July10, 2006 by Ted Inoue

  1. 情報タイトル:160GB Serila-ATAハードディスクの増設
  2. 目的:
     日進月歩で増え続けるハードディスクの容量は個人レベルで考えると250GBの時代に突入したようです。またハードディスクの種類も3.5インチを例に取るとパラレルATAからシリアルATAへ進化しています。古いパラレルATAハードディスク用インターフェースしかないマザーボードに、新しいシリアルATA仕様の160GBハードディスクを増設する事にしました。新しい仕様のハードディスクも旧来のIDEハードディスクとほとんど同じに取り扱うことが出来ます。過渡期にあって新しいデバイスを導入する知識をシェアーするために出来るだけ丁寧な説明をしたいと思います。
  3. バックグランド:
      06年7月現在パラレルATA仕様の250GBハードディスクがバルクで1万円前後でビッグで販売されている。しかもシリアルATAと同じ価格である。なにも新しいシリアル仕様など考えるより、手馴れたパラレルが手っ取り早くて良いではないかと思った。しかし、新しい物に挑戦しないと頭が退化する一方なので今回は新しいシリアルATA仕様を選んだ。
     実はそれより前にBUFFALOのHD-160U2というUSB2.0の外付け160GBのハードディスクを増設した。こちらはもっと簡単でただケーブルを接続して認識させるだけだった。これがいけなかった。夏場の暑い日に庭の草取りした。うっかりして2階の書斎に設置してあるこの外付けハードディスクの電源を切り忘れた。もちろんエアコンはターンオフだ。夕方パソコンからハードディスクの中身を見ようとしたが、ハードディスクが認識されないのだ。驚いて室温をみた。30度を軽くオーバーして35度ぐらいをさしている。ハードディスク内には約36,000枚の画像ファイルが保管される。残念ながらバックアップを取ってない。何とか取り出せないかと必死でもがいたが駄目だった。不幸中の幸いと言うかこの画像ファイルはフィルムのインデックス画像で、原版のフィルムは残っていた。しかしフィルムー枚一枚再スキャンしてインディックスファイルを作るのは気の遠くなるような気がし、このまま寝込みたくなった。気を取り直してこつこつとス再キャンを開始し、ようやく1年経った今日インデックスファイルの再構築をはたした。そのファイルを新しい増設ハードディスクにバックアップをして画像ファイル管理に万全を期したい。
  4. 増設対象機器:自作DOSVマシン

    ・ハードウェア(マザーボード) ・OS
    Aopen社製モデル:AX3SPRO(2001年3月購入) Windows XP Home Edition Version 2002 SP2
  5. 購入物:(金額は2006年7月1日ビッグカメラ立川店での購入時のものです)

    1.Serial-ATAハードディスク(バルク):¥7,980

    ・Model:HDT722516DLA380

    ・記憶容量:160GB

    ・メーカー:Hitachi Global Strage Technologes

    ・平均シーク時間(リード):8.5ms

    ・ディスク回転数:毎分7,200rpm

    ・バッファ容量:8MB

    2.Serial-ATAボード:¥3,360

    ・Model:SATA4P-PCI

    ・仕様:4ポート(ハードディスク4台まで接続可能)、150MB/s、RAID機能なし

    ・サプライヤー:玄人志向

    ・梱包内容:@シリアルATAケーブル4本、Aドライバー用フロッピー1枚、BSerialATA-PCIインターフェースカード1枚、CミニL金具1枚、Dインストラクション(英文)1冊(左の写真には載せて無い)。


  6. コネクタの説明:
    ハードディスクとボードの上の各コネクタを写真を使って丁寧に説明します。



    ・ハードディスク:
    ・インターフェースボード:


  7. 机上の仮実装:
     分かりやすくするために机上での仮実装を試みます。

    ・注意:パラレルATA電源とシリアルATA電源の両方のケーブルが出ている場合、どちらか一方を使用する事。


  8. 実際のマシーンでのインスタレーション:
    ケーブルの引き回しが良くなり、リアパネルのファンからの風が直接ハードディスクに当たるようになった!


