今回の話題 | 長文・ややドラマチック | |
タイトル | 集中する(97/11/28) | |
第1幕〜華やかな舞台は酒で始まる〜 その日は銭湯に行こうと思ったの。小田急線に乗りました。当然のようにハッテン車両。男が寄ってきてハッテン。電車が空いたら話しかけてきて、これから私が行く銭湯のある駅近くに最近できたバーのマスターであることが判明。やーん。その人の店に飲みに来ないかと言われて、飲みに行ったっす。なんかうまく営業されちゃったかなあ、とも思ったんだけど、よく考えたら、電車に乗ってるうちは私がどこで降りるかなんてわからなかったわけだし、単に趣味でハッテンしてたのね。あらあら。 と、いうわけで、感じのいいお店でした。海のイメージなんだって。みなさんもお近くにお寄りの際は一度どうぞ。世田谷区のゲイバーって珍しいでしょ。
え?私が特定の店の宣伝をするなんて珍しい?うーん、結局その日の飲みはマスターに奢ってもらっちゃったし…。ちょっとご恩返し。というわけなので行く人は私のメンツために(^^;)「克也のページで見た」と言ってやって下さい。まあ、私もこれからたまには顔を出す予定です。来月のG-MENには載るそうだけど、まだ雑誌に紹介されてないそうなのでこれから通って顔になるのもいいかも。それにしてもこれって超小規模な売春かしら? 第2幕〜ひげのハワイアン〜 さて、予定通り銭湯につきました。私が最近外人狙いをやってるのはこのページの愛読者(?)のみなさんは御存知の通り。お、いける外人兄ちゃん発見。ちょっと色目使ってみたり。予想通りゲイだわ。ハッテン。 帰ろうとすると向こうも帰りみたい。話をすると、ハワイからの旅行者だそうで、今日が3週間の日本滞在の最終日だとのこと。「日本に来て最後の日に初めてかわいいハンサムな男に会った」(英語)。は〜外人は口がうまいわね〜。それを素直に聞けない私はすれてるわね〜。向こうは新宿のビジネスホテルに泊まってるそうなので、これから2丁目の漫画喫茶にオールナイトで行く途中だった私も一緒の電車&歩く。う〜ん、私は英語苦手なのよ〜。日常会話くらいなら、ゆっくり話してくれれば理解はできるんだけど、話すほうはてんでだめなの。しかし、 外人「日本はふかい」(日本語) アタシ「多分、外国人には日本を理解することは難しい」(英語) なんて会話をした後、彼が言いたいのは「日本のゲイバーは店の面積が狭くて不快」 ということがわかって、彼の日本語よりは私の英語のほうがましだろうということで急遽英会話。彼は特に日本語のヒアリングができないみたい。 しかし、自分の英語力のなさってば…。 外人「ルミエール(注:有名なゲイグッズショップ>地方の方)に行ったら日本人の子に5000円でどう?と言われた」(英語) アタシ「日本人はみんな売春をしている」(英語) 外人「本当!?」(英語) ち、違う〜私が言いたかったのは「日本人の皆が売春をしているわけではない」だわ〜。それに新宿駅のトイレの前を通ったときに「ここはハッテントイレだ」と説明したかったのだが、そんな単語は学校で習わなかったので(当たり前か)「このトイレにはゲイの人が集中する」と言ったが「わからない」と言われてしまった。うーん。どうでもいいが彼に声をかけた少年よ、5000円は安売りしすぎだ。 彼のホテルは二丁目より少し先なので、漫画喫茶に行く私は二丁目で別れることにする。交差点で抱擁とキス。抱いてきたのは彼でキスしたのは私。ちょっとドラマみたい。でもそんなことに動じなくなってるのはまだ残ってる酒のせいかそれとも25歳という年齢か。今日、彼から留守番電話に伝言が入ってた。無事にハワイに帰ったって。それにしても「キューバ生まれのスパニッシュハワイアン」ってやっぱり日本人と比べると外人って大規模な移動をするのね。 第3幕〜病弱はヒロインの条件〜 漫画喫茶で漫画を読み出す。