ファツマ・ロバ(エチオピア・1973.12.18生)
 自己ベスト 2時間23分21秒(1998年・ボストン)

 過去の戦績

日付 大会 タイム 順位 1位(2位)の選手 タイム差
93.07.04 アディスアベバ 2:44:20
94.04.24 パリ 2:35:25 11 谷川真理
95.08.05 世界選手権 2:39:27(距離不足) 19 マシャド(ポルトガル) 13:48
96.01.14 マラケッシュ 2:30:50
96.03.24 ローマ 2:29:05
96.07.28 アトランタ五輪 2:26:05 エゴロワ(ロシア) 02:00
96.11.17 東京 2:35:54 藤村信子 06:56
97.04.21 ボストン 2:26:23 エレナ・マイアー(南ア) 00:46
97.08.09 世界選手権 途中棄権 棄権 鈴木博美
97.11.30 東京 2:30:39 伊藤真貴子 02:54
98.04.20 ボストン 2:23:21 パラドウスカ(ポーランド) 03:56
98.11.15 東京 2:36:22 浅利純子 07:57
99.04.19 ボストン 2:23:25 モザー(スイス) 02:26
99.08.29 世界選手権 2:28:04 チョン・ソンオク(北朝鮮) 01:05
99.11.21 東京 2:27:05 山口衛里 04:53
00.04.17 ボストン 2:26:27 ヌデレバ(ケニア) 00:16
00.09.24 シドニー五輪 2:27:38 高橋尚子様 04:24
01.04.16 ボストン 2:28:08 ヌデレバ(ケニア) 04:15
01.06.03 サンディエゴ 2:27:22 オカヨ(ケニア) 02:17

 過去のレース模様

(96年:アトランタ五輪)序盤飛び出したピピヒを17kで捉えた5人の先頭集団から19kで飛び出し、後はそのまま快走。当時のベストタイムからして他の選手が「じきに落ちるだろう」と考えていたかどうかは知らぬが、ともかく2位に2分の差を付ける会心の勝利。

 寸評

96年に入って急激に力をつけ、2連勝の後のアトランタ五輪で一躍大ブレイク。23分台のベストタイム、ボストン3連覇などの輝かしい実績を持つ。ただし最近は2時間26〜28分でまとめるレースが多く、エゴロワ化している模様。後半ペースが落ちる(リーフの造語でいえば「アーメド・サラー症候群」)のが目に付くような気がするので、中盤までに独走態勢を作れない試合展開になると厳しいか。