07月某日 APO島・ロックポイント
気温 暑い 天気 たぶん晴 水温 適温
風 無風 波高 低かった
透明度 良かった m
最大深度 安全なメートル
潜水時間 程よい時間
潜水目的 下調べダイビング
未現像のフィルムが出て来たので現像してみたら、7月にロックポイントで撮ったウミウシが出てきました。もう撮った事さえ忘れていたのでちょっと驚きました。
時間が経ってしまい詳しい事は良く憶えていないので、本当はここに書くべきかどうか迷ったのですが、私がアポで潜っていて、マンタと同じくらいの頻度でしか会えない、ミカドウミウシの写真入りログをどうしても書きたくて、やはりここに出す事にしました。他では珍しくないと言うガイドもいますが、これだけ目立つやつだから居れば見逃すはずは無いので、普通に見られる種類では無いと思うのですが、どうなのでしょうか?
場所はロックポイントのガレ場、朽ちたサンゴがずーっと続く、水深13〜14m前後の場所でした。ここは普段はほとんど通りません。このもう一つ上の棚、水深9〜8mを行くのが普通です。その水深はソフトコーラルやサンゴが綺麗なのでどうしてもそちらに行ってしまいます。ミカドウミウシが珍しいかどうか、そして、見たいお客さんがいるかどうかも分かりませんが、小さな骨のようなサンゴのガレ場を、ミカドウミウシ狙いで行ったら、普通のお客さんには喜んでもらえるのか疑問です。外れれば・・・外れる方が圧倒的だと思いますが、それこそ何もいません。三角ハゼの類いと、ジョ−フィッシュはいますが、それはアポのどこででも見られるので別にここでわざわざ見る必要は無いと思います。
ここは潮通しが良く、随分前になりますが、バラクーダ−の群れも見られました。春先・・・ネグロス島の春っていつだろう? 2月頃すごく濁る事があります。その時にはマンタに出会う事も有る場所です。
水深の浅い方のお花畑があまりにも見事なのでこちらを通る事が無いのは残念な気もしますが、ガイドとしては、外れる確率が高い博打はなかなか打てません。もしもはずれ覚悟でレア物探しをしたいと言う時は遠慮なく言って下さい。マンツーマンでガイドします。
このミカドウミウシは20センチ位でした。撮る時に大きさが比較できる物をを置けば良かったのですが。
最近マクロ撮影が苦手です。まず被写体を探すのが面倒になりました。そして首尾良く狙いの被写体を発見しても、撮影が上手く行かない事が多くなって来ました。他人はなんと言うか分かりませんが「近くが見えにくい」現象が進んでいるようです。もともとマクロが得だった方では無いので、殊更苦手意識を感じます。現像後確認すると以前より随分ピントの甘い写真が多いのです。
近くのLIROANにはマクロのスーパーガイドが居て負けてますが、アポはマクロ天国になるよりも、ドリフト天国の方が似合うと思いますので、このままのスタイルで良いかと思っています。まあ、古いタイプのダイバーですので・・・・失礼しましたぁー。