去る96年10月12日、モーホーリンクページ製作者・淫乱リンク子と私がそれぞれのページで募集をかけて、「ホモ麻雀合コン」を開催しました。ってそんなたいしたもんじゃなくてタダのオフ会なんだけど、私はネット上で知り合った人と意図的に会ったことが一度もないので超緊張。こんな(どんなや?)ページを作ってますが、私は冗談抜きで人見知りするし、とっても恥ずかしがりやなの(ホンマのことなんやけどこういうことわざわざ書くとカマトトのぶりっこみたいやわ。もうすぐ24やのに。)。しかも私は主催者のカタワレ。なんだかんだ言ってもそれなりには問題なく会が進行するようにしなくてはいけないのね…。とかいいつつ前々日には「毛穴の黒ずみを取る」洗顔クリームを使ってるアタシは本気で男探しするつもりだったのよ。我ながらかわいいオンナよね、アタシって(おいおい)。でもPO●Aの●ポゼっていうこのクリームはあんまりよくないわね!



 私はその日仕事だったので、終わってから池袋の待ち合わせ場所に行く。あら、まだ20分前で誰も来てないわ、ちょっとコンビニでも…、と歩き出すと「克也君!」と呼ぶ声が。黒い帽子の背の高い男、あら、アナタが淫乱リンク子ね。

 ちゃくちゃくと人が集まり、集合時間前に8人全員集合(みんなえらいわっ!)。雀荘に移動。適当に2卓に分かれて麻雀開始よ。自己紹介などしつつ麻雀はスタートしたけど、あまり会話がない…話が弾まないとか、楽しくないわけじゃなくて、みんな妙に麻雀に集中してて、本気で打ってるのよ。とりあえず初めの半荘はアタシ(23)の相手はリンク子(25)、SさんA君の3人。Sさんは25歳で、「なんでこんなにかわいいの?」と言うくらいかわいい人(少女漫画系かしら?)。メールで勝手に太ってて陽気な人を想像してたのに、すごく線が細くて小猫みたいで無口な感じでかつシニカル(だと思う。勝手に推測)。麻雀初心者で本を見ながら考えてるところもカワイイ。それに肌がすごくきれいでキメ細かくて、色で言うと「銀色」って感じなの。こういう人もいるのねえ…と、克也子感心。でもかわいいけどおつきあいするにはちょっとアレかしら…なんだかこの人とのセックスって想像できないわ…、と思い切り勝手なことを考えるアタシ。A君はアタシと同じ23歳。こっちは健康な男の子って感じでかっこよくておつきあいしたいなあ、と素直に思える人。でも、すっかり忘れてたけどこの人彼氏がいるんだったわ。ちぇ

 次の卓で新しく一緒になったのは
Yさん親竺斎さん。Yさんはまあ、普通の男の人かしら…。アタシのページに応募してきた人達はみんな応募の目的に、「友達を作りたい」って書いてきてたのに、1人だけ「兄貴をみつけるぞ!」って書いてきたのがこの人。この人25歳だからアタシは対象外ね。と、いうわけでアウト・オブ・眼中って感じ。優しそうでいい人そうだったんだけどねえ…。親竺斎さんはちょっと固太りって感じでこれまた好みじゃなくてアウト・オブ・眼中なの(ごめんなさ〜い。失礼なこと書いてます?)。あ、親竺斎さんSMなさるそうですね、リンク子が1回お相手して欲しいって言ってましたよ。

 最後の卓で新しく一緒になったのは
TさんI君。Tさんは31歳で身長191センチ。でかいわー。それはそうとTさんの目がハシバミ色だったのでいきなり「日本人じゃないんですか?」なんて聞いてしまった(失礼!)。カラーコンタクトだそうです、ああ、びっくり。カラコン使ってる人なんて初めて見ました。I君はこの合コンのために茨城から来てくれたの。21歳よ。さっきから隣の卓で1人オネエバリバリなのがいると思って気になってたのよ。そう言ったら「え〜どこが?」と本気で聞いてきた。アンタ自覚なかったのね。でも、ほんとにオネエよ。もう、服だって十分オネエファッションよ。銀のテカったTシャツなんてオネエ以外はまず着ないわよ(I君言いかたキツかったらごめんね〜)。アタシはこの日はオネエを押さえてわりと普通人ヅラしてたんだけど、主催者として(?)しかたなく(?)I君につきあって(?)オネエを出す。そんなことしてたらこの半荘の成績最悪だった。何をやっても上がれず、1500点のヘボ手を1回上がったきり。やっぱり勝負事は集中しなきゃダメね。

