【リーフの戯言(2002・3〜2005・1)】

(2005.1.29)

(Today's Topics)
■大阪国際女子マラソン(1/29)

・さあ、大阪です!
・もう5年です。「逃げろ弘山ー!」から、もう5年。早いですね・・。

・世間的にはシモンさんvs弘山さん因縁の再戦、ってところでしょうが、小生的にはやはりshibuあたりとともに北京を目指す新世代の台頭を望むものであります。練習では土佐さんのタイムよりもいいらしい大山さんも楽しみですし、なんですか今年はビッグマウスじゃないらしいじゃないですかダイハツさん。大越さん、こういうときはなんか面白いことやってくれるかも。

・小崎さんも、都道府県で順調な仕上がりぶりを見せ付けていたので、これまた楽しみですね。

・都道府県といえば、2区見ましたか2区。昔から当サイトを見てる方ならお分かりでしょうが、少々プッシュした時期もございました熊坂香織さんが区間新ですよ区間新。もう小生、感涙にむせびました。みんな、がんばってるんだよね。

(2004.8.29)

(Today's Topics)
■アテネ五輪男子マラソン(8/29)

・もう5年前になる、パレルモの世界ハーフのビデオをざっと見ていました。
・そしたらあぶさんも出てたので「おーー!!」と喜ぶ小生でした。

・しかし、公式サイトでスタートリストを見ておりますと、正直言ってチャンスあると思います。もし我らが野口さんが、本来弱点と思われた身長の低さがプラスになったとしたら、本人がいうとおり、あぶさんにも大きなチャンスが巡ってきた、ということになりますですよ。

・っていうか、この条件のマラソンで勝てなきゃ、世界レベルの大会、日本男子選手に勝つところないよと(涙)。

・そうそう、我らが野口さんにつきましては、「現時点で勝つにはあれしかない」という展開を勇敢に選択した報酬が金メダルということになったのだと思います。素晴らしかったと思います。「あー、もたないかー、狙いはナイスだったんだがなぁ」と思いつつ見てましたが、よくぞ逃げ切った!感動した!(死語) あそこで最後までもったのは十分「必殺技」に値するといえましょう。そこで、小生的には、我らが野口さんの「大関」昇進を認めることといたしました。

(2004.8.21)

(Today's Topics)
■アテネ五輪女子マラソン(8/22)

・もう5年前になる、パレルモの世界ハーフのビデオをざっと見ていました。
・過去にも書いたことがあるとは思いますが、パレルモの世界ハーフで、野口さんと土佐さんの2人は世界の強豪を相手に堂々と1、2番手でレースを引っ張り、野口さんは2着、土佐さんは6着と大健闘したのであります。
・5年経ち、2人とも世界陸上の銀メダリストとして世界の舞台に、今度は自らが世界の強豪としてレースを引っ張ってくれると思うと、嬉しくてたまりません。
・そして、坂本さん。5k15分台の切れ味が炸裂するか。これもまた楽しみです。水泳の柴田さんのように、成長分が一番期待できるのが坂本さんなんじゃないでしょうか。ともあれ、記者会見の様子では、3人ともいいコメントをしているので、調整はうまくできたものとみています。

・正直言って、世界の事情にはかなりうとくなってますので、ラドクリフやヌデレバさんの状況がどんなもんなのかはよくわかりません。普通にやれば途中棄権でもしない限りラドクリフが勝つんだろうな、とかうすうす思ってます。思ってますが、200mも登る尋常じゃないコースだけに、普段と違う筋肉がものを言ったりするのなら、アテネを想定したトレーニングをしっかりやってきた人にもチャンスがありそうな。

(2003.1.27)

(Today's Topics)
■大阪国際女子マラソン(1/26):うれしいね。


・坂本さんには恐れ入ったーーーー!

