今回の話題 | レッツ☆エコライフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイトル | 砂糖を並べる女(01/05/09) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アタクシ、生まれて初めて髪を染めたのです。 マジメっ子な中学高校時代を経て、オシャレに縁のない大学生活を過ごしたアタクシには、髪を染めるなんて機会はなかったわ。 それにこういうこと言うと年齢を感じて嫌なんだけど、アタクシのうんと若かった時代、アタクシの育った環境では髪を染めるなんて特異なことだったわ。大学生の頃は余程オシャレ心がある人なら染めてる人もいたわね。でも高校時代、髪を染めるなんて即不良かヤンキーを意味したものよ。そう、それに今のようにカラーバリエーションがなくて、髪を染める=不良=オキシドールで風呂場で脱色、というのが一般的なイメージだったのよ。 そんなアタクシの中にも茶髪、金髪、なんてものに対する憧れはフツフツとあったのよ。昔はそんなこと思いもしなかったけど、ここ数年は色気づいたせいか、いつかやりたいなあと思っていたの。それとも髪を染めても、それはおしゃれのためであって白髪染めだとは思われないって年齢の限界が近づいてるからかしらねえ…。やだわ。 そして、思い立ったが吉日とやることにしたの。で、染めるか脱色か美容院かカラーリングの専門店か自宅か、でちょっと悩んだの。そんな時に折りよく「ホームページの広告を見てポイントを貯めて商品と交換する」ということのできるサイトで、天然の染料が出ていたので交換してみたのね。 で、まあ結果はというと、元々黒くて太いアタシの髪にはほとんど色が入らず、全体にかすかに茶色くなって、かなりあった若白髪は全て銅色に変化。まあ、白髪染めとしては優秀だったわね…。髪も痛まなかったし。 それで話は実はここからが本題なのよ。いやん、前置き長すぎ。で、この天然染料を扱ってるお店は、どちらかというとアタシが好まない「エコロジー」を打ち出したところなのよ。 「100%天然だから安心」「地球を大切に」なんてスレた売り文句よ。そりゃアタクシだって資源の無駄遣いは良くないと思うわよ。でもこういうどこか視野の狭さを感じさせる思考の停止したスローガンと、自分が正論だからと思考を押し付けて平然としている無神経さを感じると「天然の毒なんていくらでもあるでしょ!」「それなら人間が絶滅したほうが地球には優しいのよ!」「そもそも地球に優しいなんてフレーズが欺瞞よ!」とか反発したくなっちゃうのね。まあ、つまり、資源の使い方の正しさがどうこういう問題じゃなくて、アグネスチャンの主張ってなんかうさんくさいよねー、とか、そんな感じ。 そう、で、今日ご紹介するのはそんな「地球を大切に」な突っ走ってる人々が売り出した時代逆行商品「エコナプキン」よ! わかるかしら?まあ、このページを読んでいるほとんどの人が用のないものだしねえ…。要は「使い捨てない」生理用の布ナプキンなのよ。うげ。アタクシそのページを会社で見ていたのですが、あまりのショックに両隣の女子にページのアドレスを送ったのね。 反応:N子(右隣・26) 絶対嫌。こんなの絶対もれる(うげ)。それに外に出た時はトイレで血まみれのナプキンをまたカバンにしまうんですよ(そこまで言うな)。 アタクシ、このN子の具体的な話を聞いた時点でかなりもうダメでしたわ。だって股から流した血(のようなもの)を吸わせた布切れをカバンに詰めて歩いてる女ってどうかと思うもの。エコロジー(?)だったらいいのかしら…。洗って、平均2、3年使えるそうよ。ええ…。 そして 反応:Yさん(左隣・30) (布ナプキンの写真を見て)えー、こんなの絶対もれるよ。それにオリモノって赤くないよ がひーん。いや、アタシだって経血が血液の色でないことは知識としては知ってはいますが…確かにその商品は赤で、オリモノの染みが目立たない配慮はしてあるのでしょうが……。リアルすぎるのよ!それにいくらなんでもオリモノそのままの色のナプキンなんて商品化されてたらもっと嫌でしょ! アタクシ、血を見るのも血の話も平気なのですが、経血の話はどうもダメだわ……。馴染みがないせいか、グロいものを感じるの。だってただでさえ女性器をグロいと思ってるのに、そこから中途半端な固形物の混じった血液風ドス黒い物が流れ出してるなんて……ねえ?そしてこれは多分、普段から回りの女がそういう話をして、妙に具体的な想像をかきたててくれちゃうせいで余計にそう感じるのだと思うのよ。 アタクシN子のする生理の話はほぼ正確に覚えているのです。いつもなんだか強力なのよ。いわく、「頭が痛くなる月と血(オリモノ)の量が多い月が交互に来るのは卵巣が2つあってそれが交互に排卵してるからに違いない」とか、「(オリモノの)感触はガムが一番近い」とか、全く聞きもしないのに教えてくれちゃうの。 