ひとことだけ log

(さらに過去log)

今回の話題 恋をしている?
タイトル 爪ボロボロ(98/11/30)
 ハーイ♪克也子です。みなさんお元気?

 今となっては昔のこと…記憶力のいい方はアタクシが昨年の夏頃つきあい始めた人にとっととふられたことを憶えていらっしゃるかもしれません。その後随分経ってから来たメールで「彼氏がいた時はページがつまんなかった。戻って良かった」というのがありました。

 はー。ひどい言い草な気もするんだけど、それもわかるのよね。アタシ恋をしているとあまり他のことに気が回らないのよ。あの時はその相手のことがものすごく好きだったし、今だから言うけど、「一生一緒にいたい」とか、マジで思ってました。寝る前に「今度会ったらこの話をしよう」とか、一日中彼のことを考えてたし。うっ、今更書くと(しかも当人が読んでると思うと)照れくさいぜ。ま、そういうわけで文章を書くのに集中できなかったんですね。

 最近、シリーズ連載、みたいなことをしてて思ったんですが、もしかしてまたつまらなくなってるのかなあ?うーん、ネタモノは減ってても一人の好青年(<さらっと読み流すこと)が恋をしたり抱かれたりフェラしたりの生き様(?)を素直に綴ってるってのも面白いかとは思うんですけどね。まあ、ゲラゲラっていうよりは興趣深いって感じだけど(<自分で言うな)。しかしそれでこのページについてきてくれない人がいるとちょっと寂しいな。みんなー、ついてきてるー?

 ま、しかし、現在つきあってる彼氏のことは、好きだけど、それほどでもない。「愛してる」なんてこともない、はず。

 ところが、前回このひとことだけに書いて「彼氏」ってことを妙に意識しちゃいだしたのか、それとも金曜日に晩御飯でもどうかと思って電話したら向こうが友達の家で鍋してて会えなかったとか、重なってちょっと変になってる。

変化一覧
・すごく寂しい。普段は寂しい、と感じることがないのに。彼が側にいない寂しさというよりは孤独感。
・爪を噛む癖が直ってたのにまた噛んでしまった。ボロボロになった。
・臭覚がすごく鋭くなってる。
・眠れない


 しかしそれぞれ理由付けはできるのだ。

 寂しいとか、イライラして爪を噛んじゃうのは「会えなかった=自分の思い通りに物事が進まなかった」ってんでストレスを感じただけ。こういうストレスに弱いです。寝不足は楽しいこととか考えてると、よくある。それで寝不足でハイな状態だと臭覚が鋭くなるのもよくある。徹夜明けにクッキーを焼く甘ったるい臭いを嗅いだりすると吐き気がするでしょ?そんな感じ。

 と、一応ひとつひとつを分析はしてみたものの…総合するとやっぱり恋の諸症状なんだよなあ。鼻水だけじゃ風邪と言わないけど、熱も咳もだったら風邪。そんなもん。もしかして惚れてんのか?自分がわからん。心は「違う」と言ってるのに身体は彼とのつながりを求めてる。セックスしたいってことじゃない。僕のことを好きでいてよ、電話くれよ、不安だよ。そんな感じ。

 やっぱり恋をしているらしい。あんまり認めたくないけど。あー、まただよ、もうっ、と思った。いつもと違う自分の状態、それも嫌なところを見てしまいそうな予感でいっぱいだよ。このまま好きになってったら、きっと彼が自分を思ってくれるよりも、自分の方が彼を好きになってしまう。蠍座の愛は重いのよ、きっと彼の負担になるわ。押さえよう押さえよう、としてるけど、彼の方向へ流されてくのがわかる。いつかハイテンションになったアタシに彼がついてこれなくてふられる気がするの。今は両思いなのに不幸になりそう。って、もう、そんな失敗は2度もやるもんじゃないわよ(経験有り)。で、このページの中身が通常営業になるのはふられるか、関係が落ち着くかどっちかの時だと思います。それまで暖かく見守ってね。でもアタシの不幸を望んじゃ嫌よ。特にH君(高校生)、君のことだぞ。

 こんなことを考えてたら思い出したもの。

松任谷由美「少しだけ片思い」
あだち充「みゆき」から、うろ覚えだけど、 「女は愛する男よりも愛してくれる男と結婚した方が幸せになれるっていうけど…本当かな?」

 うーん、年がばれますね。って公表してるとおり26歳ですが。ところで来年の年賀状、パンクポンクの絵にしたら若い人には通じないのかしら。それ以前に「ムチャーッ!」とか書いてもパンクポンクだってわからない?マイメロディなんかよりよっぽど可愛いのよ。デブウサギです。