・久々にいいものみせてもらいました。うん

(2002.7.2)

(Today's Topics)
■札幌国際ハーフマラソン(7/7):国内外ともに豪華メンバー、かなり面白そう


・あいかわらずFF11の影響と、国内は一段落というところでかなり更新さぼりまくりのリーフですいつもすんません^^;

・さてさて、そうこうしている内に札幌国際ハーフが近づいてまいりましたが、今回はなかなか面白いよねえ、という印象。これでshibuも出てたらなおよしだったんですが。

・ちゃんと走るかどうかはともかくとして、しっかりハヌーシ、デレバさんと両マラソン世界最高記録保持者を招聘できたのはすばらしいです。さらにペーニャにマイヤーさんも持ってきたところは少しマラソンに関心がある人のハートをしっかりつかもうという姿勢を感じさせます。OKですよ。

・っていうかね、千葉ちゃんがどんな状態なのか非常に気になりますね。IAAFでは未だにハーフマラソン世界最高記録保持者として認められてますからね。ハーフとフルの両世界最高記録保持者の対決、これはみものです。土佐さん、弘山さん、野口さんといったトップ級も参戦、京セラ三人娘も出走しますし、そうそう、68分台経験者の市川さんも出ます。男子も坪田くんはでませんが、国内一線級が続々登場していますし、なかなかおもしろいんじゃないでしょうか。…期待はずれはゆるさんぞい^^;

(2002.6.12)

(Today's Topics)
■日本選手権(6/7〜9):福士さん貫禄2冠!そしてトラックの舞台は世界へと
■ニューヨークウーマンズミニマラソン(6/8):ラザウィ、10kロード女子世界最高
■アテネグランプリ(6/10):ロルーペ先生苦闘の日々
■shibuシカゴ参戦!なるか「世界最強」


・結局ゲブは途中でレースをやめるは、shibuは日本選手権回避だわで、久々に戯言書いたらこれかよと少しげんなりムードの今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

・そんな中、日本選手権ではやってくれましたね福士さん。初日の1万は勝負に徹して2日目の5千にパワー全開と。山中さんが調子落ち気味なような印象ですが、それでも上位に入るあたりはさすが。逆に言えば他の連中何やってんだってことですな。

・まあアジア大会の代表にもすんなり決まった福士さんにはとりあえず馬軍団を一蹴して、世界の器であることをしっかり示していただきたいところ。


・それから遂に
shibuシカゴ参戦決定ですね。これは面白い。見たいですね、デレバさんとラドクリフに競り勝つシーンなんてのを。多分号泣ものですよ。


・世界に目を向けると、モロッコのラザウィが10kロードで30:29のロード世界最高を出していたりします。ロルーペ先生はアテネGPの3000mで9:09:02と惨敗を喫し、いまなお苦悩の日々…。

(2002.6.2)

(Today's Topics)
■日本選手権(6/7〜9):なるか福士さん14分台&shibu2度目の30分台
■ゲブ、本日1時間走世界記録に挑戦


・ということで、みなさんの予想どおり、

ファイナルファンタジー11のため更新が完全ストップ

という醜態をさらしまくりの小生です。ほんとすんません。

・いやあ、ファイナルファンタジー11というのは10までとは違ってオンラインゲームというジャンルのもので、こうしてサイト更新の文章を書いている間にも世界は動いているわけなんですね。当然仕事している間にも世界は動いているわけです。で、だいたいこういうものは世界の始まりの混沌とした状態(確実な情報も少ない)に生きるのが楽しいので、5月16日の発売からしばらく頑張ってました。今日もまたがんばります(苦笑)。

・とかなんとかうつつをぬかしている間にも、ゲブが1時間走するとかでなかなか面白いじゃないですか。橋尚子様もちゃんと100kマラソンを走るように。もちろんフルパワーで。100年くらい更新されない記録を作ってやってください。

・でまあ日本選手権も間近にせまってきたわけですが、何といってもshibuが1万mのみにエントリーということでやる気を感じてしまいますね。ここは是非2度目の30分台を出して欲しいところ。第一
1万mで2度30分台を出した選手はシドニー五輪のベスト5のツル、ワミ、リベイロ、ラドクリフ、ロルーペとクリスチャンセンそして王軍霞しかいないのですからその価値の高さは計り知れません。また、ラドクリフのようにコンスタントに30分台を出せれば、今後のマラソン界のトレンドにも何とか闘っていける手ごたえを感じ取ることができます。コンディションがどうなるかはわかりませんが、ここは勝ち負けなどとつまらぬことを言わず世界に目を向けて行ってほしいです。がんばれshibu。

