これはこの地方の秋の風物詩「棒掛け」と言います。 以前は、見渡す限り田んぼにありましたが、
最近は、コンバインで稲刈りをして、乾燥機を使い米を乾燥させるので、このように棒に掛けて乾燥を
する風景は少なくなりました。 自然乾燥をしたお米は、機械を使って乾燥させたものより風味は良いと
言われております。手間や時間が掛かっている分美味しいのかもしれませんね。
平成10年10月18日撮影 撮影地 遠田郡田尻町
これも、「棒掛け」です。この地方では、一本の棒に稲を回転するように重ねていく「棒掛け」
が、主流です。 宮城県でも南部にいくと、「はせ掛け」と言う木を横にしたものに稲を掛ける
方法を取ります。 これは、気候や棒の使用量などが関係しているのだと思います。
平成10年10月18日撮影 撮影地 遠田郡田尻町
これは、我が家の稲刈りの風景です。前日に雨が降っていましたので、地面が濡れて、
作業は大変でした。ちなみに、我が家でも、「棒掛け」で米を乾燥させます。
平成10年10月10日撮影 撮影地 瀬峰町大里