南風のたよりNo79


    ドゥマゲッティー便り


       小さな、話題


     ラムズのバイク

     ダイビング屋のページじゃなかったのかい?と言われそうですが、またも話題はバイクです。
    正直に書かせてもらうと、ダイビングで潜っても感覚が麻痺していて、あまりネタになるような話題を見つける事が出来ません。
    例えば、今年は雨が多いので、バイス方面からの泥水の流入が多くて、リロアン周りはまだしも、ネグロス側では時々味噌汁状態です・・・。などと言う事は余り書かない方が良いのかとも思いますので・・・へへへっ無理な言い訳か?。
    そこで、どうしても今一番興味の有るバイクの話題になってしまう訳です。今日はラムズのバイクについてです。
    ラムズのバイクは1978年モデルのホンダのトライアルバイクがベースになっているそうです。初めのスクラップ同然の写真はツーリングのページに載せて有りますので参照して下さい。ラムズは不動のそのバイクを28000ペソで買いました。買ってすぐにバイク屋まで軽トラで運び、とりあえず走れるように修理しました。その費用が新品の前後タイヤを含めて6000ペソだそうです。その状態で約3月乗って、この度、フレームからブレーキドラムまでの全塗装をしてほぼ完成と言うところだそうです。リヤをモノサスにしたいとか、バッテリーを入れたい等の手直しの予定も有るようですが、今ではドゥマゲッティーでベスト5に入るカッコいいバイクになりました。この塗装の費用が4500ペソだそうで、ラムズのバイクは総額38500ペソ日本円では9万円ちょっとと言うところです。
    現物の仕上がりを見てもらえれば驚いて貰えると思うのですが、それはそれは「グアパ カーヨ」であります。
    マングナオ・オフロードバイク・クラブは入会資格、入会金はありませんのでお気軽にどうぞ・・・。

    ラムズのバイク


     ラムズのバイクやJ-POYのバイクは検問に引っ掛かる。夜のチェックポイントでは100%です。
    ドゥマゲッティーではバイクの登録と整備が厳しくなっていて、夜毎シティーリミット近辺でバイクのチェックが行なわれるようになりました。
    先日はわざわざナンバーも灯火類もきちんとしている私のバイクに乗り換えて出かけたにも関わらずチェックポイントで引っ掛かりました。理由は、持ち主と免許証の名前が一致しないから、と言う事でした。それなら、レンタルバイクはどうするんだと言って食い下がりましたが、デットオブセールと言う、一種の譲渡証明書のようなものを持って来いと煩く言われらちが開きませんでした。
    でも、本当のチェックポイントの意味は他に有って、シャブの運び屋を牽制するためなのだそうです・・・と、ロイが言っていました。
    先月は隣村でシャブの取り引きに絡んで4名が撃たれると言う事件が有ったそうです。その時も逃走にはバイクが使われていたと言う事で、チェックポイントは暫くは続きそうです。ドゥマゲッティーが無免許でもOKだったのは昔話になりつつ有ります。MDSにお越しで、バイクに乗りたいお客様は是非、国際免許証をお持ち下さい。

     セブ〜ドゥマゲッティーのバス

       最近セブからドゥマゲッティーに戻る時にはほとんどセレスの直通バスを利用しています。サウスターミナルを10AM出発で、ドゥマゲッティーのターミナルに15PM着です。5時間のバスの移動はちょっと考えると大変そうですが、意外にラクチンで快適です。途中アルガオの有料トイレで小休止があり、セブ島の船着き場では30分の休憩タイムがあります。サウスターミナルから発車する前にジョリビーの出張販売でハンバーガーなどを買っておくと空腹にも対処出来ます。
    当日1日潰れてしまうので短期の旅行でダイビングがメインのお客様には良くない選択かも知れませんが、そうでない急ぎの用が無いお客様は是非試して下さい。
    リロアンのボートへの乗り換え、セブランやバトからイジーライドーやパタパタを探す手間を考えると、直行5時間は最速かも知れません。

    バトの港とセレス・バスとマーヨシッピングフェリー


     庭には2羽ニワトリがいる?

     シャレているのではありません。我が家の庭には放し飼いのニワトリが都合8羽います。そして、雛が6羽にヒヨコも5羽います。ヒヨコと一緒に写っている雌鳥と雄鶏のつがいを始めに買って来ました。昨年の9月か10月頃だったと思います。その雌鳥が最初に産んだ卵が10個で、その内の8個が孵化しました。8羽は雛の内に6羽に減ったものの見事に成長して今では卵を産む程になりました。その後この雌鳥はまた卵を孵して、それは雛として走り回っています。その雛が先月親離れしたと思ったら雌鳥はまた卵を産んで写真のヒヨコが最近孵りました。この写真は生後4〜5日です。
    我が家の庭で鶏が増える最大の理由は番犬のレインボーの活躍に寄るところが大です。レインボーと、つながれっぱなしの「名無し」も敵の進入には敏感で、猫はほとんど入って来られません。近所の犬が雛やヒヨコを狙って入って来てもレインボーが撃退します。しかし、遊び人?・・・遊び犬のレインボーは時々ぶらりと出かけてしまって居ない事が有ります。そんな時には雌鳥が自ら犬に立ち向かいます。この鶏は闘鶏でも何でも無いのですが、一端戦うとなると全身の羽を逆立てるようにして犬を威嚇し、飛び上がって爪で一撃を加えます。この強い母鶏のお陰でヒヨコは雛になり、雛は親鳥になり、どんどん増えている訳です。
    ちなみに餌は朝夕2回、米を少し撒くだけです。母鶏はレインボーが食べ残したピザやスパゲッティーやビーフンも小さくちぎってヒヨコに与えます。鶏肉も勿論、魚だって何だってヒヨコに食べさせます。

     

    庭の鶏・・・だからニワトリ?


     うちの鶏は家の人間を識別する事が出来るようで、我々が近寄っても全く逃げませんが、知らない人が近付くとヒヨコを避難させるように逃げて行きます。ここで「自然な鶏」を見ていると、ケージに押し込められているブロイラーの無表情が哀れに感じます。鶏がこんなに個性的で動物的な生き物だったとは知りませんでした。しかし、この母親はだんだんに卵を産む数が減って来たので次の産卵でお終いだそうです。お終いとは・・・食用になる訳ですね。

      クラシックカークラブ

     バトからタンピに渡るフェリーの中で旧車のグループに会った。マニラから出発して、どんなルートでセブに入ったのかは分らないが、ネグロスに渡りバコロド経由でミンドロに渡りマニラに戻るようだった。旧車に混じって新型のGMが一台あったが、ポルシェ、GM、サンダーバード、ロータス・・・外車マニアでは無いので良く分りませんが、とにかく素晴らしい車がフェリーに積まれていた。
    フェリーのデッキに上がるとドライバー達ががやがやとやっていたが、皆さん身なりも日本の旧車マニアと変わり無く、イタリアの車のロゴの入ったポロシャツや帽子で雰囲気を出していた。
    同じ旧車クラブでもドゥマゲッティーのオフロードバイククラブとはだいぶ雰囲気が違う、都会派のクラブであるな、と言う感じがした。こんな風に感じる俺って、フィリピンでも田舎者なのかな?

    ポルシェ





    ではまた。


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