・ちなみにウィーンマラソンの結果。

MEN -
1. Moses Tanui, 1965, KEN 2:10:25
2. Boaz Kimayo, 1975, KEN 2:10:35
3. Barnabas Rutto, 1977, KEN 2:10:53
4. Joseph Ngolepus, 1975, KEN 2:13:18
5. Abraham Limo, 1963, KEN 2:13:38
6. Gideon Talam, 1973, KEN 2:14:37
7. Mohammed Erraoui, 1970, MAR 2:14:47
8. Dmitri Kapitonov, 1968, RUS 2:14:52
9. Erpassa Lami, ETH 2:15:44
10. Mykola Antonenko, 1972, UKR 2:15:45
11. Evgeny Bazhko, 1975, UKR 2:16:41
12. Abner Chipu, 1972, RSA 2:17:31
13. Nicola Civarella, 1968, ITA 2:17:52
14. Thedoros Zahos, 1969, GRE 2:18:11
15. Mykola Rudyk, 1973, UKR 2:19:16
16. Pavel Kokin, 1974, RUS 2:23:10
17. Santtu Makinen, 1970, FIN 2:24:42
18. Kim Wan Ki, 1968, KOR 2:25:57
19. Max Wenisch, 1961, AUT 2:26:17
20. Abebe Mekonnen, ETH 2:26:42


WOMEN -
1. Ludmilla Pushkina, 1965, UKR 2:32:03
2. Jacqueline Jerotich, 1970, KEN 2:32:49
3. Dagmar Rabensteiner, 1963, AUT 2:35:42
4. Aniela Nikiel, POL 2:35:57
5. Rodica Chirita, 1976, ROM 2:39:31
6. Iulia Olteanu, 1967, ROM 2:40:14
7. Anna Hansson, 1973, SWE 2:55:14
8. Renate Einfalt, 1967, AUG 2:56:36

アベベ・メコネンが密かに走っているところがすばらしいですね。

(2002.5.12)

(This week's Topics)
■世界ハーフ(5/5):展開不利で野口さん9着、佐藤あっくん大健闘の8位入賞
■グランプリ大阪(5/11):女子5000m、shibu好アシストで福士さん日本歴代2位
■シカゴマラソン(10/13)情報


・ということで土曜日のグランプリ大阪の女子5000mでは、前半のshibuの好ペースメイクにより15分切るか切らないかの面白いレース運びとなり、福士さんが15分04秒54の日本歴代2位(国内最高)を叩き出す好戦果をあげた日本女子陣でした。

・しかしまあ、結構風があったんですよね、確か。shibuは自分の状態がさほどよろしくないのを承知で、積極的にラビット役をつとめたあたりはありがたかったですね。ただ、それについていけた日本勢が新世代3強しかいなかったのが残念なところではあります。

・男子5000mでは坪田くんが日本選手トップの5位ではありますが、13分40秒台ではなあ、という感じですね。最低でも13分30秒を切ってこないとね(適当)。

ということで掲示板にも書いたグランプリ大阪、男女の5000mの結果は:
(男子5000m)
1 Ngatho Zakayo KEN 13:18.96
2 Gitahi Julius KEN 13:19.05
3 Gebremariam Gebre-egziabher ETH 13:22.10
4 Munyi Simon Maina KEN 13:26.02
5 Tsubota Tomoo JPN 13:41.57
6 Takaoka Toshinari JPN 13:48.24
7 Seto Tomohiro JPN 13:53.73
8 Power Michael AUS 14:04.32
9 Maeda Takashi JPN 14:07.92
10 Hosokawa Michitaka JPN 14:14.72
11 Matsumiya Takayuki JPN 14:20.33
12 Noda Michitane JPN 14:27.41
(女子5000m)
1 Johnson Benita AUS 15:01.44
2 Malot Leah KEN 15:04.16
3 Fukushi Kayoko JPN 15:04.54
4 Kidane Werknesh ETH 15:05.05
5 Shibui Yoko JPN 15:18.92
6 Yamanaka Miwako JPN 15:20.58
7 Kawashima Akiko JPN 15:33.76
8 Tanaka Megumi JPN 15:37.22
9 Kotorida Takako JPN 15:48.22
10 Ndereba Catherine KEN 16:03.25
11 Okamoto Haruko JPN 16:15.15
12 Takahashi Noriko JPN 16:27.70



世界ハーフについては、野口さんにとって最悪のヨーイドン展開になってしまい、9位という結果になってしまいましたが、この結果はやっぱり痛いんですよね。やはりどんな展開でも勝ち目がある選手でないと超一流にはなれないわけでしょ。絶対的なスピードがないというのはここ1〜2年で急激に致命的な要素になりつつあるようで、そういう意味では名古屋、ブラッセルというこの2戦が残念ながら我らが野口さんの限界を曝け出したような感じで、少し寂しい感じがしますね。やはり新世代3強に日本は頼らざるを得ないわけです。