  9. 作業実施項目:

    9-1. SATA4P-PCI、SerialATAボード用ドライバーのインストール:


    1-WindoswsXP画面の右下に「!新しいハードウェアが見つかりました」と言うメッセージが現れたら、その上をクリックする。
    2-新しいハードウェアの検出ウィザードが起動する。「一覧または特定の場所からインストール」にチェックをいれて「次へ」をクリック。
    3-フロッピーディスクをドライバーに入れる。
    4-ウィザード画面で「検出とインストールオプションを選んでください」の項目で「つぎの場所で最適のドライバを検出する」にチェックを入れる。「リムーバブルメディア(フロッピー、CD-ROMなど)を検出」にチェックを入れて「次へ」をクリック。
    5-ポップアップ(噴出し表示)で警告メッセージがでたら「続ける」をクリックする。そして「終了」をクリック。
    6-フロッピーをドライブから抜き、Windowsを再立ち上げする。

     9-2.ドライバーの確認:

       スタート->コントロールパネル->システム->ハードウェア->デバイスマネージャの画面で、「SCSIとRAIDコントローラ」の下に「Silicon Image SiI3114 SATALink Controller」と表示が出ればドライバーは確実にインストールされています。


  10. 増設ハードディスクのフォーマット:
    10−1.ステップ:

    1.スタート->コントロールパネル->管理ツール->ディスクの管理->コンピュータの管理->ディスクの管理に行く。

    2.コンピュータの管理の画面の中に
    「ディスク1オンライン」
    「ディスク2不明153.8GB初期化されていません|153.38GB未割り当て」
    と表示されている。 上記「ディスク2」上で右クリックして、表示メニューから「ディスクの初期化」を選ぶ。

    3.ディスクの初期化の画面で「ディスク1」がチェックされている事を確認して「OK」をクリック。

    4.コンピュータ管理画面に返ったら2.の項の「|153.38GB未割当」の表示を右クリックし、表示メニューから「新しいパーティション」クリック。

    5.「新しいパーティションウィザード」画面が表示されるので「次へ」をクリック。
    6.次の画面では「プライマリーパーティション」が選ばれているので、そのまま「次へ」をクリック。
    7.次の画面では・パーティションサイズ(MB)に「157065」の数字が入っている。そのまま「次へ」をクリック。
    8.つぎの画面では、・次のドライブ文字を割り当てるで「G」と入っている。そのまま「次へ」をクリック。
    9.次の画面では、「このパーティションで以下ののフォーマットをする」にチェックが入っている。ボリュームラベルで「160GB−1」とキーインして「次へ」をクリック。
    10.次の画面で「完了」をクリック。

    10−2.最終確認:
      スタート->マイコンピュータの画面で下のように増設したハードディスクのボリューム名:160GB−1(G)が表示され、左下の詳細に容量として合計サイズ:153GBと表示されればSerial-ATA160GBハードディスクの増設は成功です。



    10.補足1.130GBの壁:

     聞くところによると昨今の250GBハードディスクを増設してもパソコンの機種によっては130GB台の容量しか使用出来ない状態に陥る問題があるそうです。当初わたしは愛機HP-Vectra VL800に増設をもくろみ、心配だったのでHewlett-Packard Japanのカストマセンターへこの130GBの壁の問題について聞きました。「HP Vectra VL800は137GBを越える大容量のハードディスク、いわゆるビッグドライブが出現する以前の製品である。従って現在のビッグドライブへの対応は保障しない。実際に対応できるかどうかはお客様各自で試してほしい。」との見解でした。今回の増設はHP Vectraは見送り、サブ機の自作DOSVマシーンにインストールする事にしました。また容量もここでトラぶっても30GBしか損失にならない少な目の160GBを選びました。
     次にマイクロソフトのホームページに行ったところ対応条件として次の3つを挙げています。
    a.BIOSが48ビットLBAに対応している。
    b.ハードディスクの容量が137GBを越えている。
    c.Windows XP SP1がインストールされている。
    上記cの確認方法としてATAPIドライバのファイルバージョンを調べる事を提案しています。
    ・ 調査方法:
    1、スタート->検索->ファイルとフォルダ全てをクリックする。
    2、Atapi.sysと入力し、「検索」をクリックする。
    3、%systemroot%\system32\driverフォルダにあるAtapi.sysを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    4、「バージョン情報」タブで、ファイルのバージョンが「5.1.2600.1135」以上であればOKです。
    バージョンが上記より若い場合は、SP1,SP2の導入が必要と思われます。
    私のマシーンでaとcを試した結果を以下に表示します。 参考にしてください。

    a.マザーボードAopen AX3SPROのスペック
     IDEの項目に(48 bits LBAスペック)と記載されています。

    c.ファイルバージョン
     バージョンが5.1.2600.2180で上記の条件をクリアいます。