 こんな面子で麻雀打ったんだけど、みんな
男を作ろうという気概が足りないわ!まあ、それはそれでいいんだけど、アタシは本気で作ろうとしてたので拍子抜けよ。ああ、残念。でもまあ、みんな楽しんでくれたみたいだから(だよね?)いいことにするか。途中で結構デカイ地震があったり、親竺斎さんが次の日お葬式なので帰っちゃったりといろいろありましたが、私は楽しかったです。終わったら成績優秀者にフロッピーをプレゼント(何が入ってるかは皆さんの御想像の通りよ、多分)してわりとあっさり閉会。私のことはともかくカップルは1組もできなかったみたいだなあ…。電話番号交換してる人すらいなかったもん。



 ところでここまで書いてきて思ったんだけど、このページって軽いのが身上の「ひまひま」にしては随分重いわね。8人全員を紹介するだけでも結構大変だった…。そう言えばこの8人見事なほどに個性がバラバラ。「インターネットをやってる」「ゲイ」ってだけのくくりじゃこういうふうになるもんなのかしら?お互いに雰囲気が似てる人すらいなかった。


 その後は、帰る人もいて(でも誰とは言わないがこの時帰った人の中には帰りに2人で食事した人がいたそうな…2人とも食事しただけだと言っていて、それはどうやら本当らしいが今後どうにかなるのか?)、残りの私、リンク子、A君、I君は2丁目に繰り出した。麻雀が終わったのが結局12時台後半だったから電車の人は帰れなかったんだもん。1軒目はリンク子御用達の店(名前忘れた)2軒目はタックスノットよ。それにしても私たち4人(特にそのうちの何名か)は騒がしい&下品。「
淫水焼け」なんて言葉がタックスノットで使われることはまずないでしょう(2丁目事情に詳しくない方へ…タックスノットは割と固い話の多いバーで品良く飲んでる人が多い)。そういえば塗りばしを使ったアナルセックス(「楽々初めてアナル」参照)の話をしてたらタックさん(マスター)が「知ってる人で使った人がいる」というようなことを言ってらした。まさか私のページを見て実践した人が早速いたのかしら…。まあ、そんで閉店までいて(朝の4時半よ!)出る。

タックさんごめんなさい、その節はご迷惑をおかけしました。

 その後は2丁目近くのデニーズに繰り出し軽く食事。「2丁目デニーズ状態」「新木場デニーズ状態」などよく比喩表現に使われるだけあって、ここはホモ含有率がいじょーーーーーに高い。店の中を見渡すと、男女混合のグループで食事しているのがなんと1組だけという普通では考えられない状態。テーブルはは9割りがた埋まってるっていうのにねえ…。しかも「見るからにホモ!」ってタイプがやたら多いのよね。短髪・日焼け(多分人工)・短パンとか。朝帰りのクラバーが多かったからかしら?私たちはみんなしっかりどれがいいとか品定めしてました。私とA君は多分割と好みが近いでしょう。私は見るからにホモ!ってタイプはちょっと苦手やな…。あ、あと男物のスーツの女の人がいて、すごくかっこよかった。宝塚みたいでした。

そんな感じで夜が明けて(更けてじゃないところがすごい)おうちに帰りました。さすがに疲れたよ〜。
なんか全然レポートになってなかった気もするけど、これで終わりです。ほら、やっぱり普段言いたい放題言ってるようでもアタシも気の弱い(半分ウソ)オンナ。書かれた本人が多分間違いなく読むだろうにそんなに無茶なことは書けないのよ…。ごめんなさいね…。


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