ひとことだけ log

(さらに過去log)

今回の話題 幸せ探しの道02
タイトル 需要(00/06/26)
 前回、チラっと書いたのですが、アタクシ最近妙に年下の男の子が寄ってくるのですわ。そこには単純に

「かっちゃんって20代のアニキ募集したら28歳と29歳の人しかダメなんだね☆」

なんて年増の悲しい現実があるのですが、それはまあ、おいときましょう。っていうか忘れてね(呪)

 考えてみたら、アタクシ、高校時代より後、同年代にモテたことって全然ないの。24、5歳くらいまでは、んもうオヤジキラーっていうかアニキキラーっていうか、圧倒的に年上の殿方(おじいさん含む)からのアプローチが多かったし、それ以降はどんどん年下の割合が増えているのね。

 うーむ…若くてかわいい男の子は若くてかわいい男の子同士で睦みあえばいいのにどうしてこんな腹の出た年増に寄ってくんのかしら…。

 考えてわかったような気がするの。こう、恋愛の対象になるかどうかって所詮、自分の望む彼氏としての役割を果たせそうかどうかってことなのね。


年食ってるから 甘えさせてくれそう
甘える立場になってもいいだろう
メシくらいはおごってくれそう

若いから 甘えてくれそう
ガキ扱いできそう
アニキ風吹かせられそう

腹出てる相手だと 優越感に浸れそう
(↑コンプレックスからくる邪推)
カラダについて文句言われなさそう
(↑コンプレックスからくる邪推2)


 なんて例はほんの一部で、人間、相手の外見、地位から想像して、意識的/無意識に関わらず、必ずかなりの計算をしてると思うのよ。もちろん、いくつになっても純粋な恋をしている方はいらっしゃると思うんだけど、アタクシ自身、ノンケに惚れるってことはもうないと思うし、ちゃんと報われるような恋をするように無意識に計算はしてるのよね。

 そして、アタクシが今求める「彼氏の条件」は実はちょっぴり怖いことなの。

もう恋愛を繰り返すのも疲れたわ…次は一生一緒にいられる人がいいわ…。

ってのなのよ。きゃ。これが

「好きな人とは、ずっと一緒にいられたらいいねッ☆」

なんてトキメキ☆フレッシュヤングの発言ならいいんだけど、27のアタシが言っちゃうとなんだかもう、結婚願望むんむんハイミスそのままで怖い感じだと思うのよ。やーね。

 話は変わって、友達のガロンちゃん(年は一緒なの)とICQをしていた時のこと。ガロンちゃんが「自分の顔嫌い」って言い出したの。不思議よ。なんせガロンちゃんは掲示板に写真付きで彼氏募集告知をすれば50通を超えるメールが来たくらいだから、アタシの主観だけでなく、ゲイ受けするいい男だと思うのよ。なのにこの発言。で、その理由というのが

俺ってさ、甘えたいタイプなのさ
だけどそう見えないでしょ?
だから凄い嫌なの、それで嫌われたら辛いしさ


これ、なのよねえ…。ガロンちゃんは身長180超えてるし、ガッチリ系だし、それで20代後半じゃあ、ガロンちゃんを甘えさせてあげたいと思って彼氏に応募する人は少ないわよ。

 特にゲイはそうだと思うんだけど、ずーっと友達やってると、なんだか恋愛の対象にならなくなっちゃうし、かといってお互いによく知らない状態から恋愛モードになった場合って、相手の外見から想像して「自分の求める彼氏の役割を果たしてくれそうだからつきあってみよう」ってのが(無意識にしろ)つきあい始めの理由だと思うのね。そうなると、外見と中身が合ってないのって不運だわ。

 で、アタクシ自身の話に戻って、んもう、問いかけたいのよ。

「キミ達は僕に何を求めているのかね?」


 と。最近寄ってくる年下君達は一体なんなのか?アタシ、とてもじゃないけど頼り甲斐ありそうとかそんなふうには見えないはずよ。って、ことは、、か?このデッパラに優越感を感じたいのかキサマら!クーッ!!

 って、服着たら(一応)ばれない程度の腹だからさすがにそれは邪推よね…やっぱり年上ってだけで夢見る乙女たちは多いのかしら?買い被りよ。年上だってヘナヘナしてる人はヘナヘナ〜なのよ。ああ、そういえば、アタシも23くらいまでは年上に過剰な期待をしたものだわ…。若い子ってバカね。自分自身の若かった頃も含めて。

 それならいっそのこと真剣☆男男交際を求める身としては年下君を一切無視してしまえば幸せへの近道なのね。ようし…と思うんだけど、できないの。だって若い子って理屈抜きでかわいいんですもの。ああ、もうバカでかわいい、マヌケでかわいい、ニキビヅラがかわいい、がんばっちゃっててかわいい、ブサイクなのに若さだけでかわいいのに気づいてないのがかわいい、ああ、もうおっちゃんがなんでもこうたるがな…。ああ、こうやってくうちに無駄に年をとっていくのね…。