P.S.
 しかし土曜日に彼から電話があって、日曜日に会ってわかった。フッ…オイラ惚れられてんじゃん。岡惚れじゃん?フフッ。経験は人を賢くするのね、君の心はミエミエよ。あー、これが年上の余裕ってやつかのう。
今回の話題 シリーズ連載休止。
タイトル かけひきとツッコミ(98/11/25)
 えー?かけひき?恋の?アタシしないわよ。めんどくさいし。あれってブスのするもんでしょ?アタシ美人(ウソ)だもん。必要ないわ。会いたいと思ったら電話すれば男なんてほいほい呼び出されてくるし、話もしたくなければ電話もしないし。

 と、いうわけで、恋のかけひきなんて意味がない気がします。1週間電話しないとか。昔、「あんまり好き好きって言うと相手の負担になっちゃうから」って女友達に言われて「深いなあ…」と感心したことがあるの。そういう相手の負担にならない配慮って意味でのテクはあってもいいと思うけど、それ以外って必要ないでしょ。ついでに言うと、小さなウソで相手の気を引く、って類のもアタシはやりません。これはただ、やたらと喋ってる相手だと、何をどう話したか記憶に自信がないので、辻褄があわなくなることミエミエだからなの。

 1月くらい前に知り合った23歳T君とはいつのまにか付き合ってることになってるらしい。いつのまにか彼氏持ち?なの?克也子ってば。

 「めんどくさいからかけひきしないよ」ってことで上記の文は彼に言ったものです。うーん、アタシが彼を気に入ったのは関東人なのにきちんとツッコミができるとこなのよ。で、こういうことを言ってもきちんとギャグとして話半分に聞きながらも突っ込んでくれるとこね。ああ、こんなことで幸せを感じるなんて関西人の血って怖い。それに不思議と彼だと偽関西弁で喋られても不快にならないのよね。ほんとに不思議だけど、これは初めから。他の関東人だったらすごく不愉快に思うのに。まあ、それはともかく、ツッコミがきちんとできる人だと、くだらないかけひきとか演技を考えることなくターッとハイテンポで会話ができて楽しいのね。ボケ、ツッコミのできる相手でないとアタクシらしさは100%でないと思うのよ。それにボケツッコミができる、ってのは相手の言いたいことを正確に理解する、という会話の基本を押さえてるってことなのよね。まあ、彼とは恋人としてうまくいかなくなってもなっても友達でいられるでしょう。すでになんでも気負わず喋れる関係になってるし。なんとなくそんな気がした。


実話小劇・ある日の喫茶店

 ゲイカップルが窓辺の席でコーヒーを飲んでいる。年少の男が他の男の噂話をしだしたらしい。年長の男はすねたように窓の外を見る。それを見て年少の男はテーブルの下で年長の男の足を蹴りながら言う。

「なんだよ」
「雲はいいね…僕、あの雲になりたいな」
「隣のビルの壁しか見えないじゃん。それに今、夜だぞ」



年長の男、今度は窓から下の方を見て

「フッ…愚民どもが蟻のようだわ
「下、人いないじゃん。それにここは2階だ!」

「ねえ、先のと後のと、どっちを言う男がいい?」
「どっちも嫌だ(笑)」
「そうだよねえ(笑)」


 こんな感じっすね。どっちがアタシかは言わなくてもわかるでしょう。ついでに言うならこのホームページの作者がページ用に自分を演出してないこともわかりますね。はい。しかしこれってノンケカップルでは有り得ない「恋人同士の会話」ね。世間のカップルは愚民なんて言葉を使うことは恐らくないであろう…。ま、幸せだからそんな細かいことはどうでもいいっす。フフフ。なーんてなっ。ヘヘ。浮かれてんなあ…。
今回の話題 シリーズ連載:デート?デート?デート#2
タイトル 27歳G君(98/11/23)
 なんか更新ペースとろいっすね。うーむ、これじゃシリーズ連載って言っても読んでる人は前のを忘れてしまっているであろう…。このシリーズ連載は3日間連続で克也子がそれぞれ別の男の人と会っていた話です。今日は2日めの話。

 さて、あいかわらず疲れている(ただの慢性寝不足)で、ぐったりしながらもハッテン車両で帰宅。で、やってたら後ろに寄ってきた人は昨日のヌルヌルの人である。うーむ、でも既に別な人とやってる最中なので無視することにした。すまんのう。

