(2002.1.30)
(Today's Headline) ■別大マラソン(2/3):毎日新聞のコラム、昨日は犬伏さん、今日は実井さん ■丸亀ハーフ(2/3):天満屋勢あたりが燃えて欲しいのですが ■松尾さん結婚により競技離れる ・世界はクロカンシーズン真っ盛りであるにもかかわらず、詳しいチェックをする暇もなく、スペインで行われたクロカンでユダ(タンザニア)が圧勝していたことぐらいしか気づかなくてごめん、な感じの今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。 ・そんなこんなで昨日更新を休んだ間に掲示板に書いてくださっているように結構動きがあった感じですね。 ・まずはT-Mさんの書いてくださった松尾さんの結婚→一線級退く、という話ですが、 是非2年後くらいに戻ってきてほしい と切に思う次第。ここでやめたら「ああやっぱり日本女子はそうなんだ」という印象を強く残しますよ。もっともっと既成観念の殻を破ってくれないと、世界の流れに取り残されまっせ(まあ、日本という国自体既に世界から取り残されつつあるとは思いますが)。ともあれ、松尾さん個人に対しては「おめでとうございます!」に尽きますね。 ・それから、かんちゃんさんは丸亀ハーフの招待選手情報を書いてくださりましたが、ぱっと見た限りでは強烈に推したい人はいないものの、逆にこの一戦で高仲さんのように誰かブレイクしてくれないかな、と期待しながらレースを見たいな、と思う次第です。 ・別大マラソンのコラムが昨日から始まっているのですが、昨日は犬伏さん、今日は実井さんでした。犬伏さんについては、今回は順調にメニューが消化できているようで、監督も「何かスパイスがくわわれば」とどうモチベーションを高めるかが焦点だと認識している様子ですね。 |
(2002.1.28)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):戦いすんで日が暮れて ・そんなこんなで大阪国際女子マラソンも終わっちまいました。寂しいなぁ…。 ・当日朝に急遽予想をいじったのが逆効果になった結果に小生結構ショック大なのでありました。 ・さてさて、今日は忘れないうちに昨日の復習をしておきましょうか。 ・まずは弘山さんですが、1月初めに胃腸をこわして血尿が出る始末で、40kの走り込みもできなかったということで、ここらへんが記者会見の煮え切らないコメントの背景にあったということなんでしょうな。ただ勉コーチは「あの練習内容でよく走った」ということで、能力の高さは示した格好であります。次走は11月の東京説が流れておりますが、世界選手権ロードから悲願の五輪でのマラソン出場へと道はつながっていくのでしょうか。 ・続きましてキプラガトですが、今回は専属の理学療養士を帯同させ、食事もホテルに細かく指示を出していたとのこと。ごはんとパスタを毎日交互に食べる等。レース中の判断も抜群(「後から影響が出る」と止まってでも給水を取ったことや、ロバさんのスパートにも必ず落ちてくると冷静に対応した点)というクレバーさも持っております。アフリカの素材に欧米の科学的トレーニングプランを組み合わせれば鬼に金棒というところですな。こういうのを見てますと、日本女子の栄華の終焉はもうそこまでせまってきていると実感します。橋尚子様頼りではアテネ以降の展望が全く見えなくなるので、何か手を打つ必要があると思うのですが。 ・岡本さんについては、足のマメの影響もあって先頭から置いていかれたわけですが、それでも踏ん張って27分台は立派でしたね。本人は「今回の練習で27分台出たんで、もうちょっと練習したらもっと伸びる」と自信を深めた様子。 ・安部ちゃんは、宮崎女子ロード後に座骨を痛めていたようで、その中ではよく頑張ったと思います。 ・小幡さんについては、長沼監督が「仕上がりが早すぎた」とピーキングの失敗を敗因にあげております。本人も「自分のリズムをつかみそこねた」「今すぐ走りなおしたいくらい」と悔しさ一杯。 ・ロバさんは22kのスパート後両足にマメができたことが失速の原因だと述べております。また、アレムは左脚を痛めて棄権とのこと。 ・永山さんは去るときも無言だったようで、結局何がしたかったのかわからない謎な結末となってしまいました。 ・帖佐陸連副会長は「今後ケニアやエチオピアの選手がどんどん20分を切ってくるだろう」「パリ、アテネと日本は厳しくなるのではないか」と非常に現実を見据えた所感を述べられております。マスコミ陣も「金だ」「アテネへの新星」などと騒ぎ立てずに冷静に戦力分析をしていただきたいものでありますね。 ・まあ、小生思うに、 今日の展開で惨敗した奴は世界の舞台では用なし だよね、と。前半1時間11分のペースで動いたときにこれについていけないのはもう論外として、後半メロメロになった永山さんなどを見てるともう非常につらいですね。正直、キプラガトと弘山さん、それから上積みを期待して岡本さん、とこの3人しか合格点はつけられないでしょう。若手選手にはまだ希望があるかもしれませんが。 ・名古屋では是非我らが野口さんに「前半1時間11分台で入ってなおかつ好記録」を出していただきたく切に願うところであります。 |
(2002.1.27朝)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):今朝の新聞で見かけた記事から ■千葉国際クロカン(1/26):福士さんこけるも山中さんとの新世代抗争には勝利 ・とりあえず昨日の千葉クロカンでは女子8000mで福士さんが2着、山中さんが3着に入り、市川さんや吉田香織さんらを相手にしなかったことから、やはり新世代抗争春の陣はこの2人を中心にshibuあたりがチャレンジするという構図になりつつあるなあ、という印象ですね。 ・で、当の福士さんは「跳び箱も5段しか跳べない」ということもあってか初のクロカンで転倒。しかししっかり山中さんを抑えたあたりさすがはトラック長距離の実質日本のエースの面目躍如でしょう。この日はまだちょんまげを切っていなかったそうですが、「邪魔だからもう切る」とのことであります。ちゃんと切れよ(笑)。 ・さてさて、大阪国際女子マラソンですが、ついにやってまいりましたですね。ただ、今日は天気予報によると風が強い(午前9時すぎ現在では西から若干風が吹いておりますが、これ以上強くなると嫌な感じです)ということが心配。西の空には晴れ間ものぞき始めているので、雨は降らないんじゃないかなと思います。 ・ということで、記者会見の内容はやはり寺田さんのサイトでしっかりお読みになっていただくとして、各紙からの情報収集を行った結果を以下に記したいと。 ・まず、招待選手以外から見てみますと、サンスポが「隠れた新星」と銘打ってラララの前田明香さんを大きく取り上げております。ラララチームは基本的にはチームごとの移籍を模索しているところのようですが、前田さんには既に「九州で1つ、九州以外で1つ」オファーが来ているようで、今日のマラソンの結果将来の方向性を見定めた上で移籍先を決める模様。「最低でも2時間30分を切りたい」この大阪が前田さんのターニングポイントとなるわけですね。 ・また、四国電力の黒澤奈美さんも写真付きで取り上げられ、ワコール時代同期だった野口さんに対して「比べられていつも負けているのも、悔しいと思えるようになってきた」と着実に力を伸ばしてきていることをうかがわせるコメントを紹介。こちらも2時間30分を切るのが目標とのことでありますね。 ・で、キプラガトについては、コメントから判断するに己ベストを狙えるようなペースで勝ちにくると思われるんですが、「雨も嫌いだが、特に風と寒さが嫌」と今日の天候から考えるとこちらも不安になってくるコメントを出してるのが気になって仕方がないです。 ・ロバさんは雨のレースは経験がないそうで、また、アレムは去年のこともあり「雨は嫌い」と言っておりましてやはり今日の天候にはやきもきしているところでしょう。 ・弘山さんについては、産経新聞の展望記事に「弘山は2年前ほどの仕上がりではないというが云々」という書かれているのを発見。ただ、故障なく順調に調整ができたのは事実でしょうから、ここをどう判断するかでしょうね。 ・小幡さんについては、「風邪を引いていた去年とは全然違う」と意欲十分。長沼監督も「この1年間の苦労が絶対に生きる」としてベテラン健在をアピールする構えの模様。 ・安部ちゃんは、天候については「みんな一緒の条件。悪い条件なら私は味方につけたい」とポジティブシンキング。 ・サンスポが裏一面に大きく永山さんを取り上げ、ダークホース的な扱いをしております。永田監督は「調子はいい。名古屋ほどの準備はできていないがタイム的にはいい」と判断に迷うコメントを出してきております。永山さんも既に戦闘モードに入っている模様で、記者会見はキャンセル、開会式には1分前に乗り込み終わった途端すぐに戻るという「余計なセレモニーは集中の邪魔」と言わんばかりの徹底ぶり。 一発狙ってるかも知れないね。 ・岡本さんは2週間前に体調を崩したということもあり、ぎりぎり来ている印象はないのです。まあまずは2時間30分を確実に切って、それから、って感じでしょうか。 ・さてさて、結果はどうなることでしょうか。では、また夜にでも。 |
