開基者・開基年代・理由        

                   開基年表  開基年表解説(仏教伝来)

札番 寺院名称 開基者 開基年代 開基理由
01 青岸渡寺 裸形(らぎょう)上人 300年代 修行中観音菩薩を感得し
02 紀三井寺 為光(いこう)上人 770年代 人々の苦悩を救わんがため
03 粉河寺 大伴孔子古(くじこ) 770年代 草庵を結び
04 施福寺 行満上人 550年代 病気治癒の勅願
05 葛井寺 葛井給子 725年代 葛井氏の氏寺、国家のためと
06 壺阪寺 弁基上人 703年代 千手観音像を感得し
07 岡寺 義淵僧正 663年代 宮家独立時
08 長谷寺 徳道上人 686年代 天武天皇の病気平癒
09 興福寺 南円堂 藤原冬嗣 710年代 父の供養と一族の繁栄
10 三室戸寺 大安寺行表法師 770年代 光仁天皇の勅願
11 上醍醐寺 聖宝理源大師 874年代 醍醐水を感得
12 岩間寺 泰澄大師 722年代 元正天皇勅命
13 石山寺 良辨僧正 749年代 聖武天皇勅願
14 三井寺 大友与多王 686年代 天智・弘文・天武天皇の勅願
15 今熊野観音寺 弘法大師空海 825年代 嵯峨天皇の勅願
16 清水寺(京都) 延鎮上人 778年代 夢告をうけ
17 六波羅蜜寺 空也上人 951年代 悪疫退散
18 頂法寺(六角堂) 聖徳太子 587年代 夢のお告げがあり
19 行願寺(革堂) 行円上人 1004年代 一条北辺堂を復興
20 善峯寺 源算上人 1029年代 小堂を建て菩薩像を刻み
21 穴太寺 大伴古麿 704年代 聖観音像の制作を依頼、造立
22 総持寺 山蔭中納言政朝卿 834年代 亀の恩返しのため
23 勝尾寺 開成皇子と善仲、善算 727年代 堂を建てて経を納め
24 中山寺 聖徳太子 600年代 このお告げに従い
25 清水寺(播州) 法道仙人 627年代 推古天皇の勅願
26 一乗寺 法道仙人 650年代 孝徳天皇の勅願
27 圓教寺 性空上人 966年代 霊地を求め、この地
28 成相寺 真応上人 704年代 像を安置するための
29 松尾寺 威光上人 708年代 馬頭観音像を感得し
30 宝厳寺 行基菩薩 724年代 聖武天皇の勅願
31 長命寺 聖徳太子 619年代 長寿を祈願
32 観音正寺 聖徳太子 605年代 人魚に呼び止められた
33 華厳寺 豊然上人、大口大領 798年代 仏像が重くなり動けなくなった所