日録●太田代志朗●2022年 

11月27日(火) 晴後小雨。
寒くなり午後から小雨になる。
いよいよ冬の到来、明日は北国が雪になるようだ。

整体マッサージで固くなった身体をほぐしてもらう。
日に日に心身がもつれ、何やら堅苦しくなってゆく。
気が向かねばつきあいはご免、老いぼれの年賀状は5枚でいいという。
書庫を片づける。それにしても、井伏鱒二「さざなみ軍記」の何と饒舌。

11月23日(水) 勤労感謝の日。
雨の一日で冷えこむ。
昨日はコロナワクチン接種後で、終日ぼんやりしていた。
それが後遺症であったのか分からないが、きょうは身体も軽く、気分もいい。

W杯カタール大会、2-1で日本がドイツに逆転勝利。
当方はサッカーのことよう分からず、前半戦だけみて寝てしまった。


11月22日(火) 新型コロナ・ワクチン接種了。
晴れ。公園が日に日に秋の風情を深めていく。
枯葉に風が匂い、ぶらぶらしてくる。

昨日はF院で5回目のワクチン接種。
懼れていた副反応は別にないが、何をしても集中できないでいる。
倦怠感のようものにとりつかれぼんやりしている。
力がだせず、食欲もない。注射した左腕が少し痛む。


11月17日(木) 晴れ。朝が冷たい。
朝がひんやり寒く、身がひきしまる。札幌や盛岡で初雪という。
明るい陽ざしを浴び、雑木林をウォーキング60分。
当面、締め切りがなく、遠出する予定なく、ぶらぶらしている。
コロナ無策の第8波ー-外出制限なしだが要注意。

11月15日(火) 冷たい雨。コロナ新規感染者増大。
夕べからの冷たい雨。終日、家に籠っている。
こういう日は何することもなく、懸案のHPサイトのURL設定の件など放置。
ー-昼過ぎになって雨があがる。


11月14日(月) 木枯らし1号。
晴れ。風が冷たく、木枯らし1号。
枯葉の道をぶらぶらゆくと、カサカサと冬の音がする。
これからモミジ狩り本番だろうし、また歳末で慌ただしくなる。
「老いの事案」ということで、2、3のお誘いをお断わりする。


11月12日(土) 晴れ。
晴天、気持ちのいい日がつづく。
朝食は夕べの水炊きで好物のおじやをつくる。

紅葉した木々の道をぶらぶらしてくる。
青空に浮雲がのどかに流れていく。
山茶花の落花、繚乱。ー-秋が深まる。


11月10日(木) 晴れ。
秋晴れで空が澄み、ウォーキング60分。
紅葉の木々に陽ざしがまぶしくはねている。
元荒川の水かさが少なく、一部浅瀬になっている。

文字・音楽・映像がデジタル信号として巨大データベースに集積、ネット配信される。
だが、老骨は書庫に寝転び、”老いてこそ人生”とスローな読書にふける。
新型コロナウィルスワクチン追加接種(5回目)がF院で21日に決まる。
このところ感染増、第8波へ。ーーマイナ保険証はつくらない、がね。

11月7日(月) 立冬、盆栽美術館で。
久方に盆栽美術館でゆったりしたひとときを過ごしてきた。
特別展は気鋭の9人のアーティストによる魅力的な暮らしのスタイルがひろげられれている。
また、五葉松(銘「日暮らし」)は樹齢450年。
その他、多数の銘木に圧巻される。樹木の生命力のたしかさと四季のうつろいの美しさを伝えてくれる。ー-夜、月が美しい。


11月6日(日) 青天。
まだ夜をこめて有明の、月も宿かる武蔵野の、に言った
空も一つに契りこし・・・。ー-「松の葉」。

夕べは10時間ほど眠った。
公園でいっぱいの陽を浴び、身体が穏やかに解かれる。


11月3日(木) 文化の日。
コロナ禍による自粛のお茶会が3年ぶりで開かれ、家人と出る。
外出制限が緩和されたとはいえ、100人が6組に分かれ、お席は相当待たされることになる。街は文化フェステバルの季節、近くでは人形供養で賑わっていた。

それにしても祝日の朝早く、キタの弾道ミサイ発射に肝が冷える。
発出のJアラートの避難指示(秋田、新潟、山形)、システム改修のお粗末。


11月2日(水) 秋晴れ。
澄みわたった空がどこまでも碧い。
ウォーキングに出ると、気分が軽くなっていく。
ダイソー100円ショップで2023年版運勢暦&手帖。

整体マサージ(週1回定期)で、硬直した身体をもみほぐしてもらう。
もうダンベルなどで身体を鍛えるなんてしなくていい。
ムリなくラジオ体操することがいいんですよ、といわれる。メンテ維持、はいはい。


11月1日(火)  霜月。
本年もあと2カ月。朝晩の寒さがつのる。
紅葉が一段と色を増す候。
口切や古城下ならぬただならぬー-蕪村。

「高橋和巳電子全集」12巻(小学館)の年譜・原稿45枚を収める。
夏の後半から体調が思わしくなく、どうなるかとわれながら心配だった。
残り火を燃やし、3年がかりでここに無事、纏め上げることができた。
これで全巻勢ぞろい、諸賢の協力あればこそで、誠に有難く思う。
「短かくも美しく駆け抜けた生涯」、来春の発行。


日録2010年1月~2021年8月
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