・今秋のシカゴマラソンについては、藤田あっくんと高岡さんの出走が明らかになったところですが、女子の方でも、レースプロデューサーがデレバさんと交渉中ということに加えてラドクリフも出走させたい意向を持っているということで、ますます秋の世界一決定戦の様相を呈してくるシカゴなわけであります。ということで、一言小生が申し上げたいのは、

shibu、絶対シカゴに行ってくれ!

ということです。橋尚子様も来てくれていいよ。


・そういえば、今朝の朝刊の橋尚子様トークショー記事関係では、小出監督またもやコンニャク発言で結局秋のマラソンは国内なのか海外なのかどっちやねんと言いたくなる今日この頃です。

・まあそれから橋尚子様の「最終目標はアテネ五輪」というあまりにも普通なコメントには少し哀しくなったんですけどね。…まあいいか。

(2002.5.4)

(This week's Topics)
■カーディナル招待(5/3):shibu遂に1万m30分台。日本新(今季世界新)でV
■世界ハーフ(5/5):shibuが抜け出たぞ、ちんたらしたレースはしてられない
■水戸国際(5/6):さあどう打って出るか山中さん


・いやあ、恐れ入ったー(またもや杉本清風)!

・今日の話題はshibu一色でよろしいでしょ。カーディナル招待(日本時間5/4昼)の1万mで、ディーナ・ドロシンといいペースで競り合った
shibu、見事に30分48秒89で日本記録を20秒以上更新する超日本新でVであります。

・昨日、静岡では福士さんと山中さんの5千mの争いがありまして、世間的にはshibuからこの2人に新世代の覇権は移ったのではという流れもちらほら出る中、「いや主役は自分なんだ」とばかりに爆走。「静岡のペースで倍走ってみろ」と言わんばかりに
昨日の福士さんの5千優勝タイム(15分24秒49)ペースを1万mであるにもかかわらず上回ったshibu。もう脱帽です。

・さらにいうなら、最後の1ラップまで1周74秒を維持しつつ、
最後の一周で70秒を切るスパート力も見せつけ、世界に通用する器であることを自らアピールしたところです。

(ちなみに、記録的な面については、 http://ezmeets.com/2002CardInviteResults/WomenResults.html を基に発言しておりますので、正式な記録と異なっていたら御容赦いただきたい)

・まだ勝てないだろうけど、今なら見てみたいぞ、マラソンでの橋尚子様 vs shibu。

・shibu陣営、パリ世界選手権は1万mで出場狙うということだったはずですから、この秋は自由に出走するマラソンを選べるわけですね。鈴木監督も「世界最高も狙える」と手ごたえありの様子で、楽しみがどんと増えた感じですね。

・一方橋尚子様陣営ですが、小出監督がいうには、パリ世界選手権をにらむと今年の秋は東京になりそうとかなんとか言っておりましたのを各所で目にしましたが、うーん、テレ朝な東京国際女子マラソンであるということは市橋さんもここに来る可能性大っちゅうことですわね。いきなり橋尚子様をぶつけられるのはきついよなあ市橋さん。引導渡されるかもしれんなぁ。


・そうだ、明日は明日で世界ハーフ。ラドクリフはいなくてもチェプケメイとアデレは激強やし、野口さんがここで勝てたら今日のshibuくらい評価できるんですけどね。

・でまあ、関連記事としてはロルーペ先生が結構自信取り戻してるみたいなんですが、「名古屋は最後までジョギングしてた」とか言われるとちょいと腹立つわけだ(笑)。あまつさえ、気になる選手の名前に野口さんが出てこなかった(アデレとチェプケメイと地元のレンダースの名があがった)のもねえ。一緒に名古屋走ったし、世界ハーフで給水ボトルもらったんだから(ちなみにこの光景に実況は「世界選手権なのにこのフレンドシップはすばらしい」と絶賛していた)リスペクトしてくれよって感じ。

・ということで、パレルモの世界ハーフで野口さんがロルーペ先生に給水ボトルを渡した話は名古屋国際女子マラソンの時にも取り上げられていたと記憶してますのでご存知の方も多いでしょうが、

