今回の話題 | たっくんにお料理 |
タイトル | 貧乏拍車の巻(01/03/24) |
引っ越してから約1ヵ月後、アタクシ冷蔵庫のコンセントを挿したのです。それまで電源入れてなかったの。冬だから冷たい飲み物なんて飲まなかったし、片付けに忙殺されて料理なんかしてる暇なかったんですもの。使わないのに電源入れてるなんて無駄でしょ。 さ、少しは料理もましょ、と電源を入れた冷蔵庫に入れたものは卵、カマボコ、佃煮。うーん、なんだか…これで何を作ろうというのか?まあ、乾物とか缶詰の類はあったから、一応これでもまともに食事は作れたのよ。 で、買ってきたその日に三分の一使ったカマボコを冷蔵庫に入れておいたのよ。3日経って、そのカマボコを出した時には「冷蔵庫に入れたカマボコってもっと冷たい感じじゃなかったっけ?」とは思ったものの、また三分の一食べたの。そしてさらに3日後、カマボコを取り出した時にはなんだか表面がヌルヌルしていたの。 「カマボコって時間が経つとヌルヌルするもんだっけ?」とやや不可思議に思いながらも洗ってから刻んで、炒め物に入れて食べたの。変な臭いもしなかったし、カビも生えてなかったし。 …でもやっぱりなんか変。カマボコは普通ヌルヌルはしてないわ。と、気づいたのは食べ終わってから。やっぱりあれは腐りかけてたのよ! でも冷蔵庫に入れたカマボコがそんなに短期間で腐るものかしら?変よ。恐る恐る冷蔵庫に手を入れるとなんだか生あたたか〜いのよ。ええ、暖房を一切使っていないアタクシの部屋よりもよっぽど冷蔵庫の中の方があたたか〜いわ! 電源を挿し直そうが、温度調節のダイヤルを回そうがダメ。壊れてるわ。だって製氷皿の水も凍ってないし、冷凍室のファンからも生あたたか〜い風が出てるんですもの。もう10年使ったし、引越の振動とか1ヶ月の電源断とかで壊れてしまったのね…。まあ10年使えば寿命よね。 それにしたってねえ。この引越貧乏な時にまたでかい買い物をせねばならんとは辛いわ。正直1ヶ月も冷蔵庫ナシで暮らせてたんだからなくてもいいような気もしたんだけど、あって使わないのとないのとでは違うわよ。それに4月から家電リサイクル法が施行されるから、冷蔵庫は引き取ってもらうのに4600円要るのよ。早く買わないと余計なお金がかかってしまうものね。 そんなわけで3軒の大型家電量販店を見て回ったの。で、びっくりしたわ。冷蔵庫って一人暮らし向けの小さいもの(80リットル〜100リットル)でも大型(440リットルくらい)でも消費電力は同じだったり、大型の方が少なかったりするの!すごくない?値段は大型になると段違いに高くなるんだけど、維持費は同じくらいなのよ。 そう考えると大型の方がいいかしらとも思ったのよ。高いけど頑張って大きいの買っちゃおうかなあ、と。でも、当たり前なんだけど内容量が大きいと外形も大きいのね。うーん、そうなると場所取るしねえ。それに冷蔵庫の上に電子レンジを置きたいんだけど、そんな大きな冷蔵庫の上に置いたら、背の低いアタシには中が見えないわ。 と、いうわけで間を取って120リットルのにしたの。今までのが90リットルだったからちょっと大きくなるわね。で、アタシ、冷蔵庫の色は黒か紺が良かったのよ。物によるとは思うけど、白い冷蔵庫って専業主婦のいる家風というか、はっきりいって今時古臭いでしょう?アタシは都会の(ウソ)オシャレな(ウソ)ゲイガール(本当)ですもの。いっそワインレッドでもレモンイエローでもド紫でもいいくらいよ! でもこのクラスのって元々カラーバリエーションが少ない上に、今は家電リサイクル法施行前で4大家電はバカ売れで在庫もなくて、あまり選べなかったのね。そんなわけで嫌だったけどライトグレイというほとんど白の冷蔵庫を買ったのよ。 配達はまだなので部屋に置いたらどんな感じになるかはわからないんだけど、どうかしらねえ。どんくさかったり浮いたりしなければいいんだけど。まあ、でもね、おそらく皆様ご存知の通り、アタクシ夢見がちなところがある乙女なのよ。家庭的な白い冷蔵庫、という言葉だけで夢が紡げますの。ポヤンポヤンポヤヤヤ〜ン〜♪(妄想世界突入効果音) ガチャリ(ドアが開く) たっくん:「ただいま〜」 克也子:「おかえり☆今日はたっくんの好きなカレーだ・ぞ☆」 (克也、たっくんのおでこを突く) たっくん:「マジ!?