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2007年4月20日

UNI、プライベートエクイティ(PE)に警告

 

フィリップ・ジェニングスUNI書記長は3月、ニューヨークで、投資ファンド大手ブラックストーンと会った。非公開投資ファンド(プライベートエクイティファンド;PE)のやり方に批判的なスポットライトを当てるグローバルユニオンのキャンペーンは、インパクトを与えることが明らかになってきた。英国とニューヨークでの対話の中で、PEは、この2ヶ月でかつてない批判を受けていることを認めている。PEとの議論は、今後、グローバルユニオンと主なPEとの間の、より広い情報交換につながるだろう。

UNIは、組合は何を要求していくべきかのリスト作りにも取り掛かっている。

UNIは、TUAC(OECD労働組合諮問委員会)のPE会議と、PE及びヘッジファンドに関する欧州社会主義グループの報告発表にも出席した。また、英国労働組合会議(TUC)のPE会議にも出席する予定だ。

グローバルユニオンは、PE及びヘッジファンドを監視・規制する国際的タスクフォースを求める、G8サミット向けの声明のまとめにかかっている。

ジェニングス書記長は、米財政委員会のバーニー・フランク議長、欧州社会主義グループのポール・ニューロップ・ラスムセン代表とも会い、ヘッジファンドとPEについて話し合った。

UNIウェブサイトにも、PE特集頁を設けた。週に何度か更新され、PEに関する取引、批評、政策などを掲載していく。

今週、英国小売業セインズベリーの買収案が崩壊したので、英国加盟組合は喜んでいる。オーストラリアでは、SDAがコールズグループ買収の二重攻撃に直面している。フランスでは、ヘッジファンドとPEがカルフールを包囲している。いずれのケースも、PEはこれら小売業者の所有する不動産に目をつけ、いかに買収価格より高く売却するかしか考えていない。

ジェニングス書記長は、ドイツで2つのver.diの会議に出席し、PEがたとえある会社を所有しているわけでなく、株の一部を所有しているだけでも影響力を持つことを実感した。ブラックストーンは、ドイツテレコムの4.5%しか保有していないが、すぐにCEOが地位を追われ、新しい経営陣が協約、労働時間、賃金に大槌をふるった。つまり、ドイツテレコムは、賃金を削減する一方、労働時間を長くするなど条件の悪い新しいサービス会社に4万人の従業員を移管しようとしている。UNIは、ver.diが計画しているストの支援を宣言した。UNIテレコム部会は、アテネのUNI世界テレコム部会大会で、ドイツテレコムに関する特別セッションを予定している。

(UNI世界執行委員への連絡文書、2007年4月13日)