実は土佐さんもロルーペ先生に給水ボトルを渡していた

というのを押さえておくとポイント高いです。パレルモのコースは周回コースだったんですが、1周目の時は土佐さんが、2周目の時は野口さんが給水ボトルをロルーペ先生に渡していた、というわけなんですな。まあ土佐さんのシーンはまだ集団だったので判別が難しく、もしかしたらロルーペ先生の手に渡ってない可能性も完全には否定できないので御容赦願いたく。

(2002.4.28)

(This week's Topics)
■世界ハーフ(5/5):エントリー状況を見つつ雑感
■兵庫リレーカーニバル(4/28):福士さん快勝、男子では坪田くん大健闘


・ということで、IAAFのサイトを見ていたらようやく世界ハーフのエントリー状況がわかってきた感じなので、ここでも取り上げようと思った次第。

・残念ながらラドクリフは出ない感じですが、チェプケメイ(昨年2着)、アデレ(同3着)、我らが野口さん(同4着)、プロコプチュカ(同5位)、マイヤー(同6位)、エブティク(同7位)と上位陣はそのままエントリー。さらにいうならロルーペ先生やザハロワ及びペトロワのロシアコンビ、魏亜楠、ケリン・マッキャン、レンダースといったあたりもエントリーしておりますのでなかなか豪華。こんな中で京セラ3人娘は存在感を示せるのでしょうか、とても楽しみです(特に小生が最大限プッシュしている高仲さんにおいては是非とも見せ場を作っていただきたいところ)。

・男子もジファール、ユダ、ラマーラと昨年の2・3・4位はエントリーしてきているのでそこそこは楽しみですが、テルガトもゲブもいないのは寂しいところですね(まあロンドン出たところですから贅沢はいえませんが)。


・でまあ、今日の兵庫リレーカーニバルですが、伊東浩司氏がスターターをやったりとなかなか見てて楽しかったのですが(小生は今年はサンテレビで観戦)、1万mは男女ともまずまず楽しめましたよね。ただ女子の出だしにはかなり不満。入りの1000mを3分20秒みたいなマラソンペースで入られたらこっちも萎えちゃいますよね。もっと序盤からがんがんいかんかい!ってなところでした。まあ中盤からはいいペースになって、最後も福士さんのスプリントが鮮やかに決まってなかなか面白かったですけど(タイムもとりあえず32分は切ったし)。男子は外国勢ががんがんいく中、坪田くんが積極的についていって27分台。こちらもなかなかよかったです。


・明日は織田記念、でしたっけ?山中さんが出るとか雑誌には書いてあったような気がしますが、さあどうなるでしょ?

(2002.4.27)

(This week's Topics)
■春の主要マラソンを回顧する
■兵庫リレーカーニバル(4/28):井の中の蛙では困るぞ、上を目指して頑張れ


・今週は今週で、慰労会&誕生日祝いの連続で疲れちゃいました(笑)。ということでゴールデンウィークな感じの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。そういえば、この時期にはグリーンウェルを思い出してしまう人も多いでしょうね(笑)。


・ということで、明日は兵庫リレーカーニバルなのですが、小生今年の阪神はしっかり応援したいので結局家でテレビ観戦にする方向に傾いています(おいおい)。明日ばかりはサンテレビも兵庫リレーカーニバル一色。阪神戦の完全中継もありませんけどね。我らが野口さんは世界ハーフの前の調整レースと公言していたりしますけど、面子的にはいいのが揃ってますから、記録狙いな展開になるといいなあ、と願っています。


・さてさて、のびのびになっていた春の主要マラソンの回顧っす(といっても上位陣の記録を並べるだけだ。なんてこったい)。

(4/7 パリマラソン)
Men:
1 Benoit Zwierzchlewski (FRA) 2:08:18
2 Pavel Loskutov (EST) 2:08:53
3 Migidio Bourifa (ITA) 2:09:07
17 Yasuaki Yamamoto (JPN) 2:13:41

Women:
1 Marleen Renders (BEL) 2:23:05
2 Rie Matsuoka (JPN) 2:24:33
3 Esther Kiplagat (KEN) 2:25:32

