ひとことだけ log

　風邪ひいて昼間寝てるから夜寝られな〜い。こんばんは克也っす。
　なんか昨日風邪ひいたと思ったら、今朝は38.7度の高熱。いやん。頭痛い〜。さすがにこれは市販の風邪薬では治らんだろう、と、いうわけで病院に行くことにしたのだ。ああ、医者にかかるの４年ぶり。普段ほとんど病気しないからねえ。４年前は交通事故だったし。
　なんか久しぶりの病院なんで楽しかった。しかし病院って待たされるのがたまらんねー。それにガキがウジャウジャいて頭痛がしてるアタシの横で泣くわわめくわバタバタ音立てて走るわ…子供が嫌いになりそう。もともと特に好きってわけでもないけど。
　いやん、医者がかっこいいわ。かなり好み。で、診察してもらって、薬をもらいに薬局まで行ったのよ。そんで薬剤師さん（女）が薬の説明をしてくれたの。そしたら、もらった薬の中に「座薬」が入ってたのよ〜。どういうことかっこいい山本先生（仮名・医者）！？まさか、「おー、かわいいのう（アタシがよ）。こんだけかわいけりゃ遊んでそうだからケツマンコユルユルで座薬くらい余裕だろ」って思われたのかしら？それとも「おー、純情そうだなぁ（アタシがよ）。俺が開発してやるよ、まずは座薬から入れてみようかゲヘヘヘ」って感じ？どっちも違うな、多分（冷静）。どうでもいいが薬剤師さんも座薬の説明くらいもっとビジネスライクにして頂戴。なんか照れられるとこっちも照れちゃうわ…。
　さて、５種類も薬出たんだが、飲み薬とうがい薬はまあ、いいとして問題はやっぱり座薬よ。何を隠そう、アタクシ座薬処女ですもの。説明書を読むと、「深く入れる」って書いてあるわ…。うーん、これって入れるだけじゃなくて、指も一緒に入れて奥まで押し込めってこと？いやーん。とか思いつつとりあえず座薬を肛門に押し当てて入れてみたのよ。そうしたら何もしてないのに座薬はくわえ込まれるようにスルスルっと奥まで入っていったわ。はうっ、もしかしてこれって名器だからかしら？と、一瞬マジで思ったんですがどうでしょうか？って誰に聞いてんだって感じねー。それにしてもあんまりアッサリ入っちゃったので「え？ちゃんと入ってる？もしかして座薬、側に落ちてない？」と思ってしまいました。でも「腸の中で溶ける」なんてモノを入れることは普段ないので、その違和感でちゃんと入ってることがわかったんですけどね。
　それにしても医者でもらう薬はよく効きますね。この座薬は解熱剤だったんですが、入れた数時間後には熱も下がって今は36.1度。思いっきり平熱。ラッキー。もうすぐ大事な飲み会があるからさっさと風邪治したかったのさ。

　風邪ひいちゃったよ〜ん。いつもだったら風邪をひく時って「なんかタバコがまずいなあ…」とか予兆があるんだけど、今回はなし。会社で仕事してる時「なんか腰が痛い…」と思ったら夜にはくしゃみ鼻水咳関節痛＋38度の高熱よ〜。ああ、だるい。声が出ない。熱さましに長ネギを肛門に入れるって民間療法がありますが別のもんじゃだめでしょうか（＜いつになく下品＜熱のせい＜そうか？）。
　平熱は低いほうなので38度だとカラダが熱い…。ああ、カラダが熱い…だれか抱いて…

「キキキキキ。逃げられないよお前には八つ墓の血が流れてるんだよ！！」
「いやぁ〜」

あ、いけない幻覚が…。

なんて、ウ・ソ。もう、38度の熱で幻覚見るほどヤワじゃないですわ、信じちゃった？そんな単純なキミが好きだけど、世の中悪い人もいっぱいいるからそんなに簡単に人を信じちゃダ・メ・だ・ゾ。


　…はい、熱暴走モードここまで。こっからはいつも通りエレガントな克也子センテンスですから安心して読んでね。さて何から話そうかしら…。そうそう、なんかアタシいつのまにかある人とおつきあいしてることになってたんですよ。うーむ。なんかそんなつもりはなくてもっとライトな関係のつもりだったんだが、向こうは付き合ってる気でいるらしい。うーん。しかし、向こうは妻帯者。なんかこっちも適当にあしらってもいい気がするの。そんなことない？しかもまだセックスしてないのでどうも付き合ってます〜って実感がわかないのよね。というわけなので当分シングルを名乗ったままだと思います。

