犬と猫の多頭飼いについて


犬と犬、猫と猫、犬と猫の多頭飼い、我が家のケースをご紹介します

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犬と犬の多頭飼い

我が家は2才年齢の離れた♀同士の多頭飼いです。はっきり言って、仲悪いです( ̄◇ ̄;) 
寄り添って寝たり、一緒にじゃれて遊んだりなんて一切ありません
【嫉妬、喧嘩、流血、般若顔(?)】
しょっちゅう激しい喧嘩が勃発し、この先どうなっちゃうんだろうと不安と悲しさで一杯でした・・・。
がしかし、成長とともにつかず離れずの関係を保ち、時には2匹で走り回ったりと微笑ましい光景も見る事が出来るまでになりました♪


オカシナお姉ちゃん
ぷりんは生後1ヶ月ちょっとの頃にペットショップで売られていたんですね
そういう、親犬から早くに引き離された犬というのは、犬とのコミュニケーションのとり方を知らないままなんです
ワクチンが終わる生後3ヶ月以降に、外界の刺激(犬、音、子供、老人、車、電車などなど)を
十分に与えて柔軟な心を持たせ、更に色んな犬達と接触させることで
「社会性の身についた犬」になることが出来るんです

それが私の勉強不足で、ぷりんは犬とのコミュニケーションが上手にとれない、
社会性・協調性の無い犬となってしまいました
そういう犬というのは、他犬に対して攻撃的であったり(恐怖からくる)、吠えたり、おびえたりという行動が出るようです

ぷりんの場合、たいてい吠えて相手とコミュニケーションをとろうとします
それは攻撃的では無く、何かを喋っているようなんです、大声で(爆)
なもんですから、ばにらが我が家に来た時もワンワン吠えました

クンクン追いかけるぷりん。逃げるばにら ばにらが我が家に来てすぐの写真です

吠えられたばにら、逃げました(汗)
↑は、家にばにらが到着してすぐの写真ですが、既にばにらはぷりんに対して恐怖心を抱いたようです・・・。
ワンワン吠えてばかりでキチンとご挨拶をしてくれない、オカシナお姉ちゃん
ばにらはこの日から恐怖心からくる攻撃的な顔(般若顔)をするようになったのでした(^_^;)


イイ感じが一転
ばにらがウチに来て数日で、悩んだ私は出張訓練士さんを頼みました
犬の上下関係のイロハを教えてもらう為に。。。。
しかし、そんな悩みが嘘のように、2匹はじゃれ合って遊ぶようになたのです!
ぷりんがちゃんと子供相手に遊んであげてる。そんな光景が見られるようになったのです(嬉)

姉ちゃんパ〜ンチ☆ アウアウ!取っ組み合いだ〜

まさか仲良くなるとは思ってもいなかった。やっぱり犬同士、分かり合えるんだね〜と思っていたら・・・。
ばにら生後半年ほどで、避妊手術を受けました。家に来たのが11月、手術が年明け

何故かそれを境に2匹の関係が悪化。またもや不仲な間柄になってしまいました
決定的な原因は不明・・・。
わずか2ヶ月間の仲良し姉妹は一転、超不仲姉妹になってしまったのでした


上下関係決まらず
それでも訓練士さんに教わった通り、犬対人、犬対犬の上下関係の構築に日々努力してました
しかし!なかなか上下関係が決まらないのです
毎日激しい喧嘩ばかりなのです!
性格的に、ぷりんは温厚で争いを嫌うタイプ。ばにらはどちらかというと、負けん気の強いタイプ
更に先住犬のぷりんは、前にも書いたように犬同士のコミュニケーションがとれない社会性の無い犬・・・。
これでは上位に立つのは難しい
実際、ばにらに道を譲ったり、ボールを取られたり
ばにらはばにらで、歯をむき出しにして(般若顔)ぷりんを追い払ったりする始末
もちろん、私はばにらのその行動を許してきたわけではありません
だけどその人間側の思いや行動が、上下関係の決着の妨げになっているのかな?と思い始め・・・。

不仲姉妹の改善には、犬同士のモメゴトに手を出さない方がいいのではないか

分かってはいる事だけど、ど〜〜しても先住犬ぷりんの「負け」と認めるのが嫌だった
しばらくの間何につけてもぷりんを優先してきましたが、
逆転、ばにらを優位に立たせることにしようと決めたのです
ばにら、2歳の時でした

その時ってきっと今思えば「先住犬」「後から来た犬」という垣根がどっかへ行ってしまった瞬間かな
2匹とも「先・後」関係なく、大事なうちの犬達だから仲良くして欲しいもんね!


アタチの母ちゃんトラナイデ!
自分で書くのもナンですが、ばにらはお母ちゃんにベッタリです(笑)
犬同士のいざこざの原因は、嫉妬からくるパターンも多いと思う
食べ物がらみ、おもちゃがらみ、母がらみ

ぷりんはそういう時はすぐに引きます
弱いなぁ、とか思うけど、やっぱり平和主義なんだよねと思うことにしてます
ばにらはそんな姉ちゃんをいいことに、ドンドン前へ前ヘとアピールしてきます

ぷりんはクール
ばにらは八方美人

部屋でクールと遊んでいると、八方美人がスッ飛んできます
そして「あたちあたち!あたちの存在を忘れちゃイケナイなのよ!!」とばかりにアピールしてきます
隙あらば、クールと母ちゃんの間に体をねじ込んできてまでのアピール。。。

体をねじ込む隙の無い場合
それはもうヒドイお顔をするばにら。歯をむき出しにして「むきーむきー」と般若顔をしてぷりんを威嚇
しかも正々堂々とでは無く、母ちゃんの背後から顔だけチラっとだして(笑)
そしてそそくさと退散するぷりんのケツに、カプッと噛む仕草まで( ̄◇ ̄;)

見よ!この違いを!

そこで運悪く仕草だけじゃなくて、歯がケツに当たちゃったりすると大変
喧嘩勃発です・・・

最近ではあまり無いですが、以前はこんな感じで喧嘩が始まったものです・・・。


つかずはなれずイイカンジ
気にしてみると、家の中と屋外とでは2匹の関係が微妙に違うようです
家の中だとこれまでのようにお互いを敵視してるようですが(とくに、ばにらが)、
屋外だとちょーっと違う
公園などで、2匹で走り回ったりするのです

以前はごくたま〜にしか見れなかったのが、最近はばにらがぷりんを誘うのだ
「走ろう!」と

きっかけは、雨だか雪だかが降った日
ぷりんの「お馬鹿スイッチ」が入った時です
お馬鹿スイッチというのは、皆さんのワンコもするであろう『お尻を落としてワケもなく猛ダッシュ』すること

公園内を何やら言いながら「アウアウアウアウ!」と猛ダッシュでグルグル回りだしたのです
それを見たばにら、ぷりんを追いかけ始めたのです
しばらく2匹でグルグルグル。。。

走り終わった2匹はとてもイイ顔してました
それ以来ばにらは、ぷりんを追いかけ走る事に目覚めたようで、
ぷりんのお馬鹿スイッチが入らないかな〜、と様子を伺うようになりました

スイッチが入る瞬間 ダッシュ!

家の中では険悪。外では遊び相手。
不思議な関係ですが、なんとかお互いを家族と思いはじめてきたようです

この先、これ以上仲が良くなるとは考えにくい
けどこのままの関係を保って、これ以上険悪にならなければいいかなと思ってます(^_^)




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