Vic Viper
「ANUBIS 〜
ZONE OF THE ENDERS」
(C)2004 Konami Computer Entertainment Japan

フルスクラッチモデル
製作2003-2004

全長170ミリ
全幅190ミリ

※画像をクリックすると大きくなります

我々の年代(?)が「ビックバイパー」といえば、かの”超時空戦闘機”が思い浮かべるわけですが、とあるアクションゲーム「ANUBIS」にこのビックネームを冠した機体が登場。しかも”可変戦闘機”としてリングレーザー&バリヤー&オプション等のお約束はもちろんのこと、さらに変形という鮮烈デビュー。か、かっこええ・・・

実際のところ元祖バイパーとは完璧に異なるデザインなわけですが、「人型変形」を融合させつつイメージをまったく損なわないセンスに感動。3年ぶりに版権ものに手を出すのでした。

で、いつものように製作の前にかき集めた資料やTV画面とにらめっこ。。。。。なるほど、脚は左右に展開するだけじゃなくて伸縮するのか・・・翼は反転して、間接が伸びてなんだ?この腕の動きは?・・・うん、なるほど。ごめん、変形はやっぱ無理


本作は「飛行形態限定」で作成しています。(苦笑)

図面から書き起こすとか性に合わないので、CGやイラストを見比べながら削り出し。主成分はいつものようにポリパテ・プラ板、左右対称にするのに完成直前まで手間取るのはいつものこと。万が一人型になっても違和感のないように(<諦めが悪い)手・足のバランスに配慮しています。

半フリーポーズ使用なので主翼や腕(補助翼)を可変することが出来ます。タイトルムービーに出てきた「高速形態」の再現も可能ですが、自分で作ってみたら、あまりにも強度がないことが判明。結局、写真の位置に固定するのが精一杯。。。。意味ないじゃん。

背中や肩の裏側、股関節等はCGや画面みても、さっぱりわからなかったので、お得意のデ(ッち)ティール仕上げ。後で改修する時の障害になってたりして墓穴。なむー。

←カウルを外すとお顔とAIの姿を拝める仕組み。いや、未練とかそういうのじゃなくて(汗)

3度のWF大戦を経て現在の形になるまで約1年半。製作スピードが遅いのはしょーがないにしても、コイツの場合はむしろ個々のパーツ形状の解釈に時間を割いた部分が多かったように思います。たとえパーツが出来上がっても組んでみるまでバランスが合っているかどうか分からないのは、なかなかの恐怖。図面はちゃんと書きましょう。(<反省なし)

 

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