　さて、その人は大人になってからピアノを始めたそうで、はまってるらしいの。家にグランドピアノあるっていうしー。１日５時間とか弾いてるって。でもね〜なんかそんな話(含む自慢話多々）退屈〜。で、その自慢ついでに「俺、絶対音感身についたんだよ」って言われたの。知らない人のために説明すると、絶対音感というのは大雑把に言うとピアノの「ド」を弾いた時にそれが、「ド」だとわかることです。プロの間で絶対音感といえばヘルツ単位で音がわかる人のことを言うそうですが、アマならドレミファソラシ＋半音５つの12音が識別できればいいそうです（受け売り）。

　で、アタシは子供の頃ピアノをやってた身。その間に自分には才能がないことがよくわかっただけだったけど（謙遜じゃなく本当に下手なのよ）、まあ、音楽が流れれば（歌があるとダメだけど）その音が何かってのはわかるわけ。で、それは皆そうなんだ、当たり前のことだと思ってたのよね。絶対音感って言葉を知ったのも２年くらい前だったし。

　だから絶対音感があるってそんなに自慢できることなの？と、ネットで「絶対音感」を検索してみました。そしたら、「一説では50〜60人に１人と言われる」って書いてあったわ…。へー、と感心。アタシ、２、３人に１人くらいかなあ、って思ってたのよ。ってことはゲイが10人〜20人に１人くらいだとして、それよりもさらにマイノリティになるわけなのねえ…。アタシは自分がマイノリティに属するのなんてゲイだってことくらいだと思ってたわ。なんかちょっと新鮮。音楽命な人にとってはセクシャリティよりもそのほうが大事なんだろうしねえ。

　ん〜、ってことは（1/10〜1/20）×（1/50〜1/60）＝（1/500〜1/1200）ってことで街を歩いてて絶対音感のあるゲイ同士が会うのってものすごく低い確率。もしかしてこの出会いは運命かしら…？

　なんてね。「オンナは新聞（記事）と数字（による説得）に弱いから駄目よ〜」と言ってた人がいたけど、ほんとにそうねえ。この話の最大の矛盾はアタシが恋人にそんなもの求めてないことだわ。うーん、それにしてもこのデータが本当なら、世間の音楽をやっている人の中には自分が何を弾いてるかわかってなくて音楽やってる人もいるのかしら。それってなんか変な感じ。

　最近知り合った人、っていうかナンパしてきた人に「俺、ベジタリアンなんだ」と言われてしまいました。うーむ。なんかこんなこと言うとつきあいの幅が狭いみたいだけど、アタシ、ベジタリアンって生まれてこのかた初めて会ったわよ。昔、リバーフェニックスのインタビューを読んだ時に知った、「厳格な（？）ベジタリアンは牛乳も蜂蜜も食べない」って話がアタシのベジタリアンに関する知識の限界よ。あ、後、カツオブシでダシをとったものもダメなのよね〜。リバーは日本でウドンをちょっと食べてダシに入ってるだろうってことでやめたそうな。

　そんでアタクシその人と話してる時に、「動物好きです」って言ったら「（ベジタリアンじゃない人は）本当の動物好きじゃない」とか言われちゃってさ、ちょっとヤな感じ。そりゃまあそうかもしれんが…。でもねえ、アタシは動物好きで肉食べるのが矛盾してると言われようが食うわよ。肉も魚も好きだもん。どうしてこういう「ちょっと人と違うことをしてる人」って自分の趣味（でしょそんなの）を押し付けようとするのかしら。他人は他人よ。

　まあ、それはいいとして、ベジタリアンってどんなもんだろう、と、会社で「ベジタリアンの知り合いっている〜？どんなもん？どうやってつきあったらいいの？」と聞いてみたのよ。そしたら、

「アタシの友達でホームステイ先がベジタリアン家庭で、日本に帰ってきてもそれ以来ベジタリアンになった人がいたけど、体調を崩して医者に『このままだと死にますよ』と言われてやめた人がいる」

