日録●太田代志朗●2022年 

5月30日(月) 晴れ。昨日から夏日、猛暑なり。
晴れ。早朝に起きだし、PCに向かう。
そしてカッと照りつける陽ざしの小庭に水やりする。

昼前に公園ウォーキング50分。
木陰のベンチに座っていると、気持ちいい風が流れてゆく。
ー-天地悠々、明日で5月が終わる。

5月28日(土) 青天。
朝から眩しい陽ざしに5月の青空が広がる。
電子全集(小学館)の第13巻「捨子物語」解題の校正終える。

ベランダの君子蘭が花ひらく。
生け花に花菖蒲、紫陽花。


5月25日(水) 晴れ。青空、白雲。
小庭の満開のユキノシタがいっぱい揺れている。
湿った半日陰を好み、何とも愛らしい。
株分けで鉢植えもし、たくさん分けてやった。
甕の中のメダカも元気に泳いでいる。

図書館に寄ってからウォーキング50分。
家人が茶事にでかけ、ひとりカステラに紅茶。
ー-Windows11ヘアップグレードのパソコンのWORDは快調。だが、まだいくつかの操作に戸惑っているんだがね。


5月23日(月) 『「焼跡世代」の文学』。
黒古一夫著『「焼跡世代」の文学』(アートクラフツ)読む。
立松和平ら団塊の世代の文学の先行は内面派でなく、一連の焼跡世代であるとする。文芸ジャーナリズムの抗争も重ねあわせながらの実感が伝わる。
自己の体験を踏まえた新たな戦後文学史を提示している。
ー-そして、その黒古さんときょうは電話で話すことができてよかった。


5月21日(土) 雨。
雨の朝の雑木林の中を歩いてくる。
しっとりした深い緑に雨が降り、清響したたらしむ。
こういう雨の日は加茂川ぞいの二階座敷あたりでゆったりしていたい。
そして、吉野川の畔の宿の天女魚(あまご)の骨酒もなぜか忘れられない・・・。

小庭の雨にマツリカ、ヤマアジサイ、テイカカズラ、フウチソウ。
AQUA5年目の車検終える。15万円也。走行距離25.000Km。


5月18日(水) 晴れ。初夏の陽ざし。
高名な評論家T氏の逝去後、その5万冊の本は遺言により古書店に売却された。
記念館などつくっての保存はもってのほか、読みたい人に回ればいいとのこと。

不肖浅学は、三島由紀夫「薔薇刑」(特装版)は京都書院で買った。
長く手元にあったが、このたび思い決する。「函にスレ多数、キズ、色の塗り足し、背折れ有、中身の見返しの部分に黒紙のハガレ有、巻頭のパラフィン部分にシミ、折れ有 」で保存形態よくなく神田のK書店に売却。
4万円也ー-さもあらばよと、呵々。


5月17日(火) 梅雨のような日がつづく。
曇り。早朝に起き気分上々。夕べはよく眠った。
書評1本、断る。身のほどわきまえて、さりなんか。
いただいた札幌・千秋庵の銘菓に舌鼓。

Twitterはやらない。老生にやる気はない。
それは意思決定の場ではなく、ここで言われたことで何かが決まるものでない。
お互いに言いっぱなしで、それで緩やかな影響関係は生じるという。
ー-いや、ご免だ。馬齢重ねても、この指止まれ。素直に行動してゆくだけだ。


5月15日(日) そよぐ緑の木々。
曇り空の下を公園ウォーキング50分。
そよぐ緑の木々が心をなだめてくれる。
いやなに、未だいつも一緒だった愛犬を追っている。 
午後から雨。生け花にフタリシズカ(二人静)揺れ。

パソコンの調子が悪く落ち着かないでいる。
Windows 11へのアップグレードは、何でもOSやアプリの動作が安定せず、動作が遅い。アプリ側がまだWindows 11へ対応しきれていないようで、何とも厄介なことだホームページビルダーのサイト転送もはかどらないでいる