超うれしい〜。てへ。なんてね、言われなくても匂いでわかってるよ〜ん」 (たっくん、克也のおでこを突く) 克也:「なーんだ、つまんないの。ぶう。」 たっくん:「すねんなよう、んー、チュー。ギュウ。」 …やだ、やりすぎ?きついですか?ごめんなさい。そうよね、冷蔵庫が白いだけで若くて長身のたっくんなんて妄想の男の子が出てくるなんてねえ。どこから名前まで勝手に出てきたのかしら。 って、それ以前にアタシ彼氏持ちだったわ。そうよ、おにーさん(彼氏)がいたんだったわ。そういやもうつきあって半年近くになるわねえ…。あ、順調にやっておりますわよ。それなのにこの半年間でアタシ料理ってしたかしら………………あー、一回だけめんどくさそーに、こてっちゃん(味付焼肉)を炒めたことがあったわね(ダメ)。 |
今回の話題 | 妄想収拾 |
タイトル | 一人遊び(01/03/18) |
ええ、ええ、知ってますともさ。妾(わたし)は美しいですよ。 皆様こんにちは、克也子です。別にアタクシ、前世の記憶を思い出したわけではありませんわ。美しい白首の嘆きというものを意味もなく想像してみたのです。そうなりたいなんて願望は全くないのですが、妄想。ただの一人遊びよ。 アタクシ、かーなーり一人遊びの激しいオンナだとは思うのよ。でもまあ、程度の差はあれ、妄想とか誰に聞かせるわけでもない歌を歌うことなんかは誰でもやってるとは思うのね。「早く現れないかな、アタシの王子様☆」なんて妄想は乙女ちっくゲイ男子はみんなやってるでしょうしねえ…。やーね、王子様がどうこうより自分が男から選ばれるようなオンナかどうかをまず考えなさいよね…。あ、いけない、つい本音が。まあ、アタシが妄想はしつつも根は醒めたオンナってことよ。 で、アタクシ、妄想も相当なんだけど、更に意味のない一人遊びもよくしてるのね。空中の一点を意識的にボーッと見てるとか、物を取り出す時に「ニャニャニャニャッニャッニャ〜♪」(ドラえもんが物を出す時の節で)なんて言うのはまだ他人から見られても理解できなくはないと思うの。でも「ゴーパーゴーパーゴーパー」と延々と呟いてたり、右下を見て「シャーッ」左下を見て「シャーッ」と何かを威嚇してたりするのって、傍から見てる人がいたらかなりヤバいわ(キ印)。だから人といる時は一応抑えてるのよ。 それがうっかりやっちゃったのよねえ…会社で揃って帰ろうとエレベーターホールに集まっていた時のことよ。アタクシ、一人でいる時の癖がつい出て「ゴ・クォーーー」と変な音を立てて息を吐いてたの。 「何かの呪い!?」 「何か吸い取られてる!!」 と周囲が騒然としたところで「チン」と音がして知らない人を2人乗せたエレベーターが来たわ。とりあえず乗り込んだものの、なんとかフォローしなくてはいけないわ。大丈夫、アタクシ口から生まれたオンナですもの。 「気にしないでください、ただの一人遊びですから。」 「N子さんは一人遊びをなさらないの?」(かわいく) 「モテモテになった自分を想像して楽しんだりしないの?」(にっこり) ああ、我ながら見事だったわ…。その場の空気が伝えづらいんだけど、知らない人が乗ったエレベーターでイエスともノーとも答えづらい質問、急な丁寧語、見事な呼吸で周囲は笑いの渦よ。自分に流れる関西の血に感謝したわ。フォローは完璧、これでさっきの失態はナシね。 でもエレベーターがもう一度チンと音を立てて止まった時にはアタシの頭の中でひとつの疑問が湧いていたの。もしかしてみなさん、 「N子さんはオナニーなさってるの?」 「モテモテになった自分を想像してヤったりしてるの?」 なんて、ストレートなセクハラ発言をアタクシがしたと思ってらっしゃるのでは…?あの…他意はなかったのですよ…ほんとですよ…。いやしかし、さっきの皆様の笑いは、聞いてはいけないことを聞いた人が笑って誤魔化そうとしている笑いだったような…。ああ、もう関西人の血をもってしても事態は収拾がつかない感じに。まさか 「やだ、もしかしてさっきのオナニーの話かと思った?やーん、違うわよ〜」 なんてさすがに言えないわよ。ああ!しかもおまけにアタクシ「モテモテな自分を想像してオナニーしてる人」と思われてしまっているのではなくて?イーヤー! …事の真相は永久に闇の中ですが、どうもインパクトの強い発言だったようで、エレベーターに乗り合わせた人たちの間でその後も話題になっていたようなの。それもアタクシのいないところで。 「Nさん(アタシ)の想像するモテモテってどんななんだろうねえ」 と。アタクシがN君(会社でアタシのお気に入りの男の子)からラブレターをもらっているところを妄想している、とそんな風の噂が流れてきたのはやはりあの時のことのせいかしら…。 |
