【リーフの戯言(99・10)】

☆ヤフーの速報記事では九州実業団女子駅伝は優勝が沖電気宮崎、2位が九電工、3位が京セラということだそうですが、ボクとしては取りあえず友人にお願いしているビデオの到着を待ってから何らかのコメントをしたいと思う所存。京セラでは飛瀬、甲斐は走ったのか?ラララの藤川は?等の注目点がどうなっているか楽しみ。(99.10.31)

☆ところで、高橋尚子様は11月3日の東日本実業団女子駅伝にも出場する可能性も高まっている今日この頃です。小出監督がいうには既にみんなと同じ練習メニューをこなしているということで、これは非常に朗報であります。慌てずじっくり名古屋に間に合うように調整して欲しいです。駅伝では去年もピロ先輩が東日本で足を痛めるなどしていますし、くれぐれも無理は禁物かと。(99.10.29)

☆ヤフーいわく、10/29付サンスポで、ピロ先輩がかなり凄い集中力でもってトレーニングを積んでいるらしいです。天才型のピロ先輩が本気を出したら一体どうなるのか今からわくわくしてしまいます。小出監督も「怖いのは相手よりもケガ」と言っているようですし、残念ではありますが少なくとも山口衛里さんが付入る隙はなさそう。今日の各紙で東京出場が最終的に決まったと報じられた千葉ちゃんとの勝負となりますが、この勝負一体どうなるんだ?(99.10.29)

☆まあ東日本実業団女子駅伝を録ってくれる方を募集しているわけですが(オファーは来てるんでまあ一安心なんですが)、それよりも10月31日(日)にある九州実業団女子駅伝をどうしようかという難問が。珍遊リーグのコーナーにも登場する九州の友人にも打診しているのですが、さてどうなることか。この計画が成功した暁には9時間ビデオに東日本・淡路島・九州の3予選&全日本実業団女子駅伝を1本に完全収録し、東京及び大阪国際女子マラソンまでを過ごそうと画策中っす。(99.10.28)

☆ということで、シカゴマラソンでの杉原愛選手の成績が、なぜかカナダのベロニク某選手の成績で報道(ロイターでも誤報ってあるんですね)されていることが確実となった今日この頃ですが、世間にとっては大差ないのでまあいいです。一応3つ下のところに書いている成績が正しいので念のため。さて、阪田直子選手が藤永選手に代わって高校長距離女王の座についたことを満天下に知らしめた3000mを個人的に見れずじまいの国体では今日は5000mで川上優子選手が優勝(15分27秒66)しています。ユニバチャンピオンの上野理恵選手(積水化学)は3位、世界ハーフ2位の野口みずき選手(グローバリー)は6位でした。上野選手が一枚入って積水化学は今年は実業団女子駅伝(12/12)で優勝を狙えるかもしれませんね。もちろん、高橋尚子様も走ってもらわなくちゃ。(99。10.27)。

浅利さんは高橋尚子様より一足早く練習を再開し、11月3日の淡路島女子駅伝に出場すると日刊スポーツ。記事的には山口衛里選手(天満屋)も出るような感じで書かれております。ここで浅利さんとしてはスピード感あふれる走りをしておきたいところですね。(99.10.26)

☆産経新聞によると、市橋さんが今月上旬にシドニー五輪のコースを試走し、「セビリアと違ってアップダウンが多い」と語ったとのことですが、やっぱり市橋さんはすんなり代表に決まっちゃう(一応3月ま決定はおあずけだけど)んだろうなあ。出来レースの匂いプンプンだもんなあ。トップが河野洋平(唯一総理になれなかった自民党総裁)だからなおさら政治色たっぷりって感じ。(99.10.26)

シカゴマラソン続報。そういえば、J・チェプチュンバは転倒して足を痛めながらも勝ったということを考えればまあよしという感じなんでしょうか。それよりも「キャサリナ・マッキーナン惨敗」の報は、ボクにとっては「ハヌーシ世界最高」よりもショッキングでした。2時間35分31秒(10/27確認済)、12位。突然の腹痛ににより後半はボロボロ。これらの要因には何より寒すぎたというのはありますが、それでも男子はあの成績ですからいいわけにはなりませんです。はい。杉原愛(大塚製薬)は2時間37分13秒で17位(10/27確認済)でした。しかしシカゴの女子上位を見ていると23歳のオカヨが一番若くて、24歳の杉原選手がその次。後はみんな27歳以上、というか半分以上30歳超えてますからね。なんか凄いって感じ。(99.10.25)