ってのと、

「知り合いのドイツ人はベジタリアンだけど魚は食べる」（それは単に肉が嫌いなだけでは…？）

　がいました。うーん、いるもんなのね〜。でもねえ、ベジタリアンな生活って少なくとも日本ではちょっとハイソっていうか生活に余裕がないとなかなかできないと思うのよね。それか食べることがどうでもいい人か。だって肉魚なしで御飯のオカズをつくるっていったらちょっといい材料を揃えないと食えたもんじゃないし、大豆タンパクでできたニセモノの肉とかソーセージって高いでしょ。外食だってそういう専門店は数も少ないし高めだし。

　まあ、その話の結論として、「やっぱりもともと肉魚が嫌いな人でないとそんな生活はできないね〜」ってことになったんですが、なぜか１人の同僚（女性）が「私やってみるよ」って言い出したのよ〜。いや〜ん。まあ、その人はリバーファンだったってこともあるんだろうけど、どうして？って感じ。

　アタクシとその人は普段はチョコ愛好家同盟を組む仲なので、「Ａさん！チョコレートも牛乳が入ってるから食べられないし、ケーキだってクッキーだってダメなのよ！ポテトチップだってコンソメとかはダメなのよ、カツオダシもダメなのよ！考え直して！」と言ったのだが、彼女の意志は固い。結局２月の１月間彼女はベジタリアンをやることに決定。もしやりとおせたら私は彼女にチョコ１キロあげることに。キロ単位なところがすごいでしょ。でもアタシも彼女も1日200グラムくらいは食べられるチョコ好きなのでそのくらいでないと賭けにならないの。で、できなかったらアタシは500グラムのチョコをもらうことに。どう考えてもアタシのほうが有利な賭けだと思うんだけど、彼女の精神力を考えるとできないこともない気がするの。ああ、どうなるのかしら…。でもめでたくできたら、彼女はガーナ20枚でいいと言っていたけど、もっと高級なものを贈るつもり。さすがにそこまでやってくれたらガーナじゃ済ませられないわ（好きだけどね、ガーナ）。賭けに勝ちたい気持ち半分、そこまで言うなら頑張って欲しい気持ち半分よ。

　で、その話の途中にも出たのだが、松屋（牛丼屋よ）で牛カルビ定食630円を頼んでも、食べれるのは「キャベツ、コーン、御飯、味噌汁（ダシがコンブな場合）」のみ。…うーん、その生活は辛すぎないか？

　もしベジタリアンな人とつきあったとして、「克也、御飯できたよ」とか言われて食卓に着いた時、「アルファルファの炒めもの、冷やっこ、ゆでたブロッコリー（卵も不可だからマヨネーズなし）、牛乳を使ってない黒パン」な〜んてメニューがでてきて「栄養バランスばっちりだよ」なんてにっこり笑われたら結構キレそう。まあ、１回なら「いやん、こういうのもいいわね」でいいとしても続けてこれじゃあねえ。多分愛があっても乗り切れないわ。

　アタクシが初めてナンパされたのは花も恥じらうっていうか番茶も出花の18歳。大学に進学して関東に出てきてからのことでした。男の人とのおつきあいの経験はすでにありましたが、それは学校の同級生だったのでなーんかそういう「自分がセックスの対象として見られる」ってのに慣れてなくて、初めてナンパされたときは正直怖かったです。セックスが恋愛の延長線上にあるものとは限らないことを実感した瞬間でしたねえ。しばらくはエスカレーターとかに乗ってても「後ろの人が僕のお尻を見てるんじゃないか」とか自意識過剰になってました。男性恐怖症の女性の気持ちがちょっとわかったりした。

　でもそんなウブだったアタシも今では立派なゲイ。ナンパなんてされて当然このセクシーバディ（恐ろしい勢いでウソ）を抱きたがらないなんてホモ失格よアハンでもブスオヤジはいらないから寄ってこないでねイチイチお断りするのもうざいわって感じー。…とまでは言わないにしろ、ナンパされても別にどうってことないってくらいには慣れました。で、今日は口説き文句を検証してみることにしましょ。

　アタシが一番困るのが「時間ある？」ってやつ。これはたいてい「ない」って言っちゃいます。うーん、だってその人がどうしたいかわかんないとこっちとしても対処に困るでしょ。その後セックスするのかトイレで舐めあおうってのかお茶か食事かによって「必要な時間」って変わってくるわけだし、その人とどこまでしたいのかってのもあるし。それに持ち合わせがなかったりしたら「ホテル代半分出せ」って言われた時に困るでしょ。

