マサブロ・ドノルテ
マサブロ・ドノルテ（通称マサブロド）は黒砂の海岸です。ネグロス島は火山島です。ドゥマゲッティーからは少し遠いのですが、温泉で有名な観光地もあります。そして、ドゥマゲッティーからマラタパイへ向かう途中には、海岸でお湯の出るところも有るそうです。ですから、海の砂は火山の砂で真っ黒です。南の島には青い海と白い砂がお似合いなのですが、残念ながら真っ黒です。バリ島なんかと同じ雰囲気です。潜って沖に向かうに連れてサンゴの砂が覆ってくるのですが、アポのホワイトサンドには程遠いものです。
マサブロ・ドノルテはビーチエントリーで潜れる初級者向けのポイントです。水深も浅く、流れも強くなく、誰でも安心して潜れるポイントです。
しかし、技術的には初級者ポイントですが、中身は相当濃いポイントです。マクロに関しては超上級ポイントと言えると思います。ダイバーに見る目さえ有れば、一つの岩から動けなくなってしまうかも知れません。
そしてマサブロドは魚種の多さでもナンバーワンです。アポよりはるかに多いと思います。
私がこのポイントで一番好きなのは「メッキ」の群れです。メッキとは、ギンガメの子供です。体長15〜20センチ程のメッキは、目だけがくりくりっと大きく見開いていてとっても可愛いのです。
ウミウシは苦手で種類を良く知りませんが、私が持っている図鑑に乗っていないものもたくさんいます。
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