☆ということでシカゴマラソン。男子はモロッコのハヌーシが2時間5分42秒の世界最高ということで、ベルリンは折角揃えた「男女世界最高コース」の一角をわずか1カ月で崩されてしまいました。しかし遂にモロッコ勢がきたよ。もう日本男子はマラソンに勝てないんじゃないか?さて、肝心の女子は、マッキーナンは最終決戦に残れず、結局チェプチュンバと初マラソンのマーガレット・オカヨのケニア勢のデッドヒートとなった模様。辛うじてチェプチュンバがタイトルを守りましたが記録は2時間25分59秒とやや物足りず。個人的にはライブのラジオを聞こうと必死で、逐一文字でレポートが入っていたことに気づかずじまい。いつからシカゴマラソンのサイトをまわってたんだようと大反省。(99.10.25)

☆暫く平穏な日々が続いているうちにとうとう今日はシカゴマラソンの日です。ベルリンについてはかなり予想しやすかったのですが、シカゴは難しいですね。マッキーナンvsJ・チェプチュンバという「世界トップ6」2名の一騎討ちという構図でしょうがどっちが勝つものか。直接対決は98年のロンドンでありましたが、この時はマッキーナン優勝でチェプチュンバ3着。マッキーナンはデビューから無敗の3連勝、チェプチュンバはマッキーナンに苦杯をなめた後2本2時間23分台を揃えて2連勝中。自己ベストはマッキーナンが2時間22分台で上回っているが、何せ男子がこないだ6分台が4人もでるほどのアムステルダムで出した記録とあってチェプチュンバとの比較が難しいです。個人的にはマッキーナンは高橋尚子様に倒されるまで無敗でいて欲しいのですが、やはりディフェンディングチャンピオンの意地でチェプチュンバが競り勝つと予想しときます。(99.10.24)

なぜか毎日新聞だけが報じたのですが(スポーツ新聞はなぜ報道しない)、小松ゆかり選手(天満屋)が右足甲の故障でシカゴマラソンを欠場と陸連が発表とのこと。そこそこ実力があるのに、シカゴマラソンのサイトではエリートランナー一覧に名を連ねていなかったのに憤慨していたのですが、どうせでないからいいや。(99.10.19)

☆それよりも今日は高橋尚子様復活のニュースを書かなくては。金沢百万石ロードレース3日前に痛みが消え、レース中も痛みがなかったことから左足は完全復活とみていいでしょう。後は徐々にブランクを取り戻すだけの状況になりました。ブランクを考えると大阪には依然「?」が残りますが、さあどこまで仕上げてくるか。(99.10.18)

アムステルダムマラソンの女子は、どうやらローナ・キプラガット(ケニア)が2時間25分29秒で優勝。名古屋優勝のモルグノワは2時間29分21秒で敗れました(多分2位だが自信ない)。キプラガットは今年ハーフは70分台で走っているそこそこの選手ですが、それでも2時間25分台を出すというのはまさに高速コースの証明ってところでしょうか。去年もキャサリナ・マッキーナンが2時間22分台出しましたし。男子も6分台大放出だし(笑)(99.10.18)

☆それと、今日は「神戸女子選抜長距離大会」を見に行ったのですが、大南姉妹やハーフ歴代6位の尾崎選手などまずまずのメンバーで5千mが行なわれました。で、今回お気に入りなのは3人。まず少し小柄だけどいいピッチで走る松岡範子選手(スズキ)。今回は15分37秒75で3位。それから、弘山さんを彷彿とさせる安藤三千代選手(小島プレス)。彼女は残り200では4番手で、前とは20mはあった差を最後のスプリントで一気に詰めて2位浮上(15分37秒32)。マラソンは3年前に2時間39分台の記録がありますが今なら30分を切れるスピードは付いているのでここらで走って欲しいです。そして最後はこの前まで高校生、19歳の熊坂香織選手(第一生命)。小気味良いピッチ走法は高橋尚子様を彷彿とさせます。若いしこれからが楽しみです(ちなみに記録は15分48秒99でした)。山下佐知子さんの指導でマラソンランナーとして育ってくれるものと期待。とりあえず今日は熊坂さん一押しなのでよろしく。(99.10.17)

☆なにやらアムステルダムマラソンではキプロプが2時間6分台を出したようで、もう6分台のバーゲンセール状態な今日この頃。しかし残念ながら女子の結果は掴めておりません。申し訳ない。それから、結局高橋尚子様は金沢百万石ロードに出場したようでなにより。サンスポのガセ記事にしてやられたって感じです。(99.10.17)