(4/14 ロンドンマラソン)
Men:
1 Khalid Khannouchi (USA) 2:05:38
2 Paul Tergat (KEN) 2:05:48
3 Haile Gebreselassie (ETH) 2:06:35
4 Abdelkader El Mouaziz (MAR) 2:06:52
5 Ian Syster (RSA) 2:07:06
6 Stefano Baldini (ITA) 2:07:29
7 Antonio Pinto (POR) 2:09:10
9 Tesfaye Jifar (ETH) 2:09:50
34 Tsuyoshi Ogata (JPN) 2:25:03
50 Tesfaye Tola (ETH) 2:29:22

Women:
1 Paula Radcliffe (GBR) 2:18:56
2 Svetlana Zakharova (RUS) 2:22:31
3 Lyudmila Petrova (RUS) 2:22:33
4 Reiko Tosa (JPN) 2:22:46
5 Susan Chepkemei (KEN) 2:23:19
6 Joyce Chepchumba (KEN) 2:26:53
9 Derartu Tulu (ETH) 2:28:37

(4/14 長野マラソン)
Men:
1 Joshia Thugwane (RSA) 2:13:23
2 Maxwell Musembi (KEN) 2:15:12
3 Manabu Nishida (JPN) 2:16:21

Women:
1 Madina Biktagirova (RUS) 2:26:09
2 Fatuma Roba (ETH) 2:27:16
3 Dorota Gruca (POL) 2:31:08
4 Masako Koide (JPN) 2:32:21


(4/15 ボストンマラソン)
Men:
1 Rodgers Rop (KEN) 2:09:02
2 Christpher Cheboiboch (KEN) 2:09:05
3 Fred Kiprop (KEN) 2:09:45
5 Lee Bong-Ju (KOR) 2:10:30
18 Noriaki Igarashi (JPN) 2:15:55
26 Ben Kimondiu (KEN) 2:20:38 ←昨年のシカゴ優勝者

Women:
1 Margaret Okayo (KEN) 2:20:43
2 Catherine Ndereba (KEN) 2:21:12
3 Elfenesh Alemu (ETH) 2:26:01
4 Sun Yingjie (CHN) 2:27:26
8 Mai Tagami (JPN) 2:32:00
10 Yukari Komatsu (JPN) 2:35:34
17 Esther Wanjiru (KEN) 2:44:32


(4/21 ロッテルダムマラソン)
Men:
1 Simon Biwott (KEN) 2:08:39
2 Kenneth Cheruiyot (KEN) 2:09:43
3 Jose Manuel Martinez (ESP) 2:09:55
13 Daisuke Isomatsu (JPN) 2:13:42
15 Kazuo Ietani (JPN) 2:15:39

Women:
1 Takami Ominami (JPN) 2:23:43
2 Masako Chiba (JPN) 2:25:11
3 Junko Akagi (JPN) 2:29:10


(4/21 ハンブルグマラソン)
Men:
1 Christopher Kandie (ETH) 2:10:17
2 Hailu Neguse (ETH) 2:10:24
3 Mark Saina (KEN) 2:10:42
25 Joseph Ngolepus (KEN) 2:21:29 ←昨年のベルリン優勝者

Women:
1 Sonja Oberem (GER) 2:26:21
2 Luminita Zaituc (GER) 2:30:04
3 Fatima Silva (POR) 2:32:01


(4/21 トリノマラソン)
Men:
1 Alberico Di Cecco (ITA) 2:10:27
2 Danilo Goffi (ITA) 2:10:50
3 Sergio Chiesa (ITA) 2:10:58

Women:
1 Anastasia Ndereba (KEN) 2:29:25 ←デレバさんの妹、デビュー戦勝利
2 Banuelia Mrashani (TAN) 2:29:51
3 Rosaria Console (ITA) 2:31:16

・とまあ、こんな感じ。男子のベルリン及びシカゴの優勝者がともに凡走したあたり、マラソンは難しいとつくづく思いますね。

(2002.4.21)

(This week's Topics)
■ロンドンマラソン(4/14):ゲブとラドクリフには正直脱帽
■ボストンマラソン(4/15):女子の覇権争いもケニアで決まり、って感じ
■ロッテルダムマラソン(4/21):意外と男子が充実、女子は日本勢のVしかありえず


・疲れた、っていうかまだ疲れてる。

・いやあ、いくら寝ても疲れが取れないんだもの。体の芯まで疲労が蓄積してるってのはこうことをいうんだろうね。…といった今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。ようやく会議も終了し、地獄の日々から解放されたリーフです。お久しぶりでございます。