　「お茶しない？」とか「食事しない？」ってのは古風だけど無難ね。「飲みに行こう」も可。まあ、「その後どうなるのかなあ、とりあえず今日はやる気なし？オイラ今すぐやりたいんスけど…。」って考えてる時は面倒だけど。

　「君を抱きたい」「セックスしよう」「うち来ない？」は気分と相手次第でＯＫでしょ。わかりやすくていいわ。でも相手が良すぎると「うーん、僕ってしょせん遊び相手？やり捨て？」って思っちゃって淋しいわ。

　「つきあおう」とかそういうのはなんかねー。本気で言ってんのかわかんないし、やっぱり一夜のアバンチュールと違うってことなら相手もしっかり選びたいしね〜。「電車でのライトハッテンくらいならいいわ」って思ってた人から言われると正直なところ面倒くさくなってきちゃうのよね〜。嫌いなわけじゃないからお断りするのもなんかヤだし。

　最近のヒットは電車で会った人（２回目）。「つきあおうよ、友達から始めよう」と、ここまでは普通だったんだけど、「ちんちんも気に入ったしー」とさ。なんか笑っちゃったよ。うーん、こんなのでよければご賞味ください、だな。そういえば、昔〜にポパイだか、ホットドッグのゲイの特集で「ゲイとノンケの違い」みたいなのをやってたの。「つきあうのを決めた理由」で「顔」とか「性格」とかグラフになってたんだけど、ゲイだけ（笑）に「性器」ってのが１％くらいあったわよ。そりゃー女の人の性器の見た目その他がいいから、ってつきあう男ってそうはいないはずよね〜。それにしてもやっぱりこの「性器」って理由は巨根の人とかそういう人のことで、自分には縁のない話だと思ってたから（いやん、なにげに恥ずかしい話してる？）ちょっとびっくり。

　ちなみに初めてされたナンパはアメ横だかどっかに行こうとしてて、上野駅前の横断歩道で信号待ちをしてた時。「映画見ない？」でした。知らない方のために言っておくと上野にはホモ映画館があるのよ〜。で、断ったら、「30分でいいから！」って。つまりそれは映画を見るのが目的じゃないのね〜。あの時ついてってたら運命が変わってただろうなあ、と考えるとちょっとおかしいっす。

　ところで今回の話、これからナンパする時の参考に…とか思って書いてたのだが、全然参考になってないような気がするわ〜。ゴメンね。

　タイトルがシングルだのダブルだの言ってもベッドのことでもホテルの部屋のことでも水割りのことでもありませ〜ん。ここはお笑い系ページですんで。って自分で言うとちょっと悲しいわ。そういえばアタシ、25のこの年までラブホテルって行ったことないわ…（本当）。いやん。さすが克也子ってば清純派ね（わずかにウソかも）。

　さてさて、それは置いといて、アタシが生まれるか生まれないかくらいの頃、石油ショックってのがあったらしいのよね。当然だけど、アタシにはその頃の記憶はありません。でもね、その後の省エネとかが騒がれてた頃のことはかすかに記憶があるの。なんでも省エネスーツなる半袖のスーツを首相自ら着ていたとか（これは伝聞）そんな話。中でも記憶に残ってるのは、「トイレットペーパーは１回30センチまで」ってトイレに張り紙がしてあったことなの。学校とか、すごいところでは家庭にも貼ってあるところがあったのよ！！今では考えられないでしょ。まあ、だけど、アタクシずっと疑問に思ってたの。30センチの紙でお尻がふけるかしら、と。うーん、30センチの紙を丸めた程度じゃー、なんか手にウンコつきそー。子供心にも不審だったの。だからそれは女の人が小用を足した時のことを言ってるのかなあ、なんて思ってたわ。

　アタシは普段トイレットペーパーはシングルロールを使ってるの。実家がそうだったから、なんとなく。でもこの間、買いに行った時に、ちょうど安売りをやってたメーカーのがシングルだけ売り切れてたのよね。別にトイレットペーパーごときにこだわりはないからダブルのを買ったの。そうしていつも通りウンコした後、いつもの長さを引き出して丸めたのよ。そんでふき終わって立ち上がって便器を見たら、いやーん、紙がモリモリ〜。流れるか心配なほどだったわ。そこでハッと気付いたの。そう、長年疑問だった「30センチ」はダブルを基準にした長さだったのね〜。目から鱗。考えてみれば男って外で便所紙を使うことはあんまりないし、学校や会社ってたいていシングルロールでしょ。で、個人の家に行ってウンコすることってあんまりないしねえ。まあ、この年まで気づかなくても無理はなかったのか…。しかしこの発見、人に話したら誰もその事実に気づいてなくて、みんな揃って目から鱗。あなたも学校で、会社で話してみてね。「そうだったのか！」と衝撃と歓喜（なんでだ）でその日の話題はアナタが独占よ！

