日録●太田代志朗●2022年

4月29日(土 昭和の日、行動制限なしGW。
ゴールデンウイーク(GW)、コロナ禍の自粛が解かれ3年ぶりになる。
世は10連休にて帰省、旅行で各地が賑わっているようだ。

夕べもよく眠り、気持ちよく起きた。
小庭のエビネが侘介椿の木の下で雨に揺れている。
お三時はカステラに紅茶ーー老体の静かな日々。
気温が下がり、関東は夜にかけ雨風が強くなるようだ。


4月25日(月) 小庭の木々が緑いっぱい。
晴れ。25℃でカラリとした初夏の候。わが静かで穏やかな1日。
S歯科院で定期検診。昼食にソーメン。週1の1時間の整体マッサージ。
夕方、城址公園ウォーキング40分。欅の大木にみとれる。
愛蔵の三島由紀夫サイン入り『薔薇刑』特装版。
神田のM書院では保存状態如何により買取5~10万円とのこと。


4月22日(金) 晴れ、初夏の候。
夜半の雨があがり一気に25℃、初夏の陽気になる。
新緑に風も爽やか、藤、皐月、小手毬ーーウォーキング60分。
1日おいてゴルフ疲れも解消。さてと自分に気合を入れる。


4月20日(水) トチギノースヒルズCC( 旧・太郎門)で。
曇り空に薄日が時々さして、ひんやりする1日。
OUT8:50分スタート。6.718Y、18H、P72。
ティショットも軽やかに打つが精いっぱいの160Y。

アップダウンがきつい山岳コース、それでも1打1打。
メンテが今一つで、グリーンの至る所がはげている。
緑が映え、鶯がしきりに啼いている。

バックナインになり疲れが出るが、とまれ18ホール。
OB3発、グリーン回りも決まらずスコア112(57:55)
久方のEGAメンバーにて老骨がきしむ。帰路、高速道(久喜より)帰宅4:30。


4月18(月) 花幾千
・清かなる夜叉にしあらば醒めゆきて花幾千の夢にまぎれよ
 *
・いかなればほゝゑえみたるを愛(いと)しきに祷らんとして紅きくちびる
・父は老い黄泉の比良坂転がりぬ夢もてきみに夕べ会はむを
・駆けたるを白きシューズのまぶしきにあはれ告げたる夢のことぶれ
・人はゆきわれもまたゆくその朝(あした)うたひ舞はむをなびく黒髪


4月16日(土) 青葉若葉に。
昼前からやっとことで、明るい陽が照りだす。
重たい雨空の日がつづき、意気あがらぬまま過ごしていた。
公園ウォーキングにでると、青葉若葉が眩しく萌えている。

四方田犬彦・平沢剛編著『1698年文化論』(毎日新聞社)再読。
68年をめぐる言説、忘れられた記憶と歴史の息吹。


4月14日(木) 小雨、肌寒く季節逆戻り。
朝から小雨になる。昨日の夏日に変わり、肌寒く身がちじこまる。
S総合病院・呼吸器内科に診察書をだし手続き。8年間通院した国立病院機構から転院なり。
医長のN先生の診断でいろいろご相談申し上げ、これからのことお願いする。
喘息は治まっているが、つづけている薬が同じようにでる(5種類)
ーー戦争とコロナ禍のニュースに身が塞ぐ。夕飯は筍ご飯。


4月11日(月) 夏日、落花、八重。
晴れて高気圧におおわれ25℃、夏の陽気になる。
公園に行くと落花が舞い、八重が咲き始め、若葉が萌えている。
2022 マスターズトーナメントも終わった。
オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ の息を呑む圧巻のコース。

何とか気合いをいれてデスクに向かうが、右手薬指を突き指してから、少し曲がり、それがキーボードをうまく叩けない状態になっている。ーーS接骨院で1時間整体マッサージ。


4月9日(土) 晴れ。
早朝に起きだし、WORD原稿に向かうがいっこうにすすまず。
吉野・奥千本が繚乱とのことで、法隆寺・夢殿脇の枝垂桜はもう散っただろうか。
そして、斑鳩宮の花も遠い夢亦夢になった。
デスクの横では室生寺の十二神将像が恨み返してくれている。


4月7日(木) 花吹雪の日々。
晴れ。朝の玄関周りに花びらがいっぱい散っている。
春は一気に花を咲かせ、夢のように華やかな時をきざむ
黄泉比良坂で花簪をつけた娘が自転車に乗ってゆく・・・・。

薄曇り、花吹雪の下をぶらぶらしてくる。
このところ、花の古木がやたら気になる。オイオイ、ガンバッテルナ。
武州の里、落花を踏みわけ、いずくにか遊ぶ。
コロナ禍、世界の戦争ーー頃日、レモンサワーにほろ酔い。


4月5日(火) 落下繚乱。
朝の小雨があがり晴れる。
夕べは、なぜか見もしらぬ町を追われる夢ばかり見ていた。
校正1本終え、公園をぶらぶらしてくる。落花繚乱となる。

なるほど、新左翼の崩壊、三島、川端の自死、高度成長後に勃興のサブカルチャー、ポストモダン。そこから昨今の情報化のスマホ、SNS。ーー確かに、「日本」はどこかへ消えたのだ。
佐伯啓思の「本当の戦後、講和条約70年、日本は消えたか」(「東京新聞」4月4日夕刊)


4月3日(日) 花の雨、大宮公園。
東武ラインの大宮公園駅で校友T君と待ち合わせ。
恒例の墨堤ウォーキングできず、小雨の盆栽村~大宮公園。
町中華で軽く一杯の昼食。再度、大宮公園の花の下を歩く。
そして歴史と民俗博物館カフエのテラスで団らん。歩数15.000歩。


4月1日(金)  卯月、花散里に。
卯月、4月。新年度スタート。
昼頃から気温が上がり、うららかな日になる。
花に明け花に暮れ、「都ぞ春の錦なりけり」や。

風がでて、近くの花時雨の中をぶらぶらしてくる。
武州古城下に43年ーーあっという間の流れだった。
「春風の花を散らすと見る夢」が、かすみなだれる。
もう吉野も嵯峨野も遠くなり、杖をひいても行ける身でなくなった。

さればと小庭の草をむしり、あれこれの整理。
植え替えたばかりのミニ盆栽がいっせいに芽を吹き出している。
Windows 11へのアップグレードはまだ急ぐこともあるまい。
そして心機一転でないが、書斎のデスクの位置を大幅に変えてみる。

 
日録2010年1月~2021年8月
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