今日の結論
 ブサイク女子高生に援助交際するおじさんの心理がわかりました。


今回の話題 幸せ探しの道01
タイトル 三十路の選択(00/06/10)
 ああ、書きたい書きたい書きたい。ずっと更新しなかった反動か、書きたくてしょうがありませぬ。

 正直言って、前回までの更新の滞りはK君との仲がうまくいってなかったからというのが大半なのですが(彼もこれを読んでるので、変に勘ぐられて関係が悪化したらまずいなあ、という思惑)、それもどうやら収束しました。私はK君の中で2番以降なことが判明、これまでの彼氏候補、みたいな曖昧なのからすっぱりとタダの友達になるんじゃないかなーと。

 私としてはK君を非常に気に入ってたので(あ、自然に過去形だ)惜しいのですが、本人がそういうならしょうがない。惚れちゃあいないが、このままずっと一緒にいられたら幸せだろうなあ、とは思ってました。見合い結婚みたいなもんで、一緒にいるうちに家族みたいになってくんじゃないかなーと。

 なんか歯切れ悪いのはズバリ未練&惜しい気持ちがあるからなんですが、まあ、それでも惚れてなかった分、ダメージは少ない。それにK君はほんとにいい子だからな。ヌケてるけど。いいフリかただったぞ。うん。これからも友達でいような。

 今の気分は晴れ。曖昧なのが嫌いなアタクシ、ちょっと落ち込んだりもしたけど、はっきりしてストレスがなくなって、自然と顔上げて歩いてるし歌ってるし、カラ元気じゃなく元気です。

 さてと。「悪いなんて思わないでいつでも俺の胸に戻ってきていいぞ」と、未練分のキープ感(←変な日本語)を漂わせつつ、アタクシ、ニュー☆彼氏探しの旅に出ることにしたのですわ。

 アタクシ、今とっても彼氏が欲しいのです。と、いうわけでしばらくはコレ関係のネタでいきたいと思います。よろしくよ。

 ダラララ…(←ドラムロール)。第一回は!

彼氏って本当に必要か?


 というところから斬っていきたいと思います。よくって?っていうかいきなりそんなとこ突かれちゃアンタ…。

 しかしまあ、ちょっと聞いてくださいませ。アタクシはまだまだ夢見る乙女、ステキな殿方に会える日とか、処女を捨てる時はタップリとレースのカーテンの揺れる海辺の別荘で…とか、人生を共に…とか、イロイロ思っているのですよ。しかし世の中にはもう夢が見られなくなっている人、というのが少なからずいるのよ。
※上の夢にはどう考えても既に実行不可能なところがありますわ。


 アタクシ、昔関係した男に「彼氏は作らない主義」って言われて、別に深く考えもせずに「そういう人もいるのね」と思っていたのです。でも最近になって「特定の人は作らない」とSさん(会社の人・30歳・多分ゲイ・モテモテ)に言われて、ハッと気づいたのです。この人、本心は愛されたがってるわ、と。

 Sさんには今7号までいるそうなんですけど(ってこの数字、いくらSさんがイケててもゲイにしか叩き出せない数字だと思うわ)、仲の良さに差はあれど、特定の人はいないそうなのね。

 Sさんの話とアタシの推論をまとめると、

 ・Sさんは嫉妬深くて本当に惚れてしまうと自分が辛い
 ・独占欲が強すぎて辛い
 ・もう傷つきたくない

 まあ、まあ。さすが三十路、恋愛経験豊富なだけあっていうことが違いますわね。一生独りでいたいと思うほど傷つきやすい魂を持った方は大変ですわ。

「Sは旅人なの、その時一緒にいる人が大事なの」


 そんな強がり言ってもアタシには通じなくてよ。Sさんが決して裏切らない王子様を待ってるのなんてミエミエですわ。きっと、同族だからね。

 遊んでいるうちに日が暮れる。そんなふうに一生を終える生き方もあるし、それはそれでいいと思うの。でも、それが本心じゃないなら、いつかきっと後悔するわ。だからもう少し勇気を出して。

 と、そう言うのは気安いんだけど、どのくらい辛い経験をしたかは本人でないとわからないのよねえ…。アタシもあと何度か手痛い失恋をしたらSさんみたいなこと思っちゃうのかしら。それとも元々の心のありようなのかしら?なんだか怖いわ。ほんの少しだけど。

 今のアタシは、傷ついた経験はあっても、大抵の男がフる時は誠意を見せてくれたから(それとアタシが忘れっぽいから)、「もう恋なんてしない」とは全然思ってないんだけど…。
 誰かを愛したい。愛されたい。君が泣いていたら黙って抱きしめて頭を撫でたい。一緒に静かな時間を過ごしたい。話さないとわからないことをきちんと話して、言葉では伝えられないことを一緒に過ごす空気と時間で伝えたい。

 乙女チックと笑われてたっていいの。男に、恋に、失望しないことが幸せへの近道だと、反面教師になってくれた人達が教えてくれたの。ありがとう、ありがとう、克也子はまだ夢を見ています。王子様を探しに行きます。さようなら、さようなら…。

 さて、と。2000年のお姫様は王子様を待つだけじゃダメよね!ハートとカラダをケアしたらアナタを探す旅に出るわ。待ってて、必ず見つけてみせるわ。アタシからは逃げられないわよウフフフ〜。(←お姫様とは思えないセリフですな?)


