日録●太田代志朗●2020年 |
4月30日(木) 静かな4月尽。 よく眠り、よく食べ、PCに向かっている。 家から自由に出られず、暮らしが変わった。 運動不足に、家の中で健康ステッパー150回。 両足首に2kgのアンクルウエート、両手に2kgのダンベルをもつ。 小庭に出て、ちょっとした雑草とり。生垣のサンゴ樹がまた虫にやられ、噴霧器で消毒液をかける。 お3時にロールケーキ&紅茶。昼寝。4月が終わる。 4月28日(火) 身体快調。快食・快眠なり。 早朝、2階の窓を明けると東雲がほんのり美しい。 近視の眼鏡の行方知れず困るが、PCを開きメールチェック&推敲、新聞スクラップ。 書庫を整理・清掃ーー処理すべくエイッひとかかえの本を紐に縛りつけている。 なお、その後もホームページの改正修復は諦め、ままよと不完全発信中なり。 床の間の掛け軸は「代志朗うた」と清田由井子さんの一書。 「清かなる夜叉にしあらば醒めゆきて花幾千の夢にまぎれよ」 おうよ。いずれ六甲の山麓で、比叡山の山のホテルで泊りがけの徹底議論。 そして、隠退に伊豆の海辺の18ホール。そこから西へ回り落ち行く夕陽を眺め3日、4日。 4月26日(日) 晴れ。自粛用心、老身を守る。 小庭の伸びたアカネの生垣を、刈り取ってきた竹で組み整える。 ひと汗かきシャワー浴び、昼食にそーめん。 読む本もなく、youtube(無料配信)に通し狂言「新薄雪物語」花見の場。 4月25日(土) 晴れ。コロナ陽性率、急上昇。 昼前、気晴らしに公園にいく。当地では公園が開放されいる。 ジョギングする人、芝生で家族連れや子供たちが遊んでいる。 新緑の下を柱管間狭窄症の家人と一緒にゆっくり歩く。 ーー埼玉はやっと軽症者をホテル収容、検査まで自宅待機では殺される。 東京新聞の掌編小説(海猫沢めろん・作「春と屍者」)に感動。 春の陽ざしにつつまれ、感情を失った人類が終わりを告げている。 4月23日(木) 晴天。花冷え。自粛。 家からAQUAで20分。道路の車は少なく快適なドライブ感。 東埼玉病院:呼吸器科は3カ月ごとの定期診察、10時予約で20分待たされる。 血圧135-74。ここのところ喘息も鎮まっている。吸入の薬は減らすことになる。 国立病院機構の周辺は保全緑地で、緑の木々が美しい。 感染拡大、やっとのことでPCR検査が始まっているようだ。 愚策の埼玉で、またも50代男性が自宅療養待機で死亡。 早めの検査と隔離・治療.。GWに向け85万人が感染、42万人の死者が出ると。 朝から青空がひろがり、明るく晴れる。 6時前に起きPCに向かい推敲、整理、スクラップ。 コロナ禍のうつうつした日が続くが、小庭の木々の緑が美しい。 枝折戸をおおう若葉が風に気持ちよくひるがえっている。 小雨曇天の昨日は遠出をし、運動ラウンドでリフレッシュ。 その疲れがまだ少し残っている。瞑想して天意に随順や。 紫陽花はいろはにほへと濡れながら一村青く水漬けるばかり ーーと阿蘇の山峡の旧家に育った歌人清田由井子さん(2019年10月没)を偲んでいる。 4月17日(金) GWに向け「徹底した外出自粛」。 晴れ。朝の公園を1時間ウォーキング。 帰宅してシャワー、朝粥。PCに向かい、何とか難関突破でまとめ上げる。 緊急事態宣言が全国に拡大。近場で1人、2人死者の報。 国内感染者は1万人を超えるが、未確認感染者ははかりしれないようだ。 そしてぶれる政権「国民一律10万円給付へ、減収世帯30万円」は撤回」と。 4月15日(水) 無対策では43万人死亡と。 晴れ。朝の公園を散歩。ツツジやハナミズキが咲き始めている。 国内感染8.173人。埼玉で22人感染、2人死者が報じられている。 「自分が無症状の感染者かもしれない」と思って慎重な行動を! ひとりひとりの行動を変えて、自分と家族、大切な人を守りましょう! 4月12日(日) 曇り。外出自粛。 夕べの雨が止んで肌寒い。