今回の話題 | 引越通知 |
タイトル | 乙女への道(01/03/05) |
みなさま、お元気にお暮らしでしょうか。 と、いうわけで、初めてやってしまいました、丸々1ヶ月更新ナシ。あん。 引越が大変だったのです…。その話はまたいずれどこかにまとめるとして、もう止しておきましょう。 まあ、他にも理由はあって、PCがウィルスに感染したのよ。すぐに処置はしたから一応心配はなかったんだけど、万が一のことも考えると一行メールの返事もし辛くて、一度フォーマットしてから、と先延ばしにするうちにひと月が経ってしまいました。 それにしても、アタクシもさすがにウィルスなんてものに感染するほどコンピュータ関係に疎いわけではないのよ。お友達から来たメールに添付されてたファイルを見て「あらん、感染してるわ、バカねー」なんて思ってたのに、手が滑ってクリックしちゃったのよ。ああ、もう…。自分がバカだわ。 そんなわけでお久しぶりでございます。更新の間隔は空いてしまいましたが、またご贔屓いただけると嬉しいです。アタクシは元気で新居で過ごしております。通勤時間も20分程短くなり、部屋の面積は倍になりました。床が見える生活です。 こうして久しぶりに文章を綴ろうとすると、いかに引越ということがおおごとだったのかがわかりますわ。冒頭に書いたように「引越の話はまた別にまとめて…」と宣言してしまうと書くことがないかのように思えるほど、書きたいと思うことのすべてに引越の話が絡んでくるのです。毎日の新鮮な発見も感情の動きも未だに引越という中心を以って動いているのです。でもあんまり同じネタばっかりの「ひとことだけ」もなんですからねえ。 でも一ヶ月も更新サボってましたし、ちょっくら報告させていただきましょう。 アタクシの新居はJRの快速の止まる某駅のマンション。でもマンションとは言いながら、外見は団地というか、個人病院(精神系)って感じよ。ドアが鉄なんて久しぶりに見たわ。そう築が古いわけでもないし、一応ちゃんとマンションなんだけど、マンション(ボロ)ってつけたい感じなの。周りに高層の立派なマンションが多いので、3階建てで世帯数も少ない小さなマンションはちょっとみすぼらしい気がするの。でもやっぱりこのお家賃で2DKってのは魅力。後は物入れがクローゼットになってるのと、窓が4つあるのがポイント高いわ。 駅からは歩くのが速いアタシで12分くらい。近くはないけど、まあ、男を引き込むことも可能な距離ね。前のアパートの徒歩30分という距離は、さすがに気安く「来て来て〜ん☆」なんて言えなかったしねえ。 ああ、でも男が変わったわけでもないので、そういう楽しみはなく、新鮮味がないわねえ…。と、考えると、アタシの生活って引越しようがなんだろうが男を中心に回ってるのかしら?男を家に連れ込んだり恋人を探したりしてなかった頃って何を中心に生活してたのかしら。何をしてたか、と聞かれたら「本を読んでたか寝てました」ってはっきり答えられるんだけど、それは別に目的があってしてたことじゃないし、それでどうなるって希望があったわけでもないしねえ…。まあ、もう乙女じゃないってことね。無為な時間なんて持ち続けるのは難しくてよ。 ああ、おつきあいとかそんなことに憧れる乙女気分をちょっとは取り戻したいわ。せっかく引っ越したんだし。そんな気持ちの華やぎが若さの秘訣☆ってことで。でもおにーさん(今の彼氏)と別れる気なんてサラサラないのよね。 はっ。そうだわ、浮気公認カップルに移行すればいいのよ!ゲイには結構そういうのがあると聞くもの。まあ、素敵。せっかくの新居ですもの。素敵な殿方をおうちに招んで、心華やぐひと時を持ちましょう。ウフフ。 …でもこの計画には問題点があるのよ。だってこれで逆におにーさんが浮気なんかしやがったあかつきには と、アタクシ、鼻息荒く怒り狂うこと確実だから。ああ、乙女への道は険しいのね…。 |