そして、ある時、もう話を聞いたのは1年くらい前になると思うんだけどすごいことをしたのよ、この女は。 まず、「バラバラの人体を産んだかと思っちゃった☆」と言いながら会社のトイレから戻ってくるのはどうなのか? そしてひきまくっているアタクシを納得させるために、すぐさまネットでオリモノの平均量を調べるのはどうなのか?(ちなみに女性の生理の平均の出血量は20g〜140gだそうよ) でもアタクシ、140gなんて言われてもピンと来なかったのよ。みなさんもそうじゃないかしら?で、反応の薄いアタシにいらだったN子はガラリと袖机のヒキダシを引いて、スヌーピーの絵の書いてある、テトラ牛乳型の砂糖を取り出したの。 ![]()
目の前の山盛りスヌーピー砂糖と同量のガムの感触の赤黒い物質を産んで帰ってきた女の横で、同量の胃の内容物が「出して出して!」と訴えかけるのをグルグル感じながら仕事を続ける克也子のOL生活でしたわ。……セクハラじゃないのかしら。 |
今回の話題 | 埼玉谷の春 |
タイトル | 間接キス幇助の巻(01/05/03) |
最近の、で、アタクシの初めての浮気相手であるKさんとネットの話をしていたの。埼玉のゲイページの話になって、とある人の名をKさんが挙げたのね。で、知り合いだと言うの。 ……その人とはアタクシ、お友達ですよ。 かーなーりー、びっくりしたけれども、そこまではまあ良かったの。その人にしろ、Kさんにしろ、顔が広いほうだろうし、狭いゲイ社会、わりとあることじゃないかと思うのよ。 で、話は飛ぶようなんだけど、アタクシの友人にM君という子がいるのね。99年12月の「ひとことだけ」に出てきてるのでちゃんと知り合ったのはその頃よ(当時は苗字で呼んでたので「N君」で出てます)。で、ページにはほとんど出てきてないんだけど、その後もずっと仲良くしてるのね。セックスは初めだけで、後はずっと普通の友達よ。 そんなわけで、とある木曜日、M君はうちで仕事の書類作ってたの。M君ちはPCがないし、アタシがやったほうが速いのでカタカタやってたわ。 次の日は金曜日で、うちに浮気相手のKさんが来たの。そしてオヤツ食べたり一緒に寝たりしていたわけよ。 そして、次の水曜日。M君から「Kさんに会ったよ」という驚きのメールが来たの。ひょえ〜。ハッテン公園で会ってヤったそうな……。うーむ。間をおかずにKさんからも「M君と友達になったよ」というメールが来たの。……もう知ってます。 いくらうちの近所のゲイの行きそうなところが限られてるからって、あっさり出会い過ぎよ!しかしキミタチ、平日にまでハッテン公園に行くなんて体力あるね……と、変な感心をしながらも、ビビっておりました。怖い怖い。狭すぎ!自衛策なさすぎ!なんで知り合っちゃうかな、うーむ……。 いや、だってね、木曜日に来たM君の食べ残した遠慮の塊のお菓子を金曜日にKさんが食べたりしてるわけよ。湯飲みだって、もちろん洗ったけど、同じの使ってるわけよ。そんな二人が偶然次の週にセックスしてるなんて、いくらなんでも狭すぎよ。怖いわ……。 M君には浮気相手のKさんがどんな人かを話していたのね。それで、Kさんが公園でM君に自己紹介話をした時、M君はピンと来て、「あのー、僕の友達で○○駅に住んでる人(アタシね)が最近浮気してる相手の人にすごく状況が似てるんですけど、心当たりありませんか?」と聞いて発覚したの。 そんなわけで、せっかく知り合ったんだからってことで3人で食事したりしたわ。あん、3Pとかそういうのはナシよ。念のため。うーん、ゲイならではよねえ、こういうことできるの。出会いってステキ。 しかし出会ってしまったことで弊害もあるもので、M君はムカついているらしいの。「あんなかっこいいおにーさん(アタシの彼氏のアダ名)がいるのに、あんなかっこいい浮気相手までいるなんて、なんで克也さんばっかり!ムカツク!ずるい!」と怒っておりました。うーむ、これでアタシがかっこよければM君も渋々は納得するだろうけど、んなこたないからねえ。 そしてアタシも発見したわ。アタクシったら自分では少しぼんやりした純情乙女だと思っていたのよ。マジで。いや、純情は言い過ぎにしてもボンヤリはしてるなあと。なのによく考えたら、かっこいい彼氏がいる上にかっこいい浮気相手までいて、かといって自分は別にかっこいいわけでもなくて……って、傍から見たら相当計算高そうなイヤンなオンナじゃないかしら?あらあら。やーねえ。 まー、別に何言われようとアタクシ全然へっちゃらだわ。だって世の中いい男捕まえたもん勝ちですものね。男心を掴むのにはコツがあるだけよ。ハハン。 本日はアントワネット=ビシャコ=克也子でございます。さ、ゴールデンウィーク後半はおにーさんと楽しく過ごしましょ。 前半何をしていたかは、おにーさんには絶対の秘密☆なのである。 |