| 日録●太田代志朗●2026年 |
1月31日(土) 晴天、からっ風。 一月尽。年が明けてから早一ヶ月、時が流れる。 寒中、気になっている小庭の大鉢に根が張った欅の植え替え。力が入り足腰がヒーヒーするが、やっとのことでやり終える。植え木いじりもそろそろ限界なりや。 昼過ぎの城址公園ウォーク60分、4.000歩。空っ風が冷たい。 東大医学部教授の共同研究をめぐる汚職、懲戒免職。閉鎖エリート集団のガバナンンスもへったくれも何もない事案である。 顧みるに浅学にしてひと昔まえ、京都私大Rの映像学部発足にあたってのシンポジウムに出席したことがある。学部長始めとした多彩豪華メンバーだった。その流れで新作能の原稿につき、大学紀要に出稿したのだが、余計なことをしたようで教授エリートによりボツにされた・・・。後日、その内情を仄聞したが、もっとオープンな事情説明があってしかるべきだったんだよね。 1月30日(金) 関東の冬晴れ。 晴天。空に雲なく空っ風。乾燥している。 日本海側は長引く寒波の影響で記録的な大雪になっている。
昼過ぎ城址公園、跛行3.500歩。冬ざれに一面の景色がものさびしい。こういう日は何をしても手につかないが、夕方、風呂を沸かして(42~43度)入り、気分もすっきりする。
・霜の夜や甘酒すゝる片住い 1月29日(木) 86歳誕生日。 穏やかで大切な日々。侘介椿、紅梅、小城下の寓居。 「ありがとう」「感謝してます」とわが長寿。 まだ書き纏めておきたいものがあり、とまれマイペースでゆく。 昨日の寿司は美味く、家人とともに祝った。都心のホテルのダンニングバーや割烹も縁遠くなり、近くで気安く美味しいものを心ゆくまで食べ、心も体も満たしてくれた。 「梅原猛人類哲学賞」に写真家・志賀理恵子さんが決まった。 その後、若王寺の密語庵をお尋ねすることなく、また梅原財団や哲学ハウスの活動について知らないまま過ごしてきている。先生の最後の講義(授業)「人類哲学序説」を千駄ヶ谷の京都芸術大学校舎で聞いたことが懐かしく偲ばれる。 1月28日(水) 晴れ。風なくも厳寒。 曇り4℃にて寒く、公園ウォーキング2.000跛行。冷えて右腰が痛む。 可愛いい幼稚園児たちの一行が遊んでいる。 昼過ぎにイオン浦和美園で、もりもり寿司。 金沢直送の新鮮な魚介。絶品の北陸5点盛りなど10貫余り平らげる。 車なので酒は一滴も飲めないが、往年の食いしん坊の地がでての満腹感なり。 1月27日火) 晴れ。 風なく穏やかな冬の一日。 散歩、読書、そしてデスクパソコンに向かっていたら、錯綜・混乱のデータの整理(クレンジング)が必要であると、AI関連の文脈に当たる。
「まずは、ご自身のデジタルアーカイブを整理し、それを学習させた『太田代志朗AI 』を持つことが第一歩です。これにより、AIは単なるツールではなく、先生の思索を理解し、共に高みを目指せる唯一無二のパートナーとなります」。なるほど、有能なパートナーは生成AIを組み込んだ執筆支援システムにより、高品質な文章生成の力となってくれるのだろう。かくしてのご親切なPRで、「まずは・・・有料版を試してみるのが最も手軽で強力な出発点です。ご興味があれば、導入方法や具体的なことについてもお手伝いできます」。
1月26日(月) 晴れ。真冬の寒さ。 北国は大雪、最強寒波が居座っている。 昼前の公園ウォーク4.000歩。午後は転寝&読書。 ・白梅や茶数寄はそっと京を発つ血にそめられし書簡(ふみ)を燃やしぬ ・生成AIが「太田代志朗は孤高の文人」とぞあらむわがプロフィール ・アカディミズムから遁走とあらざれば忍ぶ憂き身の京の初雪 ・満開の桜の森の下にきて棺をあばき春が昏れゆく ・くねる身のぬらめきながれせつなきもはじけくだけてふいにみだれぬ 1月21日(水) 晴れ時々曇り。 寒気が身をきざむ。小庭の甕の水が氷っている。 師は80歳にして3度のガンを克服して、研究・執筆に邁進した。 それでも終焉したブンガクにかじりつき、その仏教論も何も知らずわが山川草木。 ・昏々と眠れる美女をかつぎゆく散りぬる春の若王寺町 1月20日(火) 大寒。 曇り。最強寒波の襲来。北風が厳しく身にこたえる。 大宮駅前のメディカルスキャニング大宮で頸椎のMRI。 駅前の飲食店の賑わいもよそに、ジュンク堂(高島屋7階))に寄ってくる。 ーー夜、しんしんと冷える。 ・寒牡丹武州のはての朧かな 1月18日(日) 晴れ。 晴れて気持ちよく、公園ウォーク4.500歩。 大学入学共通テストで「国語」の問題を新聞で読むが、ポスト構造主義やら何やら難解な文章。老才にはよう分からぬ。午後は転寝&読書、そしてモーツァルト。 家人は横浜中華街「柱宮」で新年の集まりで夕方遅く帰る。 土産の月餅、豚角煮まん美味なり。 1月16日(金) 晴れ。 冬の木立が澄んだ空に静寂、強さを見せてつったっている。 家人とスーパーに1週間分の買い物。そして昼下がりに公園ウォーク40分、跛行4.100歩。無理のない範囲でのストレッチや血流を妨げない生活習慣をと思う。 円安による株高、物価高ーーどさくさ選挙でまた裏金議員が復活か。 ・夜明けの軍事侵攻に死者百二十人、ひとり甘酒飲みをりしかば 1月15日(木) さいたま赤十字病院(整形外科)。 晴れ。陽ざしのぬくもりを感じる日々。 午後1時、さいたま赤十字病院(整形外科)、岡崎先生の診察。 脊柱管狭窄症についてブロック注射後の経過もはっきりしない状態。手術予定は現在3月末になっているが、あれこれする中でどうなってゆくのか案じるばかし。できれば手術はしたくないと思う。 ーー家に帰り風呂上りにJR大宮駅「エキュート大宮」で買った富山の駅弁の鱒寿し、大相撲をTV観戦しながらビール一杯。 ・片腕を一晩お貸ししていいわ あはれ妖しく愛(かな)しかりけり 1月13日(火) 晴れ。8℃、風が冷たい。 朝の公園ウォーク5.000歩。 もっぱら鷲田精一『死ななでいる理由』『老いの空白』ほか読んでいる。 専門は臨床哲学ということで、文芸文学の肌合いからは距離を置いていたが、一読巻おくを能わず。その「夢のもつれ」はじめ、映像・音楽・モード・身体など身近な視覚からの哲学エッセイ。生とは、老いとは、死とは何か。然り、硬直な自分が優しく解きほぐされてゆく。 ・ゆるやかに風の流れに身をまかせ心はいつもオフモードなれ 1月12日(月) 孫娘の成人式。 晴天。穏やに冬の陽ざしいっぱい。 早朝から「髪結い(ヘアセット)」と「衣装(振袖)」の着付けでてんてこ舞いの孫娘が来宅。いつも元気をありがとう。立派な大人になった姿に感動。これからの人生も笑顔いっぱいでありますように。 亡娘明日香の分まで幸せになってくれるように、とおもう。 (「2026年 さいたま市二十歳の集い」は午後1時から、さいたまスーパーアリーナ)。 1月11日(日) 晴れ。風轟々と。 朝から寒風が轟々と吹く。 冬の旅ーー雪の浅虫温泉も、熊野古道にも、もう行けなくなった。 しかれば、日帰りの秩父の山里の鹿肉の炭火焼きにでも。 短歌原稿50首、第1原稿できる。 ・「死なないでいる理由」をみつけたやうに草花ゆれるわが朝のウォーキング ・アイデンティティとは自分に語る物語 いまの私のありえぬ私 ・論断も歌壇も炎へよ白熱の砂漠に探すイリュミナシオン ・「とんかつのロースも美味い」との第一声で始まるその黒いオーラルヒストリー ・ぼんやりと自分を漂わせておける時間を抱きしめて歩く夕暮れ 1月9日(金) 晴れ。 風なくも厳しく冷え込む。 家人についてスーパーで1週間分の買い物を済ませる。 昼過ぎの陽ざしに、久伊豆神社で厄除け開運~城址公園を杖行5.000歩。 体調よく家に帰り、カフェオレにパンケーキ。 ・老骨もまた動いてみせう 伊右エ門「首が飛んでも動いてみせるわ」 ・さはれあれ詐欺ならざるもふゞく夜のわが暗号資産の夢と幻 ・生成AIが「孤高の文人」とぞアウトプット如何にてありやわがプロフィール 1月8日(木) 北風。 今年も病院通いがつづくが、気を取り直して公園ウォーク、跛行3.000歩。曲輪跡に冷たい風が吹き抜ける。 らくらくスマートフォンを使っている。 LINEはインフラ、本命はSNSらしい。諸賢のX(旧Twitter)をクリックすると旧バージョンになり、それをウィルスバスターのサポートで更新。品性いかがわしく拡散する話題はご免なのだが。 ・白梅や茶数寄はそっと京を発つ 1月7日(水) 七草粥。 曇り、風なくも寒い。松の内もきょうで終わる。 三が日は穏やかで、初詣は久伊豆神社。わが運勢は困難宮で八方塞がりだけれど。 小庭の侘介椿や鉢植えの梅が咲いている。頌春といっても門巷静かにて炬燵で居眠りし、ミカンを食べ、TVを他愛なく見たりしていた。また原稿を整理し、読み散らかした本やレコードを収め、真向法&ラジオ体操もどきや3.000歩足らずのウォーキング(跛行)。余生を大切にしてゆきたいと思う。 年始めに巨額インフラ予算、”世界の真ん中に立つニッポン”発信。 そしてトランプ米政権による南米ベネズエラ軍事進行に衝撃が走った。自由・民主主義・法の支配が崩れてゆく。新自由主義から剥き出しの米国第一主義、熱狂のトランプ型国家資本主義である。 1月1日 元旦 謹んで皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。 晴れ。空が高く澄み穏やかな新年。 倅一家と一緒に新年を祝う。お屠蘇、お節料理、お雑煮など豪華、美味なり。 この年にしてゆっくり味わい、噛みしめる。 孫姫は20歳、おめでとう成人式。 ーーさて、今年のわが六白金星は困難宮、大凶方位である。 多事多難を極める年回り、気をつけねばならぬ。 |
| 日録サイト:2002年7月~2026年1月 WEBサイト「花月流伝」は2002年7月より開信。 掌篇、短歌、高橋和巳研究、書評、エッセイ、著書目録など随時編纂・発信。 しかるに、多くのデータが遺憾ながら消失されている。 鋭意検討中だが、その大半は老学無才にて手に負えないのが現状だ。 さあれ、ネットワーク時代をたおやかに思索、迷走、 わが意識の天頂をいろどる暗黒の形而上学。 「文学終焉」の荒野に、ロマンと鎮魂の文法体系を構築する。 ▲TOP▲ |