(2002.1.26朝)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):とりあえず昨日更新できなかった分だけさらりと。後は夜以降 ・ちょいと今日は珍遊リーグがあるため夜まで何もできないので、とりあえず先にたまってる部分だけ書いちゃうのです。 ・まずは大阪5分間番組ですが、「アルフィーの歌」→「キプラガット他アフリカ勢」→「安部ちゃん、小幡さん」という3日間でしたね。安部ちゃんは相変わらず元気があっていいなあと思いましたです。それから記者会見の模様も少し映ってましたが、弘山さんの「調子は良くもなく悪くもなく」というあたりの歯切れの悪さが若干気になった感じ。勝つ気ではいるんですけどね。 ・で、昨日のサンスポコラムはその弘山さんですが、こちらはあまり新情報なしということで。それよりも「ナショナルレコードを狙う」というケリン・マッキャン記事の方が目をひきましたね。マッキャンも強いから、弘山さん以外でマッキャンに先着する選手が出てくれるといいんだけど、と思ったりしてます。 ・産経新聞はアレム。サラー症候群を克服するため、今回はいろいろなパターンの練習を組み入れてきたようで、もしかすると一変するかも。しかし今日の新聞を見ると「来日後はロバさんと毎夜ステーキ」という一時代前の日本マラソン陣みたいな感じなんですが、 それがサラー症候群の原因 とか思わず言ってしまったりして。それはともかく、ロバさんとのコンビで来る今回は相乗効果を予想に加味しないといかんかなあと、まあそんな感じです。 ・ということで、詳しい検討は夜以降ということで。ぢゃ。 |
(2002.1.24)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):コラム、産経はビクタシェワ、サンスポはキプラガト ■市橋さんの次走はボストン ■ロンドンマラソン(4/14):ツルも参戦決定、Jチェプ、土佐さんと再び激突 ・ロバさんの「いい状態に仕上がった」「どのくらいのタイムで走ることができるかわからないが、とにかく勝つことが目標」との来日コメントに、どう判断していいか迷いまくりの今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ・産経新聞のコラムはビクタシェワですが、雪のため長い距離を踏んだ練習があまりできず、最長で30k走というあたりがどうでるかというところ。山口さんが1999東京であの走りをしたときも確かさほど長い距離は踏んでなかったんですよね。まあ山口さんの場合はそれまでの蓄積がありますから、マラソン初挑戦のビクタシェワの場合はやっぱりあまり好材料とは言えないかも知れませんね。昨日申し上げたように脚にダメージが来るのではないかという点もあわせると、優勝争いにからむ活躍はさすがに厳しいかなあと。 ・で、サンスポの方はキプラガトですが、シカゴではレース直前から頭痛が起こるなど、あまりいい状態ではなかったようで、シカゴの走りは頭から消し去った方がいいのかなあ、という感じがしました。今回は結構いい感じみたいですし、ね。 ・また、サンスポではメキシコのロドリゲスを取り上げ、「アドリアナ・フェルナンデスより素質は上」というゴメスコーチのコメントを紹介。今回は2時間27分程度の目標だそうですが、今後は注意して見ておかないといけないかも知れませんね。 ・話を世界に向けますれば、ロンドンマラソンにツルが参戦することが決まったようですね。これで、ツル、ラドクリフ、Jチェプ、土佐さん、ザハロワ、ペトロワ、チェプケメイといったメンツがロンドンに参戦することがわかったわけで、勝負としては非常に面白いものになると思います。これだけのメンツを殺さないためにも、橋尚子様やデレバさんは別のレースに出たほうがいいのかも知れません(逆に言えば、一人でも十分客が呼べる目玉商品であるということです)。 ・でまあ、小生が今回の東京に愕然としたのは、世界的に見ても、日本的に見てもその目玉らしきものが見えなかった、という点にあるわけですね。こういうマッチメイクしか組めないオーガナイザーでは困る、ということです。しかしながら、春メジャーまでの間隔を考えると、努力にも限界があることも事実。それならいっそのこと東京の開催を1カ月繰り上げるくらいの英断があってもいいのではないか、と思いますね。あと、何でケニア選手を招聘しないのか不思議でならないのですが、何か事情でもあるんでしょうか? ・たまたま今日は買っていたスポーツ報知を読んでいましたら、市橋さんがボストンに出走することが判明したようですよ。こうなると橋尚子様はロッテルダム、ということになるのでありましょうか。 |
(2002.1.23)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):コラム、産経はロバさん、サンスポは岡本ちゃん ■北京国際女子駅伝(2/17):大南(敬)さん、小鳥田さんらがエントリー ・キプラガト、「いい感じで仕上がっている」とレース前の最後の練習を終え、ますますレース本番でのパフォーマンスが楽しみになってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 ・今日の大阪国際女子マラソンのコラムは、まず産経新聞はロバさん。神戸のハーフで自己ベストを出してきたあたり、気分よくきているみたいなので、今回は見せ場は十分作ってくれるでしょうね。弘山さんも少し警戒しているコメントを出しているみたいですから、弘山vsキプラガトの構図に割って入ることができるかどうか、楽しみといえば楽しみ。 ・それからサンスポは岡本さんですが、「2時間26分とかが出たら嬉しい」と言っていることからも、今回は本格マラソン参戦への第一歩として見といたほうがいいかなあ、という感じですね。前半先頭に付けるだけ付いて、後はマイペースに切り替えという感じかな。 ・ところでサンスポの方では、ビクタシェワを大きく取り扱っているわけですが、去年の世界ハーフは殆ど画面に映らずチェックできないありさまで、世界選手権の1万mでどうにかチェックしてみた次第。小柄な分ストライドを大きくとろうとする走りに見えますので、マラソンの距離では脚にくるでしょう。…ということで初マラソンお手並み拝見ってところです。恐くない恐くない。 ・それから、ポマクとタルポシュはともに今は旦那シモンことリビウ氏の指導を受けてるんですってね。今日のサンスポには来日してきた選手のコメントを掲載しているのですが(えらいぞ!)、ポマクは「自己ベストを出したい」、タルポシュは「ベストを尽くしたい」ということで、ちょっとラビットの香りもするんですけど、どうでしょうか。 ・ジョセフは「5位以内」という目標だそうで、去年のロンドンのように「ラビットはするが最後まで走る」というパターンで来る可能性大。 ・ここでひとつ危惧しているのは、キプラガトにラビットをつけるとキプラガトの良さが生きないのでは、という気がするんですよね。一昨年のシカゴなんかの感じだと、序盤はデレバさんを大きく引き離して突っ走っていたような気がする(文字のライブ実況の記憶がそんな感じ)し…。 ・で、報知によりますと、千葉ちゃんの症状は左すねと足底の筋肉の炎症ということだそうで、小出監督は「ギリギリまで様子を見る」とのことですが、五輪最終選考会でもないこの大会にわざわざ今の状態で強行出場する意味は全くないので、是非とも名古屋ないし春メジャー(報知による)にスライドしていただきたく。 ・昨日の大阪5分番組は弘山さんでした。まあまずまずいい感じみたいだね、ということで。 |