　それはそうと嫁入り前のムスメがこんな尾篭（びろう）な話をして引き取り手がなくなったらどうしましょ〜。しかも克也子もウンコするってばれたらバーチャルアイドルとしての地位も危ういわ〜。お友達には秘密よ〜。

　と、妄想はそのへんで置いといて、と。現実的な話、そんなにいっぱい引き出さなくてもいいんだとわかっててもなんか余分に引き出すせいかダブルにしてから妙に紙の減りが速いのよね…。次に買う時はシングルに戻そう。

　朝、バスに乗ったの。今日は仕事。1000円を両替しようとしたらできない。機械の故障で。そしたら「うーん、じゃあ、次乗った時今日の分も払ってね」ってことで払わずに済んじゃった。ちょっともうけた気分。
　午後から東京はかなりの雪。まさかー、と思ったけど、帰りは電車が遅れた。まあ、そのくらいは大目に見るが、雪のせいで線路のなんかが故障して電車止まった。えんえん止まってて停車したままなのでラーメン食べて戻ったらまだその電車がいるのよ(笑)。
　最寄り駅に着いたら９時。定時で上がったのに…。さすがに３０分歩いて帰る気はしないくらい積もってたのでバス。普段は歩いてるんだけど。そしたら今まで生きてきた中で最高の渋滞。本当なら８分で私の降りるところまで行くんだけど、なんと１時間経っても半分も行ってないの。もうここまでくると笑っちゃうよね。途中まではあんまり時間かかるから「けっ。死んでも今朝の分までは払わねーぞ」ってくらい不機嫌だったんだけど。もういいや、と思って途中で降りて歩く。忘れてたけど、私って雪がほとんど降らない地方の生まれでしょ。だからなんか雪が積もってるの見ると妙に気分がハイになってきちゃってさ（スキー場とかは別よ）。そんな気持ちすっかり忘れてた。車もどうせ時速１Kmだし〜、と思って車道を歩いてみたり（しかも右車線の右側）、♪タッタッタッタッ（走る）タァッ〜（滑る）とかやってみたり、スキップしてみたりと異常にハイ。そんなことやってんの見られたら恥ずかしくないのかって？大丈夫。友達に言われて妙に納得したんだけど、「道ですれ違った人なんてたいていもう２度と会わないし会っても覚えてないわよ」ってこと。アタシが恥知らずなんじゃなくて世間の人が自意識過剰なのよ（強引に納得させる）。

　雪がドサッっと傘に落ちたら落とした木を立ち止まって見あげてみたり。なーんか、いいね。すげー幸せ。もうニコニコしっぱなし。すれ違う人がいるときはさすがにスキップなんてちょっと恥ずかしいからやめてたけど、顔はゆるんだまま。そしたらさ、気づいたんだけど、すれ違う人の80％は私と目が合うと笑いかえしてくるんだよ。うーん、作りもんじゃない笑顔ってやっぱり人に幸せのおすそわけ〜♪って感じ？

　うーん、でもこういうのはたまのことだから楽しいんであって毎日だと困るなあ。さっさとやめ。家に帰ってから５年くらい前のことを思い出した。そんときも雪が積もったのがうれしくて大学の構内を駆けずり回ったり踊ったりしたんだよ（さすがに人目のないところね）。そしたら懐中時計と財布がなくなってた。でも、「あ、あの激しくスキップしたところじゃないか？」と思って探しに行ったらほんとにそこに埋まってたの(笑)。そんなことを思い出したんで「まさかカギとか落としてないだろうなー？」と思ってポケットを探ったら鍵がない！うげ、どうしよう？あれ？でももう家に入ってるんだから鍵を使ったんだよね？と思ったらテーブルの上にあったわ。ってなんか今日はとことんバカだぞ。

