06月21日 APO島・マムサとチャペル
気温32度 晴 水温 27度
風 無風 波高 0cm
透明度 10〜20
最大深度 20メートル
潜水時間 60分くらい ×2ダイブ
潜水目的 ファンダイブ
USAさんに誘われたのでダイビングに行きました。
2本目はチャペルへ。チャペルは避難用のスポットで、または講習なんかに使うポイントです。積極的に潜るポイントでは無いと他のガイドは言いますが私はここが好きです。アポで一番きれいな白砂の浜がなだらかに広がり、晴れている時の爽快感はサイパンのオブジャンを凌ぎます。
では、写真入りで御案内します。
USAさんの友人のETOさんも御一緒に、私の分担はタンクを持って来る事だけ、弁当、ビールは手配してくれるとの事で、沖ラクダイビングに出発。
本日もすんごく良い天気、風も無く、波も無く・・・そして金も無く。
風が無いと暑いです。しかし、湿気が無いので嫌らしい暑さでは有りません。木陰に入ると冷やりとさえ感じます。しかし、我らのチャーター船、ボス・ホアン号は屋根無しの小さいボートです。炎天下の船の上で裸で居たものなら日焼けどころでは済みません。Tシャツを着て、タオルでほおかむりをして日焼け対策をします。USAさんはウェットを着込んで頭からTシャツをかぶって首の穴から顔を出す、アブサヤフスタイルで完璧防御でした。この人今さら日焼け対策要るかいなぁ?
ベタ凪だとかなりの確率でイルカが出ますが、やはり出ました。潮が動いていれば潮目ができる辺りで5〜6頭で遊んでいました。
本日の狙いは・・・特になし。でもUSAさんがいっしよだから、深く行くだろうな、と思っていたら案の定、良い子の皆さんにはお伝えできないのが残念な程下まで降りてしまいました。でも、空振りの徒労だったのですが。
と、言う事で、一本目のマムサは減圧テクニックの実地訓練と、ダイコンの作動確認ダイビングでありました・・・そうだっ、35メートル位につがいのクエがいました。大きい方は1.2メートル位かな。見物はそれだけ。
大物を期待するポイントでは無いのですが、流して行った先のエキジットブイが逆側から廻りこんで来るロックポイントのブイと共用と言う事で、コーラルのきれいさも捨てがたいポイントです。カスミ、ツムブリはこの辺りが一番見られるかも知れません。
もっと沢山撮ったと思ったのですが、意外と撮っていませんでした。そうそう、ここの見物の中に、いくらでも寄れるジョ−フィッシュがいます。色は3系統くらい有って、何やら赤っぽい、他の海では見た事が無いようなものもいます。
オニカサゴがじわりじわりと目標の魚ににじり寄って行くのを20分も30分も見ているのも楽しいものです。本当に遠くから、じっくりと寄って来ます。
ドン深のドロップオフのスリリングなドリフトも楽しいですが、なんだかこの1本はしばらく忘れていたダイビングの感覚を思い起こした1本でした。
白砂のビーチにエキジットして岩の影で、ジャーマンソーセージをはさんだサブマリンを食べに来ませんか、APOへ。