あけましておめでとうございます--鎌倉二階堂の正月

 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 3カ日も過ぎて寒の入り、内外共にまさに激動激震の日々です。
 管理人・薄氷堂さんのご指摘通り、この掲示板はもともと「肩肘の張らない軽い話題」の場でした。
 愚生も当初、炉辺談義を楽しもうと思っていたのですからね。

 このところの生活習慣病予防での1日摂取は1800Kcalですが、焼酎お湯割りはチョビチョビ。
 そして初芝居の帰り、地鶏鍋に熱燗の一杯はもうたまりませんでした。

 思えば、鎌倉の御大を尋ねてお酒をいただき、花札に興じたのは正月2日。
 知の反乱を画した学生運動は東都で起こり、やがて関西に移って全国的に席巻してゆこうしていた矢先。
 御大は京大助教授と作家活動の両盾でその最前線を突っ走っていたのですね。
 
 年賀の客も来ない静かな鎌倉二階堂の正月でした。
 隣の首塚に、時々遊びに来る子供たちの声だけが、のどかに聞こえました。
 たか子さんも加わった3人の花札は世に「バカッ花」と呼ばれるもので、楽しくすすめられてゆきました。

 「それ、来い! 月見や、花見や!」
 御大は夢中にツキを呼ぶのですね。
 まさに、<ヤンチャクレの高橋和巳>でした。
 ーー正月、また、ぼんやりとそんなこと、思い出したりしていました。

 薄氷堂さんのいうように、老骨に聞きだすセンチメンタルなど、もうどうでもいいことでしょう。
 ーーそう、この「掲示板」を通じて今年も軽やかに、しなやかに、ありたいですね。
 そして、お互いに黄昏の橋を渡り、邪宗門を叩き、散華し、悲の器を重ねてゆくことができたらと念じています。

 【2005年1月7日


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