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手造り爆発物(焼夷剤)
爆破作業を長いことやっていれば、いろいろと変わったことを経験するが、先輩から卵の白身と動物の血を使って、爆発物(焼夷剤)を作と言われた時には、実際ド肝を抜かれたものだが、冷静に考えれば理にかなった物で、どの地域に展開しても容易に手に入れらる物ばかりで、これは戦場でも例外ではない。
[卵の白身]
これはニワトリの卵の白身とガソリンを混合して造り上げる焼夷剤で、ゼリー状に仕上げてあるので、どのような変形ターゲットであってもその表面に、この焼夷弾剤を設置できるという利用価値がある。
- 1、製造方法
この焼夷剤は、ガソリン85%と卵白14%が主なミックス材料で、この他に食用塩、コーヒー(粉末)、茶の葉、ココア、砂糖、硝石、硫酸マグネシウム(別名エプソム塩:下剤・肥料・工業原料などに使用)、ワッシング・ソーダ、重曹、アスピリンなどの内から1つを選んでミックスする。約10分間位でゼリー状になるが、もう少し固めたい時は、ミックスした物を容器ごと、摂氏65度の湯の中に半時間位いれてから、室内温度にまで下げる。ただしコーヒーを混合した場合は煮てはいけない。
[動物の血]
卵の白身以上に効果がある物に、動物の血液を使った焼夷剤がある。ガソリン68%、動物の血液30%、食塩、コーヒー(粉末)、砂糖、ライム、重曹のうちいずれかを2%の割合で、混ぜて焼夷剤を作る。
- 1、製造方法
動物(馬、牛、ヤギ、豚、羊、犬、ラクダなど広範囲にわたるが、採血した後で肉を食用に出来ればなおよい)を逆さ吊りにして、首の頚静脈を切って採血するが、牛、馬、水牛、ラクダなどの大きな動物は、横倒しにしてから静脈を切って採血する。
凝固した血は布で漉して血清を採り、採取した血清は涼しくて、風通しの良い所に保管する。ただし老いた動物の血清では効用が薄い。なお血清が、生傷に触れると化膿するので注意する。血清を容器に移して、ガソリンを注ぎ、かき混ぜて、最後に食塩、その他の化合物を入れてゼリー状になるまでミックスすると出来上りである。
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