(2002.1.22)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):コラム、産経はキプラガット、サンスポは安部ちゃん ■東京国際マラソン(2/10):日本の「国際」マラソンは死んだ、ような気がするがこれで何度目だ(笑) ・ということで、日本陸連のサイトでは東京国際マラソンの招待選手が発表されたわけですが、 あまりのひどさに声を失いました。 ジファールが来るかもという淡い期待も無残に打ち砕かれ、この絞りカスのようなメンツ構成に愕然とするばかりです。もちろん去年7分台の選手が来てるのは知ってます。東京でも多分いい走りを見せてくれるでしょう。しかし、所詮トリノ、ハンブルグから来た方々です。春秋メジャーとは格が違います、格が。…ということで、日本で生き残れる男子マラソンは福岡しかありませんね。福岡なら「五輪or選手権→秋メジャーは無理なので福岡」というローテーションを組んでもらえるでしょうしね。 ・とまあ愚痴をこぼしている中にも楽しみは見つかるものです。まあ、世間的には神屋くんでも応援しといてもらえれば結構。しかし小生は少し感激しております。なんたって、 伊藤健太郎くん、ついに全国ネット進出なのですから。 さあ、全国の視聴者の視線はもう君のものだ!いけいけ健太郎! もう小生的には神屋くんさえ倒してくれればそれで満足です。 同年代の勤労青年が箱根のスターを倒す、これにまさる痛快劇が他にありましょうか。 ・あと日本勢では、市之瀬くん、森政くんといったハーフのスピードもまずまずある選手のマラソンデビュー(かな?)に期待するしかないですかね。清水昭くんもそろそろ一発やって欲しいのですが、何とかなりませんかね…。 ・さてさて、大阪国際女子マラソンですが、早くもローナ・キプラガトがやってきましたですね。しかも完璧宣言も飛び出す始末で、早くも千葉ちゃんが苦しい今、キプラガトVS弘山さんの構図がはっきりと浮かび上がってまいりましたですね。 ・記事にはちゃんとシカゴの話も書いてますし(辞書的には肺水腫だったんだけど、産経の記事によると肺気腫になっておりますですね)、トレーニングセンター設立の話も書いてあるあたりはちゃんと勉強してるじゃん、ということで今回の記事は評価しておりますですよ。「3ヵ月、大阪のために準備してきた、自己ベストが目標、もちろん優勝も狙う」というコメントに、シカゴの影響はないとみたいですね。 ・サンスポのコラムは安部ちゃんですが、「目標は優勝」というその気の持ち方がいい方に出て欲しいな、と心から思います。現実を見れば確かに苦しい。しかしそれでも目線を上にという気持ちは買いたい。とにかく100%を出し切ってほしいと思います。 ・昨日の大阪5分番組は千葉ちゃんだったんですが、ふっくらしてますね、確かに。しかし欠場確実であれ放送されてもなあ…。 |
(2002.1.21)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):コラム、産経は安部ちゃん、サンスポはロバさん ■中国電力・尾方くんはロンドン出走 ■橋尚子様は月末から徳之島合宿 ・またJunichiの絵を使うのか!と無意味に激怒しまくりの今日この頃皆様いかがおすごしでしょうか。っていうか、ジミー大西ではダメなのか?と思うことしきり。正直言って、あの小学生の絵は不愉快です。ラッセンよりも不愉快。…まあいいや。 ・ということで、昨日深夜にあった大阪国際女子マラソン5分間番組を見てたのですが、日本対アフリカという構図をしっかり作ってきたのは評価できます。わかりやすいですしね。 ・産経新聞のコラムは安部ちゃんだったわけですが、宗茂氏いわく「背水の陣」だそうで、一言で言えば今回の大阪が 安部友恵30歳、自己新出なけりゃ即引退スペシャル になりかねないあたりが恐いですな。まあこれの元ネタである橋本真也は紆余曲折の結果復帰したわけですが(苦笑)。「どこかでブレーキをかけてしまっている」自分のリミッターをはずして爆走できるか、それとも今までと同じ轍を踏んでしまうか。ここが安部ちゃん正念場です。 ・で、サンスポはロバさんなんですが、目標は「優勝と自己ベスト」ということでかなり目線は高いですね。コメントを見てる限り、栄光に安住して26分〜28分台を出していたわけではなく、本人もその不甲斐なさにフラストレーションがたまっていた模様。どうやらメンタル面については小生は勘違いしていたようです。後は「サラー症候群」だけが気になるところ。 ・ニッカンとスポニチでは、都道府県男子駅伝の記事で尾方くんをフィーチャーし、「いい感じでロンドンに向けての練習を始められる」とのコメントを紹介。また、徳本くんが出られなくなったのを受けて出場を自ら志願するあたりの男気にも好感度大です。ロンドンでは厳しい戦いが待っていますが、是非とも見せ場が作れるような走りを期待したいところですね。 ・また、橋尚子様は月末の徳之島合宿から始動ということですが、やはり春のメジャーマラソンには出る方向でいるみたいですね。さてさて、結局どこに出走することになるのでしょうか。 |
(2002.1.20)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):千葉ちゃん左すね痛め大阪出走は絶望的 ■全国都道府県対抗男子駅伝(1/20):福岡圧勝、やはり高校生次第かこの駅伝は ■選抜女子駅伝北九州大会(1/20):ダイハツ優勝、アンカー山中さんが決めた ・「千葉ちゃん左すね痛める、疲労骨折の疑いも」というショッキングなニュースに来週の楽しみが30%ほど減になってしまった今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ・疲労骨折でなければ、名古屋にスライドの可能性も十分なので、それはそれで面白いのですが、折角ここまできてこの故障は千葉ちゃんとしてはきついですよね、精神的に。 ・さてさて、ということで今日の大阪国際女子マラソンのコラムですが、産経が岡本さん、サンスポが松岡さんということであります。岡本さんについては「今回は一緒に先頭集団で走ってみたい」とのコメントは既に聞いているかたもおられるかも知れませんが、あらためて見ますと、やはり勝ちに来るという印象は薄いですよね。あくまで先を見据えた戦略の一環という感じがします。まあ練習次第で目線が上に行くかもしれませんから、これまた厩舎コメントに要注意というところでしょう。松岡さんの方は前日の産経とニュアンスはさほど変わらないので、特にコメントはないですが、2時間24分台には届かないだろうというのが今のところの印象ですかね。 ・さて、全国的には都道府県駅伝でしたが、福岡強かったですね。本命に推した愛知が見せ場なく敗れたのは残念でしたが。しかしまあ、順天堂の野口くんは相変わらず安定していますね。小生は(申し訳ないですが)中田ヒデ系の顔は苦手なので野口くんもちょっと苦手なんですが、それはそれとしてやっぱ強いですよね。彼の富士通での活躍が非常に楽しみなところですよ。思うに距離長くていいタイプでしょう彼は。アテネ戦線に間に合うと面白いんじゃないでしょうかね。 ・で、九州的には選抜女子駅伝北九州大会だったわけですが、ダイハツがアンカーで逆転優勝ということで、山中さんの株がさらに急騰ストップ高って感じですね。shibuはshibuで1区区間新なので、きっちり仕事はしたと思いますよ。高校の部では立命館宇治がリベンジを果たしましたので少しは溜飲を下げたんじゃないでしょうかね。 ・かんちゃんさんが掲示板で書いてくださったんですが、shibuのウェイトオーバーの原因は沖縄合宿時の地元名産菓子の食いすぎだということだそうですね。しかしまあ、 菓子だけで3kgも太るかshibu。 今の時期はしっかり食べる時期で、駅伝等はそこそこ走れればいいという考えであればそれはそれでナイスだと思いますよ。実際それなりには走ってますからね。よろしいんじゃないでしょうか。 ・千葉的には今日は千葉マリンハーフマラソンなはずなんですが、こちらの方はどうなったんだろう…。 ・あとは…、そうそう、ニューヨークの感想ですね。えーっと、男子ですが、ジファールの勝ちっぷり(2:07:43)は凄かったです。残りの5〜6kだけでコスゲイを1分30秒離しましたからね。前半スローだったんですが後半に入っての叩きあいは面白かったですよ。 ありゃあ宗茂氏が見たら泡吹いて倒れますね。 コスゲイ、ジファール、ロップが我先きにと先頭に立とうとする30kあたりのレース展開は見ててしびれましたよ。その中でも疲弊せずラストスパートの余力まで残していたジファール、こいつぁ強いわ。 ・で、女子なんですが、優勝(2:24:21)したオカヨ、結構いい走りですね。これも前半スローだったので価値的にはもう少し上積みした方がいいと思います。レース展開は、前半はラビットにペトロワ、オカヨと縦に並んで、残りの人は余りいい感じじゃなかったですね。ペースが落ちたらオカヨの後ろについたり、ペースが上がったら離されたりって感じだったんで。特にJチェプは全く見せ場がありませんでした。ザハロワもチェプケメイも優勝争いをすることなくオカヨのロングスパートの前になすすべありませんでした。というかザハロワは(いつもそうだが)かなり後ろからのレースだったんで、勝ち味に乏しいですよね。ゴール少し前まで2番手だったんですが、ゴール後嘔吐するほどのチェプケメイのスプリント力の前にかわされる始末で、ザハロワの高速都市マラソンでの限界をさらけ出した感じがしますね。もちろん、先頭集団が牽制するような展開になると後方から飛んできますので要注意なんですが。 |
