[10月12日]

この家に住みはじめてから半年が過ぎました。 3月の施主検査直前の三井ホームからの虚偽報告の後何とか気分を取り戻してこの家の引渡しを受けました。 ところが
住み始めて3ヶ月も経たない内に、どう考えても「まともに社内検査を実施しておれば、発生し得るハズのないトラブル」が幾つも発生し、再度検査を実施するよう三井ホ
ームに強く求めました。

拙宅の工事を担当してくれたYさんは4月の異動で横浜へと転勤された為、以降この半年間拙宅の対応を一生懸命してくれたのはYさんの上司であるSさんです。 私た
ちが三井ホームと契約したそもそものきっかけは、営業のKさんの人柄によるものが大きかったワケですが、その肝心のKさんは拙宅がこれだけ多くのトラブルを抱えているこ
とを認識しておられるにも拘わらず全くノータッチでした。 とても残念な気持ちです。

未だにサッシ類(全て新日軽の樹脂サッシ)のトラブルが完治していませんが(原因も不透明)、Rコン(DSP)関係から発生しているものと思われる異臭については、屋根
裏の換気設備の設置と竹炭と敷設を行ってもらい現状は特に気にならないレベルになりました(・・・もっとも4〜5月頃はそれ程臭いは気にならなかったことを考えると気温
との関連が一番大きいのでは?と思います)。

そんなこんなの半年が過ぎた2002年10月12日(土)の朝10時に玄関のチャイムの音。。 三井ホームの技術センターからSさん、Nさんのお2人、工務店の監督さん、電
気工事業者さん、水道工事業者さん、それに新日軽からお2人の計7名。

検査は約3時間、床に潜ったりなんだかんだとチェックがありました。 特に大きな問題はなかったようですが、1FのCD管の床下への取り回し方法が一部よくないとのことで
後日手直し工事が行われる予定です。 パントリーの扉の取付金具のガタや床鳴り数箇所も発見して貰いましたが、これは約半年実際に住んで使っているワケですから
経年変化の範疇だと理解しています。

今、一番厄介なのがサッシです。



上の写真の赤丸の部分、取っ手のゴムパッキンの下の樹脂部分が割れて折れてしまうのです。 この樹脂の部分は耐結露の面から中空構造になっていますが、どう考え
ても強度不足です。 検査当日も新日軽の担当者から極めていい加減な報告がありましたが、これについては後日再度の報告と万全の対策をして貰います。 先日、
住宅展示場で見つけたのですが、トステムにも同じ様なサッシがあり、動きが全く別物! 金額は?ですが、もし選択の余地があるのであれば、拙宅と同じタイプのWハン
グ(大も小も)は止めた方が良いと思います。 ・・・この半年の間にこの家のサッシにはやられました〜・・・取っ手の部分のみならず本体ケーシングが割れたりと、Rコンと並
び価格と品質が反比例しています!

今回の検査で一番迷惑を被ったのは水道工事業者さん・・・でしょう。 水道工事関係での不具合は何も無く、今回もキッチン、バスの水回りを念入りにチェックして下さ
った他に外回りの雨水舛の掃除までして下さいました。 

そんなこんなで検査は終わりました。

本当の気持ちを言えばまだまだ割り切れない気持ちもありますし、又トラブルも完全に解決した訳ではありませんが、2期工事としてはこの辺りで線を引きたいと思います
(RコンのVOC問題とサッシの不具合については別ページを設ける予定です)。


最後にSさんからプレゼントを戴きました。。



拙宅向けオリジナルのメンテキット(?)です。 積水ハウスやSXLは引渡し時に簡単な工具類とか補修材の入ったメンテキットを施主に渡していますが、三井ホームは特
に準備していないそうです。 兄宅や妹宅での話をしていたせいか、Sさんも本当に必要な物を厳選して(?)準備して下さったようです。