『2期工事?』


2002年6月27日、引渡しからほぼ3ヶ月が経った我家は思いもよらぬ『2期工事』へと突入しました。 普通であれば「単なる補修工事」と言うべきものですが、あまりに
もズサンな現場監理と検査体制によって引き起こされたと思われる不具合の数々。

補修工事のトップバッターはサッシの不具合(洗面所のサッシのズレ…ガラスのズレ?…、吹抜け部サッシの網戸の大きな隙間、全てのサッシの化粧カバーの不良)とエ
アコンスリーブの施工不良(外壁部コーキング不良)の補修です。

大勢の職人さんを引き連れ、三井ホームの工事部署のSさんも陣頭指揮の為来て下さったそうです。 平日だった為、私は立会うことができなかったのですが、ヨメがデジ
カメを片手に全体の動きをウォッチしたようです。…それにしても、この日の作業に関わった人の人件費だけを考えても相当なコストがかかっているんですよねぇ。 正に無駄
なコスト!



         
      ズレまくりの洗面所のサッシ! 施主検査の時気が付かなかった私たちもアホ! 一旦取り外して、バラバラにして
         「色んな部品を交換されていたわよ!」…とはヨメの弁。 もうちょっとちゃんと見とけよなぁ〜…。

 


   
                    ここは吹抜けの窓。 FIXではなく開閉式にした為網戸が
                    付いているのですが、網戸の上部が隙間だらけ…。
                    メチャクチャ長い脚立をかけて作業してくれた…そうです。




                         窓ケーシングの内側に付いている
                           樹脂製の化粧板が結構いい加減な
                           構造。 色々と寸法を測って行か
                           れた…そうです。 設計ミス??


         
      三井ホームにお願いした「エアコンスリーブ工事」は結果としてムチャクチャいい加減! 間違った所に穴を開けちゃうし、
         外壁側のキャップの部分も外壁吹き付け前に取り付けているから中途半端に塗装がのってしまっている(本来は外壁
         の塗装後にはめ込むのが本当です。 これは配管を入れる際キャップが動き結果的に境界部の塗装が割れるのを
         防ぐ為)。 おまけにこのスリーブ、勾配を全く考慮してありません。 三井ホームでは外壁にスリーブを設ける際の
         規定は何も無い…そうです。 外側を若干下げるのが常識なんですが、設備機器(工事)を理解しないで、『よう家を
         建てられまんなぁ〜!』。 別工事で私たちが依頼した空調工事屋さんが丁寧にコーキングして下さっていましたが、
         「保証の問題」もあるので、三井ホームに全てやり直しをしてもらいました。


サッシ関係とスリーブ関係の補修で実質2日の作業となりました。 但し、サッシの方は「化粧板の件」と「網戸の作り直し」が残っています。来週は外壁の塗り直し…があ
る予定。 換気扇の異音もあるし…それこそクロスの継ぎ目(最近目立つようになってきました!)や施主検査前に三井ホームが勝手に行った補修箇所そのものが目立つ
ようになってきた部分などなど…数えればキリがないのです。 たったの3ヶ月ですが、これって経年変化というものなんでしょうか??


でも一番気になる『Rコンの異臭』。 ここ最近蒸し暑い日が続きエアコン・フル稼働なんですが、家中が「あの臭い」でいっぱいになってきました。 …となると窓を開けざる
を得ないし、窓を開ければ臭いは薄らぐけど、蒸し暑いし…。 エアコンも「オールフレッシュ運転」に近い形で相当無理していると思います。 三井ホームさん! 早く対
応してくれなきゃ、エアコンも人も壊れてしまいますよ!

(2期工事はまだまだ続きます…。)
  


[7月10日加筆] 

先週は本当なら『外壁塗装のやり直し』の予定だったのですが、梅雨空の日が多かった為か結局2期工事はストップしたまま。 『近々お天気が良い日にやります』とのこと
だったので仕方ないのですが、一体我家はいつ完成するのでしょう? もう住んでいるのに変な感じです。 一番気になるRコンの臭いも『調査中』との返事以降まともな
回答がありません。 