(2002.1.19)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):今日のコラム、産経は永山さん、サンスポは千葉ちゃん ■全国都道府県対抗男子駅伝(1/20):正式オーダー決定、なんと高岡さん3区で急遽出走 ■選抜女子駅伝北九州大会(1/20):九州地区の方々は都道府県終わったらすぐRKBを見ましょう。レース自体は午前10時かららしいですが ・でまあ、大阪国際女子マラソンのコラムが、サンスポでもようやく始まりました。 ・そのサンスポはまずは千葉ちゃんからなんですが、残念ながら、食生活改善とか、2時間22〜23分を希望しているといった、みんなが知っている話の繰り返しでしたのでとてもつまらなかったです。 ・産経新聞は永山さん。去年の名古屋では「力を出し切った気がしない」そうで、それでもの2時間27分台はある意味自信につながっているんでしょう。レース経験を積むというのが今回のテーマだそうなので、どこまで仕上げているのかが実は読めない。これも厩舎コメント待ちですかね。 ・さてさて、全国的には明日は都道府県男子駅伝なんですが、正式オーダーも決まったようでございますね。 ・まず気づいたのが、 中馬くん走れるのか(驚)! ってことですね。あえて出るということは、もう問題ないということなんでしょうね。こんなところで無理する必要は全くないですもの。 ・あとは山口県チームで当初はエントリーされていなかった高岡さんを3区に起用してきたのは嬉しいですね。結構有力どころがオーダーに入ってこなかった分感激はひとしおです。 ・まあ詳しくは各自で見ていただくとして、とりあえず予想か…。検討してみた結果、1・3・5区と去年と同じオーダーで組めた愛知が連覇達成する可能性が高いのでは、と思い◎は愛知。以下○兵庫、▲福岡、△岐阜、×長野、×福島という感じにしておきましょう。見どころ等は…、すいません勉強不足なので書くと墓穴掘るのでやめときます(笑)。 ・それから九州的には明日は選抜女子駅伝北九州大会なわけですが、shibuのパフォーマンスが見れないのが何かと残念であります。また知人にビデオ録画を頼むのを忘れる始末だし…。 ・今日は去年のニューヨークシティマラソンを見てました。感想はまた後日にでも。 |
(2002.1.18)
(Today's Headline) ■大阪国際女子マラソン(1/27):今日の産経コラムは松岡さん、水曜には弘山さんが出てました ・ということで、大阪国際女子マラソンのコラム確認のため、職場で古新聞を見ましたところ、水曜には既に弘山さんのコラムが載っていたりしました^^; ・切れ掛かっていた弘山さんの気持ちを奮い立たせたのが、街の人の何気ない「応援しています、頑張ってください」という声援だったというのが浪花節的でいいかもれませんな。 ・っていうか、やっぱり直接言ってもらわないと実感がわかないんでしょうね。多くの人が応援してくれているのは間違いないところなんですけどね。…ということで結構今回弘山さん期待できるんじゃないかと。具体的にタイムがどうとかは厩舎コメントなどを見て判断したいところなんですが。 ・それから、今日の産経は松岡さんです。松岡さんといえば、高地トレの影響で先週の都道府県は精彩を欠きましたので気になるところですね。武冨監督は、「2時間25分を目標にしても、対応できると思う」とのことですが、それでは優勝争いにはちと届かないかな、という感じであります。うーん、今回は見送りかな。 ・世界に目を移してみますと、ポーラ・ラドクリフはまず3月に世界クロカンに出てから4月のロンドン、そして夏には7月末のコモンウェルス・ゲームスと8月初めのヨーロッパ選手権のトラック長距離を獲りにいくというスケジュールとのことで、ヨーロッパの夏は熱くて(暑くてじゃないよ)いいなあと思う次第。 ・また、ハリド・ハヌーシはRunners Worldのインタビューに答えてたりしますが、2月3日にあるプエルトリコのハーフマラソンで復帰するようですね。また、本人はチャンピオンシップで展開される速くないマラソンは自分向きじゃないということを認めていたりしますね。ロンドンはペースメーカー付きの世界選手権みたいなもんですから、ハヌーシにとっては名誉挽回のいいチャンスですが、故障から完全復活できるのかどうか、気になるところではあります。 |
(2002.1.17)
(Today's Headline) ■別大マラソン(2/3):招待選手明らかに。持ちタイムだけ見ればかなり豪華 ■大阪国際女子マラソン(1/27):今日の産経コラムは小幡さん ・日本陸連サイトでは、今日は別大マラソンの記者発表資料を公開しております。いやあ、結構頑張ってますよ。昨日ご指摘メールをしたらすぐ返事返ってきましたし、事務方はしっかりしてます。後は幹部連の意識をどうするかだね(笑)。 ・しかしまあ、犬伏さんをはじめ6分台の持ちタイム選手が3人来ましたんで見た目は豪華になりました。でも、中身はどうかな? もうダコスタなんか呼ぶなとか思ってるんですが。やる気あんのかあいつは。ねえ? ・犬伏さんもアジア大会を考えないローテーションでここに来たらしいですが、よろしいんじゃないですか。プレッシャーも少ないでしょうし、もう一度立て直してもらえればよろしんじゃないでしょうか。 ・正直言って招待選手のメンツは決定的に若さが欠けているので、一般参加の若武者の爆走を期待します。無理かもしれませんが。 ・さて、そろそろ大阪国際女子マラソンのコラムが始まってるだろうと産経新聞を買ってみましたら、小幡さんのコラムが載っておりましたですね。逆に、「既にコラムは始まっていたのかも」、と思うとちょっと焦ってしまいますが。明日職場で古新聞でもチェックするか(苦笑)。 ・しかし小幡さん、「新しい会社が見つからなくても、海外のレースで稼ぎながら生活する方法がある」という気持ちの持ち方は強いですね。プロ根性の塊みたいな、そんな感じ。あれだけの粘りの源泉はこういった気持ちの強さ、折れない心ということなんでしょうな。正直言って今回は勝ち負けに加われるとは思いませんが、それでも意地を見せてほしいと切に思います。少しメンツが落ちる海外のレースとかだったらばきばき勝てるんでしょうけどね…。 |
(2002.1.16)
