国家

 国家なんて書くと難しそうだが、簡単に言えば、MAPのことである。地図はプレイヤーにとってかなり頼りになるものなので出来る限り公開したい。DMはMAPを作る所から始めるべきである。と言いつつ、画像をそのうちアップしますのでとりあえずは文章で。

バッカス王国

 アベリアン大陸の中心に位置し、最も国力がある。セブンヘブン教の総本山もあり、各地から色々な商業ギルドも訪れる大都市である。周りを堅固な城壁で囲まれ、その中に街や市場や宿屋、各ギルドなどが有り、一般の人々は七つからある城門に配備された衛兵の許可を取ってからでない限り街へ入ることは許されない。南西にあるスラム街は無法地帯となっている危険な場所である。

ルドルフ帝国

 古より魔法に長けた国でその伝統を重んじる人種から構成された魔術師ギルドはかなりの力を持っている。これは魔術に力を入れてないバッカスにとっては非常に脅威となっている。が、その反面バッカスの軍事力とセブンヘブン教の聖戦士部隊には脅威を感じている。太古の遺跡の謎を組織的に解読しようとしているルドルフには遺跡の周辺に展開した街並みを旧ルドルフ、そして山脈をはさんで西に展開した街を新ルドルフとしている。新ルドルフは他国との交易も盛んで協議会の思想も外交的であるが、旧ルドルフは伝統こそ重んじるが自分達が魔術の源であると考えており、他国を低級視するところが有る。今では同じ国であるにもかかわらず議会は真っ二つに分かれ対立している。

ドーマ帝国

 伝統ならこの国も負けてはいない。古くからベイカント王国と戦ってきたせいもあるが、戦についてはかなり発達した文化を持っている。鎧、武器、盾、兵器から兵法までその歴史は古く、アベリアン大陸で最もその技術は進化している。特に鍛治ギルドが力を持っている。ドゥーファーと言う名のドワーフがこのギルドを創設したのだが、その技術は今も尚受け継がれている。ドーマのソードと言えば大陸で知らないものはいない(車はトヨタみたいな)。また鎧はドゥーファー製と言えば値段は10倍以上に跳ね上がる。

メキア王国

 アベリアン大陸を古くから収めてきた中心的な国であったが、内乱が勃発し自分の国の力では抑えられなくなりバッカスに軍隊を派遣してもらい鎮圧した「メテオ事件」がきっかけで国を維持していくことが出来ない状況を打破できず滅び去った。現在はバッカスの領土である。

アダシスコル聖国

 ガラズイム教が中心で成り立っている宗教国家で、セブンヘブン教とは対立している。中でもラスカルジーマ法王の力は強く、アダシスコル地区より南のラ砂漠地方などはほとんどガラズイム教である。この宗教の特徴は年に一度、生贄によって神をなだめる儀式がある。この生贄は神に対する忠誠心が最も高い信者とされ、聖人の称号を与えられるため志願するものが多く、毎年1000人単位の信者から一人を役員が決めると言う。またこの国の聖戦士はグリフォンに乗っているので有名である。




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