デジタルクロック #001 - 標準論理ICで組み立てるデジタル時計
このページでは趣味のエレクトロニクス向きのデジタルクロックの設計を紹介します.

基板外は仮配線でケースに据え付ける前に行ったデジタルクロックテスト動作の写真.
特徴.
- 容易に入手できる産業界標準の部品のみで構成.
使用している全てのICは複数のメーカーから供給されています(2009年3月).
- ほどほどの複雑さ. デジタルクロック用LSIもMCUやPLDのようなプログラマブルデバイスも
使用していないものの, 部品点数は比較的少数にとどまっています(10個の標準論理IC, 3個のリニアIC
およびいくつかの個別部品).
- 12時間形式で4桁LED数値表示器が時間と分を示します.
- AM/PM表示は付いていません(しかし, AM/PM表示を追加するのは容易).
- 秒を表示する機能は付いていません.
時間と分の間のコロンが例えば1Hzで点滅するいくつかのデジタルクロックとは異なり,
本クロックではコロンは点滅しません.
- 3個の押しボタンスイッチにより簡単に時計の時刻が設定できます.
- 32.768kHzの音叉型水晶振動子をタイムベース素子に使っています.
- 普段は交流線の電力で動作します. 停電時のためにバッテリーバックアップ機能を備えています.
設計内容.
本クロックの設計は3つの部分に分割した上で回路図に描いています.
組み立て.
このデジタルクロックを作ろうかと考えている方は,
デジタルクロック #001 組み立てへの注意事項 のページを見てください.
使用法.
このデジタルクロックの使用方法は
デジタルクロック #001 の使用法 のページにて説明しています.
設計のカスタマイズ.
設計をカスタム化するためのヒントをいくつか
デジタルクロック #001 カスタム化へのヒント のページに書きました.
Homepage URL: http://www.uranus.dti.ne.jp/~n-sasaki/