 乗換駅で降りて電車が来るのを待ってたら、なんだかさっきまで発展してた人が話しかけてきそうな雰囲気だ…。げ、めんどくさ。最近T君に心惹かれつつあるアタクシ、他にも言寄って下さる殿方もいらっしゃるし、これ以上増えたらわずらわしいわ…と、アタシなんかがこんなこと言うのも贅沢な話なんだけど、1度のハッテンならともかく話したり食事したり電話番号を教えあったり、とかして新しい人間関係を作るのが面倒なのよ。疲れてるのかしら。

 で、ふと思いついて、T君に電話してみることにした。そこらにいるなら呼び出して会っちゃえばこの人に話しかける隙を作ることなく立ち去れるわね、と思ったのよ。しかし留守電。

 しょうがないので来た電車に乗って、地元の駅で降りた。そしたらさっきの人がついてきてるんだよ。うーむ、あんまりつけられても困るんだよなあ…。これがオヤジとかだったら早足で逃げるんだけど、ちょっと良さげな男だったのでただムゲに振り切るのもナンである。しばらく歩いてもついてきてたので、こっちから話しかけた。

克「あのー、駅ここなんですか?」
G「違います」

だよねえ。と、いうわけでついてきたことが判明、お茶することになった。で、話をしてた(エロいことはしてないです)。しばらく一緒にいたんだけど、電車でハッテンしてた時から思ってた通り改めて見てもやっぱりこの人ブサイクである。

 いや、まあ、はっきり言うのもなんなんだけどね、ブサイクだけど顔の系統はモロ好みだったのよ。だからいいなあ、とは思ったのだ。

 そんなことを思いつつ、「どんな人が好みなんですかー?」とかありがちな質問をしたら、

G「気を悪くしないで欲しいんだけど……俺、整った顔って好きじゃないんだ」

克「………………そう、じゃあ、アタシは対象外ね」(←急に不機嫌オネエ)

 どういうことよ、アタシにフラフラついてきた身でどの口がそんなこと言うわけ−?相手のことをブサイクとか思っときながらムチャクチャ勝手だし自分でも自分の顔が整った顔だとは思わないけどさー、正面切ってこんなこと言われるとは思わなかったわよ。

G「木村拓哉とかジャニーズみたいな…」

 あ、なるほどね。確かにその系統はアタシもダメだわ、イケないわ。あくまで系統の話ね〜。と、納得はしたもののなんとなくすっきりしないわ。わかってくださるでしょ、この気分。

 しかしこの人会話がトロいし、なんとなく話が合わん。聞いてるとセックスとかほかの趣味は合いそうだけど…。うーん、それに「友達はいらない、彼氏が欲しい、ゲイの友達はいません」ってのもなんとなく嫌。なんかねえ、「彼氏候補募集」ってのと、いきなり「彼氏募集」ってのは全然違う気がする。それってただ彼氏、って役割をしてくれる人を探してるだけじゃないの?と思っちゃう。悪い人じゃないんだろうけど…ということでハズレ。
今回の話題 シリーズ連載:デート?デート?デート#1
タイトル 23歳T君(98/11/18)
 部屋の隅でジーッとしてたい気分。アタシ先週は人と会ってばかりだったのです。更新しなかったのはそれもあり。やたら人と会ってたらセックスもしてないのになんだか精神的に疲れて「今週は誰とも会わないようにしよう…」なんて思っちゃってます。ああ、薄暗い部屋の隅が、壁際が恋しい。うーむ。アタシ元々あんまり社交的なタイプじゃないのねえ、きっと。

 連続デート初日。会社を出て、前回までこのひとことだけで書いていた23歳(誕生日きた。一緒に過ごしました。)T君のPHSに電話。疲れててあんまり会う気もしなかったけど、電話だけはしとこうと思ったら生意気に留守電。「かーつーやー。ごきげんうかがいー。じゃーねー」とそれだけ入れて切る。で、その後ハッテン車両に乗ってハッテンしてたらその人のズボンが変な感触なのよね。何だ?と思ったらジャージなのよ。んー、これは手を入れやすいようにハッテン仕様かしら?と思って手を入れたらパンツはナイロン素材ビキニ。なんかいかにもそれ用仕様ねえ…と思って生で触ってたら手がヌルヌルになっちゃったわ。もう。

で、乗換駅で降りたら23歳T君から電話が。

克「あー、留守電聞いたの?」
T「いや、今日仕事なはずだから外にいるかなあ、と思って」

ほう。留守電聞いてないのに電話してくるとはシンクロ率高いぜ、いいなあ。

克「今どこ?」
T「○○駅のホーム」
克「え?こっちもだよ。なんだ、一緒の電車だったんだね」
T「どうせ先頭車両だろ(当たりよ)そっち行くから」

 で、会って、アタシったら疲れてたもんだから「元気?じゃ。」って半ば本気で言ったら「あのさあ、せっかく会ったんだからお茶くらいしようよ」ということでメシ食うことにした。それはいいとしてこのヌルヌルの手をどうすんだ?うが。参った。