☆久しぶりに中国陸上協会のサイトに行くと、北京国際マラソンのベスト10の成績が載ってました。日本勢が注意しないといけない北朝鮮勢では、初耳のRi Kum Silという選手が2時間31分29秒で4位に入っていました。これから要注意です。しかし、陸連事務局からは「ベスト10には入っていない」という回答を貰っていたのですが、これはどういうことなんでしょうか?単なる見落としですかねえ。(99.10.16)

☆チェック漏れしてましたが、11月7日のニューヨークマラソンにはディフェンディングチャンピオンのフランカ・フィアッコーニが出場。今年はボストン途中棄権、プラハは優勝も2時間28分台と精彩を欠いているだけに、ここで再び2時間25分台を出さないといけません。34歳ということで、マリア・グイダといい30代で円熟期を迎えるというのは見習わなくては。(99.10.15)

☆10日のイタリアンマラソン・メモリアル・エンツォ・フェラーリ(於カルピ)では、今年のトリノでも優勝したマリア・グイダ(伊)が2時間25分57秒で優勝。33歳にもなって自己記録とは…とお思いでしょうが彼女もきっちりハーフは68分台の記録(リーフの考える「世界と戦うために最低限必要なスピードの証明」)を持っているので全然おかしくないわけです。そこでフル2時間26分も切れない日本勢を考えると、ハーフ68分台の実績があるのは歴代でも千葉真子、市川良子、真木和、片岡純子の4人しかいないのが現状。厳しい意見を申し上げれば、日本女子マラソン界の栄華など砂上の楼閣にすぎんのです。それはさておき、個人的には世界ハーフ2位の野口みずきさんあたりにじっくりと力をつけて貰いたい今日この頃。アテネあたりで市橋さんとしのぎを削るのも楽しみです。(99.10.14)

☆13日付サンスポによると、高橋尚子様は今月末まで本格的練習を禁止されて予定されていた駅伝等での復帰が白紙状態になってしまいました。個人的にはこれはもう大阪には間に合わないという印象であります。非常に残念至極。(99.10.13)

☆陸連事務局に問い合わせていた北京国際マラソンの日本勢の結果が返ってまいりました。熊谷真由美(セイコーインスツルメンツ)は2時間32分30秒で6位、 廣瀬貴子(TOTO)は2時間36分27秒で11位、リーフ注目の前田祐子(九電工)は2時間38分23秒で15位であったとのこと。世界への道は遠い遠い。(99.10.12)

☆某掲示板のN氏は海外にいらっしゃるとはいえ、かなり情報源をお持ちでうらやましい限り(公式サイトの怠慢さえなければ…。公式サイトはリアルタイムで結果を公表して欲しいよなあ)。ということで某掲示板からグレート・ノース・ランの結果が入ってまいりました。優勝はシカゴマラソンを控えているジョイス・チェプチュンバ(ケニア)で69分07秒、ロルーペ先生はついに4週連続勝利を逃し、69分35秒で2着、今回ハーフデビューのトラック女王ポーラ・ラドクリフ(英)が69分37秒で3着でした。4位に前回優勝のオサリバン、5位に97大阪で飛ばしに飛ばしたエスタ・キプラガット、6位にマシャドと豪華メンバーが上位に名を連ねました。(99.10.11)

☆かろうじて、北京国際マラソンの結果は人民日報でベスト3のみわかりました。優勝は艾冬梅で2時間29分20秒(続報の様子からすると「02秒」が正しいかもしれぬ)、2位は世界選手権にも出場した孫迎傑で2時間31分19秒、3位はニコニコドーにいた(まだいる?)李雲霞で2時間31分25秒と地元中国勢の1・2・3フィニッシュ。建国50年にわく北京市民も溜飲をさげたことでしょう。残念ながら現時点では日本女子の結果はわかりませぬ。孫迎傑については、折角去年2時間25分台を出したのに今年3走とも凡走したことで一挙にチャラになってしまった感がありますね。(99.10.9)

☆ということで、折角北朝鮮選手のチェックの可能な北京国際マラソンなのに、肝心の放送は男子のみであり、女子の様子が全くわかりません。公式サイトとおぼしきサイトでも結果は公表されてません。明日中国のスポーツニュースサイトを血眼で調べないといけないかもしれませんなあ。初マラソンの99名古屋は12位だった若手の前田選手のチェックもしようとしてたのですがそれも叶わず。中国で男女同時スタートではやはり女子までカバーするのは無理かしらね…。(99.10.9)

☆昨日のスポニチには、高橋尚子様のスケジュールも書かれていて、まず10月17日の「金沢百万石ロード」にでるそうです。ハーフか10kmかってとこだけど、やっぱ治りたてなので10kmなんでしょうか…。ちょっとよくわかんないっす。(99.10.8)

