レンジャーズギルド!!

オープニング

 アベリアン大陸には強大な勢力を持つ国が二つあった。マサジャ・バッカス王国とルドルフ王国である。お互いの軍事力は拡大して行き、とうとう全面戦争となった。
 その後、両国の戦いは周辺の国々を巻き込みながら、世界大戦と発展してしまった。
 軍事力(武力)で後れを取ったルドルフは、古代魔法帝国であった旧ルドルフ地下都市にある禁断の魔道兵器”ダナス”に再び息を吹き込んだのである。
 七体の命を吹き込まれたダナスは目標を与えられ、そこに攻め込み機体が完全に崩壊(デストロイ)されるまで破壊の限りを尽くし、自機が崩壊すると同時に自爆した。だが、その自爆はアベリアン大陸全土にとてつもない影響を及ぼす事となったのだ。
 自爆の際に広がる爆輪はかなりの致死量を含んだ粒子をばら撒いたのだ。人々は死に、土地は荒れ果て、気候すら変わってしまった。そして、その粒子は霧に姿を変え、今なお大陸全土に立ち込めている。

 それから数年後、わずかに生き残った人々は人類再建に命を懸け、再びあの平和を望み立ち上がったのだ。

 これは、アベリアン大陸の片隅にあるバッカスの領土であったガンメルクで結成されたレンジャーズギルドの隊員が、未開の地と化した大陸を地上を魔力で走るランドシップに乗り込み、命を懸けて航行した物語である。

 
 アベリアン大陸の中央にあるマサジャ・バッカス王国は我がワールドの出発点であった。ホームグランドとも言う。しかし、新世代キャンペーンが始まってワールドが崩壊する所から始まったのだ。
 とにかく大気には神がかりな粒子がまき散らされ魔法が使えなくなってしまった。その結果魔法使いはよそのプレーンに逃げてしまい、この大陸から姿を消した。
 神に祈るものはその力を得ることが出来る(クレリカルスペルは使用できる)ために色々な宗教が湧き上がり対立し始めた。
 このままでは人類そのものが滅亡してしまう。バッカスの軍事力が集中していた港町”ガンメルク”でレンジャーズギルドと言う決死隊が編成された。彼らはまずアカデミーを卒業する事が前提である。そして異変が起きた各地を調査するのだ。
 今現在首都であるバッカスには黒い雲状のものが覆っていて中に入れないらしい。首都を何とかしたいのはやまやまだが、とりあえずは周辺の町の人から、救える所から救っていこう!と、トラスデンと言う街に腰を下ろしている。そこにはマクアカイブの遺跡と言う太古の遺跡がある。これも調べつつレンジャーズのみんなは大忙しだ!!


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