『MONSTER』『超人ロック』『SWAN』…。忘れてたんだけど、私、持病というかヤな体質で、酒を飲んだ後、数時間経っても寝ないと関節が痛くなってくるの。ジジイのようだけど、若い時からそうなのよ。ああ〜読んでる時にヤな感じがしてたんだけど、朝6時閉店で漫画喫茶を出て歩き出すと、い、痛い…。足が…。もう、もう、私は白鳥になれない、オデット姫が踊れない…。…『SWAN』は根性バレエものの少女漫画でドジなんだけど才能を秘めた少女とお嬢が競うの(典型的ね)。でもお嬢のほうがアキレス腱を切ってしまって踊れなくなってしまうの。ああ、早速のようにアタシの演技のバリエーションになってしまっているわ。痛む足をひきずり、ちょっと時間をつぶす。この後『ブエノスアイレス』を観に行くから。 終幕〜クレッセンド〜 最近、アタシはゲイ映画を観てるの。なんかね〜観出すとおもしろくってさ。『ペダル・ドゥース』『ベント』『ブエノスアイレス』…今やってるので観てないのは『カーテンコール』くらいかな?それにしても単館ロードショーとは言え、これだけのゲイ映画が観られる状況ってすごいと思う。日本でもゲイが一般的なメディアでのビジネスになってるのね。 『ブエノスアイレス』は面白かったけど、ラストが納得いかないぞ〜。でもゲイの日常的な部分をうまくすくいとった映画ではありました。前衛的…かもしれないねえ。寝てる人いたぞ。アタシも延々滝が映ってるシーンでは徹夜明けだし意識が飛びそうになったわ。でも90%ノンケの状況で寝てしまったらゲイのメンツに関わるわ!映画館でチラチラ目が合う人がいる。映画が終わって渋谷駅に向かう途中でその人に「お茶でも飲みませんか」と声をかけられる。お茶する。良さそうな人だ。向かい合ってる時にその人の肩の線を見てて、「この人にダッコされて眠ったら気持ちいいだろうなあ」と思った。だから、「うちって駅から30分も歩くんですよ〜。徹夜明けで歩くのダルイです〜。昼寝しに部屋に行っていいですか〜?」と言って相手の家についてって寝る。当然のようにセックス込みね。まあ、それも善しである。 終幕〜クレッセンド〜 なんかこうしてみると今日のアタシってモテモテじゃない?少なくとも、顔のわりにはモテモテと言えるわよ。ってやーね。自分で書いてて。 この日一番良かったのはそれぞれの関係がすぐ終わってしまいそうにないことかな。ま、それはそれでいろいろ大変なことだけど。私モノグサだし。 |
今回の話題 | 100円ショップ |
タイトル | 巻寿司(97/11/25) |
突然だけど、鏡を買おうと思ったの。アタシのうちって、洗面所以外に鏡がないのね。昔は持ってたんだけど、3年くらい前に割れて以来買ってなかったの。別にアタシがブスだから鏡を見るのが嫌いとかじゃなくってよ。念のため。 手鏡なんて100円で買えるわよ、と会社の近くの100円ショップへ。アタシこういう店って入ったことなかったから、スーパーの100円均一市みたいなもんだと思ってたの。そしたらもう、品揃えが全然違うのね。特にコンビニでは138円で売ってるチョコが100円だったのにはびっくりよ。アーモンドポッキーも100円。他にもお風呂で使う椅子とか、いろいろ。 見てたら欲しくなっちゃって、メジャーとかスプレー式の台所洗剤とか、チョコとかごちゃごちゃ買っちゃったわ。100円ショップってそれ向けの「安かろう悪かろう」みたいな商品ばっかりかと思ってたらちゃんとしたメーカー品も100円で売ってるのね。セレブのボディシャンプーとか、「流浪人剣心」の文具セットとか…。 私も随分いろいろなものを買ったんだけど(鏡も)、そうやって買ってくなかにも自制心が働いて、ソーイングセットだの、ビニールの使い捨て手袋だの「なんとなく欲しいけど多分役に立たないもん」は買わなかったわ。でもなんでかハギレ(関西弁かしら?