(Today's Headline) ■朝日駅伝(1/14):NEC初優勝、永田くんも復調の兆し ■今日リーフの一押しはシモンさん似 ■千葉国際クロスカントリー(1/26):福士、藤永新世代抗争クロカン編 ■横浜国際女子駅伝(2/24):最強布陣もロシアに勝てるのか ・日本陸連サイトでは千葉クロカンと横浜国際女子駅伝の記者発表資料を公開しているのでダウンロードしてみてください。ただ、tiff形式の画像ファイル、千葉クロカンと駅伝が逆に格納されておりました(メールでご指摘差し上げましたが)のでご注意を。 ・それによりますとまず千葉クロカン、女子の8000mでは、市川さん、藤永さん、福士さん、岩本さん、橋本さんといったなかなかの良いメンツ。恵寿多も出ます。男子の12000mでは関西魂・藤原くんも出るので楽しみですね。 ・それから横浜国際女子駅伝ですが、日本チームは坂下さん、小崎さん、川島(亜)さん、山中さん、shibu、藤永さん、福士さんと新世代呉越同舟でロシアに挑むって感じでしょうか。しかし気になるのはこの「メダリストチーム」。ドーレさんが見られるのは嬉しいですよね。浅利さんも走ってくれたらそれはそれで嬉しい。でもやはりツル、リベイロといったあたりがある程度実力見せてくれないとね。土佐さんもロンドン前のひとたたきでのんびり走ってもらえればと。 ・で、九州方面以外の方には少しなじみの薄い朝日駅伝なんですが、14日に行われておりましたのでちょっとだけ触れておきましょう。 ・しかし、こういう約100kの駅伝はニューイヤー以前に経験済みだったんですね実は。しかしカネボウ3位、旭化成4位という結果を見ると、ニューイヤーでの不振は単なる戦力の相対的低下という気がしてまいりましたですね。 ・でまあ、区間記録などもちらちら見てみますと、永田宏一郎くんが高岡さんよりも区間記録がよかったりしたので、日曜の都道府県対抗ではそこそこいい走りができるのかなあと期待しているところです。 ・さてさて、昨日掲示板で書きましたように、去年の世界ハーフ他いくつかのレースのビデオを入手いたしました。とりあえずゲブレセラシエとラドクリフの今春マラソンデビューの期待度がどれくらいのものか世界ハーフを観戦した次第。 ・で、感想。 …だめだこりゃ(いかりや長介風)。 特にゲブレセラシエは…。あれでは25〜30kでぱたっと脚が止まるイメージばっかり浮かびます。ラドクリフはそれほどひどくはないような気もしますが、少しバランスが悪いのかなあ、などと思ってしまいました。どちらかの脚だけダメージが来そうな、なんかそんな印象。ともあれ、週末にでも1万mを走るフォームと比較しようかなあと思ったりしてます。 ・それから、我らが野口さんの印象ですが、相変わらず先頭引っ張りまくりで心地いいですね。でもやっぱりレースの残り3分の1で列強がエンジン全開になったらハーフでは歯が立ちませんな。世界ハーフの感じではそんなに跳ねる印象はないですね。フルマラソンのペースだともっと地に脚がついた走りができたりするのかしら。そこら辺は希望が持てるところですよね。 ・ラドクリフも終盤凄い形相で走っておりまして、勝負がついた状況でここまで追い込むのか、と少し感嘆したのは事実。まあ、それくらいしないと66分台は出ないということなんでしょう。 ・それから野口さんのゴール後、画面が5位の選手を映し出したのですが、 おー! こいつ誰よ? って感じで(笑)。走るフォームがシモンさん似で凄くバランスがいい。おい、これ誰や!ってんで最初からビデオ見たら、もう6〜7kくらいで先頭集団から置いていかれてるわけですわ。でもゴール前あの力強い走りができて68分台を出してきた。しかもあの下半身のバランス。こりゃあ、フルマラソンやらせたら面白いことになるんちゃうかと思いました。 ラトビアのJelena Prokopcukaっていいます。 1976年生まれの25歳。168センチ51キロという恵まれた体格にあの下半身のバランスの良さ(上半身はちょっと動きが多いかな)。夫はマラソンのラトビア最高記録を持っているようです。5000mのベストは既に14分台、1万mも31分台前半の記録があります。シドニーでは5000m9位、1万m19位(弘山さんの1つ前、ということですな)らしいですが、シドニー五輪のトラックのビデオを紛失してしまったようで確認できないのが残念です。 ・ということで、来年の大阪あたりに招聘してくれないかなあ、などと思ったりするのですが。 |
(2002.1.14)
(Today's Headline) ■全国都道府県対抗女子駅伝(1/13):京都快勝、そしてそれぞれの一年が始まる… ■土佐さん陣営、ロンドンマラソン出走に向け交渉中 ・ということで、結果の方は既にご存知あろう全国都道府県対抗女子駅伝。記録はNHKのサイトやJAICのサイトに行って見てもらえればと思います。 ・まず、大阪国際女子マラソンへ向けた関係では、9区に何名か出走しておりましたが、 永山育美(デンソー) 32:30 5位 黒澤奈美(四国電力) 32:41 7位タイ 前田明香(ラララ) 33:10 12位タイ 松岡理恵(天満屋) 34:51 38位 という感じになっておりまして、ちょっと高地トレで疲労が蓄積してるにしても松岡さんの結果はよろしくなく、大阪へ向けては赤信号という印象が。永山さん、黒澤さんあたりはマラソン練習が積めているのでしたらなかなかよろしいのではないでしょうか。ともあれ、あと2週間でしっかり仕上げてもらいたいところ。 ・さてさて、注目の新世代抗争ですが、この1区でも山中美和子さん(ダイハツ)がきちっと「天才少女完全復活」をアピールきており、さらに新世代抗争バトルロイヤルに拍車がかかってきました。まあこの距離ならshibuには負けられないといったところでしょうね。ハーフにも適応しましたし、行きたがるその性格は我らが野口さんとかなり似ておりますね。山中さんと野口さんを同じレースで走らせたら両方とも序盤から飛ばしすぎて逃げ潰れるのかなあ、とかいろいろ想像も膨らんだりしまですね。 ・その山中さんについてはダイハツ陣営、来年にはマラソンチャレンジということですが、 「器は浅利さんより数段上」 ってこのご時世で浅利さん以下の器なら世界にかすりもしないのでは…。小生としては、距離伸びてどうか、という疑念をまだ少し持っているのですけど、そのあたりはいかがでしょうか。 ・それから、1区で好走した川上さん、今年はトラック路線だそうですが、アテネはマラソンで狙うと宣言。しかしデビュー戦からの変わり身がないと非常に厳しいでっせ。頑張ってほしいですね。 ・で、shibuについてですが、なんか重そうでしたよね。それでも本人いわく「先週に比べると大分まし」ということでしたが「スピードの切り替えが出来なかった、全然ダメ」ともあり、悔しさ一杯ってところでしょう。20日の北九州駅伝に出て昆明で合宿、そして2月の横浜国際女子駅伝というローテーションだそうですが、「30分台狙う」と理想もまあ高いのでよしとしましょう。 ・藤永さんは9区で区間3位ながらも「大学生は実業団より甘いと思う」と掲示板でいしいさんがおっしゃってくださったことをそのまま自覚したコメントを出して反省するあたり危機感は十分持ってるんでしょう。後は焦って空回りしないよう願いたいところ。トップアスリートとしての人生はまだ10年は残ってるんですからね。 ・そうそう、我らが高仲さんについては、出だしいいところにつけて見せ場を作ってくれ、区間11位とまずまずな結果を出してくれたので、今回はこれで十分だと思っています。春のトラック、そしてハーフ戦線でさらなる飛躍を期待したいところです。 ・それから、土佐さんのロンドン出走話は、既にかんちゃんさんが大晦日に掲示板に書いてくださったように既定路線だから、別にびっくりしてないっすよね? ・あ、それからロンドンマラソンといえば、 去年はBSフジでロンドンマラソンを放映してた という話をよく聞くので、当時BSデジタル軽視していた小生としては全くノーケアだったためそこらへん正直、申し訳ないと思っている次第であることをご了承賜りたく。で、今年は土佐さんが出るんだったらTBSがやるんかね(BSデジタルでも当然OK)? |
(2002.1.13朝)
(Today's Headline) ■全国都道府県対抗女子駅伝(1/13):shibu「最後のふるさと出場」にマジモードか ・朝はばたばたと京都新聞を買いに遠出しましたので、今から急いで書かなくては。 ・ということで、全国都道府県対抗女子駅伝関係の今朝の記事としては、まず福士さんはどうも京都新聞の写真を見る限り今のところ茶髪のままであり、なおかつ今回が最後のちょんまげと宣言しているので、結局あんまりイメチェンした状態ではなさそう(小生結局ウソばっかり書いていた状況なので謝罪したいと思います。どうもすいません)なのですが、そういうことよりも、区間新を出すと監督にも宣言しているようで、夢の30分台への期待が俄然高まってきた感じ。 ・shibuはshibuで、「周りを意識せずいい流れで入りたい」「最初から行く」と牽制なしのガチンコ勝負を挑む模様。今回が最後のふるさと出場ということもあり、かなりマジモードです。宮崎女子ロードからウェイトを2.5kg絞って臨戦態勢は整った模様。これまた夢の18分台へ驀進する可能性もかなりあるのでは。 ・サンスポはやはり大阪国際をにらんだ記事構成で、松岡理恵さんを大きく取り上げました。しかし大阪への調整過程(昆明での高地合宿直後)ということで好走は期待しにくいですが、それでも大阪への手ごたえが残る走りにはしてほしいですね。 ・まあそういうことで、京都近辺じゃない人は京都新聞のサイトのスポーツ欄で記事を確認してほしいです。では。 |