☆何と何と陸上記事よわよわと酷評したスポニチが渾身の記事。浅利さんが大阪に出場するようです。リーフとしては、99年1月末に珍遊リーグ会報第9号に寄稿した、日本代表を予想する文の中の「…日本的発想なら有森or浅利にその(註:シドニー五輪の切符のこと)1枚をということになるのかも知れないが、今回はそんなに甘くはない。新世紀の女子マラソンに対応できるランナーが同情の余地を残さないほどに、彼女らに引導を渡すことだろう。…」というくだりが大阪1レースで実現されるかもしれないことに驚いています。しかも当初は予想していなかったことですが、高橋尚子様本人から引導を渡していただけるということで感慨はひとしお。ますます長居に行かなくては。(99.10.7)

☆今日は何と一般紙から。6日付産経新聞に資生堂が今回限りで東京国際女子マラソンのスポンサーから撤退というショッキングな記事が載っておりますです。後釜のスポンサーはつくのでしょうか?セブンイレブンか某悪評のたつ家庭教師派遣会社あたりでしょうかね?最悪の場合東京は男女合併ということになりかねないのでは、とドキドキする毎日です。あ、中止の方が最悪か…。(99.10.6)

☆某掲示板から川上優子選手がシドニーでのマラソン出場プランを断念した旨情報(4日付関東の日刊スポーツらしい)が入りました。1万m・マラソンの2種目出場は夢と消えてしまいましたね。99名古屋でもう少しよい感じで走れていたら話は違っていたんでしょうね。残念です。(99.10.5)

☆陸上記事の強いサンスポ、今日は弘山勉コーチからの「大阪では日本最高を狙わせる」と弘山さんの大阪出場を決定的にする発言を掲載です。日本最高、それは今や世界最高に直結する記録であるところは誰もが認めるところでしょう。こうなってくると大阪は世界最高で決着必至!!(99.10.4)

サンスポに載っていましたが、千葉ちゃんが東京国際女子マラソンに出場することが本決まりになりました。故障等で当初予定の東京に間に合うのかなと心配していましたが、日本選手権のエントリーリストに名前が無かったため東京出場がほぼ確実と見ていましたところにこの報道。ピロ先輩(鈴木さんのことね)と千葉ちゃん、どっちが勝つのか予断を許しませんが、マラソン経験の多い分ピロ先輩の方が有利かなあという気がします。(99.10.3)

☆日本選手権の方ですが、宮崎安澄は5千mのみに登場。終始先頭を引っ張りましたが、シドニーはトラックで五輪を狙う市川良子のラストスパートについていけず、15分36秒35で3着。まあまずまずかなあという感じ。一方1万mは強風のため記録は狙えず、弘山晴美が32分08秒00で優勝、川上優子が32分09秒97で2着と実力を見せ付けました。個人的に期待している山口衛里はラストスパートに置いて行かれ32分13秒07で4着。まずまずですが、相変わらずフォームが固いような気がします…。しかし弘山さんは凄かった。選考会は大阪の予定なのですが、高橋尚子様とぶつけるには勿体無いです。名古屋にスライドしたら8割位五輪切符取れそうな気もしますので是非お願いしたいのですが(^^; (99.10.3)

☆パレルモから嬉しいお知らせ。7月18日付けトピックスでも少し触れている野口みずき(グローバリー)が世界ハーフマラソン選手権において、1時間9分12秒で2着に入りました。優勝のロルーペ先生には24秒遅れましたが、何といってもJ・チェプチュンバやエレナ・マイアー、エゴロワらに先着したのは大健闘です。師匠の真木和さんと同じく名古屋あたりで五輪狙いにきたら非常に面白いです。(99.10.3)

☆そしてもうひとつのビッグイベント、第8回世界ハーフマラソン選手権が10月3日にあります。IAAFのニュースリリースだけでみますと、3連覇を狙うロルーペ先生の他にも、1万mの五輪王者ツル、ハーフの一流所のE・マイアー、C・ポマク、A・ラザウィと相変わらずタレント豊富な大会です。しかし去年おととしと3位に入っているシモンさんの名前がなかったのは残念です。(99.10.2)

☆10月1日から日本選手権ですが、1日はゲストに犬伏選手が出ていました。少しだけベルリンマラソンの映像も見られてラッキー。さて、2日には5000m、3日には1万mが控えていますが、注目点としては@「弘山晴美、川上優子、高橋千恵美の争い」というのもありますが、マラソンフリークとしてはA「宮崎安澄、山口衛里が1万mを31分台で走ってくるか」という点が最重要。スピード化の証明をした上で選考会に乗りこんでくれば、当然代表への切符が近づいてくるわけですからね。(99.10.2)