笑)】

(2000.9.24)

☆記録的には小出監督の予想どおりとなり、予想屋としては完敗を喫した次第。シモンさんがここまで粘る展開というのも想定外。完全にダメダメな予想ですまぬ。

☆印的にはとりあえず◎−▲だし、「ロルーペ先生轟沈」をびしっと指摘しただけでもよしとしなくてはいかんのか…。いやあ、予想って難しいっす。
【リーフの予想】

(2000.9.24 06:00最終結論)

【総評:天も味方か、高橋尚子様世界最高へ一直線】

☆まずは天気。直前の予報からすると、天気曇り。気温はスタート時17度、ゴール時20度。湿度は70%。風は2m程度でスタート時は北西、終盤には東からの風を受けそうな感じって、おい、まさか追い風?これって絶好のコンディションじゃないのか?

☆記者会見でロルーペ先生が高橋尚子様のペースに着いていかないと発言、その他もろもろの発言からして
高橋尚子様圧勝ムードが日増しに高まっているという感じがします。万全で来ていると思われる高橋尚子様は、勝ち負け云々よりも最高のパフォーマンスを見せようとするでしょう。残りの選手はこれに付いて行くか、集団に残るのか。2着争いも予断を許しません。

☆ただ、小出監督が優勝争いを「2時間21分〜23分」と見ている(若干下方修正したのは余計なプレッシャーを与えないためか)ことを考えると、
山口さんが単騎逃げできれば非常に面白いのではないでしょうか。小松ゆかりさんの事例からして「平地より1分悪いタイムくらいで走れる」コースとも言えるのですから。高橋尚子様が付いて行って叩き合いになれば必然的に優勝タイムはあがるでしょうけど。さらに、高橋尚子様は小出監督の予想を超える走りをしているのが常なので、実際には小出監督の発言から1〜2分いいタイムで高橋尚子様が走破してしまう可能性も十分考えられます。冒頭に書いたように絶好のコンディションが期待されるので、みんなでテレビの前でわくわくどきどきしようぜ!

☆とにかくこれだけ上位陣が参戦してくるわけですから、レース後には世界の勢力地図は大きく塗り替えられることになるでしょう。個人的には高橋尚子様、山口衛里さんの2強時代の到来というシナリオであればいいなあと。


【有力どころを斬る】
☆まずは、日本勢に立ちはだかる
最速・ロルーペ先生ですが、何度も申してますように、出だしがよく似ているニューヨークで好記録を出せていません。ということで、あのような跳ねる走法についてはアップダウンの多いマラソンコースへの適性に「?」を投げかけざるを得ません。っていうか本人もアップダウンは苦手だとかつて語っているほど。小出監督も「ロルーペ先生は持って30k」という見解を実は持っていること、ロルーペ先生の記者会見の発言をあわせて考えると、やはり「轟沈」というシナリオが最も現実味があるのではないでしょうか。下手すりゃアンザック・ブリッジ手前で「1万mのために」レースを止めるということも十分ありえます。それに「2時間25分台までの選手みんなにチャンスがある」という発言。コース設計者の設定優勝タイムが2時間25分ということとあわせて考えると、さてはロルーペ先生、マラソンはそれ位で走れる練習しかしてきていないな?

☆続いて
シモンさん。強いですね。上位には間違いなく絡んでくるでしょう。しかし、世界戦では勝ち運がないですよね。ナイスネイチャ的なところがあります。ずばり、こういう選手は勝ちません。勝てません。よくて2着。GIってそういうもんですよ。ラスト2kの粘りとスピードは脅威なのは事実なのですが、前半から独走して勝つというレースパターンがないということは、結局展開に左右されるわけですよね。このメンツで得意な展開にさせてもらえるでしょうか?そこが不安。厩舎コメントが聞けてないのが非常に不気味。

☆では、我らが日本3選手。まずは
高橋尚子様ですが、もう万全。断然。小出監督の最新著書の中にある「勝負は2〜3週間前には決まっている」という言葉からすれば、もう勝負はついたも同然。シドニー入りした時のあのコメントからは自信が漲っていますから。個人的関心事は「どんなパフォーマンスを見せるか」この一点です。