要するに半端な余り布のことよ)は買っちゃたの。緑っぽい渋い柄。 会社の昼休みに買いに行ってたから、会社に帰ってきてから「こんなもの買ったの〜」って見せたわけ。「まあ、こんなものまで売ってるのね」と皆感心してたんだけど、例のハギレを広げて見せた瞬間に反応が悪くなったの。広げてみたら、それは深い緑と黒のチェックに暗い紅色と暗い青でおおぶりのバラが描かれた柄だったのよ。「地味」だの「暗い」だの「何に使うの」だのなんだかヒナンゴーゴー。確かに…。 「いけない!このままでは負けてしまうわ!(何にだ)」 と思ったので、 「これにはいろいろ使い道があるんですよ、これさえあれば一人芝居ができるんですよ」と言って布を丸めて棒状にし、目を閉じ、「私は…マヤ」とつぶやき、「ピキーン(と口で言う)」と目を見開いて 棒状の布を耳に当てて 「もしもし、私、誰だかわかる?小猫を膝に長電話した少女へと戻りたい〜あ〜♪」 薬師丸ひろ子。 布を手でつかんで上下させ 「今日もトレーニングだハッハッ」 ダンベル。 「今日は節分。あ、今年の恵方はこっちか」と布を食べるマイム。 ところが、これが通じなかったのよね。前2つはちゃんとわかってもらえたんだけど、これだけが通じなかったのよ。ここは挽回の(なんのだ)チャンスだと思ったアタシ、「嫌だわ、節分の日には恵方、あ、恵方って幸運の方角みたいなもんね、に向かって切ってない巻寿司を無言で食べるんですよ。常識です。」と言ったの。まあ、仕事中に3本も一人芝居をするやつに常識と言われても説得力がない気はするんだけど、勝ったわ、と思ったの。とどめを刺そうとインターネットで節分の習慣について調べてさしあげたの。そしたら…これって関西だけの習慣だったのね。 「やっぱり関西って珍しい風習があるのねえ(と皮肉な口調で)」 「地方の習慣はわからないわ」 「無言で切ってない巻寿司を食べるのって楽しいのかしら?」 と新たな攻撃。ああ、今日はアタシの負けだわ…。克也子のOL生活はこんな感じです。 |
今回の話題 | 買い物 |
タイトル | でかいもの(97/11/19) |
昨日風邪ひいたから寝てよーみたいなことを書いたくせに出歩いてました。さすがに控えめだったけどね。とりあえずゲイ雑誌を買いに行きました。普段だったら2丁目で買ってるんだけど、今日は別なとこ。初めてのお店に行ってみたらなんか新鮮だったわ、広くて。ルミエールとかって面積狭いでしょ?初めて2丁目に出かけたときは「これが日本一(の品揃えがあると言われる店)なのかあ?」って思っちゃったもんね。もっとデパートメントのようなものを想像してたのよ。まだ2丁目のショップを見たことがない人はデパートよりも「駄菓子屋の商品が全部ゲイ関係のグッズになった店」を想像すると近いかと思います。ちなみにその店は下着類が充実してました。だけど、閑散としてたからルミエールみたいに店内でナンパされることはなさそうよ(ってそんな目的で行く人はいないわよ) 今月のバディを読んでいたら、テディベアの記事が出てた。うーん、かわいい。そういえばクマさんの編みぐるみを作りかけでほっぽったままだわ…。ちょっとマイナーだけど、編みぐるみってのは要するに毛糸で編んで作った皮の中に綿を詰めて作るぬいぐるみみたいなもん。イヤッ、アタシが編み物ができるからって「やっぱりオネエだわ!」って今思ったでしょっ!?いいじゃないの、何事もできないよりできたほうがいいのよ。あ、編み物の話が出たところで、編み物をしない人にいいことを教えてあげるわ。「これ一生懸命編んだの〜」なんて手編みのマフラーもらったりしてもそんな喜んじゃダメよ。単純な柄ならマフラーくらいなら1日もあれば十分編めるんだからね。それにしてもハイヒール桃子はすごいわ。セーターを買ってきてタグをひきちぎって「手編みだ」って言って男にやるわ、新聞紙に水を含ませて重くしてちり紙交換に出すわ…変なことを思い出しちゃったわ。 