 
今回の話題 誰かにとっての絶対的な価値
タイトル 気分は梅鼠(00/06/07)
 ※今回は一部フィクションと思って読んでくださいませ。


 更新久しぶり。停滞の理由は仕事の忙しさ1/4、幸せ探しの旅出発準備1/4、暗い気分1/2。

 一段落したんだけど、5月は仕事が忙しかったのよ。まあ時給制で働く身としては、引越し資金を貯めたいし、残業も適度には歓迎よ。

 それと、連続して3件懸賞に当たったの。一番大きいものは、温泉旅館ペア1泊で、全国1000以上の旅館から好きなところに泊まれるってことで、かなりいいでしょ?

 そして友達以上彼氏未満風仲良し(←っていうかなあ…)はいるし、念願のいぬたま・ねこたま・たまいたち(それぞれ動物のテーマパーク)にも行けたわ。自分の外見から想像される以上にはモテるし、最近なぜか若い子がウジャウジャ(言い過ぎ。そこそこ。)寄ってくるの。

 まあ、これなら並以上の幸福度よねえ…。世間様との相対評価だけど。バイトにしてはかなり高給で、懸賞は当たってるし、寝る男に不自由することなんてないし、仲いい子はいるわけだし。

 でもダメなの。何か空虚だし、気分がどよーんとしてるし、時間の感覚がなくて5月の頭が遥か昔のことに思えるし、小さなことでも疑心暗鬼になるの。ホームページを更新しようと思って書いた文章だって「これは、今、書きたいことじゃない」と思って3回も消したわ。



 微妙な違和感、その原因を考えた。空虚な原因は複雑すぎてわからないので、単純に今したいことを思い浮かべる。

 誰かの「ただひとり」になりたい。
 「好き」って言われたい。

 以上。そう。それが糸口なんだ。今、私をそんな存在に思って欲しいのはタイプの人ではなくて、誰が見てもいい男。正統派のハンサムで頭良くて長身で非の打ち所のない男。それに認められるだけの価値を自分に見出したいんだ。それは本当に認められたい人に認められない故の代替案だと知っていても、不安定な気分になるほどそれを求めたくなる。

 独りでいることは平気だ。多分一生独りでも平気だ。でも好きな人ができたら、その人に認められないことは孤独をいや増させる。自分の男が他の男と寝るのはあまり気にならない。それはいいけど、自分が一番でないと嫌だ。


 最近、よく昔の男を思い出すの。それは甘い追憶とかそんなことじゃなくってよ。今考えたら最悪な男だったわ、と。私にとってね。正直人格にも問題ありだったと思うんだけど、何よりもあんなに粗末に扱われたのが悔しいし、今でも納得いかないの。それは、恋愛に限らず、対象を自分に限らず、人を尊重するっていう当たり前のことをしない人の存在に対する疑問よ。そして、同じ現象が繰り返されてる気がするの。

 アタクシ、恋愛経験豊富…でもないけど、それなりに恋をしたわ。だから理論だけなら中級以上ではあると思うのね。他人事なら恋なんて言っても所詮脳の反応だと思えるのよ。でも当事者になるとその理論通りに行動することができないの。「こうするとうまくいかない」ってわかってても、白黒はっきりしないと気が済まないし、相手が逃げると、それが恋じゃないとわかってても追っちゃうし。んもう、ダメダメ。

 まあ、しかし、こう、なんだな、長い時間一緒にいて寝るような関係になると、普通の友達づきあいではわからんような他人の考え方を知ることができて面白いことは面白いな。←自慰。

 そして、「気持ちが重い」って言われて捨てられたことがあるって友達が3人もいるのもまた救い。うう…。本当に救いなのかしら?世の中このセリフを言う人と言われる人の2種類しかいないんじゃないかと思うこの頃。あ、アタシ、捨てられる側よ。ふん。


今日のBGMは「ダンデライオン/松任谷由実」

そろそろ吹っ切れてるので次回からはまともな文章書きます。そして、更新もいつものペースでします。

おまけ・克也子心の色見本
   薄色/平常時。根は暗い。
   水色/機嫌はいい。一番多い。
   刈安色/友達と馬鹿話。
   木賊(とくさ)色/信用できる人と一緒。
   桜色/乙女パワー全開。
   灰桜/好きだけど信用してない。
   梅鼠/平常時+血と恋心。
   紫色/蛇は動き出す。