・でまあ、ボストンの放送時間は会場となったホテルで明日に備えて寝なきゃいけない時間だったのですが、とりあえずテレビ付けっぱなしにして寝ました。で、ふと目を覚ましたら、何故か土佐さんが走ってる(笑)。ラドクリフは2時間18分台でゴールしてるわ、デレバさんは負けてるわで、意識朦朧の中、「これは夢か」と思いつつまた寝てしまいました。全然夢じゃなかったし(笑)。

・とりあえず家に帰ってからさらっとロンドン・ボストン両マラソンを見ましたが、いやあラドクリフ強いですな。ゲブも強かった。瀬古氏(孫迎傑を知らないのは仕方がないところか…)ではないがまさか最後までもつとは…。というところですよ。こりゃあもう男女とも日本勢の手の届かないところまで行ってしまった感が強くなったですね。まあ、若干面子が落ちればまだまだ戦えることは戦えるのですが、真の世界一を狙うにはしんどい時代になりました。

・でも、正直ハヌーシ、テルガト、ゲブの叩きあいは見事でしたよね。生で見れた人が羨ましいです、はい。、


ロッテルダムでは、千葉ちゃんの仕上がりがどのくらいなのか非常に気になるところですが、ネットからの情報を入れないよう情報遮断して2時からの放送に備えたいところ。あ、一ついいたいんですが、テレビ東京は、画面の右上にコメントを入れるのを止めてくれないでしょうか。シカゴのときなんかいきなりデレバさんの世界最高をばらす始末で、興ざめもいいところだと思いましたよ、ほんと。

(2002.3.23)

(This week's Topics)
■世界クロカン(3/23〜24):女子・ロングはラドクリフ貫禄V、山中さん大健闘の4着


・掲示板でいろいろ書いてくださっている方に感謝の毎日です。

東亜マラソン、藤田あっくん強かったですね。記録は伸びませんでしたが、そういう展開だったから仕方ないという感じですね。「速いし強い」というところを強烈に印象付けられたのではないでしょうか。後は暑さに強ければアテネは面白いってことになりますな。

・で、春のメジャーマラソンですが、今ぱらぱらテレビ番組情報誌を見てるのですがロンドンマラソンはテレビ大阪で18:30から放送ということでほっと一安心。だけどパリ、ボストン、ロッテルダムが見当たらない…。せめてボストンは放送せなあかんやろ、デレバさん出ることやし、ねえ。

・さてさて、そうこうしているうちに世界クロカンの結果が入ってまいりました。

ラドクリフ強え。しかしロンドンマラソンが心配になってくるね。

しかし日本勢では
山中さんが新世代抗争に大きな影響を与える4位入賞。福士さん15位、藤永さん21位、大越さん36位という結果に山中さんの強さがますますクローズアップされてきたところ。天才少女遂に覚醒ってところでしょうか。

・それにしてもUSA2・3着(3着は元・南アのデルークだけどさ。しかしデルークも結構な歳なのにやるねえ)って、何かUSA復権の予感? それからアフリカ勢が枕を並べて討ち死に(表彰台に立てないなんて信じられない)というのも痛快極まりないすね。面子の検討をちゃんとしてないので、うかつにものは言えないのですが。

・山中さんについては、

世界ハーフでも大暴れしてほしかった

というのが正直な気持ちです。

(2002.3.16)

(This week's Topics)
■名古屋国際女子マラソン(3/10):野口さん初陣飾る
■世界ハーフ日本代表出揃う
■東亜マラソン(3/17):藤田あっくん、急仕上げでどこまで走れるか


・ということでようやくある程度自由な時間が取れます。週末です。

・そうそう、名古屋国際女子マラソンでしたね。所感を申し述べるに、

可もなく不可もなく>野口さん

というのが正直なところです。最後まで脚がもった、これは評価できますね。ただ、最後に16分台に上げる余力はなかった、ここが少し不満なところです。まあ急に気温があがった当日のコンディションで25分台ですから、落第ではないことは確か。次走でさらに良化しての好走を期待したいところです。まあ、ラビットに恵まれていればもう少しいい流れでいけたのかもしれないけどね。

・それにしてもあの日に目が行ったのは田中めぐみさんですね。フォームを見てたら土佐さんみたいな印象を受けました。基本スピードがあってあのフォームで走れるのなら、結構今後面白い存在になるんじゃないでしょうか。いや、正直言っていきなりあそこまでやるとは思わなかった、脱帽です。


