気と病気

気と病気の関係をわかりやすくイメージしてみましょう。病気の人は例えると体の部分が「砂漠」もしくは「荒廃した土地」の状態になっています。もちろん

そこには川も流れていませんし、まわりの大地も潤ってないので植物も生育しません。これは気が流れてなく、気が全体的に不足している状態です。

このような状態では決して健康になるというのはありえないと簡単に想像がつくと思います。

 

そこに気を流してあげると、一時的に川の流量が増し、下流まで水が流れ

良さそうな状態になります。しかし「荒廃した大地」にとっては川の流れる量が圧倒的に不足していて、川の水はまわりの大地に吸収されてしまい、川は再び流れなくなってしまいます。このようになったら再び病気になります。

 

大地を潤すためには継続的に川に水を流してあげる必要があります。継続的に流すことで大地は徐々に潤ってきてだんだん植物なども生育してきます。

気も継続して流れるようになると自然に健康になってきます。

 

ここで考えなければならないことは「荒廃した大地」をつくり出した何らかの

原因があるということです。それは内外的要因に問わず「ストレス」、「過労」、「体に負担がかかるような無理なこと」、「毒物」、「マイナスな心」あるいは「老化」であったりするかもしれません。

 

これらの原因を取り除かない限り、再び「荒廃した土地」にもどってしまうということです。体で言えば、気が体から外にどんどん漏れている状態でこの量があまりにも多いと不健康な状態になっていきます。ですから生活パターンや思考パターンを変えて気を漏れなくすることも重要なことだというのを理解してください。

 

自分自身で気を取り込める人はともかく、そうでない人はまず気を漏れなくして、また何かから気をもらうしかありません。雨が継続的に降れば大地も

だんだん潤ってきます。そこには木が繁り、やがて森となり自然のダムとなり、仮に雨が降らなくても川は流れる状態になっていて、多少の日照が続いても全く大丈夫です。これが体の内部で発生すると精神的にも肉体的にも

抵抗力が増し、あなた自身の自然治癒力にもなっていくのです。

 

 

 

 

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