A recommended point 


    サンクチュアリー 

    アポで一番有名なのがこのサンクチュアリーだと思います。
    ドゥマゲッティーにあるシリマン大学が研究の為に保護しているので魚が安心して居るようです。 ここの魚は比較的近寄りやすく、特にギンガメアジの子供が水深1〜3メートルの浅場で群れている様は思いきり近寄って写真に撮る事ができます。この情景はまず間違いなく見られます。極々稀に大形の捕食魚がギンガメを襲って散らした時などに居なくなるようです。
    サンクチュアリーのもう一つの目玉は、クマノミ城です。これも何度も雑誌などで紹介されているので行った事がなくても知っている、という人も多いはずです。
    ハマクマノミが群棲しているのですが、昔にくらべると最近は一ケ所に集まらずに少し範囲が広がっているようです。何年か前の台風で一度壊れて再生中だったのですが、しかしそろそろ完成と言える状態で、十分見応えがあります。
    私は、ここでも有名なクマノミ城やギンガメの玉を見る事よりも、リーフエッジを流す方が好きです。
    それは見事な、見るからに元気なエダサンゴの群棲を見るとため息が出ます。また、エダサンゴの前で静かに待っていると、ダイバーに驚いてサンゴに隠れたスズメダイの類いが無数に出てきます。
    沖側に目を向けていればレインボーランナーが走り過ぎるのが見られますし、ホシカイワリ、ヨコシマサワラ、オニカマスなども通り過ぎます。
    水深を10〜15に取って、白砂のテラスを丁寧に覗いて行くと、ニチリンダテハゼをはじめとする、ハゼの類いが見られます。
    水深をもう少し深めに取ると、サビカラマツ、ウミカラマツがオーバーハングをかくしている場所が見えます。カラマツにはガラスハゼの類いがついています。その穴には1メートルを優に越すハタがいつも2〜3尾いて目が合うとびっくりして逃げます。穴の天井にはアオギハゼが見られます。
    サンクチュアリーは2年ほど前から、環境保護の為に一日に受け入れるダイバーの数を15人に決められました。場合によっては希望の日に入れない場合もあります。

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