克「その前にちょっと手を洗ってきていい?」
T「???…あ、てめーやってやがったな!」

 別にそのくらいでどうこういうような仲ではないが、ちょいと気まずいぞ。うーむ、とっさに頭がフル回転して、

「んー、もう手がヌルヌルー

 と言いました。その時のアタシの計算では「手がヌルヌル?そんな濡れる人もいるんだあ。もしかしていかせちゃったのかな?」と、そういうふうに「アタシがハッテンしてた」ってことよりも「ヌルヌル」とかそっちのほうに思考がそらされるはずだったのよ。で、駅トイレで手を洗ってて思ったんだけど、よく考えたら「ちょっとトイレ行ってくる」でOKじゃん。うーん、我ながらバカである。今更だけどフォローできるかなあ、と思って、

「フフ、びっくりした?さっきのはライトジョークよ

 とダメモトで行ってみたものの、「ウソつけ。それならトイレ入ってすぐ出てきて冗談だって言うだろ。時間かかってたぞ、その間に留守電聞いた」と言われてはフォローのしようがございません。

 強引に「そこでわざと時間をかけるのが大人のジョークってもんよ」と年上風をふかせてみたが全然誤魔化せてない。今日は失敗ね。でもこれから修練(何をだ)するからいいのよ。
今回の話題 シリーズ連載:22歳にナンパされる#3
タイトル 若者のセックス(98/11/12)
 アタシはセックスに対してものすごく淡白だと思う。年単位でしなくても平気だし、「今日は“セックスで”抜きたい」ってことがまずないの。

 だからきれいぶるわけじゃなく、他人の性欲がいまひとつ理解できないところがあるのよ。例の22歳に声をかけられた日も別に何事もなくお茶して帰ったわ。電車で知り合ったけど、別に電車の中でもハッテンしたわけじゃないし、本当に清く正しく美しい日だったのよ。

 その時に世間話として、「林真理子が『3回食事をしてセックスをしなかった男とは一生しないだろう』って書いてたけどあれって本当ね」って話をしたのよ。特にゲイはそうでしょ?出会いからベッドまでの距離が短いというか、3回も2人で会っておきながら何もないような関係なんて、その後も単なるお友達でしかないと思うわ。

 そして22歳に次の日会ってしまったのよね。アタシは会社だったから、いつも通り同じ時間の電車で帰ったの。そしたら 同じ電車だったわ。うーん、これって偶然?7月に2回アタシを電車で見かけたって言ってたけどそれ以後10月末まで会わなかったのよ。偶然だとそのくらいの頻度でしか会わないのに、お茶した次の日にまた会っちゃうものかしら?もしかして狙ったのかなあ…なんて思ったり。そしてまた途中下車したの。アタシはてっきりまたお茶でもするんだと思ってたら「やろう。トイレに行こう。」ってことで熱烈な勢いで連れ込まれた。

 まあ、それは別にいいんだけど、後になってもわからないことがあるのよ。その時は「アタシは世間話のつもりで林真理子の話をしたけど、もしかしてこれって色っぽい誘い文句だったのかしら…?」と。そうよねえ、シャルロット・ゲンズブールが「一度目のデートで寝てもいいのよ」って言う映画があったけど(うろ覚え)、似たようなもんだもんね。「アタシを口説くなら食事3回以上の時間をかけちゃやーよ。それでダメだったら単なるお友達だから。」って言ってるんだもん。でも悪い気はしなかったのよ。つまりそれって「単なるお友達で済ませたくない」ってことでしょ。

 と、その時は思っていたのだが…。その後も「やりたいやりたい」って言うんだよ。うーん、ここにきて疑問が湧いたのよね。もしかして本当に単にやりたかっただけ…?自分自身にそういう切羽詰まった性欲がないとこういうのが理解できないわ。もしかしてアタシも年をとったのかしらねえ…と遠い目をしてみたが、やっぱりアタクシ、昔から淡白だわ。こう淡白な人とやりたがりとじゃあつきあってもうまくいかないんじゃないかしら…と、一歩引いてるアタシ。こういうことがわかった時、他の人はどうしてるのかしらねえ。こういうのが「セックスが合わない」ってやつ?それだけで即断即決切っちゃう人もいるんでしょうねえ。