　アタシ、よ。克也子。お久。とか書いてて思ったんだけど、別に埼玉にいるときだって１週間くらい更新してないことなんてザラだし、別にみなさんにはそう普段と変わらない頻度でネットミーティング〜♪してるのね。やん。
　今日（正確には昨日）帰ってきたんですが、やー、気疲れしましたよ。まあ、楽しくないっちゃ嘘ですが、今更家族と暮らすのは辛いっすね。なんかさ、帰る日の今日なんて、朝っぱらからステーキよ。ありがたいんだかありがたくないんだか…。しかもステーキなのに一緒に出てきたのは雑煮。はぁ。なんだかねえ。だいたい、牛肉だから豪華、ってのも一昔前の考え方じゃない？まあしかし、これも愛なんですかねえ。アタクシ帰り道無意識にユーミンの「気ままな朝帰り」を歌ってましたよ。「今は誰一人とがめる者もない気ままな朝帰りなの〜♪」

　帰り道、大学の時のサークルの友達に会う。そいつは連れていたヤツを指して、「こいつは（同じサークルの）後輩で、ホモだから指導してやって」だって。なんじゃそりゃ。しかし私もそいつも自分がホモなことを否定しなかったわ。あら、もしかしてマジでそうなの？しかもアタシはよく覚えてないんだけど（会ったことはあるような気がする）向こうはしっかりアタシのこと知ってたわ。なんなのかしら。でも結構かわいかった。Ｋ君、アタシのほうは指導（≒やり捨て）の話ＯＫよん。

タラタラと長い、まさに日記な神戸滞在記
おもしろさ無保証ですのでご注意。
在神戸日記

　元旦に目が覚めたら目から鱗な発見をしてました。ここ数ヶ月、心に引っかかってた悩み（？）が一気に解消。さすが年始。
　いやいや、そんで恒例の大学のときの友達との新年会（いつも元旦にやる）も無事すませ帰宅しました。今年は錦糸町（東京）にある某温泉（一応）に行ったんだけど、いやー多いですな、モンモン。それにジジイばっか。サウナが濃かったですよ。そういう土地柄だって知らなかったからちょっと期待したのに残念でした。あと、両国の隣の駅という土地柄かやたら太った人が多かったです。三助さん（背中流してくれる人）がいるんだけど、みんな女なのよねー。男湯に女がいたらゲイでなくても落着かない人は落ち着かないと思うわ。どうせならいける兄ちゃんを置いてちょうだい。それにアカスリってボロボロ落ちてきれいになった気がするけど将来的にシミの原因になったりするっていうからやーよ。やめて、アタシはそこらのノンケと違ってお肌には気を使ってるんだからそんな手荒に扱わないで頂戴！と言いたかったわ。それにアタシの肌はカネで磨かれてるのよ、変に傷なんかつけたらパパ（実父じゃないほう）に怒られちゃうわ（ウソ）。と、なんかアタシにとってはヤな条件ばかりがそろったとこでしたわ。お湯は大変結構でしたけどね。

　その後新宿に出て飲み→ボーリング→カラオケ（≒飲み）というコースで夜明け。

　話は飛ぶんだけど、アタシって声が男にしてはかなり高いのね。セールスの電話がかかってきたらまず、
「はい、Ｎです」
「奥様でいらっしゃいますか」
「違います」
「娘さんですか」
「男で一人暮らしです」
「…失礼しました」
　って会話が繰り広げられるの。オペレータを初めてからは特にそうよ。いやん、こんなこと書いたら克也兄貴のイメージが崩れちゃうわ。って元からないわよ、そんなもん。まー、それはいいとして、元から声が高いアタクシはカラオケでは女歌バンバンよ。ともちゃんだってスピードだってオリジナルキーで歌えるしー（さすがにちょっときついけど。島袋ちゃんはすごいわ。）。ま、そんなわけでカラオケでハイになって帰ってきたアタクシは歌いながら歩いてたのよ。しかも鼻歌じゃなくて気合いれて、ともちゃんとかスピードとか小林麻美（「雨音はショパンのしらべ」）とかトムキャット（「ふられ気分でロックンロール」）とかマッキーとか１オクターブ上でユーミンとか。で、変な話なんだけど、アタクシ本気で高い声で歌うと動物が集まってくるの。これってなんなのかしら。歩きながら歌うと猫は寄ってくるの。犬も寄ってくるんだけど、飼い犬の中には時々脅えて吠えかかってくるのもいるの（失礼ね！）。この日は歌ってたら工事現場から小猫が出てきて寄ってきたのでコンビニで魚肉ソーセージを買ってあげました。それもしてもなんなのかしらねえ。犬笛？みたいなもん？まー、猫が聞いて気持ちいい音が人間に心地よいかは疑問ですわ。アタクシ自身、自分の声は好きなんだけど、テープとかに録って聞く自分の声は嫌い。なんか変な声なんだもん。でもこれが他の人が聞く私の声なんだよねえ。ちぇ。まあ、空気の振動を使わずに直接カラダで声を伝えればまだ私が聞く私の声に近いのかなあ。オイラに抱かれて歌を聞きたい人募集中（意味深）。

