はじめに




ここ過ぎて流離う時のきざみ。

恍惚から醒めて、散り急ぐ花の影。

いや、それも夢であったか。



深夜にうごめく愛、死、官能。

おお、”紅旗征戒、わが事にあらず”とは、

美への永遠の幻惑。



花月流伝に、ようこそ。

わが蒼茫のウ
ブ・ラビリントス、

叛きのはての花幾千。

風立つ痕の無血のことばなりて、よ。


【2002年7月】


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