緊急事態宣言6日目。 近くの公民館やクリニックにコロナ陽性者がでたらしく、怖くなる。 日本攻撃の「COVID-19」。医療救急崩壊がさけばれている。 「もう待ったなしの状況です。上からの指示に関わらず、自ら行動しましょう。 学校の休校以上に、大人が我慢しなければなりません。もうぎりぎりです。 自分を、周囲の大切な人を、そして社会を守りましょう!」 ーーIPS細胞医学研究者の「新型コロナウィルス情報発信」より 4月9日(木) 夕方より雨。全国感染者500人。埼玉で軽症自宅療養100人。 起床6時。ベッドを直し、窓を開け、空気清浄機の水を替え、湯を沸かす。 そして新聞と牛乳をとり、生ゴミを捨てるーーわが平穏な朝の生活リズム。 外出自粛だが、運動不足になってはと公園散歩。花が舞っている。 尋常ならざる哲学観念論に及ばずながら孤軍奮闘。 別に背水の陣を敷くこともないのだが、くだんの大書を開き一点突破。 4月8日(水) 緊急事態宣言、一夜あけて。 晴れ。穏やかな春の陽ざし。 朝食をすませてから、2階ベランダに布団を干す。 いよいよの巣ごもり生活ーー人の接触を避ける。命と健康を守る。 徹底した外出自粛はこの年にして初めての経験ーー余情残花、諸行無常。 昨日そのひばりコースのINを7時40分スタート。 9,11大雨災害で泥をかぶった全コースの整備はまだまだ。 芝が生え揃わぬホールに向かうが、ミスショットがつづく。 晴天下の気軽なノースルー。校友会諸氏と奮戦、苦戦。 INを2回(P72、6100Y)となるが、100切れず疲れ切る。 上って2階サロンに行くが、時節柄小談にて早々に帰路につく。 4月6日(月) 晴天。朝の公園散策。 朝空が無窮に青く、雲が流れていく。 花持ちよくソメイヨシノが揺れ、ヤエザクラが咲き始めている。 昼食に煮込みうどん、御三時に葛切り、夕食は肉じゃが(晩酌せず)。 明日緊急事態宣言(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)が発令されることになる。 4月5日(日) 朝の公園ウォーキング。 桜花揺れ、山吹が咲いている。ジョギングの一団にまぎれウォーキング40分。 一時小雨あり、また晴れ上る。春寒に思わず厚手のセーターを着る。 家人の手伝いで植木鉢(シンビジューム、ベンジャミン、マツリカ、サンザシなど)10鉢の植え替え。 重たい鉢や赤玉土を運んだりで、足腰がビンビンうなる。 なぜかPCR検査がすすまないでいるようだが、東京で本日感染者143人、国内感染3.858人。わが家の川向こうの区域にも感染者がでたらしい。 4月3日(金) 晴れて、花が舞っている。 老いぼれの運動不足。心身の動きが鈍くなる。 S院で予約マッサージ1時間。 「図書新聞」よりの書評1本、受けるべきか。 今回は気乗りしないのだけど、そうもいっていられまい。 夕暮れて物悲しくなる。自粛しひっそりやっていくだけだ。 こういう時だからこそ、なぜかTVに70年代〜90年代の演歌や歌謡曲が無性に懐かしい。 なぜかPCR検査すすまず人工呼吸器増産なし、プレハブ病棟造りなしーー感染爆発に医療現場の崩壊がさけばれ、布マスク2枚配布の無策ニッポン。 4月1日(水) 新型コロナウィルス感染拡大。 朝から冷たい雨が降る。終日の雨に気持ちがなおさらに塞ぐ。 埼玉など近県は不要不急の要件で東京に行くことを避けるよう呼びかけられる。 東京では感染者が510人を超え、50~70代の男女7人死亡。 救命に不可欠な人工呼吸器は不足、感染者の急増に対応できそうもないという。 外出もままならず、いよいよ非常事態になってきた。 クラスター発生から高齢者への感染が起こると、重症・死亡例が出るという。 日録:2003年~2020年4月 |
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