(2002.1.12)
(Today's Headline) ■全国都道府県対抗女子駅伝(1/13):正式オーダー発表!shibu念願の1区確定 ・ということで、全国都道府県対抗女子駅伝の正式オーダーも発表されました。概ね予想オーダーどおりって感じですが、変わってる部分もありますのでもう一度見てみましょう。表形式のオーダーの方が見やすいと思われる方はこちらのオーダー表もよろしいかと。 ・まずは優勝候補大大本命の京都ですが、中学生以外は予想オーダーそのままという盤石の布陣。1区小崎、2区田村、9区福士とエース級を揃え、進境著しい原裕美子さんが5区、高校生は3人とも立命館宇治と隙がありません。これなら中学生ものびのび走れて全てがいい方に回っていくでしょう。ひとつ歯車が狂っても「福士さんが何とかしてくれる」という余裕は負の連鎖を招くこともなく、快勝というシナリオが99%ですね。 ・今年はなかなか強力だと思った大阪ですが、岩本さんがメンバー漏れして若干パワーダウン。入賞争いまでってところでしょうかね。 ・千葉は予想とは1区と9区を入れ替え、1区羽鳥さん、9区吉田さんと。吉田香織さんもちょっと最近目立ててないのでここらで区間賞あたりを狙っていきたいものですね。 ・広島は小鳥田さんを1区に持ってきて勝負をかけてきましたね。デオデオ勢が4人チームを固めてますのでまあ今年も入賞の可能性は高そうです。天満屋4人の岡山も頑張って欲しいですね。 ・愛知は、加藤あすかさんを1区にもってきました。2区川島(真)、9川島(亜)と強力な川島姉妹の3本柱で上位に食い込むこと間違いなしか。 ・長崎は予想オーダーどおり藤永さんが9区、諫早高の4人で上位に戦いを挑むという構図。 ・今年は川上さんがいる熊本は、ラララ3人の意地もあるでしょうし、上位進出の可能性は大。 ・栃木もshibu、和氣と社会人で波に乗ってアンカー赤羽さんまでの間を粘ると入賞も見えてきそうですね。 ・それから、高橋千恵美さんが予想オーダーから一転メンバー落ちしたのは残念ですね。 ・…チーム別に見ていくのがつらくなってきたので(笑)、今度は区間別にみてみましょう。 ・もちろん注目は1区。志願の1区起用でshibu(栃木)がどんなパフォーマンスを見せてくれるか。先週の時点で3kg体重オーバーですが、志願する以上はそれに見合った仕上げをしていると期待したいところです。川上さん(熊本)はじめ、強力なメンツが揃っていますが、ここで「あんたたちなんかノー眼中」とばかりにスタートからぶっ飛ばして行っていただくと結構気分爽快なんですがいかがでしょう。年末年始のハーフ戦線を盛り上げた山中さん(奈良)や我らが高仲さん(茨城)も1区におりますのでshibuとのガチンコ勝負が見ものです。それから、真鍋姉妹対決が実現したのも面白いですね。全日本実業団駅伝の1区区間賞をとった橋本さん(大阪)も虎視眈々。この他にも注目選手が一杯おりますですね。那須川さん(岩手)、高橋教子さん(秋田)、加藤あすかさん(愛知)、小崎まりさん(京都)、小鳥田さん(広島)、山本奈美江さん(山口)とかいろいろとね。 ・で、9区。やはり福士さん(京都)ですね。成人式前日ということで既に髪の毛は成人式モード(黒髪)になっていると思われますが、結局のところどんなヘアースタイルになったのか見てみたいです。走りはほっといてもちゃんと走るでしょう(笑)。9区対決はレース後のタイム比較になってしまうケースが殆どですので残念ですが、赤羽さん(栃木)、吉田香織さん(千葉)、田中めぐみさん(埼玉)、川島亜希子さん(愛知)、永山さん(三重)、大越さん(大阪)、松岡理恵さん(岡山)、黒澤奈美さん(愛媛)、片渕さん(佐賀)、藤永さん(長崎)、新田さん(鹿児島)といった感じで結構面白そう。まあ区間賞は福士さんで決まりでしょうが(笑)。 ・とりあえず予想もしときますと、◎京都は問題ないとして、後はそうですねえ、高校生のことも少し加味して、○千葉、▲愛知、△長崎、×熊本、×広島としておきましょうか。 |
(2002.1.10)
(Today's Headline) ■全国都道府県対抗男子駅伝(1/20):エントリー選手発表!しかしあまりぴんとこない… ・ということでサンスポサイトを見てたら、全国都道府県対抗駅伝のエントリー選手が載ってたのですが、いきなり気づいたのが、 あ! 広島チームに徳本くんの名が! ということなんですが、故障で明らかに走れないのにそれでもチームの一員として迎えたいということか広島チーム。学生生活最後の駅伝をあんな形で終わらせてやりたくないという男気か、それとも徳本くんがあえて自らサポートに回らせてくれと直訴したか、単に変更する時間がなかったのか、真相はわかりませんが、とりあえず某掲示板方面にとっては格好のネタなんでしょう(苦笑)。 ・次に探したのが伊藤健太郎くんだったのですが、残念ながらメンバーには入ってませんでした。つまらんのう。あとはざーっと見てみましたが、大学生の方は野口くんとか関西魂藤原くんとか揖斐くんとかその他諸々きてくれていいと思うんですが、社会人はどうしても勉強不足のためぴんとくる人少なくなりますね。永田宏一郎くんがいますがニューイヤーの状態みたらまだまだ本調子じゃないし。あ、油谷くん、家谷くん、早田さんあたりはちょいと見たいですね。清水昭くんも出るので、がんばってほしいです。 ・日本陸連サイトにも発表資料が早速出ておりますので詳しくはそちらのほうがよろしいかと。 ・なんか京都新聞では駅伝がらみで田村育子さんのことが書いてありまして、宮崎女子ロードは10kで止まるつもりだったんですってね。給水を取ってみたいのでもうちょっと走ったら結局ゴールまでいっちゃったと。それで71分32秒出される世界ですか。ベテランには住みにくい世の中になりました。 |
(2002.1.9)
(Today's Headline) ■全国都道府県対抗女子駅伝(1/13):早くも記者発表!予想オーダーによるとshibu1区、福士9区 ・寺田さんのサイトでは、宮崎女子ロードの5kラップを掲載してくださり、感涙に咽ぶ小生です。ほんまに知りたかったんですよ。プロフェッショナルの鑑ですよ。 ・で、宮崎女子ロードの高低図はこうなっておりまして、スタートから5kが緩やかな下り、10kから15kに登り基調のアップダウンといった特徴があるとひとことで申し上げられますね。そういうのを加味しつつ、5kラップを眺めるとより面白さが増すでしょう。 ・小生的には、15k以降に目立ってペースがあがっているように見受けられたshibuに対して、結構好印象をもっているのですが。3kgオーバーであがりをきちんとこなしてるわけですからね。前半は楽めに行ってたんじゃねーのかおい(笑)。 ・さらに、高仲さんの10kから15kの間のラップがトップであることを見て、さらに高仲さんのフルマラソンのデビューが待ち遠しくなりました。その楽しみは何年か先に置いておくとして、実現もそう遠くないところでは、札幌国際ハーフの最後の坂をどう登ってくるか見てみたいものです。 ・さて、最近頑張っていると評判の日本陸連サイトですが、全国都道府県対抗女子駅伝の記者発表資料を掲載しております。 ・そこにはあくまで「予想」ですがオーダー表が載ってるので要チェックですぜ。 ・注目はやはり1区。shibuの熱意に免じて栃木の1区はshibu。ふと目を上にやりますとそこには我らが高仲さんの名前もびしっと載ってたりするわけです。川上さんや吉田香織さん、山中美和子さん、松岡理恵さん、黒澤さん等などの名前も1区に予想されています。超激戦やね。藤永さんの予想が9区なのはすごく残念。藤永さんといえばやはり京都での1区がよく似合いますからね。 ・しかし愛知の川島シスターズの1・2区、京都の小崎・田村の1・2区、大阪の岩本・橋本の日本生命1・2区などを見てると強烈なところはやっぱ強烈な布陣組んでますな。京都はこれにアンカー福士さんて国際千葉駅伝の日本チームみたいですわほんま。今回はアンカーを独走する、美容院に駆け込んで黒髪に戻した新・福士加代子のお披露目大会になりそうですね。 ・山口さんは補欠にまわりそうということでちょっと残念。あ、土佐さんは結局メンバーに入ってないや。これまた残念だなあ。 ・今日は世界のニュースを書こうと思ってたんだけど、都道府県の記者発表資料のおかげでふっとびました(笑)。そちらは明日以降ということで。 |