 その後、壮大な貞操帯(アタシの部屋が汚い&向こうが自宅)+向こうが風邪引いてダウン、ってので結局ちゃんとはセックスしてないです。うーん、どうやることやら。じゃ、なくてどうなることやら。会って食事、とかはしてるんすけどね。
今回の話題 シリーズ連載:22歳にナンパされる#2
タイトル 年下って楽(98/11/06)
 更新をしようと思ってるのに寝不足でバタンキューです。

 なんか楽しいことを考えてると眠りにつけなくて夜更かし、次の日はグッタリで帰宅即就寝なんてことをしてると生活が乱れてしょうがないですね。もしかしてこれって恋の初期症状かしら?なーんて。

 アタクシ実はこれまで年下ってつきあったことがないのよ。みんな自分と同じか上です。

 まあ、これは年上が好きというよりは、アタクシ未成年は恋愛対象範囲外なので(自分が高校生の時とかは範囲内だったけど)、割と近年までは年下=対象外だったのよ。自分に対して相対的なものじゃなくて、絶対的に年下=子供=対象外だったのね。で、同じくらいか、年上とつきあってたわけです。

 それプラス、アタシ基本的に年上に好まれる外見なのよ。チビだし。そうねえ、初対面の方に「ネコビーム出してる」って言われちゃうし、「兄貴〜!」って感じではまずないし。だから寄ってくる男の中からつきあう相手を選んでたら(<素敵な言い回し<一部ウソ)自然とそうなってたってわけなのよ。

 んー、だから年下と艶っぽい関係はこれが初めて。それがまた楽なのよ。2人に年齢差があるとやっぱり、「尊敬できる」だの「男っぽい」だの「大人の魅力」だのそういう要素を年上に求めちゃうでしょ?それってたいてい無理なのよね。何から何まで自分より全面的に上な人っていないわけだし、相手がバカだと「年上」って思うと余計に許せなくなっちゃうのよ。「なんで30過ぎててこんなこともわかんないんだよ!」とか「経験積んでも性格がひねるだけってこともあるのねえ…」とか「よく考えたら若さだけが売りだった人が30過ぎただけで大人の魅力がつくとは思えないわ」とか口には出さねど心の中で思ってるのよ、アタクシ。…あ、たまーによ、たまーに。アタクシの心の蛇はそんなに激しくないですわ。いやん。変なこと言うと兄貴に怖がられちゃうよ。まあ、逆に年上ですごくしっかりした人もいて、それはそれで自分の居場所を見つけづらかったりするし。しっかりし過ぎてて「オイラ別に必要じゃないの…?」なんて寂しくなったり。

 それにねえ、アタクシ無意識に年上を立てちゃうので、なんかそれがめんどくさかったり、演技してた部分もあるなあ、と年下とつきあってみて思いました。例えばだけど、相手がキスが下手だった場合ってどうします?相手が年上だったらアタシはまず言えないわ。なんか言いづらい。年長者に対する遠慮ね。でも相手が年下だったら「んー、キス下手だからなあ」なんて平気で言えました。まあ、言わなくてもいいことを言ってる気もするが、それで相手が「じゃあ、教えてくれよ老師(ラオシー)」なんて甘えてくる関係はちょっといい。オイラもしかして性格は兄貴系なのかしら。

 ちょっと余談なんだけど、年下とつきあってメシとか奢っても対して金はかからないとも思ったのだ。アタシも全面的に奢ってもらうのってどうも嫌なので(一応働いてるしさ)、いくらかは出すわけよ。で、とある年上の方と24000円の中華を食った時は10000円出したのね。でも年下だと2人で5000円のメシを食って奢っても結果的にはそっちのほうが安上がりだったり。贅沢を知らないから別に高い要求をしてこないのよね…。「はいはい、そのくらい、いいよー」とか、「もうっ、もっとおいしいものもいいものも教えてあげるわよ」と、逆に色々してあげたくなっちゃう。…って書いてて気づいたんだけど、もしかしてだまされてるのかしら。これって昔アタシがよく使った手だわ…いやん。
今回の話題 シリーズ連載中断。
タイトル 時間がないのはなぜ(98/11/01)
今週したこと

■風邪ひいた(3日寝込む)
■デート仕事仕事仕事デート仕事仕事会食

 これだけでどうして時間がないんだろう。世間の「仕事が忙しい」人はエネルギッシュだよなあ。あんなに休んでなくても遊べてるんだもの。

 来週はテキパキ更新します。リンク集も直します。以前連絡頂いた方、お待たせしてごめんなさい。リンク希望の方も今のうちにどうぞ。もし遅れたら風邪のせいということでおおめに見て。では今宵はここまでにいたしとうございます/春日局。と、いうことで。