日録●太田代志朗●2020年 

10月30日(金) 野田パブリックひばりで。
8時55分、INスタート。一時は土砂で埋まった河川敷コースも整って上々。
気軽なスルー、朝の曇りがバックナインになり秋晴れになる。
低調な校友会活動にて3サム。スコアは99(49;50)、何ともまとまりがなかった。
AQUAで往復40Km、16号線を細心注意、快適ドライブだった。


10月28日(水) 晴れ。枯葉、紅葉。
朝食終えて、のんびりウォーキング70分。
公園は沢胡桃の実も落ち、落ち葉でいっぱい。
マスク着用、ソーシャルディスタンスの立て看板がでている。

ヨーロッパではコロナ感染が急速拡大、パリで夜間外出禁止。
GO TOキャンペーンも預かり知らぬ身にて、要注意の日々。
NHKBSプレミアムに映画『カサブランカ』(1942年米)、時の過ぎゆくままにーーもう10回以上は見てきているんだがね。


10月25日(日) 秋晴れの一日。
60分ウォーキング。秋草が揺れ、白鷺が川辺で餌をさがしている。
ひと汗かき、家に帰ってシャワー。だらだらやってきているが、これではダメだと活。
活をいれるが、さてさて鬱がたまる。コロナ禍の自粛自重で老体にはGO TOも夢亦夢なり。
千ヶ滝の森から便りーー朝はマイナス1℃、落ち葉が舞い、濡れた森のそよぎ。
夜、月煌々。NHK-TVに能『道成寺』(友枝昭世:国立楽能楽堂)


10月22日(木) 昼ころより曇り。
体調よく打ち放し4時間:600発余。150Yネット上段直撃せず鬱々。
唐組「さすらいのジェニー」公演(作=唐十郎、演出=久保井研+唐十郎東京下北沢)最終日。
畏敬の老シュールレアリストは駆けつけるという。
「澁澤龍彦さんと一緒に唐十郎を見に行くのよ。あなたも是非いらっしゃいね」
若く弾ける季節、鎌倉からメッセージ、繚乱の日々だった・・・・。


10月21日(水) 霜降。秋が深まる。
晴れ。 紅葉がはじまり、朝霜が見られる頃となった。
秋の陽ざしがふりそそぎ、公園ウォーキング60分。
青空、白雲、木陰、鳥の鳴き声、竹林、川風、落ち葉、秋蝶。
愛犬スバル(1996~2004)よ、アンジュ(2004~2018)よ。

ドコモのスマホ(Galaxy) 8月分請求多額の6.661円に驚き、不信不明を問合せるも埒明かず。
山荘の木漏れ日を甘受する詩人の饒舌に、思わずTWITTER削除。


10月19日(月) 秋しぐれ。
冷え込み昼前から雨になり、終日茫漠。
「コロナ禍のせいもあって二月以来、ひとりも友人に会っていない。だが考えてみると、古くからの親友はほとんどみな、もういなくなっている」、ーー『山田稔自選集Ⅲ』自筆年譜。
「迫りくる死のもたらす感覚の成熟ということか」、ーー石原慎太郎著『老いてこそ生き甲斐』。
「”トシのせい”にするのは老人の甘ったれだとケイベツしている」、ーー高峰秀子twitter
「林住期に入って、自分の始末をいかにつけていくか」、ーー山折哲雄『老いと孤独の作法』


10月18日(日) 月下美人が咲く。
晴時々曇。ベランダの月下美人が咲く。
夏の雨で日照時間がなく、10月にずれこむ満開となったよう。
日曜日の公園は、家族づれや少年サッカーの試合で賑わっている。
TVに日本オープン(紫CCすみれ=7.317ヤード)、稲盛佑貴が5アンダーで逆転優勝。