(2002.1.7)
(Today's Headline) ■宮崎女子ロード(1/6):大阪、名古屋、そして年末の全日本実業団女子駅伝がどうなるか考えてみましょう ・ということで、宮崎女子ロードの報道ぶりを見極めようと今日は小生結構うきうきしておりました。 ・まず全結果についてはこちらをご覧下さい。 ・それから、福士さん最後のちょんまげ姿を目に焼き付けていただきたく。 ・でまあ、中日スポーツによりますと、どうも野口さんは昨日は意識はしたものの結局跳ねる走法で行ってしまったようで、まあそれでも調整なし(ニッカンスポーツ曰く)だった割には最初の5kを15分43秒で突っ込むなど、とりあえず全力を出そうという姿勢が見えてきますですね。 ・藤田監督は野口さんの良さを生かすにはこのままで構わないんだという姿勢でおりますが、ロルーペ先生みたいに42kもてばそれはそれで必殺技ではあると小生も理解しています。ただ、それだと4年後くらいにバネがなくなったりしたら無残なんでね、ちょっと複雑な気持ちなんですよ。 ・それから藤田監督によりますと、真木師匠との比較論でいけば距離適性は野口さんの方が断然上ということで、名将の言うことを信頼して名古屋を希望をもって待ち続けたいところです。そんな野口さん、9日から早くも昆明合宿に入るようで、是非故障なく乗り切って日本に帰ってきて欲しいところですね。 ・さて、大阪国際をしきるサンスポ(関西だけか?)はやはり大阪との関連で弘山さんを大きく取り上げました。弘山さん陣営は手ごたえを感じているようですね。徐々に気合いものってきているようで、うまく3週間後にピークを持っていければなかなか面白いのではないかと思いますですよ。 ・小幡さんも71分52秒で持ってきているんでですね、自己ベストに近いところまで今回戻せるんじゃないかと、密かに期待してたりもしています。安部ちゃんも71分39秒は自己ベスト(だよね)ということで、大阪で久々の自己ベストを期待しちゃったりしてもよろしいのでは。 ・で、小生が久方ぶりに心躍らせる存在として注目する高仲さんの記事はあるのかと見てみましたが、メジャースポーツ紙では報知の「原さんジュニア日本最高」のおまけで女子長距離界のホープとして認めてくれたくらいで非常に寂しい限りです。ていうか、ジュニアって年内に20歳にならない人じゃなかったですか?だったら原さんもうジュニアじゃないじゃん(笑)。 ・宮崎日日新聞では、高仲さんがずっと座骨神経痛等の故障に悩まされてきたということもわかりました。今回は走る喜びを最大限に表現したということですね。とりあえず、次の日曜も爆発させて欲しいです。頼みまっせ。 ・さあ、最後はshibuでありますが、年末年始の合宿の効果もどこへやら、本人いわく「正月遊びすぎた」の3kgオーバーで出走ということで、その点を考慮すればやはり及第点でいいかなと思いました。 ・しかしshibu、 (徳本さんから)「電話で『渋井さんもマスコミにしっかりこたえないけんよ』と言われたので今年は心を入れ替えて、しっかり話します」 とこの時期にこのコメントは寒すぎるだろ。それを載せる報知も報知だし、戯言に書く小生も小生だ(苦笑)。 |
(2002.1.6)
(Today's Headline) ■宮崎女子ロード(1/6):高仲未来恵さん大ブレイク!次世代抗争さらに激化 ・ということで、宮崎女子ロードは上位陣の結果がわかりましたですね。主な結果は以下のとおりです。なお、5kの部では福士さんが大会新で快勝しておりますですね。 優勝 野口みずき(グローバリー) 68:22 2位 高仲未来恵(京セラ) 68:32 3位 原 裕美子(京セラ) 69:28 4位 真鍋裕子(四国電力) 69:50 5位 渋井陽子(三井住友海上) 70:09 8位 弘山晴美(資生堂) 70:29 ・JUNさんが掲示板で教えてくださった情報によると、野口さんは跳ねないマラソン向けの走法を意識して走るようなことをコメントしているらしく(関西のニッカンスポーツには載ってなかったのです)、本当にマラソン向け走法で走ったのかどうかというところが知りたくてやきもきしておるところです。明日のスポーツ紙には少しはそのあたりが触れられていることを祈りたいものです。とにかくですね、マラソン向け跳ねない走法で今日のタイムであれば、野口さんの名古屋デビューは非常に期待が持てます。いきなりの22分台もありうべしです。風がなければね。 ・shibuは調整をして臨んだわけではないわりにはしっかり70分で走ってきておりますし、弘山さんも勉コーチの「気合のりがいまひとつ」というわりにはこれまたしっかり70分台でカバーしているということで、ともに及第点はつけられると思います。弘山さんとしては、大阪のスタートラインで気合がのっていればそれでいいと思いますので、ぴしっと調整してきて欲しいですね。 ・今日はそれよりもですね、声を大にして言いたいのは、 高仲未来恵さん大ブレイク っちゅうことですよ。小生大急ぎでいろいろ調べました。まず、神戸女子選抜長距離では1万mに出走して弘山さんばかりが目立つ中3位。タイムは32:23:00でしたから目立つものではありませんが、もし例年どおり小生が見に行ってましたら、結構プッシュしてたでしょうね。その時に今日の一押しとして紹介できなかったことが非常に残念です。 ・なぜ高仲さんをプッシュするか。それは、淡路島女子駅伝と全日本女子ハーフでの走りをビデオチェックしてみましたところ、 これまたバランスがすごくいい んですよ。跳ねないし、軸もぶれない。こりゃあハーフでこれだけ走れたらフルマラソンはもっと走れますよ。それから、全日本女子ハーフでは71分06秒で7位だったわけですが、この短期間で一気に68分台までもってきたのも驚愕です。また、身長も164cmと申し分ないですね。1980年10月生まれの21歳というのも将来が楽しみです。まさにshibu、野口さん、福士さん、藤永さんといった新世代抗争に殴りこみをかける強烈な宣戦布告であります。京都新聞によると来週の都道府県対抗女子駅伝には茨城チームの1区で出場が濃厚のようですが、短い距離でどこまでのパフォーマンスを見せられるか、全国ネットでアピールできるかが勝負ですね。あとは故障しないように祈るばかりです。 ・ということで、日本女子長距離界に大きな収穫ありということで、小生ご満悦の午後のひとときでした。 |
(2002.1.3)
(Today's Headline) ■全日本実業団駅伝(1/1):とりあえず少し復習 ■箱根駅伝・復路(1/3):終わってみれば駒沢快勝 ■宮崎女子ロード(1/6):毎度のことながら豪華メンバーエントリー、大阪への前哨戦 ・7区終了時点で小生の予想の1位から5位がそのまま並んだときは結構嬉しかったものの、順天堂と中央はやっぱり底力あるよなあと感嘆する今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか。 ・ということで箱根駅伝復路は駒沢の独壇場となりましたですね。順天堂も復路は4年生抜きとなったのでもっと苦戦するかと思いましたがかなり健闘したんじゃないでしょうか。これで次回も上位で闘えそうな感じ。早稲田もいい人材が育ってるようですので次回は面白くなるんじゃないでしょうか。 ・さてさて、今朝の毎日新聞からニューイヤー駅伝の復習でもしときますと、中国電力は来年はさらに厳しくなるという見解を持っているようで、また、今回については例年のような風さえあれば五十嵐選手の持ち味が生きてきたのにと。そこらへんはやはりマラソンで結果を出している選手が多い中国電力としてはタフネスぶりが活かせる気象条件の方がいいということですな。しっかり押さえて次回への予想に役立てたいです。 ・旭化成陣営は「悪くても5〜6位」の皮算用がもろくも崩れ去ってしまったわけですが、確かにかんちゃんさんが掲示板でいうように100kになってからかつての強豪が振るわない感じですよね。100kになる前は10kも走らない区間が2つあったりしましたが、今はどの区間も10kは走らないといけませんからね。そういうあたりも箱根経験者が台頭してくる要因なんでしょうね。 ・日清食品はメンバー数人が風邪で体調を崩した影響もあったようですね。