A recommended point
アポ島マムサポイント
ココナッツと並ぶ流れの強いポイントです。時折強いダウンカレントが発生する事も有り、ダイナミックなドリフトでマムサを楽しみたいとなれば、お客様の技量を問われる場所でも有ります。
マムサとは、現地の言葉でアジの類いの魚を指します。ダイビングポイントでは、単にマムサと言った場合はギンガメアジを指しているようです。
ポイント名がマムサですから、見物はギンガメアジです。その数はココナッツよりも多く、婚姻色の出る時期には、ギンガメアジとは思えないほどの大きさの物が群れています。群れの数は多い時には数千です。
ロウニンアジの群れも良く出ます。時季により、群れたり群れなかったり。浅場に居たり、深場に居たりと、ロウニンアジは場所を特定して見る事の難しい魚ですが、ココナッツ同様、4月半ばまでは群れに遭遇するチャンスが多いようです。
ロウニンアジが狂ったように泳ぎ回り交錯するシーンを一度見てしまうと、
ギンガメアジの数千匹の玉
も色褪せて見えるほどです。
フィリピンの海ではイナズマヤッコはそれほど珍しくは無いとも言えますが、マムサポイントでも良く見かけます。しかし、写真に撮るのは何処の海でも同じように至難の技です。真横からいっぱいにフレーミングできたら大したものです。私のはいつも後追い写真で後ろ姿でした。
深度の問題が有るので見られる確率は低くなりますが、ハンマーヘッドシャークもここの深場にいます。水温が下がっている時期の方が浅く居るようです。しかし、浅いと言っても上級者向けのダイビングになります。
このポイントでのカメラのレンズは、どんなにワイド系でも、広すぎたと言う事は無いと思います。
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