10月16日(金) サンレイクカントリークラブで。
秋晴れ、日光連山が見晴らせる。
INを8時52分スタート。雄大な18H、6.370Y。

池がらみのホールが多い。
コースメンテナンスはよく、カートの乗り入れ自由。
広大なコースをもっとエンジョイしていいのに、会心のショットがなくずるずるいってしまい、スコア105(52:53)
それでも、同伴プレヤーたちとのいつもの明るい罵詈雑言に笑い転げていた。

恵まれた絶好の秋日和ーー連日の雨模様の日々の中の奇瑞なり。
メンバーは森脇、丸野、渡辺、太田にてのラウンドだった。


10月14日(水) 時々晴れ。
曇り。夕べはよく眠った。昼前にウォーキング60分。秋が深まる。
愛犬(キャリア牝:15歳)を亡くしてちょうど2年。まだメソメソしている。
東京生まれの家人は何かと上京しているが、武州古城下に逼塞中なり。
飛高さん、快諾ーー飛高敬歌集『石に咲く花』(角川出版)、「曠野」記念号の書評執筆。


10月12日(月) 曇天。昼過ぎに晴れる。
家の近くの幹線道路の改修工事の騒音・渋滞。
埼玉で感染100人超え、劇団関係者にクラスター40人発生。
マスクおよび手洗い励行の日々にて、S歯科院で歯周病治療~予約マッサージ1時間。

高度バブルの国家的青春の時代に悪を貫く身体的反抗・叛逆を文学の証しとした。
かたや狭窄な左翼インテリは憂鬱と解体の論理をつきつめたということだったのかな。
くだらん、ノスタルジーの陥穽。すべての情緒をご破算にしよう。


10月9日(金) 雨。台風14号接近。
台風14号が四国の南を北上、明日は本州に大雨警戒。
雨が降り冷え込む。早々に部屋に暖房をいれる。

書評に今江秀史著『京都発・庭の歴史』(世界思想社)
また、古庭を日がな歩きたくなった。
聖と俗、無と有。光の曼荼羅がひろがる
地下の夢想国師がささやき、遠州がせまってくると。

・いかなれば海辺さまよひ告げざるをわが蒼茫のイリュミナシオン
・雲母坂ころがりゆけばひたぶるに母のパラソル秋雨に濡れ
・美しき結語などなく上洛の同士いづこに斃れざらむや
・されど鳥羽殿に駆けゆく五、六騎の夢なる夜半の雪なれ永遠(とは)


10月5日(月) 金木犀が匂う。
午後に晴れ。金木犀が匂っている。
なぜか身体がだるくて、夕べは早々にベッドにつきよく眠った。
定期の予約マッサージ1時間。とまれ、ムリをせず悠々緩々。


10月2日(金) 晴天、秋冷の候。
早朝の深い霧が晴れ、秋空が澄みわたる。
公園にヒガンバナ、コスモス、キキョウが揺れている。

夕べは中秋の名月で2階ベランダから見る月が美しかった。
世はGO TOムードのようだが、武州古城下に隠遁粛々。
国勢調査はインターネットでなく、記入の調査表を投函した。

石原慎太郎:坂本忠雄対談『文学の器』(扶桑社)、『昔は面白かったなーー回想の文壇交遊録(新潮新書)を一気に読んだ。今やノスタルジーの中の活気あふれた文壇、同世代感で「高橋和巳なんか力量があって、急死してショック受けたね」といっている。
また三島由紀夫の『豊饒の海』はそれまでの焼直しで実につまらないともいっている。


10月1日(木) 神無月、曇後雨。
曇後晴。Y内科院でインフルエンザワクチンを接種。
「重症化リスクのある高齢者」ゆえ、早々に受けてくる。
ここ数年は治まっているが、喘息で苦しんだ時期があるだけに自重自粛。
今年の冬は特に、インフルエンザが本格的に流行するといわれている。

さて老骨の体調保全にと気ままなウォーキング、軽いストレッチ。
それに週一の打ち放し4時間600発&近場のパブリックにおけるハーフラウンド。

 日録 2020年1月~9月

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