話は飛んで、なんでいつもと違うところに行ったかというと、今日はMDを買いに出かけたのだ。うちのCDラジカセが調子悪いので買い替えようと思ってさ。で、やっぱり今だったらMDつきのやつでしょ。「デジタル録音だから音質はCDと同じでしょ。だからもうCDを買わなくてもいいから(レンタルしてダビングするってことね)すごい得ですよ!」と知り合い女子に言われて欲しくなってたし。というわけでCD/MDラジカセを買いました。でもこれはカセットが使えないやつなのね。じゃあラジカセって言わないのね?そんで今まで持ってたテープはもう聞けないわけね。あらら。これも時代の流れかなあ。 これをキッカケにちょっと家具の配置替えをすることにしたのでまだ箱から出してもないけど、新しいものが部屋にあるのってドキドキしていいね。でもおかげで今月もう何も買えないなあ。 |
今回の話題 | 風邪をひく |
タイトル | 霧中(97/11/18) |
いやいや、風邪をひいちゃいましたよ。まー、原因はわかってるというか、会社のせい。私のいる部署は暖房で暑い。別のフロアは寒い。外は寒い。移動のたびに汗かき←→冷却を繰り返してるもんで、こりゃ風邪もひくわな。おまけにこの間雨降ってる時めんどくさかったから、たいしたことないし、と思って傘ささなかったしね。 体調が不調なせいか、どっか精神的にもガタがきてるみたいで、うたたねしてたら奇妙な夢を見た。銀髪のピアニストが黒人に斬り殺されて、もう弾く人もないのにピアノが鳴り続けてたり(私はソファの陰に隠れて脅えていた。子供に帰っていたようだ)、私がレイプされたり(もちろん、男によ)と、怖い。前にも書いたようが気がするが、私は五感の全てを夢に持ち込んでしまうので、余計に怖かった。 とりとめもないことを考える。風邪をひいて鼻が詰まってるので、口で息をしてるんだけど、それが妙に嬉しいの。なんでか考えたんだけど、それって普段は「してはいけないことだ」って自分に課してることをしても構わない公明正大な理由があるからなんだ。「鼻が詰まってるから」って理由。 「話したり食べたりしていない時はいつも奥歯を噛み締めていなさい、そのほうが賢そうに見えるから」って小さい時からずっと母親に言われてきたのね。もうほとんどインプリンティング。私自身も、パカーッと口を開けて歩いてる人を見ると、馬鹿っぽいと思うし、そう見られるのは嫌だから普段は口を閉じてるけど、それはそんなに意味のあることとも思えない。口を開けて歩いてる人だって、単に慢性鼻炎なのかもしれないし、顎の噛み合わせが悪いのだけかもしれない。そんなことで人に優越意識を感じる自分を矮小な人間だと思う。 口を開けていたって誰にも迷惑をかけるわけでもないし、単に自分がどう見られるか、ってだけの話だ。でも母親のしつけと、人に良く見られたいという感情の二重の枷で、私にはそれができない。それだけのために自分に枷をする意味はあるのか?と、霞んだ頭で考えた。…人を傷つけたりしないようにいつも自分にブレーキをかけてる。これはきっとみんなそうなんだろうし、いわゆる社会生活を送るためには必要なことなんだろう。でも、自分がどう見られるか、ってのは本当に自分だけの問題だ。どう見られようが私は私だし、自分が好きな人でなければ自分のことを理解して欲しいとも思わないし、好きでもない人に理解されなくてもその人の想像力の乏しさに軽蔑を感じるだけで悲しく思うことはまずないだろうと思う。これって傲慢ね?そこまでわかってるのに口を開けて歩くことができない。 人は、−私は、と言ってもいいけど−、無駄なものだとわかってるのにたくさんの枷をつけて生きているんだなあ、と思った。新興宗教にはまる人ってこういうのに耐えられない人かもしれないね。