『建方工事において』

建方工事が進んでいる最中、現場調査(?)に行ったところ、既に幾つかサッシ類も搬入されていました。 が、しかし・・・・。


    

ご覧の通り、搬入されたサッシ類は養生される事もなく重ねた状態で立てかけてありました。 さらに付近の柱(右写真)の中心部分に大きなえぐりとられた様なキズが!

写真を添付しYさんへメール。 「このような状態で保管されていて傷がついた場合、タッチアップ塗料等での補修は認めません。 全て商品交換して貰います」という趣旨
の警告を行いました。 この柱だって壁を貼られると分からなくなるし・・・・ちゃんと確認してよね! 

数日後の上棟打合せ時にYさんより;

「申し訳ありませんでした。 ご指摘の通り、1ヶ所サッシにキズがついているので交換します(手配中)。 柱の方はサッシの搬入時についたもの
と思われます。 もう一本同じサイズのものを側面に補強として入れています。」

とのこと。 止むを得ずキズがつく場合はあります。 そんなことを「とやかく」いうつもりはありませんが、現場内への搬入・保管の際の養生方法はこの業界では常識中の常
識のハズ。 このルールを守らずして発生した不具合はどんな部分であろうと全てやり直しですよね。

幾つもの現場を監理されているので大変だとは思いますが、無駄なコストが掛からないようしたいものです。