5月13日(金) Windows11ヘアップグレード。
Windows11ヘアップグレードして3日目。
遣い方にいろいろ手間取っている(ウィルスバスターのサポートを受けた)
新たなMicrosoft Edgeは、最も高速に動作するWebプラウザ。
軽く使いやすいとのことで、楽しく体感してゆこうと思う。


5月11日(水) 井出彰氏のご冥福を。
井出彰氏が8日、逝去したことを新聞で知る。
前図書新聞代表で78歳、一貫し書評ジャーナリスム界で活躍されてきた。

短歌時評を書け、この本を書評されたいと励まされた。
酒も好きでこよなく巷で人と会っていた。
ご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈りします。


5月10日(火) 愛鳥週間。
夕べの雨があがって晴れ、爽やかな日になる。
小家のエゴシダレが華やかに咲きほこっている。
掛け軸に「清流」、鮎3匹が泳ぐ。

第15巻の評論・エッセイ①の解題原稿を小学館に収める。
いつものように添付送信、一瞬の緊張とよろこび。
1カ月余り苦しんだが、やっと仕上げることができた。
ひきつづき、最終「解体」解題ーー終焉にて気をひきしめる。

5月8日(日) 母の日。青いカーネーション。
晴れたり曇ったりで、少し風がある。
緑林、花菖蒲、パラソル、薫風ーーゆったり過ごす。

持田鋼一郎の第5歌集『愛河波浪哀歌』(ながらみ書房)恵贈さる。
「深く切ない抒情の世界」、350首。


5月6日(金) 立夏も過ぎ。
晴れ。早朝に起床。昼前ウォーキング50分。
AQUAにガソリン@158円満タン、洗車。
小庭の木々も緑に映え、初夏の風が吹きぬけてゆく。

30枚の原稿に1カ月余ーー調子がでないままでいる。
巣ごもり生活がおよんでいるのだろうか・・・・。
夕酒に缶ビール。好物の鰯の甘煮、デザートにくずきり。


5月4日(水) みどりの日。
快晴。緑の爽やかな風が流れる1日。
家人が丹精こめるクロチク、カエデ、サンセベリアなど植え替えの手伝い10鉢あまり。
あれこれ3時間、ようやった。足腰がビンビン痛む。疲れきって夕酒にレモンサワー。


5月3日(火) 憲法記念日。
晴れ。朝から気持ちよく青空がひろがる。
憂鬱忌、ことしも富士霊園行かず。もう行ゆけないだろう。

ウォーキング50分。城址公園に菖蒲が美しく咲きほこっている。
家人とスーパーへ買い物。昨今、間食が多くなり自省。
炉のあとは半畳青し時鳥ーー茶室が風炉に改められる。
「夏の掛け軸がほしいのよ・・・」というが、さてさて。


5月2日(月) 晴、曇、雨。八十八夜。
大気不安定で夕方から雨、青葉若葉の大型連休。
5月連休といえば、子供が小さいころ、あちこちにでかけた。
ゆとりがなく、那須や箱根や軽井沢など小さな旅だった。
楽しい思い出だが、そして、老体はもう気軽な長旅もできなくなった。

いやそれでも、いずれ伊豆~浜松~京都~大阪をめぐりたいと思う。
わけても、関西方面がやはり懐かしい。
このほど大阪・西成にオープンしたOMO7大阪 by 星野リゾートが話題いっぱい。
新世界、天神橋筋、ミナミとお好み焼き、うどん、箱寿司をたらふく食べたい。
大阪のYも、Wも亡くなり、淋しいかぎりなんだけど。


5月1日(日) 皐月。5月スタート。
若葉も目に鮮やか、薫風香る季節。
昼前から雨になり、しっとり降りつづく。
とまれ感染予防に気をつけ、健康維持につとめる。

端午の節句の「五月人形」が、逞しくも可愛らしい。
所蔵の龍玉作の兜飾りをリビングにかざる。
年代とともに少し汚れてきたが、武の誇りと美。
大鍬形絑威星兜のいでたちに気がひきしめられる。

 
日録2010年1月~2021年8月
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