すべての枷を取り払ってただ一つの上位自我を持つことができるならそれはとても楽なことかもしれない。でもそれじゃあ何の意味もない。 これから先何十年も生きたとして、完全に何からも束縛されない精神状態というのは作り出すことができるのだろうか?それとも自分の選んだ枷だけをはめた状態になるのか?特定の宗教に依存しない悟りは有り得るのか? って別に私は悟りを開こうとしてるわけじゃないのよ…。ほんととりとめもないこと考えてんなあ。ま、こんなこと考えんの病気の時くらいだから、いいか。身体が思うように動かなくてゴロゴロしてるのって退屈なのよ。 |
今回の話題 | 多聞君 |
タイトル | (C)内田春菊(97/11/14) |
なんか前回の「ひとことだけ」の「ベント」の感想、文章がしっちゃかめっちゃかですねえ。自分の中で整理ができてないうちに書くとこうなるのか…という見本のようです。 まあ、それはそれで置いといて(「ベント」についてはそのうち改めて書くかも)、全く話は変わるのよ。日々の生活の中で、疑問に思うことってあるでしょ。え?アタシの常識って間違ってるの?と思うこと。アタクシ、妙に好奇心旺盛というか(若さの秘訣よ)気になり出すとしょうがなくなるのよね。で、「わからないことは人に聞く」ってのが一番よね。 1.某オネエ友達と話してた時に、「アタシはバイブ(と張り型)を使う時にゴムを使わない」と言われた。 え?そんなあ、それは汚いでしょ、と思って周辺の人に聞いたのだが、やっぱりゴムを使うってのが一般的みたい。 2.某ページ作者のKさんと話してた時に「ジーンズだったからパンツはかなくてもいいやと思って〜云々」とKさんが発言。 私にはそんな発想がなかったので「ええ?ジーンズだったらパンツははかなくてもいいもんなの?それはどうせ透けて見えることはないからってこと?それともジーンズって汚れても構わないような下級ズボンってこと?」と頭の中がグルグル。しかし、おしゃれなゲイバーで、「あのー、ジーンズって下着はかずにはいてもいいもんなんですか?」と聞くのも無粋だったので、後で別の人何人かに聞いてみたところ、「男だったらそういう人もいるだろう」とのことだった。 3.私と同じくらい細い男の子(ノンケ)とお互い細いよね〜という話をしてて、「ケツに肉がないね〜」って話になったのね。で、「俺、ケツに肉がないから屁の音がしないんですよ。いつもすかしっぺです」と言われた。 これは周りにも聞いてみたのだが、どうも答えが出ない。なんか根拠がありそうでないような…。私は別に音はするぞ。 う〜む、こういった疑問を解決しようと昔はアンケートもやってたのだが最近全然やってないな〜。たまに「こんなのやって下さい」ってメールも頂くのだが、あれはなかなか面倒なのだ。それに自分がアンケートをとってまでゲイのことで知りたいと思うこともなくなってきたってのもあるのかな?つまりすれてきてるってことね、いやん。あ、でも「ケツの肉が薄い人はすかしっぺになるのか?」は気になってしょうがないので誰か理論的に説明できる人はお願いします。 |
今回の話題 | 映画を観た |
タイトル | ベント(97/11/13) |
本来なら続き物ということでここは「姉と東京見物<後編>」が来るのだが、予定は予定であくまで未定ってことでね。まー、「京王プラザホテルバイキングで普通に料理食べた後ケーキ6個とか食っちゃったぜ都庁に登ったよん」という軽いノリの話が来る予定だったわけさ。 でもでも、今週は映画を観てきたのだが、そのショックがでかいのでそっちを書くことにした。う〜ん、タイトル通り、「ベント」を観てきたのだが…。重い。正直言ってあまり勧められんな〜。いや、私は観て良かったと思うし、とても良いできの映画だと思ったよ。ただ、精神的にもろい人が観たら自殺しそうな気がするの。ただでさえ「ゲイのティーンの自殺(未遂)率はノンケの数倍」って記事を読んで最近気を使っているのだ。