☆続いて
山口衛里さん。Number誌の記事によるといい練習ができているということらしいので楽しみです。シドニーに入ってしばらくはチームメイトといたものの、ついには一人になって、集中力を研ぎ澄ませていたような感じ。勝負のポイントである最初の下りもいい意味で開き直ってクリアするのではないか、という気がしてならなくなってきました。花粉症も気になるところですが、湿度もあるということでこちらの方も何とかなりそうか。厩舎コメントもかなりいい感じ。「わくわくしている」の一言で十分。

☆そして、
市橋有里さんですが、いくらパワーアップできたとはいえ、同系とも言えるシモンさんを超えるというのは残念ながら難しいでしょう。世界選手権はシモンさんが盲腸ということもあり先着しましたが、通常であればシモンさんには絶対勝てないのでは、という疑念が頭をよぎります。世界選手権のあの展開で勝てなかったら勝つ方法もうないですよ(シモンさんならああいう展開でも最後チョンに追いつけないわけがない)。それから、市橋さんは集団からこぼれ落ちたことがないのが自慢ですが、今回予想される「序盤から1人か2人だけ飛び出すレース」にはどのように対応してくれるんでしょうか、これは見物です。今回はお手並み拝見ってところですね。

☆他の選手について書いて行くとすれば、ケニア勢では一番怖いのはチェプチュンバでしょうか。ただ、どうでしょうね。以前東京の坂で伊藤真貴子に苦杯を喫した印象が色濃く残っているんで印がつけにくい。実力的には土佐礼子さんと互角程度と思っているんですが。それから恵寿多。ただでさえ終盤に疑問が残るのに、あのアップダウンでは残念ながらダメでしょう。

ロバさんはとにかくもうボクの中では終わっています。国の英雄だし金も稼いだしで彼女の中でも終わってるんじゃないですか。ここらへんについては高橋進氏と同意見なんでしょうね。「2時間25分から27分」なんて言葉が出た時点で完全に失望しました。

☆レンダースについては、あのフォームではあれが限界だろうという気がしているので、ダメかなあと。

ヴィチェコンテがよくわからないんですよね。見たことないからどんな走りするのかも知らないし。まあイタリア女子マラソン界の山口さん的存在なので注意しとこうかなあと。

☆アレムをどうしようかと思ったんですが、6月12日のハーフでグイダやモルグノワにまで先着を許したというのが気に食わないんですよね。こう、五輪で勝つためには勢いもいるんじゃないかと思うわけで、神通力も消えたと判断して今回はノーマークで。

☆でもやっぱりフェルナンデスは怖いっすよね。ロンドンはあんな展開でどうしようもなかったですが、出だしのアップダウンがきついニューヨークを2時間25分でクリアしてきているというのがね。最後まで粘ってきそうです。

個人的にはモルグノワが渋く上位(6位くらい)に絡んでくるのでは、と密かに期待しているのですが。

☆ということで、印の方は出馬表をご覧ください。

【レース展開を斬る】
☆ポイントはいろいろあると思われますが、まず下りに入る前の
スタート直後数百mで高橋尚子様がどのような位置どりを取るのかが非常に注目です。というのも、下り坂で転倒に巻き込まれることが非常に怖いので、ぱっとこの時点で先頭に立てばその危険性も減るのではないかということと、集団でぎぐしゃくしながらあの急坂を下るのはリズムとしてどうかなあと思うので、先頭で気持ちよく下っていって欲しいと思うからです。それは山口さんにも同じことが言えます。先頭でマイペース、これほどリズムに乗れる出だしはないでしょう。それに記者会見の高橋尚子様の発言からして、飛び出したということは「体が軽い」という証拠となりますからね。

☆とにかく、
ロルーペ先生が「高橋尚子様の飛び出しには付いて行かない」と公言する以上、後はシモンさん次第。この2人が高橋尚子様ないし山口衛里さんの飛び出しに付いて来なかったら(付けないのかもしれないけれど)、他の選手もおそらく権威に負け、集団で固まることになるでしょう。簡単にいえば去年の東京と同じ。女子単独レース片道コースの世界最高記録保持者と女子単独レースループコースの世界最高記録保持者に勝負しないチキンなレース運びには天が鉄槌を加えることでしょう。

☆とにかく
序盤から圧倒的な力の差を見せつけ、駆け引きもへったくれもない状況に持って行くのが肝要。全ての人が持っている今までのマラソンの常識を破壊していただければ、おのずと答えは出るでしょう。そして武田薫氏あたりにギャフン(死語)と言わせたいですね。

