技術情報22

自作 Windows 8は64bit

December 10,2012 by Ted Inoue

・新しいOS、Windows 8が2012年10月26日に発売されました。新OSは従来のものとはまったく違うユーザーインターフェースを使用しています。単にスマートフォンを意識しただけでなく、次世代のネット社会を見据えたものであると考えます。新OSを使いこなし、ネット社会に乗り遅れないようにとパソコンを新しくしました。新OSは32ビットではなく64ビットで動かしたかったのでWindows 7のアップグレードは考えませんでした。

1.使用パーツ:

・購入のパーツはCPUとGraphic Cardを除いて全部、価コムNO.1のものです。除いた2点はNO.1のものがゲームで使用する高価なものでした。ゲームをやらないわたしにはオーバースペックなので安いものにしました。
・net購入品はすべて Amazon.co.jpからです。つまりAmazon.co.jpが価格コムのNO.1の品物に対して一番安い値を付けてきています。アマゾンが日本のネット販売を独占するかの様子に一種の不安を感じます。
・価格は2012年11月1日ごろのものです。()は参考価格です。

種類 製品名 入手方法 価格
OS Windows 8 64bit DSP版 net購入 \10,400
CPU インテルCore i5-3470 3.2GHz Box net購入 \14,424
Mother Board ASUSTek P8H77-V net購入 \8,153
Memory Team社製Long-DIMM DDR3 16GB(2枚組み8GBx2) net購入 \5,459
Graphic Card 玄人志向AMD Radeon HD6570 1GB PCI-E net購入 \5,427
HDD Seagate 3.5 inch 内蔵型 2.0TB model ST2000DM001 net購入 \6,657
PCケース COSAIR Carbideシリーズcc-9011015WW(550D) net購入 \12,271
電源 玄人志向KRPW-SS600W/85+ net購入 \5,241
光学機器 パイオニアーBlu-ray Disc Writer BDR-207JBK 手持ち (\9,661)
キーボード Microsoft Digital Media Keyboard 3000 手持ち (\2,500)
マウス Logicool Wireless Mouse M185 手持ち (\950)
今回の支払い金額 手持ちパーツの金額()は除外   \62,791
必要経費 手持ちパーツの金額()を含む   \75,902

2.自作Windows 8パソコンの諸元:

基本仕様
・PCケース ミドルタワー ・電源容量 600W
・CPU種類 4コア4スレッド ・CPUクロック周波数: 3.2GHz
・CPU三次キャッシュ: 6MB ・チップセット: Intel H77 Express チップセット
・内部メモリー種類: DDR3 ・内部メモリー容量: 16GB
・ビデオチップ: Radeon HD6570 ・ビデオメモリー容量: 1GB
ドライブ
・HDD容量: 2TB ・HDD回転数: 7,200rpm
・光学ドライブ: BD/DVD/CD Writer ・その他:  
ネットワーク
・LAN: PCI Express Gigabit LAN ・USB: USB2.0x10,USB3.0x4
・Audio: VIA VT1708S 8チャンネルオーディオ・コーデック
ソフト
・基本ソフト: Windows 8 (64bit) DSP版 ・アプリケーションソフト: Photoshop CS6 (64bit)

3.ハードウェアーの組み立て:

・必要工具はプラスドライバー1本です。半田ごてやペンチなど必要ありません。
・組みあがった様子を以下の写真でお見せします。

Front Left side Right side Back
front leftside rightside back

4.ソフトウェアーのインストールと注意点:

4-1.基本ソフト(OS)のインストール:
・Microsoftアカウントのサインイン:今までのOSでは必ずしもアカウントを得る必要はなかったが、新OSでは必須である。必ずIDは xxxxx@hotmail.co.jpとし、パスワードは xxxxxxxxと8文字以上を使うこと。IDとしてメールアドレスを入れるように指示されるが、xxxx@uranus.dti.ne.jpといったプロバイダーからもらったアドレスは使わないこと。
・ローカルアカウントのサインイン:一台のパソコンを複数の人で共有することを想定して、各ユーザーごとにアカウントを設定するようになっている。ユーザーが自分ひとりの場合は、ローカルアカウントは設定する必要はない。

4-2.マザーボード・サポートソフトのインストール:
・マザーボードに付属しているDVDから各種ドライバーのインストールを行います。
・ASUSTek P8H77-Vにはノートンインターネットセキュリティー2012が含まれていました。もしセキュリティーソフトが含まれていないときは、別途用意し、この後続いてインストールを行います。

4-3.Graphic card ドライバーのインストール:
・ボードに付属のCDからインストールを試みましたが、Versionが古いのでWindows 8には適合しませんでした。
・ネット経由でメーカー(AMD)のホームページより最新ドライバーをインストールしました。

4-4.光学用ドライブソフトのインストール:
・新OS、Windows 8は光学機器用ドライバーをサポートしなくなった。つまりドライブ機器だけではDVD映画も見れないし、音楽CDも聴けないことになる。ここでは Blu-ray Disc Writer BDR-207JBK付属のDVDからドライバーソフトCyberLinkをインストールします。

4-5.メールソフト(メイラー)のインストール:
・Woindows 8に付属のメーラー(メールアプリ)は HotメールやGメールといったWebメール(IMAP)用のものです。わたしたちが従来から使っていたプロバイダー・メール(POP3)はサポートしません。プロバイダー・メールを使用するためにOutlookにするかLive メールにするかまだ決めていません。新Outlookが含まれるはOffice2013を入手した時点でインストールを検討しようと思います。それまでの通信は、これまで使っていたWindows 7パソコンののLiveメールで行います。

4-6.Photoshop CS6のインストール:
・Adobe Photoshop CS6 64bit版をインストールします。

5.Windows 8のスタート画面:

・いじくっていたらタイルがこんなに並んでしまいました。startpicture

6.スピードの改善:

bootup-3

shutdown-3

 

 

 

 

 

 

 

以上。