日録●太田代志朗●2021年 

10月30日(土) 秋の穏やかな1日。
晴れ。朝方は少し秋涼の感があっだが、だんだん温かくなる。
衆院選は不要不急の老いぼれなるも、すでに期日前投票をすませてきた。
少子高齢、ミサイル防衛、新型コロナ、児童手当。ーー身を切る改革!?

さて、「捨子物語」にとりかかる。
デジタル文学・小説最後の解題である。
「安定する弧城よりも、破綻する弁証法の戦場」なりてよ。

10月28(木) 晴れ。2年ぶりに大宮へ。
朝から穏やかな秋晴れ。快適な陽気に気分も明かるくなる。
来月、運転免許更新のための高齢者講習がある。
その安全運転学校の現地確認のため、東武線の大宮公園駅から徒歩20分。
またぶらぶら引き返し大宮公園から氷川神社に詣で、そこから大宮へでる。

懐かしくも、大宮駅周辺は人でごったかえしている。
コロナ発症前からきていないので、何とも2年ぶりのことになる。
せっかくのことだからと、コンコースの人混みの中をぬけそごうにも寄る。
帰りに、大宮エキナカのゐざさで東熊野海道のさば&さんま姿鮨。本日約16.000歩。


10月25日(月) 紅葉。
晴れ。公園の木々が紅葉に染まってきた。
木枯らし1番も吹き、これから日に日に寒くなっていく。
目が充血しており、I眼科院で診てもらうが大事ないとの由。
FAX不調のまま校正を送受信。まだ気合が入らずだらだらしている。
1都3県(埼玉、千葉、神奈川、東京)で飲食店の時短営業解除。賑わいのある街へ。


10月22日(金) 冷たい秋雨。
朝から冷たい雨が降っている。気が滅入る日々。
S歯科院で治療。次々と上の奥歯が痛み欠けている。

石原慎太郎の書き下ろし『あるヤクザの生涯ーー安藤昇伝』(幻冬社)を読んだ。
「長い後書き」によれば、「肉体派の私にとって死を背景にした暴力なるものは、目を背けることはできぬ人生の主題だった」という。それは「理性の範疇を超越した行為」であり、『太陽の季節』以来の石原文学のテーマであった。

高橋和巳はこの『太陽の季節』の時、同じく文学界新人賞に応募、落選。太陽族と憂鬱派の決定的文学の位相であれから70年ーー石原慎太郎は同世代の作家にいう。
「高橋和巳についてしきりに思わされるのは、彼がもし今まで生きていたとしたなら、彼自身の文学にどんな本質的変化があったろうと想像したくなるからで、かつての時代を支配していたイデオロギーの対立が一応終焉してしまった今、彼が依っていたと思われるある価値体系への評価の変化が彼の書くものにどのような変化をもたらしたのだろう思わされるせいでもある。」(『わが人生の時の人々』文藝春秋)




10月18日(月) 晴天。十三夜。
秋空が澄み、風が冷たい。
ほっこらした秋の陽ざしを浴びながらウォーキング60分。
家人が大宮にでたお土産にと赤福。好物の逸品。

マンシング(MUNSINGWEAR)軽量の白のおしゃれなキャディバッグ。
来月はこれをかついで宍戸ヒルズCC。G・シニアの激戦なりてよ。


10月15日(金) 下野市の300坪の土地測量。
秋晴れのR4号線を下野市に向かう。
わけあって、下野市に所有の土地(300坪)は30年余放置のままになっている。
雑草におおわれており、下野市役所によるその地籍確認のたちあい。
周りはソーラパネルなどが設置されているが、鬱蒼たる地帯である。
校友で**不動産のK氏に同行してもらう。
帰路、道の駅でケーキにコーヒ。4時過ぎ、夕陽が美しい。


10月12日(火) 小雨。
朝早く、家の周りを掃き、昨日の高圧洗浄器でのあと始末。
城址公園を少し歩き、小暗い曲輪跡を回り道してくる。
ガソリンスタンドでセルフ給油、高値の156円/リットル。
昼過ぎて小雨。予約整体マサージ1時間。

さて電子文学「捨子物語」、小説最後の解題に向かう。
大半ができているが、あれこれなかなかとりかかれなかった。


10月10日(日) 秋晴れの1日。
昼前の公園ウォーキング60分。
コロナ感染も減少し、それぞれの人々で賑わっている。
家人は昨日の茶会を終え盆栽教室にでかけ、ひとりデスク執筆3時間。
夜、TBSに『日本沈没』、現代にリメイクされた沈没のドラマ。原作は1973年に刊行。「おい。この第2部のことは訊くな。訊けばぶん殴る」と小松左京は言ったのだったな。


10月8日(金) 野田パブリック:ひばりコースで。
8時、INスタート。秋空が澄み、陽ざしが眩しい。
ショットが乱れ右に左にと、曲がる。

フラットなコースに奇跡は起こらず、攻略できない。
ノースルー、気軽ないつもの校友仲間とのラウンド。
性格温厚にして、老いても悪口、ダジャレの続出。

バックナインになって、何とかスコアもまとまる。
まとまるが、100切れずーーそれでも幸わせな18ホール。
昼過ぎにあがり、帰路R16、快調のAQUAのドライブ1時間。


10月6日(水) 晴れ。風あり。
午後、岩槻警察署で「認知機能検査」。
綜合点=82点で「記憶力・判断力」、合格となる。
注意力減退、視野狭窄にて、運転免許は返上すべき年なのだろうが、ね。
スーパーへの買い物やら病院通いなど、車のない不便さもはかりしれない。

1本校正をFAX送信するが、それが届いていないようで??
PDF校正できぬ老いぼれにて、なるようにしかならずホゾを嚙むなり。


10月3日(日) 晴れ。
秋晴れの1日。公園に行くと金木犀が匂っている。
家族連れの子どもたちが楽しそうに遊んでいる。
日本女子オープン(烏山城CC)、TVに見ている。
書評1本校正し、休みだがFAX送信しておく。


10月2日(土) 台風一過の青空。30℃の夏日和。
台風16号が去り、朝からからっと晴れる。
公園ウォーキング60分。雑木林が風に騒いでいる。
落ち葉がいっぱい。澤胡桃の実を5、6個拾う。
秋本番だが、体調がおもわしくなく、身体がだるく頭もぼんやりしている。家に帰って横になっていると、1時間ほど眠っている。

緊急事態宣言が解除後、初の終末で各地は賑わっている。感染者は現在、大幅減少だが収束したわけでない(死者1万6200人)


10月1日(金) 
台風16号、日本の東の海上を北上。

朝から雨と風。慌てて小庭の大きな植木鉢を安全なところに移しかえる。
伊豆諸島から房総半島へ、1部地域が停電、避難勧告、洪水注意などが報じられている。
午後あたりから当地も雨と風が強くなる。ーー早々に寐る。


 日録2010年1月~2021年8月
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