☆とにかく勝負時期を遅らせれば遅らせるほど、「マギレ」が生じます。
ガチンコで勝て。展開の妙で勝つな。真の世界一決定戦に相応しいレースを期待したいところです。

【過去のレース模様】

(1999年セビリア世界選手権)

 高橋尚子様欠場により、レースは予想以上の混戦模様。超スローなサバイバル戦は27.5kの給水からようやくようやく動き出す。30kでは10人の集団だったが、32k過ぎのロバの仕掛けに集団はついに完全崩壊。これに生き残ったのはロバ、市橋、シモン、チョンの4人。34.5kでロバが2度目の仕掛け、少し離されたもののあわてず市橋とチョンが追走(シモンはここで脱落)、38kでロバを捕らえて後は2人の一騎討ち。残り1500mで乾坤一擲、チョンの一世一代の末脚が勝負を分けた。

優勝 チョン・ソンオク 2:26:59
2位 市橋有里     2:27:02
3位 シモン      2:27:41
4位 ロバ       2:28:04
5位 アレム      2:28:52
6位 クロリク・オベレム2:28:55
7位 マシャド     2:29:11
9位 ドレーアー    2:29:22
11位 ワンジロ     2:29:36
23位 マッキャン    2:38:31
棄権 キャロル

(1997年アテネ世界選手権)

 10kの給水でロバが前に出たこともあり、序盤から先頭集団が絞られたこのレース、20kの給水でさらにばらけた時点で先頭集団は7人に。24kで原、クロリク・オベレムが遅れ5人、25k過ぎから飛瀬、シモンが遅れて3人とサバイバル展開は続いたが、27k過ぎで鈴木が満を持してスパート、そのまま押し切り快勝した。

優勝 鈴木博美     2:29:48
2位 マシャド     2:31:12
3位 シモン      2:31:55
7位 クロリク・オベレム2:35:28
8位 モザー      2:36:16
15位 アレム      2:41:00
棄権 ロバ
棄権 キャロル

(1996年アトランタ五輪)

 ロードに出た2kあたりから注目のピピヒが独走態勢に入る。致命的な差をつけられないよう2番手集団が追走する間にみるみるシェイプアップ、17kでピピヒを捕らえた時には既にマシャド、ロバ、エゴロワ、シモン、有森の5人となっていた。19kでロバが飛び出したが誰もそれを追わない。20k手前で有森が中心となり追走を開始したが時既に遅く、ロバとの差は開く一方。結局ロバが2位に2分差をつける快勝となった。
 2位争いは、30kで有森が一気に仕掛け、31kで単独3位となったエゴロワがそれを追う展開。33k過ぎにエゴロワが追いつき、暫く並走後突き放し2位を確保。有森は、16kでマイペースに切り替えていたドーレの急襲を受けるがかろうじて3位を死守した。

優勝 ロバ       2:26:05
2位 エゴロワ     2:28:05
3位 有森裕子     2:28:39
6位 シモン      2:31:04
7位 マシャド     2:31:11
8位 クロリク・オベレム2:31:16
9位 任 秀娟     2:31:21
11位 ソバンスカ    2:31:52
18位 モザー      2:34:48
21位 ボガチェワ    2:35:44
25位 レンダース    2:36:27
28位 マッキャン    2:36:41
51位 フェルナンデス  2:44:23
棄権 テノリオ
棄権 ヴィチェコンテ
棄権 J・チェプチュンバ

【過去の対戦表】
選手名 99世界選手権 ベルリン シカゴ ニューヨーク 東京 2000大阪 名古屋 長野 パリ ロンドン ロッテルダム ボストン ウィーン
ロルーペ @
22043
@
22433
山口衛里 @
22212
高橋尚子様 @
22219
シモン B
22741
@
22254
A
22446
チェプチュンバ @
22559
B
22457
ロバ C
22804
A
22705
B
22627
ワンジロ J
22936
B
22331
レンダース A
22358
@
22343
ヴィチェコンテ @
22347
フェルナンデス @
22506
C
22542
アレム D
22852
C
22447
@
22455
マシャド F
22911
H
22641
モザー
キャロル DNF
グイダ F
22612
マッキャン 23
23831
D
22559
エゴロワ B
22808
@
22626
ボガチェワ D
22746
A
22627
モルグノワ M
22043
G
22633
市橋有里 A
22702
オベレム E
22855
G
23103
B
22725
ドレーアー H
22922
I
23208
テノリオ H
23149