今回の話題 | オンナの戦い方 |
タイトル | 復讐の女神(00/05/14) |
ゴールデンウィークもとっくに終わりましたね。アタクシ、出勤していた日に会社の近くでTOKIOの長瀬智也を目撃、次の日遊びに行った先ではチャックウィルソンとすれ違うという、芸能人によく会うゴールデンウィークでした。 アタクシ、芸能人に遭ったことってほとんどないのですが、今まで気づいてなかっただけかも。どっちも一緒にいた会社の人に言われるまで気づかなかったですもの。まあ、テレビで見る人なんてそんなものかもしれませんわね。 さてさて、話は溯って1ヶ月前ほどの話です。アタクシ、電車に乗っておりました。そう、ハッテン車両よ。この話題が出るのも久々ね。 朝、ぼんやり乗っていると、その人が乗ってきたの。これがまたムチャクチャかっこいい人で、モデルみたいなの。あん、ゲイビデオのモデルとかじゃなくて普通の雑誌のモデルね。ゲイ受けするって言うんじゃなくて、本当にかっこいいの。 ゲイじゃないよねえ…と思いつつちょっと見惚れてたら、なんと!スルスルとその人が寄ってきて…嗚呼。もう。ステキすぎ。そして、アタシは驚愕したの。生で触ったその人のちんちんはプラスチックの作り物かと思うほどツルツルスベスベだったの。毛がないってことじゃなくてよ。アタクシ、触るだけなら相当な数を電車とかで触ってるんですけど、こんなの初めて。 まあ、それはさておいて、そのかっこいいお兄さんとアタシはお互いの出勤時間の関係か、週に2回特定の曜日に出会って親交を深めていたの。で、電車に乗る時ってドアの開く方向に向かって立つでしょう?先に乗っているアタシが普通に乗ってて、お兄さんがアタシに正面を向いて(普通とは逆方向に)立つ、ってのもいつか2人の習慣になっていたの。 そんなある日のこと。今日はお兄さんと会える日、と思ったアタクシは期待に胸を膨らませて電車に乗りました。日常生活の小さな喜びよ。そして予定通りお兄さんはアタシと向かい合ったの。そしていつも通りハッテンを始めました。ギュウ。 アタシがお兄さんの股間をまさぐっていると、手の感触がしたの。あら?お兄さんの手?と思って握ったら、なんとそれがお兄さんの後ろに立ってるオヤジの手だったのよ!オヤジはお兄さんの背後から抱きつくようにしてお兄さんの股間を狙ったの。んまあ、向き合ってラブラブ〜なハッテンをしているのにボクのお兄さんに手を出すなんて…。すっかり冷めてしまいましたわ。お兄さんはオヤジの手をカバンでブロックしてアタシの手をギュッと握ってくれました。 この、オヤジ、憎しみのあまりアタシはオヤジと言ってるけど、まあ、40前後でしょう。そこまで年でもないのよ。外見も並。でもねえ…。アタクシ、大昔にこのオヤジともハッテンしたことがあるのですが、勘所を外してるというか、下手というか、痛い。それになんか暗い。その年でここまで下手な人って珍しいと思うし。嫌げ。 そして次週。期待に胸を膨らませたアタシが乗車すると、あのオヤジがいる!とりあえず離れたところに乗って、と。あ、お兄さんが乗ってきた。オイラの方に来る、フフフ…その時!なんとオヤジがアタシとお兄さんの間に割り込んだのよ!ムキーッ!邪魔すんなー! しかし、そこで驚いたことに、オヤジは後ろ手にアタシを触ってきたのよ。むう?カバン持ってて片手しか使えないのにアタシに触ってくるとは、この間からの目的はアタシ?なんで!?オヤジから見れば、お兄さんがアタシに近づく邪魔者? カーッ。しかしそんなことはどうでもいいのよ。邪魔なのに変わりはないわ。それでもそっとオヤジの手を外す礼儀正しいアタクシ。そしたら、今度はオヤジめ、ボクの大事なお兄さんを触りはじめたの!もうっ。怒りと悲しみに震えるアタシの手をギュッと握ってくれるお兄さん。勝手に「克也、俺が好きなのは克也だけだよ、克也の側にいるためならオヤジに触られるくらいなんでもないさ」とお兄さんの心のナレーションを入れてみたわ。ああ、かっこいい人だと乙女チック妄想も膨らむわね。 そして、サンドイッチの具状態でウハウハオヤジ。しかしお兄さんもオヤジの下手なタッチに耐えられなくなったのか、離れていき、アタシ、オヤジ、お兄さんは微妙な距離を置いて、お互いに触れないような状態になりました。連続で邪魔されて克也子激烈オカンムリ。怒りに逆立った髪の一本一本が毒蛇となって蠢きオヤジを襲い、怒り狂うアタシの目線にオヤジは石になりました。ウソ。 まあ、でもそのくらい怖い目で睨んじゃったとは思うの。だって心底怒ってたんだもん。アタシの小市民的ささやかな幸せを邪魔するなんて!いつもはウサギさんのようにか弱い乙女・克也子だって自分の幸せと愛しい人を守るためなら戦うのよ。フフ…満月の夜(注・魔力最大)じゃなかったことを感謝するのね! そして翌日。お兄さんとは会わない日だけど、オヤジはまた一緒の電車に乗ってたのよ。さすがに昨日あれだけ睨んだから今日は手を出して来ないわね…そして、オヤジが今日狙ってるのはあの子ね…。そう、オヤジの視線の先にはちょっとかわいい若い子ちゃんが立ってたのよ。 チャンスだわ…復讐のよ。盗ってやるわ、その子。アタシにナメた真似をしたことを後悔させてやるわ。