ところで、7月7日七夕の日の朝、玄関ドアが開かなくなりました。 「お父さん! 大変っ! 玄関のドアが開かないよぉ!」との子供の声に最初は冗談と思い、「三井ホ
ームの家だから仕方ないさ!」と返していましたが、どうやら本当のよう…。 私が力ずくで押し開けたのですが、原因はドアの下部がドアケースに当たってしまっている為。 
直ぐに三井ホームの工事課のSさんに電話した処『業者を直ぐに手配します。湿気の影響でドアの一部が膨張してたまにあること』とのこと。 数時間して工務店さんが来
られて応急処置をしてくれました。

実は、このドア『未だに交換待ち』なんです。 3月末の引渡し時に色ムラが見つかった為、交換してもらう事になっていました。 待つ事2ヶ月…5月の末に新しいドアに交
換されたのですが…。


      
             私たち家族が大好きな国、アメリカから船便で2ヶ月もかけてやってきました。 色ムラ
             なんて別に生活上支障をきたすものではないので多少の遅れは何とも思っていなかった
             のですが…。 運んで来てくれたのは○州ツーバイフォーの人。 平日だった為、妻が
             立会いましたが、ゾウリ履きに口には楊枝をくわえて…愛想はよかったらしいのですが
             私から言わせれば「論外! 逝ってヨシ!」です。 それに何なの? ドアを家に立て
             かけていますが養生もしないで!!



             粗悪な作業姿勢にはやはりそれなりの結果しかついてきません。 取り替えられた新品
             のドアですがご覧の通り、ロックの手前側が欠けています。 恥ずかしい事にこの不具
             合を発見したのはS課長で私たちは気付いていませんでした。。 それで再度交換…とい
             うことにはなったのですが…。



             今回ドアが開かなくなった原因はドア下部が「湿気で膨張した」為で、その「膨張」し
             た部分を思いっきり削って貰いました(どうせ交換するんだからダイナミックに削って
             もらいました♪)。 このドア、表面はスチールですが、縦部分はモクになっていること
             を初めて知りました。 でも…でも本当に湿気で膨張するモノ(部分)なのかなぁ?
             家の基本的な部分がズレているんじゃないでしょうね? どう思います? 三井さん!

かくして、玄関ドアは正常に開閉するようになったのですが、そもそも一体いつになったらまともなドアを付けて頂けるのでしょうか? 『たいがいにしとかなアカンでぇ!』とは正
にこのようなことだと思います。 確かに「生活には支障を来すものでなければ…」と私たちも言いましたが、物事、常識で考えて欲しいです。 いつもいつも施主の言葉に
甘えるばかりで、しかも恩を仇で返す事しかしない三井ホーム。 この会社はもう『逝ってヨシ!』

「一体いつになったら新しいドアは来るのですか?」との問いに「アメリカ側の対応が遅くて、どうも国民性なのか、ドアは閉まればいいとでも思っているのか…急がせてはいま
すが、7/10のエアー便で取り寄せ、こちらに着くのが月末」との返事。 …とアメリカ人のせいにしていますが、こう考えているのはむしろ三井ホームの連中だけだろうと思い
ます。 私は公私にわたってアメリカには縁があり、今でも年に一度は渡米します。 多くのアメリカ人は自己の生活範囲の出来事には確かに take it easy 的な考えを持
っていますが、ビジネス面ではとてもシビア(シビアでなければ生き残れない)で今回の三井ホームからの回答は大ボケです!


…色々と問題を抱えたまま、完成の域に達していない家ですから当然と言えば当然なんですが、形式的な引渡し後既に3ヶ月以上が経ちますが3ヶ月点検のメドも当然
たっていません。 『施主立会いの元の社内検査の実施』は約束してもらっているものの、その前に解決しなければならない事が多過ぎます。 一体どうなることやら??



