日録●太田代志朗●2021年 |
6月30日(水) 夏越しの祓。 曇り、6月尽。梅雨でじめじめした日がつづく。 昼前に第2回目のワクチン接種をFクリニックで受けてくる。 2回目は副反応(頭痛、関節・筋肉痛、倦怠感)が出るようで、これが免疫の証拠らしい。 ワクチンによる免疫能力付与の期間が長くはないという説もあるが、家に帰って、とまれ安静にしている。夏越の大祓ーー邪気祓い。 新型変異株が拡大、カウントダウンに入った東京五輪で感染は3倍増加だという。 6月28日(月) 晴れ。変異株による第5波と。 朝から気持ちよく晴れ、空に夏の雲がたなびいている。 28 ℃で蒸し暑い。小庭に水を撒く。夏椿の実を少し摘む。 半夏生、桔梗、吾亦紅ーー体調良好にて、何とか書き急いている。 6月23日(水) 雨、曇。 Fクリニックでリハビリを終えると、激しい雨。 その叩きつける雨の中を、AQUA安全運転で帰る。 午後から陽が射し青空がひろがる。甚平の着心地よく昼寝。 立花隆さんが亡くなった。80歳、70~80年代「田中角栄研究」「日本共産党の研究」など。 6月21日(月) 夏至、晴れ。 晴れ、梅雨の合間の公園ウォーキング。槿が咲いている。 心身がだらけて気張れず、PCに向いても何もすすまない。 ウィルスバスター契約3年版更新16.000円のコンビニ支払いを済ませ、シャトレーゼでアイスキャンディを買ってくる。ーーコロナ禍の東京五輪断行、耳おおいがたい狂騒。 6月19日(土) 梅雨の候。 雨降りて止まず。山梔子や紫陽花が終り、山法師が咲いている。 Fクリニックで左膝の痛みのリハビリ(昨日はその診断に2時間余待たされ、いかようもなし)。 セレコキシプ錠100mg飲み、眠たくなる。ーー夕刻、家人の茶事の流れで一服。 6月17日(木) 石川淳を読む。 昨日の大雨が止み、時々陽がさし、風が流れていく。 家人がでかけたので、昼食に缶ビールで稲荷寿司。 石川淳を読む。江戸、狂歌、遊学ーーひからびてしまったやつがれの”精神の運動”なり。 6月15日(火) 60年安保ーーわがセンチメンタル・ジャーニー。 ゲラを見ていると、また手を入れたくなる。 昼前に100円ショップで文具2、3点買ってから公園ウォーキング。 夏の陽ざしがまばゆく、緑陰にこころよい風が流れている。 安保6・15ーーわがセンチメンタル・ジャーニー。 挫折、闘争、実存、京都20歳、すべてが可能に満ちていた・・・・。 6月14日(月) 関東に梅雨入り。 小庭の梅(白加賀)13コ。小甕の中のメダカが元気に泳いでいる。 整体マッサージ1時間。身体がもみほぐされうっとりする。なるほどレディスゴルフ逆転Vには、平常心を培うトレーニングもあったと。 短歌作品を整理、PCよりプリントアウト:A4用紙150枚、約2.200首なり。 昨日は家人のお伴ででかけ、時間潰しにひとり盆栽村~大宮公園を散歩。 お屋敷街はひっそりしているが、氷川神社参拝の人や遊園地はそこそこ賑わっていた。 6月11日(金) 暑く身体がだるい。 高気圧におおわれ暑く、日中30℃。 身体がついてゆけず、だらだら過ごしてしまう。 アイスキャンディを舐めながら、TVにサントリーレディスオープン。 6月10日(木) 晴天、真夏日。 梅雨前に一挙に夏がきてしまったよう、公園を少し歩いてくる。 花菖蒲、山梔子が咲き、木陰に風が吹き流れていく。 帰宅してシャワー浴び、御三時に森八の”蛇玉もなか”で一服。 高橋和巳デジタル全集・第1巻「邪宗門」解題の校正。 6月8日(火) 福島泰樹氏と対談。 晴天。真夏日の中、東京・神田にでかける。 「高橋和巳没後50年」につき、福島泰樹氏と対談。 季刊「月光」の特集企画で、発行元の皓星社の方々の応対も有難く思う。 話していてこんなことでいいのかーーお互いにその文学、志、思想の確認であったような気がする。福島氏の熱意にほだされ、これも供養の一つだと思いながら。 コロナ禍の緊急辞退宣言下の都心に出かけるには、何かと勇を鼓した。 それでもちょっと古書街やすずらん通りを歩き、とても懐かしかった。 岩槻~春日部~神保町(東武スカイツリーライン=東急田園都市線)急行1本で約1時間。 帰りは日が暮れ、ラッシュ時になり電車が混む。 資料がいっぱいのカバンを持つ老体に、席を譲ってくれる親切な方がいて援かる。 6月6日(日) 南高梅10kgを漬ける。 日本の南には前線が停滞、昼過ぎにひととき陽がさして明るくなる。 快食快眠で4Kg肥えたが、眠ればいつも夢ばかしみている。 取り寄せた南高梅10kg。家人が漬けませうといってくれる。 小庭の植木道具の整理箱をかたづける。ーーPCに資料打ち込み2時間。 6月4日(金) 雨の一日。 朝から雨がしとしと降っている。 小庭の一日花(夏椿)が雨の中にいっぱい落ちている。 梅雨のようで、これも夏前の自然の巡りであろうが、ついつい気ぶっせになってしまう。 ワクチン接種後、大したことでないが腕の痛みがまだ少し残っている。 子規は「病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである」といったが、コロナ禍自粛のステイホームでその言葉が胸にひびく。 ふとPCから離れ、整理ケースの中の雑物をまとめる。断捨離なりや。 6月2日(火) 1回目のワクチン接種。 夕べの夏椿の花弁がぽったり地面に落ち、また新たに咲き誇っている。夏椿ーー娑羅双樹の花の色ーーただ春の夜の夢のごとし。 ひと仕事して、朝粥。愛犬を亡くしまったく出不精になっている。 コロナワクチン接種をFクリニックで受けてくる。 混雑もなく、11時50分指定通りの「自治体接種」がスムーズにすすむ。接種は地域によりばらつきがあるようだが、当方は1カ月前、自宅転倒の右腰打撲でFクリニックで診察・りハビリ中かかりつけということで手続きした。 15分間の様子を見て2回目の予約。親切な応対に安心する。 6月1日(火) 水無月。衣替。 昨夜の雨があがりはやくも6月、いよいよの夏。 小家の夏椿が咲き出し、涼し気な風情で花びらが風にそよでいる。 外気温25~27℃、さやさやとしている。 S歯科院で治療。透けた歯を詰めてもらったがのが外れ、再度詰めてもらう。 沖縄、大阪では感染、死亡者多く、医療崩壊で病院にも入れないようだ。 コロナ感染不安が昂まるが、「国民の命の安心安全」東京5輪GOの詭弁。 マスク着用や除菌の徹底など感染症対策の基本ルール? |
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