　あー、それにしてもどかっと更新して帰省する予定だったのに時間がない〜とりあえずせくしーえっせい、克也袋、リンクは更新済みよ！あら、なんだかんだ言って結構やってるわ。でも制作過程に手が回らなかったわ。じゃーねー。ダッシュで新幹線にのらないと鉄板焼きに間に合わないわ！ああ、それにしてもリンクページの更新がコメントとかちょっといいかげん。抜けてるのもありそう。帰ってきたら直すから許してね〜。んじゃー。

　みなさんあけましておめでとうございます。旧年中は暇なゲイの暇な手紙を御愛顧いただきありがとうございました。本年も引き続き地味に営業していく予定ですのでよろしくおつきあいくださいませ。

　紅白は見ましたか？アタクシはのぶ・たか子と電話しつつ小林幸子の変身シーンを見てましたよ。お互い様だけど色気のない正月をすごすゲイガール２人よねえ。まー、そうは言ってもアタシくらいかわいくて性格も素直な子が１人で大晦日って言ったら「まあ、どうして？」って声が聞こえてきそうだけど、たか子の場合は納得がいくわよねえ。ねえ？
　と、新年早々いきなりぶちかますアタクシ。いいの、どうせたか子は実家に帰ってるからアタシのページ見てないし、アタシはたか子が戻ってくるのと行き違いで実家に帰るのよ。３日にね。と、いうわけなので神戸の街でアタシを見かけたらお茶でもつきあって頂戴。多分実家に帰っても暇してるだろうから。え？顔がわかんないから声がかけられないですって？大丈夫、神戸の海風の中でユーミンの歌とチョコレートの香りが流れたらそれがアタシ。そう、そしてそこから恋が始まるの。

「克也さんですか？」
「はい」
「あの、お茶でもいかがですか」
「…はい」
　お互いになんだか気恥ずかしいような変な気持ちで海沿いを歩く２人。数日を海風とリネンのシーツの中で過ごした２人はいつか離れられない関係になっていた。

ああ、美しいわ！でも今年の抱負でも書くつもりだったのになぜか抱負→願望→妄想になっちゃってるわ、やーん。
　そうねえ、抱負ってほどのもんも別にないんだけど…。やっぱり年の変わり目ってのは特別よね。谷崎潤一郎の短編で『刺青（しせい）』ってのがあるんだけど、その中で女が女郎蜘蛛のイレズミを入れ終わった時に「私はもう今までの弱い自分をさらりと脱ぎ捨ててしまいました」っていうような（超うろ覚え）セリフがあるのよ。なーんかそれを思い出した。正月ってそういう切れ目っぽいもんで好きさ。それに今までの失敗とかがチャラになる気がするしさ（気のせいか？）。新規まきなおし。

　よしっ、今年の抱負。「掃除する」は無理なのがハナっからわかってるので、やめて（いきなり弱気）、うーん、「過去をふっきる」ってのはまずひとつ。そうねえ、後は「魅力的な悪女を目指す」ってのでどうかしら。最近つくづく思うんだけど、やっぱり欲のない地味で性格のいいオンナって結局ソンよ。それがいじらしくてなんでも与えてくれる、って人はまあ、まずいないし、悪女と言われようと欲しいものはちょっと強引にでも獲ったもん勝ちよん。と、いうわけでアタクシ今年はイメチェンして今までの「かすみ草」とか「すずらん」とかいったイメージ（大嘘）を脱却、「薔薇」とか「アロエ」とか「女郎蜘蛛」とかそういうふうに生きていこうかと思います。決めゼリフは「アタシに惚れるとヤケドするわよ」（陳腐ね(^^;)と「一生かかってもアンタを地獄に落としてやるわ」でどうかしら？賛同してくれたみんなで悪女同盟を組んで世紀末を突っ走りましょっ。じゃあ、今日は新年会で飲み倒してきまーす。東京近郊某健康ランドにも行く予定ですー。でもノンケとなのでナンパは嬉しいような悲しいような…ですわ。