[7月15日加筆] 

『この私がウソでもついていると言いたいのですか?』

この言葉は今日、営業担当のKさんが私に対して吐き捨てた言葉です。 経緯はこうです…。

Rコンの臭いが気になり出して2ヶ月程が経過します。 5月末に三井ホームに対して原因を究明するよう申し入れをしていますが、工事責任者のSさんからは「社内調査
中ですが今の処前例的な情報はなく検討中です」との報告があるのみで具体的に何も進展していません。 このHPにこの話題を掲載してから、三井ホーム・オーナーの
先輩の方々から多くのメールを頂戴し、『前例がない…なんておかしいですよね。 あちこちのHPで問題提起されていますよね…』(私も全く同感です!)、『我家もRコ
ンと勾配天井の組み合わせですが、臭いは気になりません』『我家も同様な組み合わせで同様に物凄く嫌な臭いにたまらなくなり三井ホームの担当者に相談したら、暫
く様子を見て欲しい…と。 1年経っても変わらないから再度相談すると、「それは新たに入れられた家具類などの影響ではないか?」などと言われてその後放ったらかし
…』等などの貴重なご意見を頂戴しました。

そんな中、暫くの間は「換気を心掛け」昼夜を問わず窓はほぼ全開状態で過ごしていました。 暑くて寝付けない夜には窓を開けたままエアコンを運転させたり(エネルギ
ーの無駄遣い! エアコンも相当無理な運転をしていると思います!)していましたが、ここ数日の猛暑の影響で深夜になっても室温は30℃以上!。 さすがに窓を閉め
てエアコンを運転させたのですが…耐えられません! エアコンをかけている関係で「例の臭い」が家中に充満してしまいます。

「単に不快」と言うだけでなく、家族の健康上のことも気になる為、工事責任者のSさんにTELを入れた処今日はお休みとのこと(今日は日曜日でしたね!)で、営業責
任者のKさんにTELし督促した処、『前例がなく検討中だと思います』と全く他人事のような言い方! カチン!ときた私は「前例がないことはないでしょ? 本当に社内で
マジメに検討したのか?」と強く問うた処 返ってきた答えが本日加筆分冒頭の内容です。

工事担当は片手間的な対応しかしない! 営業担当は正に売りっ放し! 2人とも三井ホーム(株)の役職者ですが会社としての対応はゼロ! 虚偽報告は数回! 
不具合箇所は施主に報告もせず勝手に補修で誤魔化している! …こんなハウスメーカーを選んだ自分達の判断力の甘さを後悔するばかりです。

実は昨晩、エアコンをつけて窓を締め切って寝ている子供達が心配になった為様子を見に子供部屋に入ろうとした瞬間、かかとに「チクッ!」と痛みが走ったのでよ〜く見て
みると…。


                         子供部屋入口です。 白い紙を置
                         いている部分を踏んだ途端…
                         あ〜ら不思議っ! かかとが血だらけ!
 


                         床材を固定しているクギが6ミリ
                         程度飛び出してきています。

ケガをしたのが子供でなくて良かった…とホッとしていますが(三井ホームにとっては一番ケガをさせたくない相手だった?)、どうしてなんでしょう? この家って一体なに? 
教えて下さい三井ホームさん!

今朝になって子供達が「クギの頭」にスポンジを付け応急処置をしながら、『お父さん、こうしておけば、もし踏んでも大丈夫だよ。 だから三井ホームのおじちゃん達をあん
まり怒っちゃダメだよ。』って言うんですが…。


                         子供達がパットを入れてテープを
                         貼り付けて『これで安心よ!』って
                         言ってますが…。

この家に住んでみて不愉快なことばかりが連続して起こります。 新しい家を建てる人全員がこういう思いをするのでしょうか? 私は決してそんなことは無いと信じます。 
このメーカー特有の問題だと思うのです。 

同じメーカー、同じ支店、ほぼ同じエリアで家を建てようとされたkaoraさんご家族の「三井ホーム」は上棟後半年以上も工事が中断しています。 着工直後にkaoraさん
が三井ホーム担当者に出された単純な質問に対して会社として回答する事ができず、これが引き金となって三井ホーム自ら施主側の質問や要求について雪だるま状態
となったのに「施主側の過度な要求」との理由にすり替え工事を中断しています。 しかもこの件では建築確認申請に関する三井ホームの違法行為も明らかになっていま
す。

事の重大さは私たちの家の出来事なんてカワイイものですが、共通している点は担当者のスキルのなさと無責任さ…に尽きると思います。間取りと外観…あとはカタログか
らブランド品を選択していって「ハイ!お任せ!」とお願いするような施主ばかりではない事を三井ホームは認識すべきです。 家造りの本質的な部分ももう少し勉強され
てはどうでしょうか?

『大きな信頼』なんてデッカイことを言うのはまだまだ早すぎですね!