ご感想
Dolphin PS.1 及び PS.2 電源ケーブル(神奈川県 Nさんより) ドルフィン様
お借りしていた電源ケーブルの試聴レポートです。

・試聴機器
 ESOTERIC P0s+P0SP+NBS STATEMENT EXTREM
     ↓(クリプトン マルチモード ST)
 Wadia9+J1Project+PAD TANTUS
  ↓(PAD XLR MIZ REVB-SIG)
 MarkLevinson 334L+Aural黒蛇(V3)
  ↓(Monster M2.2(2セットでBi-wire)
 Infinity IRS OMEGA

 電源はAccuphasePS1200+AC Wireworld

・試聴ソース
 姫神 SEED
 DIANA KRALL LIVE in PARIS
 インソムニア 鬼束ちひろ
 COLORS UTADA HIKARU

・比較 P0sの電源にて試聴
・比較対象 NBS STATEMENT EXTREM


・NBS STATEMENT EXTREM
 ケーブル自体硬く重く、機器に重量がないとまず接続すら困難なケーブル。
またすごく硬いので、取り回しに余裕がないと使うことすら困難です。
 一言で言うと広大なレンジと分解能・・・ですが使用する機器の能力が高くないと使いこなせないケーブルです。
機器によっては処理しきれなくて重い感じになってしまうかもしれません。
 ダイナミックレンジにすぐれ、それでいてリアルさと、空気感をあわせ持っています。
 使いこなしは難しいケーブル・・・がはまると、リアル感と、エコー感あわせ持っていますので抜群です。

・PS.1
 ケーブルの取り回しはPS.2と比べると若干硬いが、NBSと比べるようながちがちな感じはないです。
機器の後ろにスペースが無くても問題なく接続できます。
 骨格が太くエネルギーがありダンピングとスピード感のある中低域。
高域もシンバルや弦が厚くアナログレコードのような感触。温度感もあります。
 しいていえば、一歩ステージに近づいて聴いている感じです。
 NBSと比べると、全体の広がりはやや薄れますが、
それでも十分にリアル感がありNBSをコンサートホールとするなら、中規模程度の音楽ホールといった感じです。
リアル感は近づいて聴いている分NBSより勝っています。

・PS.2
 ケーブルの取り回しはPS.1よりもさらによく、ハイエンドケーブルではめったにない取り回しの良さです。
これなら、機器後方のスペースなど何も考える必要はありません。
 PS.1の傾向はそのままなのですがあえていいますとこちらは温度感重視のケーブルです。
広がり感はPS.1と比較して減りますが、その分、演奏者に近づいた感じといいますか、
ライブハウスで演奏を聞いている感覚です。 感覚的にはライブハウスのジャズ演奏という感じで、
ピアノのタッチは分厚く、ボーカルは厚みを増します。
 これは、好みが分かれるところではありますが、好きな人にはたまらないはまるケーブルだと思います。

 以上、試聴の感想です。結果は3本ともすばらしいケーブルでした。
ブラインドテストも踏まえ、2日も試聴したので最後はわけ分からなくなったほどです。
試聴は大変疲れましたが・・・・^^;
あえてこれがいいとかではなく、客観的に意見をしてみました。
皆様のケーブル選びのご参考になれば幸いです。

最後に
このような高価なケーブルをお貸しいただき非常に感謝しております。
高価なだけではなく、コストパフォーマンスにおいても決して、
市販品のケーブルと対等?よりも超えていると感じました。

なぜなら今回ここにレポートしていないお借りした高価なケーブルを外せなくなってしまいましたので^^;
ぜひ、皆様も試聴されてみることをお勧めします。
それでは失礼いたします。

RED ROSE MUSIC 電源タップ PC-1(福島県 Hさんより)
「レッド・ローズ・ミュージックの電源タップPC−1を注文。
すぐ手元に届いたが、まず届いた箱が大きいのにビックリ。
 間違えて違う品物が送られたかと一瞬心配に。
開けてみて再び驚き。電源タップと呼ぶには想像をはるかに超える大きさ。
これまで使っていたベルデンの5コンセントの数倍はでかく見える。
 そして色も白をメインにした上品な感じである。

どんな音が出てくるのか楽しみだ。とにかく急いでベルデンタップをはずし
コンセント(AETのクライオ処理した松下製)に差し込む。
 続いてパワーアンプ、プリアンプ、アナログプレイヤー、フォノイコの電源プラグをPC−1に差し込む。
カチッと確実にホールドされる手ざわり、手ごたえが気持ち良い。
 各機器の電源スイッチを入れレコードに針を落とす。
今まで不満だった点が解消されおもわず一人ニヤリとしてしまった。
アナログだといくらかこもっていた中高音が実にスッキリ五月晴れのように見通しが良くなった。
 かといってCDのような無機質な音ではなくアナログ特有の深い味わいはそのままで。
 そして何故かわからないが、音を大きくしてもうるさく感じない。
実に素直な音色のせいだとは考えられる。

 今回はアナログ中心の使用だが次はCD(デジタル)を試して見たい。
 また一括入切スイッチが付いているので、いちいち各機器の電源スイッチを入れたり切ったりする手間が省け、
ものぐさのわたしには重宝する。

 こずかいをあと少しためてもう1台買ってパワーとプリを別々に取れば電源に関してはもう悩まなくていいかな。」