・それから、世界ハーフの日本代表も決まっておりますが、山中さんが入ってない(キャンセルしたんでしょうね)のは少し残念。それでもなかなかいい面子が揃った気がします。何より、高仲未来恵さんにいきなり世界挑戦切符がやってきましたから、楽しみです。宮崎でのブレイク度合いからすると、丸亀、全日本実業団での出来は少し物足りない気がしますが、それでも早いうちに世界を知っておくのはとてもいいことでしょう。8位入賞あたりを狙って先頭にできるだけ着いていって欲しいです。


藤田あっくんが走るとなると、東亜マラソンも日本で放送してくれる、嬉しいですね。今日ようやく買った陸マガでは、エルヒメールはロンドン出走予定みたいな感じだったので、ここはラビットでもやってロンドンへ乗り込むのかなあ、でもタイスも多分ラビットだよなあ、などといろいろ考えると楽しいところ。

(2002.3.10朝)

(Today's Headline)
■名古屋国際女子マラソン(3/10):野口さんついにデビュー
■京都シティハーフ(3/10):ハヌーチ&デレバさんアベックV
■仙台ハーフ(3/10):犬伏さん復活の手がかりつかめるか
■全日本実業団ハーフ(3/10):目指せ!67分台


・ということでついに名古屋国際女子マラソンの朝です。こちらでのスポーツ各紙の書きぶりはいまいち。やはり地元の新聞でないと(ということで、大阪国際女子マラソンならこちらは盛り上がるわけです)だめだなあ。

・基本的には寺田さんのサイトでの記者会見の模様をしっかり読み、T-Mさんが掲示板でレポートしている情報を確認してレースに臨みたいところです。

京都シティハーフについては、京都のUHF局で夜放送するのですが、ラジオではライブでやっておりまして、既に結果が出ております。とりあえずマラソン世界最高記録保持者、
ハヌーチとデレバさんがアベックVと世界の陸上ニュース的には非常においしいネタを供給しておりますね。

・ということっす。

(2002.3.9)

(Today's Headline)
■名古屋国際女子マラソン(3/10):野口さんついにデビュー
■京都シティハーフ(3/10):デレバさんvs恵寿多、因縁のシドニー代表騒動対決はどうなる?
■仙台ハーフ(3/10):犬伏さん復活の手がかりつかめるか
■全日本実業団ハーフ(3/10):目指せ!67分台


・でまあ、名古屋国際女子マラソン、今日の記者会見の模様は残念ながら寺田さんのサイトではスケジュール的に掲載できないようで…って書いてたところ、しっかり掲載してくださり、世のマラソンファンは感極まって号泣しているところでしょう。あとは、中日系の当日朝刊での追加情報だね。T-Mさん、報告待ってまっせ。

・とりあえず、「斬る!」は暫定版載せときましたが、勝ち負けに対する興味はあまりないですね。なのでまたもや切れ味が悪くなってるかも。確定は当日朝10時、いつものとおりです。

(2002.3.3)

(Today's Headline)
■橋尚子様の春は?
■びわ湖毎日マラソン(3/3):スポーツ各紙の扱いが低すぎることに憤慨中


・ということで、今朝のスポーツ新聞から。

・橋尚子様の春メジャーに関する記事が錯綜中。最近信頼度を下げているサンスポは橋尚子様がかねてボストン出場を希望していることから「ボストン濃厚」、ニッカンは「ロッテルダム最有力」、報知は「出場するならロッテルダム有力」との書きぶり。いずれにしても今月中旬(報知による、日刊では「3月20日前後」)にはわかるということで、一旦は絶望的と思われた春メジャーへの可能性は少し残した格好になりました。

でも、これまでのパターンからいくと、結局出ないんじゃないかなあ?


・でまあ、サンクスが橋尚子様弁当を出すとのことなんですが、正直言ってこの記事よりもびわ湖毎日マラソンの記事の方が扱いが低いというのはひどいんじゃあないでしょうか。小生とても不愉快。サンスポとデイリーは全く載せてないんですもの。もう。

・まあ、主催者毎日新聞の方には昨日も出場者名鑑が載っていたり、今朝も展望記事が結構書かれていたりでありがたいところ。なんとか朝10時には「ちょっとだけ斬る!」も完成させたいところ。

・とまあ、そういうことで。