徳本、神屋両君が加入する次回はコニカにどこまで迫れるでしょうか。 ・コニカといえば、これまたかんちゃんさんが掲示板で紹介してくださったコニカのサイト。こりゃいいですね。ここまでしっかりした作りをしてもらえると非常に嬉しいですよね。特に今後の出場予定レースなんかを書いてくださるのは非常に嬉しいです(ということは、すでにびわ湖参戦計画もわかっていたことなんですね…)。 ・それから、またまたかんちゃんさんが掲示板で教えてくれた宮崎女子ロードの参戦メンバーでありますが、素晴らしいですね。走り初めというにはあまりにも豪華。個々についてコメントしきれないほどのメンツであります。全国ネットで放送するに値するグレードのレースなんですけどね。東京ハーフがだめになった分フジテレビ(系)がこれ中継してくれたら嬉しいと思うんですが。 ・とりあえず弘山さんには大阪への期待感を持たせるためには最悪でも70分を切ってきてほしいし、shibuについてもレベルアップをしたところをみせてほしいところ。で、問題は我らが野口さん。映像が見れないので検証はできませんが、 是非マラソンで走るつもりのフォームで走ってほしい と思います。いや、淡路島あたりから特に跳ねる走法が目に付き始めたんで、結構心配してるんですね。市川さんと同じ感じになってしまうのではないかという不安が日に日に増大してきているのですよ。 ・あとはグローバリーの選手も大挙して参戦するので、ここで長距離へのポテンシャルを見せていただくと、今年の全日本はさらに上位を狙えるという目処もたつかなあと思ったりもしますですね。 |
(2002.1.2)
(Today's Headline) ■全日本実業団駅伝(1/1):坪田くん爆走、コニカ底力見せつけ連覇 ■箱根駅伝・往路(1/2):混戦を制したのは安定感抜群の神奈川大 ・全日本実業団駅伝は、5区に入ったところでもう中国電力の逃げ切りだとばかり思っていてうはうは顔だったのですが、坪田くんの爆走&松宮兄弟の着実な走りで結局はコニカが勝ってしまいましたね。小生の心配など全くの杞憂だったわけで、やっぱ強かったということですね。天晴れ、坪田くん。 ・一方、富士通はビッグネームが完調じゃないとは言われていましたが、あそこまで悪いとは思わなかったのでした。中国電力は鬼に金棒がなかったことが結局は敗因となったわけですが、駅伝だけ活躍する人入れても小生としてはつまらない(やっぱりハーフもフルマラソンも走ってほしい)ので、これはこれでいいと思いますが。 ・マラソンといえば、番組中に、コニカチームはみんなでびわ湖に参戦するということが明らかとなりましたですね。小生としては特に坪田くんのマラソンでのポテンシャルを見てみたいと思うことしきり。フォームもいいんで、距離伸びてよしなんじゃないかしらと思ってるのね。まあ、マラソン練習も特に積んでないでしょうからいきなりは無理だとは思ってますが、それでも2時間15分くらいで帰ってきてくれれば将来面白いかなあと。 ・でまあ、2日ということですから箱根駅伝の往路も既に終了しているわけですが、なかなか楽しめましたよね、往路。徳本くんについてはまあなんとも申し上げにくいのですが、2年前に自らが合宿中に吐かれた「ちょっとくらい無理したって故障なんかせんわい」という言葉が自らに跳ね返ってきたと捉えて、身体のケアはやはり大事だという認識のもと、日清食品でも頑張って欲しいところです。 ・と進路の話が出たところで、主だった企業について、どういう人材が行くか(報知による)を見てみますと、 コニカ:高橋正仁(駒大)、前田和之(亜大) 日清食品:神屋伸行(駒大)、徳本一善(法大) 富士通:野口英盛(順大)、花田俊輔(中大)、金子宣隆(大東大)、城戸口直樹(日体大) 中国電力:新井広憲(早大) トヨタ自動車:岩水嘉孝(順大)、坂井隆則(順大)、中崎幸伸(帝京大)、片岡宏昭(亜大) NEC:奥田真一郎(順大)、相馬雄太(神奈川大)、秋山羊一郎(大東大)、和田正人(日大) エスビー食品:揖斐祐治(駒大)、原田正彦(早大) てな感じですが、誰がブレイクしてくるのか楽しみであります。 ・さてさて、今日の箱根に話を戻しますれば、昨日たてた予想からさほどずれることなくまずまずの滑り出しということで、ニューイヤーの大惨敗にへこんでいた小生、少し元気を取り戻しています。神屋くんがへばった時はどうなるかと思いましたけど^^; 藤原くんも精彩を欠きましたよね。少し意外でした。意外といえば今回は意外なことだらけともいえますが。 ・さて、復路への展望ですが、まず駒大はまだまだ揖斐くんをはじめとしてカードが豊富に残ってますから、独走態勢になるのは時間の問題でしょう。早稲田はここまでは期待どおりの展開で、復路も是非粘って欲しいと思う次第です。順大は、岩水くん以外のカードを全て使い切ってなお駒大の後ろですからかなり厳しくなりましたよね。神奈川大は駒大の猛攻をどこまで耐えることができるか。大東大はやはり金子くんっすね。みなさん寝坊して見逃さないように。 |
(2002.1.1朝)
(Today's Headline) ■全日本実業団駅伝(1/1):「初笑い」はどのチームに ■箱根駅伝(1/2・3):駒沢はともかく、上位陣の予想は難しいですね ■橋尚子様、春メジャー参戦を表明、ただし60%仕上げで出場 ■藤田あっくん、東亜マラソン参戦の意向を正式表明 ・ということで、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 ・一年の計は元旦にありということで、ふと目標などを考えてみますれば、やはり少し前に書きました「整理整頓」を旨とし、逐一データを頭に叩き込み、駅伝などの多人数の選手が出た時にもあわてず戦力分析ができるようなれればいいなあとは思うのですが、さてどこまでやれることやら。今春の春メジャーシーズンには仕事でサイトどころではないのも痛いですし、下手したら夏ぐらいから海外に飛ばされるかも知れませんし。うーん。 ・さて、まずは全日本実業団駅伝なのですが、今日の朝刊には大したコメントが載ってなくてあまり参考になりませんでした。もう昨日の戯言に書いたおぼろげな印象と、現実との乖離を楽しむことにしましょう。 ・そして箱根ですが、報知なんかでは見開きで見所などを載せてくれてるのでありがたいですが、特にコメント等が載っているわけでもなく、明日は休刊日ということもあり情報も乏しい中考えんといかんのが辛いです。まあ、ずっと掲載されていた戦力分析コラムをあえて読まなかった小生がいまさら何をいうのかという感じですが(苦笑)。 ・まあTAKAさんとこの予想大会の兼ね合いもあって、既におぼろげな予想をしてみたのですが(結局あまり研究する時間がとれなかったのが残念)。 ・その、まず駒大強いなあと。どうすりゃ負けるかなあと考えていたのですが、ブレーキもあまりなさそうなイメージがありまして、もう往路・復路完全優勝しちゃうんじゃないかと。そういうイメージで。 ・で、他の上位陣についてはもう一長一短という感じで、結局以下のような予想に。 優勝 駒沢大学(7区の揖斐で勝負あり) 2位 大東文化大学(前回同様山で勢いに乗る) 3位 早稲田大学(ニューイヤーの中国電力佐藤・梅木の活躍にも発奮) 4位 順天堂大学(岩水問題で往路から気負い) 5位 神奈川大学(堅実に上位キープ) 6位 山梨学院大学(カリウキ脚にきて轟沈) 7位 中央大学(序盤伸びず藤原くんの持ち味生かせず) 8位 法政大学(序盤のリードで何とか粘りこみ) 9位 日本体育大学(10区で帝京を逆転) ・印的にも上から順に◎○▲△××ということで理解していただけたらと。いやあ、早稲田ここらで一発やってほしいですね。「駅伝は掛け算」と最近小生も少年マガジンの漫画で覚えましたから(笑)。 ・さて、日刊スポーツ(今のところ紙の方のみ)には橋尚子様、6割の仕上がり状態で春メジャーに出て、どのくらい走れるのか早くもアテネ五輪に向けてのデータ収集を図る模様。ここらへんは策士か小出さん。状態チェックをするのなら、 ロンドンで他の一線級とがちんこバトルがベストと思ってるのですがいかがでしょう。 土佐さんとの再戦も見られることになりますから嬉しいし、 何より間違いなく日本でロンドンマラソンが生中継で放送される(小生は仕事のため見られないだろうけど)ことになりますからね。 ・で、藤田あっくんの東亜マラソン参戦は本当だったと。 ・ということで、正月から忙しい毎日で、とても嬉しいですよ。じゃ。 |