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 健康診断で自分のからだを知ろう!! 
からだのこと、病気のことを知るのが自分を知る第一歩!
皆様は、ご自分のからだのこと、病気のことをどれだけ理解していらっしゃるでしょうか。基本的なからだの仕組み、病気の経緯や健康状態の変化を知り、一つ一つの検査の目的や異常値の意味を理解しておく必要があります。そして、万が一病気になったとき、患者として勉強し知識を持っていれば、医師の言うことに対しての理解度、納得度が違います。このページをきっかけに基礎の知識を身に付け「自分を知る勉強」をしてください。
健康状態のバロメーター
高齢化社会に伴って増えてくるのが「生活習慣病」です。まさにこれは、日々の生活習慣が影響して発病するもので、一度かかれば生涯にわたってコントロールが必要となってきます。不思議なもので人間は、一度悪習慣が身についてしまうと、いけないとは判っていても、なかなか改善できずに悩んでいる方をよく見ます。つまり、予防が大切なのです。
血液検査や健康診断を受けた場合、その結果の説明を医師から受けます。結果によっては食事・運動・ストレス・飲酒・たばこなどの生活指導があります。そのときは「フンフン、なるほど」と理解したつもりで、家に帰っていざ見直してみると、せっかく受けた説明や指導も「あれ?あの時なんていわれたっけ?」なてことありませんか。それではせっかく受けた検査を有意義に活用することは出来ません。
そういうことにならないためにも血液検査や健康診断の結果は正しく把握して理解しておく必要があります。生活習慣病にかかるもかからないも、あなた次第!健康で生涯楽しく暮らしていただくためのバロメーターになるのが健診なのです。
健診で生活習慣病の芽をつみとる
日本人の10人に6人までが、がん・脳卒中・心臓病の三大生活習慣病で死亡しています。これに、高血圧症・糖尿病・肝臓病などの、その他の生活習慣病を加えると、その数は全死亡者のやく70%に達します。しかし、これらを健診によって初期の段階で発見できれば、深刻な事態におちいる確立は低くなるはずです。あらゆる生活習慣病も初期の段階、つまり小さな芽の内に摘み取れば大事にいたることはないのです。
●一次予防
 健康なうちに病気にならないような生活習慣を身につけて、それを維持しましょう。
●二次予防
 たとえ、病気が発症しても、それをできるだけ早く見つけ、早く治療を始めることが大切です。
健診結果を上手に生かしましょう
●異常が指摘された場合は、その改善に向けて生活習慣のアドバイスが示されますので、出来るところから変えてゆきま
しょう。精密検査の指示があることは、いたずらに心配しすぎないようにし、出来るだけ早めに検査を受けてください。
●数値が正常ならばそれで安心というわけではありません。昨年、一昨年の結果と比較し数値がだんだんと異常範囲に近
づいているようであれあば、その項目に対する生活習慣を今一度見直し、改善をするきっかけにしてください。
●健康診断はご自身の健康状態を客観的に知るために有効です。結果を上手に生かして健康づくりに役立ててください。
健診結果の6段階評価
 異常なし 正常値(基準値)の範囲内です。または、今回の検査の範囲では異常は認められませんでした。
これは、100%異常は無いとう言う意味ではありません。健診結果はあくまでも、今回の限られた対象範囲で、さらに限られた検査項目での実施であることを理解しておいたほうがよいでしょう。何らかの自覚症状があるのでしたら医師の診察を受けてください。
 有所見異常
  
(軽度の異常)
正常範囲をわずかに逸脱しているが、病的状態とは考えにくく、このまま様子を見ましょう。「異常なし」と同様、油断をせず体調に気をはらってください。ご自分を守れるのはご自分だけです。
 要経過観察 正常値を逸脱して、病的状態に移行することも考えられるのですが、直ちに医療を必要とする状態ではありません。このまま様子を見てださい。
 要精密検査 正常値をかなり逸脱し、病的状態に移行することも考えられるが、直ちに医療を必要とする状態ではありません。あるいは、同じ項目の再検査を数ヶ月ごとに必要とする場合も含まれます。何らかの自覚症状があるのでしたら医師の診察を受けてください。
 要治療
  
(要医療)
正常値を大幅に逸脱し、治療または健診項目以外の精密検査を必要とします。
 治療 そのまま治療を続けてください。




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ワンポイントアドバイス
健康診断はご自身の健康のためにはもちろん、家族の健康にもつながります。
定期的に受け、しっかり健康チェックをしましょう。


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