観た後に25歳になってて良かったと思った。中学生くらいだったらショックがでかすぎると思う。 映画のあらすじはというと、ベルリンのゲイ達が戦時下ゲシュタポに捕まって強制労働させられて…って話なのだが、救いがない。映画だからフィクションの要素が入っているんだと自分を納得させようとしたんだが、それでもこれが現実でないと疑えない。 多分、ゲイでなければこの映画の「重さ」がわからないと思う。「可哀そう」と思うことはできるかもしれないけど…。そんな映画でした。 |
今回の話題 | 姉と東京見物シリーズ<前編> |
タイトル | ディズニーランドに行ったの巻(97/11/07) |
前回書いたとおり、姉がこっちにきておりました。イトコ(女)も一緒にね。まー、たまには遊びに行くわ〜ってことで来てたんですが、姉の目的はディズニーランドらしかった。本まで買い込んじゃってもう…。アタクシもつきあわされたわけなのよ。ちなみに初体験。 いきなり多くの方にケンカ売るようだけど、アタクシ実はディズニーって嫌いなの。ちょっと前に「僕はディズニー好きです」ってページに書いてたオンナには「アタシは嫌いだってページに書くわよ、ケンカ売ってるわけじゃないからね」ってことで了承済みです。アタクシ達仲良しよ、心配しないでね。 どーもなんかネットも知り合いが多いと書くのに気を使うわねえ…。前振り長くてすまんね、いやいや。で、なんで私がディズニーが嫌いかっていうと、 1.変に擬人化された動物が嫌い。 2.アメリカの頭弱そうな人が喜びそうに作られてるストーリーが嫌。 3.「夢と魔法のうんたらかんたら〜」ってのがうさんくさい。 4.アニメにでてくる人間のキャラクターが嫌い。特に女性。妙に媚びを売ってる下品顔なのに「清純で処女」みたいな設定が嫌。白雪姫なんて女優にしたらキスで起こされるよりも山賊に輪姦されるほうが似合う顔だと思う。 5.動物がゴムかプラスチックでできてるような感触が嫌。 6.「ディズニーが大好き〜」とかって言う人の神経が怖い。 とこんなところでしょうか。ボロクソね。まー、一言で言うなら、「みんな、騙されちゃダメ!ミニーはスカートなんかはいてかわいこぶってるけど、実は乳首が6個あるのよ(ネズミだから)!しかもカラダはゴム製よ!乳首もゴムよ!」ってことね(よくわからん)。 まーでも、話の種とつきあいで行って参りました。そしたら、あーら、楽しいわ、当たり前だけど、人間の役は着ぐるみじゃなくて生の人間がやってるし、動物の着ぐるみはアニメと違ってゴムな感じがしないからね。トゥーンタウンにしか着ぐるみはいないし。と、いうわけでそういう生理的嫌悪感をもよおすものはいなかったし、普通の遊園地である。それになんといってもしかけにお金がかかってるのよね〜。どのアトラクションに行ってもチンケな感じがしないのよ。すごいわ〜。豪華。なんだかんだ言って7つすべてのエリアに行ったし、10個以上のアトラクションに行ったし、パレードも昼と夜きっちり観たし、満喫満喫。ほとんど開園から閉園までいたわ。しかも平日だから長くても30分待ち。楽しかったわ。 ちなみに克也子おすすめアトラクションはビッグサンダーマウンテン、ジャングルクルーズ、ホーンテッドマンション、ミクロアドベンチャー、といったところかしら?多すぎる?だってどれも面白かったんだもん。う〜ん、こうしてみると、どれもE券(一番高い券。アタシはパスポートで入ったから関係ないけど)だな〜。やっぱり高いものほどおもしろいってことね。ああ、姉とはぐれたせいでスプラッシュマウンテンに乗れなかったのだけが心残りだわ。それとディズニーランドは従業員&パレードのダンサーを顔で採ってないらしいのが意外だったわ。まあ、私は典型的なハンサム顔よりも味のある顔のほうが好きなのでそれはそれでよかったんだけど…。