最終回〜本番からアフターケア
(3)入れるときは相手の反応を見つつ、タチ主体で進めましょう。ウケが痛がったら無理はしないこと。それと、タチは“気持ちよくなろう”とか思わないこと。あくまで相手を気遣って優しくね。うまく入ったら、タチの人はカラダを前傾させて、ウケと抱き合うくらいにしましょう。そうすればウケの負担はグッと軽減します。でも腰は振りにくいのでタチの快感は弱くなってしまうかも。でも、そのへんは我慢よ。
(4)さあ、後は好きなだけ腰を振るなり、ウケの股間をもむなり各自おまかせコースよ。正常位は相手の顔も見れるしー、キスしてあげられていいですね。聞いた話ですが(と、いまさらヒトゴトのように…)「前戯まではモノを触って欲しいけど、入れられた後はただ腰をバコバコして欲しい」という人も多いので、相手の反応をちゃんと見ましょうね。もちろん「ケツ掘られながらしごかれると錯乱状態になるくらいキモチイイ」って人も多いのよ。こういうのって結局個人差、好きにしてね。1コ注意したいのは、ウケはキモチイイと声を押さえられないです。勝手に声が出ちゃうんです。だから、できればでかい声で叫んでもいいところでやるか、タチが口をふさいであげましょうね。
メンタル面でのアフターケア
これは結構大事よ。終わった後にいきなりタバコ吸って、背中向けて黙って寝ちゃうなんてのは最悪。されたことないけど、されたら泣きそう。「やりたかっただけだ」なんて人も、せめて大事にするフリくらいしましょうね。それから、ウケは初めてだと、結構タチの人に惚れちゃったりするので(必ずしもとはいえないがありえます)、タチの人は惚れられて困るような相手とはしないほうが無難かも。そんなことにならなくても、その後の関係が変わってしまうことは多いみたいです。
それとできれば次の日は何もしないでいいときにしましょうね。私はタチをやった次の日、14、5時間ずっと眠りっぱなしだったことがあります。まあ、1時間半も腰振ってりゃ疲れるわなー。オナニー1回で卵1コ分のカロリーを消費するって高校の保健の先生に習ったけど(今考えると変なこと教える教師だ)、比較にならないくらい消耗します。でも、美容にはいいのよ、次の日なんてお肌ツヤツヤ。ウケをやると次の日は肛門様の締まりが悪いような気がして(たいてい気のせいです)、おもらししそうで不安になります。だから、休日前の夜とかがいいでしょう。
以上、3回にわたって連載してきた「初めてアナル」ですが、いかがだったでしょうか。連載後半にはこれに関するメールを結構な数いただきました。参考になればうれしいです。あと、私が恥ずかしかったのは、すべて「体験談」と思われていることです。いや、確かにそうなんだけど、なんか清純派を名乗る以上、あんまりセックスライフを語ってしまうのもなんなのよねえ…。まあ、しょうがないわ。こんなの作ってしまいましたが私は清純派です。基本的に好きな人以外とは寝ません。浮気もしたことありません。そのへんちゃんとわかってね、みなさん。