もうすぐ大量に人が乗ってくる駅ね、そこでハッテンが始まる…その時がチャンスよ。 目を閉じて気合集中。ハッテンは気合、気合があればたいていの男は寄せられるのよ。心の中で呪文を唱えるの、美人オーラフル…美人オーラフル… 駅に着いて、ドアが開く。静かに目を開く。さあ、おいで、若い子ちゃん!…え゛? さすが美人オーラを撒き散らしただけあって、全然関係ないホモ2人に壁際に追いつめられ、揉みしだかれ、ああ、予定と、予定と違うわ…チラリと横目で若い子ちゃんを見たら、どうやらヤられちゃってる様子。ウウ…。オイラの、オイラの復讐計画が! と、また悲しみに沈んだアタシなのですが、そのまた次の日にまた電車に乗ったら、その若い子ちゃんとオヤジがいたのです。そして若い子ちゃんはしっかりオヤジを避けて離れてるの。ウフフ…。そうよ、アナタはそうやって人に避けられ、嫌われ続ける運命なのよ…また別な人とハッテンしながら、少し溜飲を下げたアタクシでした。 |
今回の話題 | 平均的幸福 |
タイトル | 意外に低い値を示します。(00/05/03) |
皆様、ゴールデンウイークをいかがお過ごしでしょうか?アタクシは4日程休みがあるものの、カレンダーの休日とはややずれてるので普通に働いております。しかも昨日まで4日連続残業なんてしてしまったわ。んもう、あのクライアントったら、指示の出し方がヘボすぎるのよ! さてさて、会社の喫煙所で女3人+アタシでヤニなど吸っていた時のことですわ。アタクシ、なんとなく「最近の幸せな出来事って何?」と聞いてみたのです。 まあ、こんな質問をする人ってのは、不幸か、人に自慢したいほどわかりやすく幸福かどっちかってものと相場が決まってんだけど、アタシは別にその時は普通だったわよ。ちょっと腐ってたけど。 あまり漠然としたことを聞くのも芸がないと思って、 ・ここ1ヶ月以内の出来事で、 ・今まで生きてきた中で10位以内にランキングされる幸せ具合なこと。 って条件をつけたわ。S沢さん(22・彼氏はカピバラ似)は「干したフカフカの布団で寝たこと」と、かわし、N子(25)は「最近見た面白かったテレビの話」をしてくれたの。これはかわしたと言うより、本当に他に何もなかったんだと思うわ。ヨヨ。 そこで、悲しい話をしてくれたのはYちゃん(22)なの。「半年前の話でもいいですか?」と前置きした上で、 って、アンタ、「最近の幸せな話」って聞かれて、別れた彼氏(しかも浮気されて捨てられた/同棲までしてた/貰った指輪は駅のゴミ箱に捨てた)の話を出すかー?んもう、自虐ネタもここまで来るとねえ…。普段からモテない(でも顔はかわいい)とか、乳がない(これは本当にない。70台。)とか、そういうネタをする子なんだけど…場は生粋関西人のアタシですらツッコミが入れられない雰囲気に。 「幸せ話」で終わった恋(しかもその後二度と会わないような関係)の話は禁止です。それでもYちゃんは若いなあ、と思いましたけどね。年食ったら、とてもじゃないけど「あの終わった恋は幸せだった」なんて「最近の幸せだったこと」としては言えない気がするの。 まあ、しかし、これはアタシの質問の仕方にも問題があったのよね。「幸せな出来事トップテン」なんて普段から作ってるわけじゃないしねえ。咄嗟に出ないわよね。それにどんなに幸せだったことでも、基本的に終わった恋の話って入らないと思うのよ。そうなると独り身の人には難しいわよね。 うーん、でもねえ、どんなに幸せだったことでも、アタシくらいの年じゃ5年以上前の事って、もうランキングに入るほどには記憶が鮮明じゃないか、思い出として昇華されてるか、記憶が脚色されてると思うのね。そう考えると、10位以内に入る幸せだったことを挙げるとしたら、半年に1回のペースではあるはずなのよ。そう考えると誰にも必ずあるはずじゃないかしら? それなのに、身近なアンケートではこのていたらく、ねえ…。もしかして世の中の人ってこんなもん?みんなあんまり幸せじゃないのかしら?それともアタシの周りって幸せになりにくい人が集まってるの?類友?イヤーッ! アタクシ、時々猛烈に幸せになりたいと夢見る時があるのです。いえ、別に多くは望んでませんのよ。アタシの望む幸せはごく小市民的なものですわ。小さすぎて言うのが恥ずかしいくらいよ。 そして旦那様の名前は○○(未定) ごく普通の二人は、 ごく普通の恋をし、 ごく普通の結婚をしました。 ただ一つ違っていたのは 奥様は魔女だったのです。 とか、そんな感じ。うきゃー。書いてて恥ずかしい〜。でもね、でもね、ステキなダーリン(未定)と幸せになれるなら、お料理だって魔法を使わずに作っちゃうゾ!人間流にね!そ・れ・に、なんと言っても美味しいお料理のコツは“愛情をこめて作ること”ですもの。それならバッチリ。でも当分はアタシのダイエットにつきあうことになるから、毎日キャベツスープになっちゃうカモ!? …なんて突っ走ってるオンナに幸せは来るのかしら?それよりも、世間でこんなに幸せ平均値が低いのならアタシの望みって贅沢なのかしら? まあでも、アタシには上記「トップテンに入る幸せ」はあるのよ。でも恥ずかしいから秘密。なんてな。 |