いやーんばれちゃったわ


 今日は会社に行きました(と言っても私はしがないバイト)。私のバイト先はプロバイダーやってるところ。

 「ホームページ作ったんだよ〜」と言うと、「アドレス教えろ」の声。当然よね。でも教えなかったの。さすがに「ゲイ」をうたったページを会社の人に見せるのはちょっとね…。カムアウトしようとも思ってないし、私にはリブとかいう考え方はほぼ皆無(立派だとは思うけど)。自分の幸せがまず先よ。

 ところがちょっと席を外して戻ってくるとO.S.(23歳・ノンケ女・マック使い)が「ホームページ見たよ」とあっさり言ってきた。

 「なんでやの〜。アドレス教えてへんのに」と思ったら、アドレスって(個人の場合は)メールのアドレスがわかれば簡単に調べられるのね…。バカな克也。「まあ、ええわ、もともとバレバレやったし(私は結構オネエ入ってるの)。」とは思ったものの、やっぱり「ホモっぽい」というのと、「ホモ」というのは違うわ。これからどうしようかとちょっと悩んでしまった。

 しかし、これからも会社で私のメールアドレスを知ってる人は私のホームページ見てしまうことになるんだなあ…と思うとちょっとだけブルー。改めて考えてみるとゲイだということを知られても構わない人と、知られたら嫌な人ってはっきりわかれてる。それは自分との親しさ、信頼できる人かどうか、私がゲイだということを知っても平気かどうか、とかそんなことが複雑に絡み合ってくることだけど、答えははっきりしている。O.S.はいいヤツで合格だ。知った後の態度にもちょっと感心した。

 作って2日目にしていきなりアクシデントだが、「ゲイだと公言すれば寄ってくる男もいるかもしれないし〜」と、楽天的に考えることにした。でも、知ってる人が見てるんだったら、企画中だった「克也の性体験」のコーナーはさすがに恥ずかしくて作れない…。


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