長八が逗留し鏝絵を残した旅館です。
門構えを見るや否やその魅力に魅入られてしまいました。古きよき日本の佇まいを色濃く残した、落ち着いた心洗われるような純和風な宿です。
懐かしさ漂う玄関 見事ななまこ壁 長八の間
鏝絵が残る土蔵「長八の間」を女将さんに案内していただきました。
二階の窓から身を乗り出すと、窓を囲む鏝絵が目に飛び込んできます。左右の持ち送りにはあ・うんの白虎、頭上のひさしの裏には青龍、昇り竜も天を目指すようにして描かれています。いずれも躍動感にあふれ生きているようです。「ロビーに亀の置物と、雀と寒牡丹の絵があって、これも長八の作品です。天の四方をつかさどる四天である、東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武が揃い、家を守っていてくれます。」とは女将さんの弁。
長八作品だけでなく、このお宿には古くて貴重な調度品も多くあります。女将さんと同行の母とそんな会話も弾み、楽しい一時を過ごさせていただきました。
長八作品です。 白虎 青龍 玄武
宿泊したのは寒牡丹の間。窓から庭越しに見事ななまこ壁が見られました。
新鮮な海の幸を使ったお食事も味はもちろん器も素晴らしいです。
最後ですが、山光荘さんには素敵なHPがあります。
http://www.d3.dion.ne.jp/~hidenaot/
夕食 朝食 寒牡丹と雀



時間に追われることなく、ゆっくりのんびりのドライブ旅行でした。6月は雨の季節ですが花の季節でもあり、そぼ降る雨の中に咲く花の美しさを感じた旅でもありました。また古きよき日本を再確認し、人とふれあう事の楽しさを感じた旅でもありました。