田中小池記念館(Koike Memorial House)


田中小池記念館(小池メモリアルハウス)の簡単な紹介です。

あしびきの低山に囲まれ山田の多い地に、百三十年以上前に建てられた家屋を研究施設とし、セミナー・議論の場として利用している。 情報化社会から抜け出し、電話もなく携帯の電波も入らないこの地で、長年にわたり囲炉裏の煙に燻されてきた梁や天井を眺めながらの研究は、長い時間スケールでの本質的な学問の意味をも考えさせてくれる。

近隣の山野より季節の山菜は調達可能、 さらに、峠を越えれば北国街道沿の海岸より魚介の自給も可能である。 また、徒歩40分の無人駅にある灰色公衆電話のISDN回線によりインターネット接続を利用し、メールの確認などを行う事も可能。 

なお、この小池記念館の存続は小池家関係者の善意に支えられている。

「山かげの草の庵はいと寒し 柴を焚きつつ夜を明かしてむ」 「夏草は心のままに茂りけり 我庵せむこれのいほりに」 「水や汲まむ薪や伐らむ菜や摘まむ 秋の時雨の降らぬその間に」 (良寛
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