スプーンの着ぐるみで踊ってた兄ちゃんはブサイク系でかわいかったです。でもみんなダンサーな割にスタイルイマイチなのね。なんかお尻が妙にペタンコな人ばっかでした。って変なとこ見ちゃうのはやっぱゲイね、アタシってば。 ああ、つらつら書いてたら中身なく長くなったわ。先を急ぎます。そうねえ、後は客層がカップルが意外と少なくて親子連れと、家族(婆さん込み)、女の子同士、修学旅行生、ってのが多かったねえ。これもちょっと意外だった。平日だからかな?それと食事が意外とうまかったのも予想外。 閉園の時、お仲間がいなかったな〜と思ってたのだが、最後になってゲイカップル発見。にっこり笑っておきました。当分行くことはないだろうし、自分から行きたいと言うこともないだろうけど、彼氏とだったらまた来たいな〜. で、思いっきりはしゃぐの。で、彼氏が外人だったら「今度アメリカのディズニーに来ないか?」とか言われっちゃったりしてー、でー、2人でー、ボート系の乗り物に乗って手を繋いだりするの〜。 …独り身が長いと妄想がたくましくなって嫌ね。ま、「淋しいから」って好きでもない男をとっかえひっかえするよりはマシよ。 |
今回の話題 | 苦痛 |
タイトル | 不義理(97/11/04) |
最近すごく辛い日々を送ってるのさ。別にふられたとか仕事がうまくいってないとかそんなことじゃなくてね…掃除しなきゃいけないのが苦痛なの。考えてみれば掃除ってなんて非生産的な活動なのかしら。だってやったところでどうせまた散らかるのよ?賽の河原の石積みのようだわ。 …ただの負け犬の遠吠えさ。オイラなにが苦手って掃除ほど嫌いなもんはないよ。めんどくさい。やんなくっても死なないしさ。だからずーっと掃除してなかったんだよ。まー、台所は不衛生にしてたらまずいから最低限やってたけどね。で、どうせ、男友達なら来ても適当にゲイ雑誌とかゼリー(もちろん食べ物ではないほうよ)とかを隠してれば散らかってたってどうってことないでしょ。ところが、今度姉が急に実家から遊びに来ることになって、しかもイトコまで連れて来るっていうのよね。それに、初めはホテルに泊まるって言ってたのになぜかうちに泊まるって言い出しちゃって…。あんまりひどい状況を親に報告されたらまずいので、掃除をすることにしました。ここんとこ毎日平均睡眠時間5時間で頑張って掃除してるのに全然片付かない。ああーもーいやーーー。それに「よっしゃ、やるか」と思ってやるのと、「やらなくてはならない」と思ってやるのではやっぱり後者のほうが苦痛だしねえ。働きまくって稼いで掃除夫さんを雇おうかと真剣に考えたが、さすがに1Kの部屋を掃除に来てもらうのもなんなのでやめた。 しかも、私は平日に3連休をとったのだが、それもすべて姉に付き合ってつぶれちゃうから、その間やる予定だったことを仕事のある日に片づけてたのでもうボロボロ。と、いうわけでますますメールの返事は書けないわ、飲み会はキャンセルするわ…。そういえば掃除を始めてから2人の人に「セックスしよう」って直截なナンパをされたのに、お断りしたぞ。「掃除しなきゃいけないから」ってのはカッコ悪かったので「時間がないので」って。そのうちひとりはイケる兄ちゃんだったし、ひとりは外人さん(あまり好みではない)というわりと絶好のチャンス?って感じだったのに〜。でもこのときは「掃除しなきゃいけないから」っていうよりは「掃除でクタクタだったからとてもそんなことしてらんない」って感じだったんだよね。あーあ。幸せってこうやって遠くなってくもんなのかしら?今日は弱気。 って、普段掃除をしてないのが原因なのね。自業自得だわ。「りゃん(アタシのアダナ)、部屋に土敷けば?そうしたら床の上に物を置かなくなるから少しは片付くよ」って言ってた学生時代の友達の言葉に従っていればもう少しはマシだった気もするが、そんなやつはいねーよ。 |